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今日は生き残れたが、明日はきっと落ちると思う。
タイガか俺の二択が蔓延したらどっちにしたって、な。
例え俺が先に行ってしまっても、相棒の事は忘れない。
見守ってるぜ。
………それと。
[暫くだんまりした後、意を決したように]
俺は君が好きだよ、フレディ。
相棒としても……友達としても………。
一人の、女の子としても。
[本気で好きな人に────。
そう言われた時、言い出せなかった臆病な自分。
ここからいなくなる前に、後悔しないように告げて]
君と離れ離れになってしまうこんな絆………本当に要らなかった。
[ぼそりと呟いた声は、彼女の耳に届いたか届かなかったか。**]
相棒のおにーさん!生き残ってた!良かった!
[ほっと息を吐いて駆け寄っていく]
うん、でも、そうだね……
相棒のおにーさんの絆相手って心の友のおにーさんだったんだね。
[花火を上げたい性と戦いつつこの状況をどうするべきかか悩む]
……相棒のおにーさんがいなくなったら、寂しい……
[ずっと一緒にいたいけど、これじゃあ離れてしまうのは時間の問題。
悲しそうに俯いて、相手の服の裾を掴んだ。]
…………?
[と、降ってきた言葉に顔を上げる。
何だろう、と次が来るまでじっと待つ。
そして告げられた言葉は]
…………………ええっ……!?
[目を丸く見開く。
顔はだんだんと朱に染まり熱くなっていく。
まさか相棒からそんな言葉がもらえるなんて思ってもみなかったから。
しばらくあーうーとか繰り返していたが]
……何かの間違いじゃないかな!?
[そんな言葉が出てしまった。
なんだか雰囲気を壊してしまった気がするけど、だって、信じられなくて。
あ、ごめん、と言って言葉を続ける]
ほ、ほんと、なんだよね………その……
……嬉、しい……!
相棒のおにーさんに、そう思ってもらえて……!
わ、私もね!相棒のおにーさんのことが好きだよ!
かっこよくて、頼りになって、優しい、そんな相棒のおにーさんのこと
相棒として、友達として、それと、恥ずかしいけど、それとは違う好きもあって。
だから、だからね!
[恥ずかしくて、嬉しくて、真っ赤だけど、必死に気持ちを伝えて。
そのまま一歩二歩、踏み出して
相手に抱きついた]
ずっと一緒にいたい……!
[自分よりも高い背。
相手のことを見上げて、笑って
ずっとこんな時間が続けばいいのにと願った]
…………相棒のおにーさんと絆があったら良かったのに……
[ハロウィンに現れる妖精の言い伝え。
おにーさんの絆相手に嫉妬とかはしたくないけど
絆があれば離れ離れにならないのにと、今は妖精さんに願いたかった]
[彼女の反応と言葉>>~4には、信じられなくとも無理ないか…と自分のそれまでの態度を思い浮かべては苦笑した。
だが謝罪の後に続けられた告白>>~5は、こちらも驚いて目を丸くしただろう。
一生懸命言葉を紡ぐその間は、茶化す事なく黙って聞き入れて。]
─────…!
[抱き着かれた瞬間、更に度肝を抜かれた。
笑顔で見上げて来る彼女がより一層愛しくて、自分よりも小さく華奢な身体を、そっと抱き締めた。]
………俺だって、ずっと一緒にいたい。
[なのに、どうして俺はあの時────。
凄く後悔していた。意地を張って絆の相手に、この子を指名しなかった事を。
でも遅い。だから、]
ごめんな。全ては、俺のつまらない意地のせいさ。
怖かったんだ……。恋をする事で、傷付くのを恐れてた。
[抱き締める腕の力を込める、離れないように。
…昔の傷が疼く。苦い思い出の数々。
でも目の前にいる人は、それらを蔑にしてくれるぐらい明るくて、心は既に惹かれていた。]
でも最期に、君と想いが通じ合えて……良かった。
[彼女から身体を離し、ポッケからかぼちゃのキャンディーを取り出せば、それを握らせて]
きっとまた、会いに来るから。
だからそれまでは…────さよならだ、相棒。
[哀愁を含ませた微笑みを向けた後は、一歩後ずさり……。
彼女から背を向ければ、駆け出した。*]
………っ!
[そっと相手の手の感触が伝わってくる。
抱きしめ返されて相手の暖かさが伝わってくる。
それと共に聞こえたのは嬉しい言葉で。
相手を見つめ返したけれど、どこか相手はつらそうだった。
理由はわからない。けれど相手に何かがあったのだろうなということは察せられた。
だから回した腕で安心させるように相手の背を撫でた。]
………大丈夫、だよ……!
今こうしてるだけで、十分、だから……!
[それは相手も同じ気持ちだったらしい。
抱きしめる力が強くされたかと思えば降ってきた言葉。
しかしそれは悲しそうで、そっと手に落ちたのはカボチャのキャンディー。]
…………え……?
[震える声で問いかければ離れていく体。
言われたことに頭が追いつかない。
ただ相手と離れるのが悲しくて、背を向けられればその場に崩れ落ちる。]
あ……待って、待っ、て……!
相棒のおにーさん!嫌だ、嫌だ、よ……!
行かないで……っ……!
[ぽろり、瞳から一粒こぼれ落ちたかと思えば、涙はどんどん流れ落ちる。
もらったカボチャのキャンディーを抱きしめながら、その場にうずくまった。]
……また、会える、よね……
……ぜったい、だから……っ………!
[誰もいなくなった場所。
縋る相手もいなくなったその場で、ひとり泣いていた。]
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