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ああもう。
アタシって、ホントバカ…。
[手元のシスメセカンペを眺めながら人生相談などしてみる。]
四季巡る時の契約とかいうのを勢いで受けちゃったんですけれども、これからどうしたらいいんでしょう??**
四季巡る時と契約して、レッドになってよ!!
……って言えばいいって聞いたんですが、なんだか失礼
極まりないセリフですよね。
[なんだかメレディスが人生に大きな悩みを抱えているよう
ですけれども、追試を抱えた高校生たる緑の子に一体
どこまで勤められるのか心配ですね。]
……実は。
僕、四季戦隊エスタシオンのレッドにふさわしい方を捜しに
やって来たんです。
何分、個性的な春夏秋冬を束ねる存在ですので、
輝く程の活躍をされている皆さんにしかお願い出来ないと思い!
こうして契約の勧誘をさせて頂いている次第です。
1年間のお仕事を終えたばかりのメレディスさんにお願い
するのは心苦しいのですが……いやしかしまずはお話からと
いう事で!!
[つつつと傍に寄って、四季戦隊の通信機を差し出しました。
いつでもどこでもお誘い出来るように。]
[あれ、違う違う。
通信機に乗せる感想じゃありませんよ、緑の子よ。
少々混線しているようです。失礼しました、メレディス。]
僕がレッドですか??
[エスタシオンマーク入りの通信機をしげしげ眺める。]
あー、ほら、僕も晴れて無職になったからどこでも行けるし、嘱託ヒーローとしてはエスタシオンさんみたいな今を時めく戦隊に入れてもらうってのは願っても無い話なんですけど、ええと、
僕、レッドというよりどちらかと言うとホワイトって感じじゃないですかあ。
[きらり、とキメポーズ。]
普段は指令室で戦隊の皆さんに指示を出しつつ、いざとなると前線に出て戦っちゃうみたいな司令官タイプとか、戦隊の皆さんがピンチになるとどこからともなく現れる謎の仮面の男とか、
憧れますねー。
[うっとりしていると、ぽよぽよと周りに小さい羊が現れて回り始めた。
どうやら妄想中のサインのようです。]
はい!
この激動の一年を戦って来られたメレディスさんなら、
きっと僕達を纏め上げて下さると思いまして!
[どきどき。緊張の一瞬です。
でも、どうして交渉に向いてなさそうな緑の子が此処にと
思った時もありました。
それがですね……
イエローは関西弁で捲くし立てるようにお話しますし
ブルーはシュトーレンバカですし、何しろブルーの定義に
合わない熱血漢なのです。五月蝿いんです。
ピンクは現リーダーですが、女性です。
……で、一応頭脳明晰(という事になっています)な緑の子に
白羽の矢が立ったのです。
根が真面目ですから、気まずいことにはならないと思うのですが。]
はっ、そ、そうかホワイト……ですよね。
その見た目からですと。
[ですので、お相手が否と言う分にも強く押し返したりは
しないのです。]
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