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おう、お姫様の救出ご苦労さん…ってもうか、ありがとな…にしてもはやくねぇか?
[頼んだのさっきだぞ。とかちょっと驚きつつも、短く告げられたコンラートからの通信>>~28言葉からしばし黙考する]
[マリエッタは確かに姫っぽい雰囲気はある。
貴族の令嬢故に物腰も口調も嫋かであるので。
しかし今回の偵察で精霊術を駆使し、体力を削っても弱音を吐かずにいた事を思えば。
彼女がただ大人しいだけの少女ではない事はよくよく理解出来ていた。]
ま、余計な手出しだったかもしれねぇけどな…って早いって言われてもな。
あっちから突っ込んで来たからなぁ…。
それに人違いかもしれねぇし。
あのう、そういう呼び方は……少し、気恥ずかしく。
[冗談めいたものとわかっていても、実際の身分より上に例えられるのは居心地悪さとくすぐったさを感じる]
いや…頼んだのはこっちだし気にする必要はない。少し驚いただけだし、人違いならばその時はその時だ。
[とはいえ、偵察に出てきて騎竜師に突っ込んできた。などということだけコンラート>>~30の言葉から理解する。
伝言ではなく、会話を欲するでもなく、教えろ。といったのはそれだけで十分だからだ]
ああ、すまんすまん。普段からはお姫様なんてよばねーが、こんな時だけはついつい、な。
[恥ずかしがってるマリエッタ>>~31を想像して通信機越しに口元に笑みを刻めながら、悪びれた様子が全く感じさせない謝罪をした]
ロー・シェンは聞こえているか?
[顔は一致していたかあやしい]
銀髪の剣士がよろしくと言っていた。
一応伝えておく。
[それだけ告げると通信機はすぐ返したので返答は聞けなかったかもしれない]
あ?その声はアリーセか。聞こえているぞ。
……さっきコンラートから聞いていたのとは違うな。
[後に言われたアリーセからの報告>>~38がさきほどの>>~28とでは意味が変わる]
わざわざありがとうな。
[コンラートへの呆れの気持ちも抱きつつ、既に届いていないかもしれない返答をした]
―― 軍議中 ――
どうする?
多分だけどね、どうせ後続部隊なんて来ねぇだろうし命令聞くふりして途中で移動すんのも有りじゃねぇかなって。
まあ命令違反でなんか言われたら俺が始末書書くし、すっげぇ嫌だけど書くし。
― 軍議中 ―
ええ……。
その辺りの状況は、戦場に出るまでわかりませんものね。
始末書はお手伝い致しますわ。
[無闇に危険にさらされるよりはましと、頷く]
― 軍議中 ―
……いい、始末書は任せろ。
というか。
アレの指示を逐一真面目に聞いていたら、皆、死ぬぞ。
[言い切った。今回は、言い切った*]
―― 軍議中 ――
じゃあ、皆で始末書書くって事で。
今逆らったとこでムキになるだけだろうしな、あのおっさん。
取り敢えず河下るだけ下って途中で陸に上がるか。
― 回想:軍議 ―
[アリーセの声>>~40に溜息で返す。……ご尤もだ。]
……戦が終わったら、ウェルシュが書いてみればどうだ?
[目の前には茹った禿げ頭。飛ぶ怒号。
だが。>>~41そんな本があるなら、ちょっと読んでみたいななどと思って、つい口を挟む。
……ウェルシュの言葉の大前提が、まるで人間ではない者の言葉のようなどとは。この時は、気が付かず。直ぐに聴こえた>>355叫びに、何の気も無い呟きはすぐに掻き消えた*]
―― 回想:軍議 ――
ウェルシュもラートリーも面白い事言うなぁ。
あ、もし書いたら俺が一番目の読者になるよ。
[ウェルシュが何者であるかとか考えた事もないので、何の疑問も抱かずに呑気に答えた。
そのあとすぐに気持ちを切り替える事になるのだが。]
敵将を撃破した……
[報告を一つ投げ、続ける]
だがその敵将をウェルシュがかばったんだが……殺害、捕縛。見逃す。要望はあるか。
[判断を仰ぐように問いを投げた]
― 通信 ―
……ウェルシュが?
[>>~45それは、どの頃合いか。
少なくとも、上で影竜と交戦していれば、応答はできた頃合いなのだろうが。]
…………。
……捕縛、までは行かないが。最善は、砦での事情聴取……軍法会議だろうな。
[……狼と共に駆ける少女に、何があったというのか。
但し、この場は戦場。【最善は】の言葉を、心なしか強める。
不可抗力、もしくは事故。最善が叶わぬケースなど、幾つも思い当たる*]
[投げられた問いに、きつく目を閉じる。
ウェルシュの心情は理解出来る。
が、戦場において許されるものでもないだろう]
……捕縛を。
命を奪っては、他の兵に動揺を与えかねませんわ。
[軍の中には、他にもかつての友人と敵味方に分かれた者がいるだろう。
それを慮っての判断だった]
― 通信 ―
連れ帰ることだな。了解した。
だが抵抗する場合はその限りではないとだけいっておく。
[敵をかばった裏切り者だからだ。
もっとも、己とて寝返ったものではあるが、それは戦争中ではなく。捕虜になった後のこと。その差は自分の中では明確だが、よそからすればどうか。血腥さとは縁遠いこの女が似たような境遇となるのは、どこかおかしく感じた]
そうだな。
……難しいかもしれんが。極力、他の動揺を避けて。
[>>~49マリエッタの声が聞こえれば、同意を示す。
和らげてはいたが、詰まる所自分の言も“捕縛”だ。只でさえ、厄介払いの宛先になりがちな部隊だ。その行く先が“死”では、先の士気にも影響が出よう、と。応える声は、顰めて。
尤も。当のウェルシュの状況までは、確認できなかったのだが*]
……ああ、任せた。
[>>~50その状況での抵抗は、事実上の造反だ。
それは、もう。一息に……とした方が、むしろ彼女は楽になるだろう。
短く答えれば、通信具を離す*]
……ウェルシュの事はラートリーの言う通りでいいと思う。
何があったかよく分からんが…俺は、
[キアラの事とウェルシュの事と。
同時に襲ってきた混乱に息を大きく吐き出し。]
ローに殺して欲しいと思わねぇ、だからウェルシュ抵抗すんなよ、通信聞こえてんだろ?
[もし抵抗すれば殺されても仕方がないと示唆する言葉を吐き出した。]
ま、汚れ仕事は傭兵の役割と決まっているからな。
最悪切り捨てるのも俺一人だしな。ま、俺はその前には逃げるが、そのほうがお前らも楽だろ。
[この中でそれに対処するものをと考えると、むしろ裏切ってこちらにやってきたものがやったほうが、全体でみれば楽だと醒めて達観した言葉を口にする]
……で、そっちが大変なとこ面倒な知らせがある。
河の方から別部隊が攻めて来てる、挟み撃ちされると面倒だ。
俺一人で向かうのもいいけど、どんくらいの数いるかイマイチ見えなくて分かんねぇ。
一応手前の辺りで出来るだけ足止めはしとく。
[淡々と伝える声は普段の覇気があまり感じられないだろう。]
……ああ。
…………ウェルシュ、聴こえているか?
何があったのかは、全て砦で聴こう。
[>>~53>>~54聴こえた声に頷いて。
声は聞こえなかったが、ウェルシュへ宛てて言葉を発した。
尤も。上空の一幕で、声は動揺を帯びていたかもしれないが*]
……ああ、解った。
こちらも、……少々、手が離せない。なるべく早く向かう、が……。
[>>~55時は折しも、閃影と対峙する少し前か。確約はできないまま。
聴こえた淡々とした声音に気付く余裕もなく。ただ、手綱を握りしめる*]
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