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フッ! フッ! フッ!
打ちます! えぐりこむように、打ちます!
[宵の頃]
[トレーニングルームで、一心不乱にサンドバッグにデンプシーロールを打ち込むヴェルザの姿があった]
[教え子の勉学に付き合う体力を保つために]
[教え子の模範になるために]
[そしてさらに、いつか来る『ぼっちではなくなる時』に向けて、誰に見せても恥ずかしくない身体を保つために、たゆまぬ努力が必要であることを、彼女は知っているのだ]
フッ! フッ! フッ!
*憎悪*なあの方に向けて、ボディブローで、フィニッシュ!
[<<春告精 エレオノーレ>>の写真を貼り付けたサンドバッグが、彼女のボディブローで高く73センチ跳ね上がった…]
春など! 来なければいい!
春など! 可愛いあたくしヴェルザ以外には!
フッ! フッ! フッ!
[彼女のサンドバッグへのデンプシーロール&コークスクリューブロー&ボディーブロー&必殺定時CO封じは、午前まで絶え間なく続けられるのであった…]
[ぶつぶつ…ぶつぶつ…(独り言)]
ぼっち仲間はきっと<<冬将軍 ガートルード>>さん…
あと、きっと<<交易商 ローランド>>さん…
いいえ、きっと<<黒魔術信者 カサンドラ>>さんも…
いいえ、いっそ世界中の全員が、きっと…
[ぶつぶつ…ぶつぶつ…]
>>469
[こっそりラム酒を拝借]
少しなら、良いでしょう。
[つつましく、一口]
…すぐ火照ってきちゃって、あまり飲めないんですけれど。
[言葉通り、顔を赤くして、グラスを置いて]
[でも微笑んで]
味は、好きです。匂いも。
こうして手にグラスを持っているだけで。
見た目も、綺麗で。
リア充、今日があなたの命日です!
ぼっちの可愛いあたくしヴェルザは最後まで生き残ります!
…あれ。
最後まで生き残った方がぼっち王だったでしたでしょうか。
…。
こ、ここで必殺のスライドCO!
さらにリア充の<<交易商 ローランド>>さんを生贄に、続けて寡黙吊り!
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