
144 クルースニク、襲来!
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[声が響いたのはその頃か。]
…また…何か、見えるのか。新しい俺
[どこか懐かしい響きを帯びた声が、己の中に眠る記憶かなにかかと思えた。]
(~0) 2014/02/19(Wed) 00:02:24
[その声が呼び水となり、記憶が溢れる]
『あいつは!!……――はどこだ!』
『帰ってこない?馬鹿な!』
『次の手紙がくる頃には伯父になれるっていってたじゃねえか。あの阿呆が…』
『死体がない?探しても見つからない…でもどこかにいる可能性だって…』
『……力が必要だな。探すにしても何にしてもだ。』
『何一つ、リスクを負わず、捨てることもできず、変えられるものなんてない。』
[それは、あいつを失った時のことなのだろう。そんなあふれでた記憶が因子を同じくするものにも見えるかもしれないことを...は知らない]
(~1) 2014/02/19(Wed) 00:03:40
[無意識に送っていた声。
>>~0何者かから声が返って来れば、男は驚いたように意識を研ぎ澄ます。その声は城内の者の声ではない。]
…何だ?
[それは、暫く聞いていない懐かしい声に思えて。]
(~2) 2014/02/19(Wed) 00:13:22
[>>~2突如、何処からともなく溢れだす自分のものではない記憶の幾何かが流れ込んで来れば、男は思わず目を閉じる。
けれど目を閉じている間も音声は男の脳に直接届けてくる。]
な、…。
[目を開ければ目の前にリエヴルの記憶が視覚を通しても伝わって来て]
…めろ。
リエ、お前は変わるな!
[それが現在起きている事と錯覚した男は、片割れにしか聞こえない声で叫んでいた。]
(~3) 2014/02/19(Wed) 00:22:18
お前なら…そういうんだろうな。
[これ>>~3は、果たして今なのか。記憶の中の男が聞いた幻想なのか。
その未来…その後の自分は俺は知っている。記憶の中の己も薄々勘付いているのだろう。何年付き合ってると思っているのだ。とばかりに隠そうとしていたことを]
なぁ…お前は…それでも…
[その先の言葉は場面が揺らぐようにして画像ごと溶けて消える。]
(~4) 2014/02/19(Wed) 00:50:12
[だから、記憶の変わりに]
一緒に、生きて、くれるか?
[思念が静かに反響した]
(~5) 2014/02/19(Wed) 00:54:30
…っ…。
[>>~4―― 一体、これは何なんだ。
研究者たちが男に植え付けた因子による共鳴とは分からないまま、男は心を乱していた。
幻想ならばいい。
けれどもし現実であれば、幼馴染は自分がいなくなった後、また何らかの人体改造を受けた事になる。
男の想定しうる最も避けたかった事が現実になったという事だ。]
リエ、
[名前を紡ごうとした男は、向こうから聞こえてきた声によって声を押さえる。
何と言っているのか聞こうと意識を集中させた時、目の前に広がった場面が陽炎のように揺らぎ。
溶けるように消えていき…留める事が出来ない。]
(~6) 2014/02/19(Wed) 01:51:43
[>>~5リエヴルの思念が静かに反響した後、]
――リエ。
…俺、は…。
[叶う事ならば共に、と願うけれど、自分は吸血鬼と成り果てしまった。
諾と言う事が出来ずに、男は瞑目した。]
(~7) 2014/02/19(Wed) 01:53:15
[吐き出す重い息。それまで彼の思念の元にまで届いたか。
絞り出すような声>>~7が、酷く声の主を苦しめているようで心が痛んだ。
だから、諾。とこなかったことに不思議と悲しみもない。
そもそも己だって――]
(~8) 2014/02/19(Wed) 21:00:59
[影のように浮かび上がるのは、狼の形。蟻の形。蜘蛛の形。さまざまな動物や魔物。
取り込まれた因子の元となっていたもの。その中のどれが、この現象を引き起こしているかは知らない。]
(~9) 2014/02/19(Wed) 21:06:10
[その影を剣で切り裂く。だがまた生まれる。その繰り返し。時間を僅かでも引き延ばすための抗い。
今はまだ、表層を己で覆っているが、いつかこれらが己の精神を浸食してしまうだろう。
果てがない檻に囚われ解放されることのない己が幼馴染の傍にいないほうが良いのだ。
だから、自分の問いかけに、諾の返事がなかったのは、むしろ幸福だったのかもしれない]
(~10) 2014/02/19(Wed) 21:09:03
[>>~9リエヴルの声を聞いた事で動揺しつつも、男は何故このような事態になったのかを考え始める。
吸血鬼になってからこんな風に他者の声を聞いた事はない。
それならば吸血鬼として得た力ではないのだろう。
敢えて挙げるならば先程の血に何かが混入されていた場合はあるが、それならば聞こえるのは同胞の声の筈。
目の前の血親は何かを聞いている様子―上手く隠している線は捨てきれないが―はないので確率としては低い。
思いついた手がかりは、先程痛んだ左目。
そこで思い出したのは―…。]
(~11) 2014/02/19(Wed) 22:09:30
あの時のか…?
[左目の視力を奪われる切っ掛けとなった人体実験。
――あれは何を目的にしたものだったか。
思い出そうとするが、真実にはまだ遠く。
既に欠けた視界には慣れていて日常動作に支障はないが、それでも戦闘をする上では随分と不利になった。
あれから既に数年の日々が過ぎている事実に眩暈を覚える。]
(~12) 2014/02/19(Wed) 22:11:17
[重い溜息が零れてからは、向こうから伝わってくる気配は薄くなっていた。
>>~9>>~10それ故に繋がっている相手が何を見、思っているかは確りとは伝わっては来ない。
吸血鬼にその身を堕として、身体が変質したが故に、男は埋め込まれた魔物の因子の浸食からは免れていた。]
(~13) 2014/02/19(Wed) 22:12:46
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