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リエヴル……だな。
あいつ、やっぱり意地っ張りだな。
[学校に残してきた恋人を想う。
直接渡すのが恥ずかしかったのか、
それともまた逢うから渡せなかったのか。
どちらにせよ、リエヴルらしいと思う]
全く……。
[大袈裟にため息をつきながらも、顔は微笑んでいた。
早すぎるかもしれないが、
次の休みには逢いにいこう――]
お前がいなければ、俺の今の幸福はなかった。
人に名前を呼ばれるたびに、嬉しくなる気持ちなど、味わえなかったと思う。
――本当に、ありがとう。
[ぎゅ、と、その手を握り。]
来年からは、最上級生だ。
……明日卒業する8年生の後を継いで、俺たちも、頑張らねばならないな。
― 自室 ―
……下手打ったなぁとは思ってっけど。
面白かったんだもん……。
[>>1046 言い訳をしながら、笑う。
笑うと傷が引きつって痛い。
少しだけ笑みが歪むが、それでも楽しさには逆らえなかった。
小さなころ、あまり悪戯などをしたことがなかった。
その反動か?……いや、考えすぎか]
綺麗に一発貰っただけだから、
他に傷はないよ。大丈夫。ありがとうな。
[覗き込まれ、その目をじっと見返して。
撫でられる手の優しさを享受する]
[――……ふいに、また。
ふつりと何かが湧き上がる。
口にしたくてうまくできない、何か]
――………、………。
[言葉を探しきれずに。彼の顔を見つめていると。
……彼はふと、話しはじめる。
>>1074自分の名の事。
……それが本当の名ではないことを]
[…家族以上になりかけていた。
だから余計に、怖かった。
幸い、この学校に来てからは治まっているのに。
気を抜いたら…嗚呼、またあの赤い華が咲いてしまう。
そんなのは、もう。…厭だから]
低い声で語られる言葉を、最後まで聞いて。
彼の頬をゆるりと撫でる]
お前は。……メルは。
――…何かにひどく、餓えているような所があって。
俺はその理由を知らない。
気にはなるけれど、――…知らなくてもいい、と思ってる。
[両手で、彼の頬を包んで]
真実も、空も、メルって呼び方も。好きだよ。
お前が何を抱えているにせよ、俺の前のお前がお前だから。
でもさ。
― 寮を出る日 ―
[春のある晴れた一日。
長年住み慣れた寮を出て故国に帰る日
一人分の荷物が片付けられた部屋はがらんと狭い。
ここに寂しがり屋のリエヴルを置いて行くと思うと辛くなる。
やはりこの場で浚ってしまおうか。
そんな気持ちにもなってしまうのは、
リエヴルの溢れる涙を見てしまったからだ]
― 卒業式前後 ―
いらん!
[>>699それを受け取った時つっかえした。
だれが自分の寝顔を喜んで受け取ると言うのか。しかも花付き。
捨てるも任せるように返して、変わりにラヴィの写真を一枚、もらっていったのだった。]
[だけど――
きっとあのパーティーで花火を見上げた日と
結果はやはり変わらないだろう。
それを確認するのはもっと辛かったから]
― 卒業式 ―
[カサンドラ自信から語られる言葉は、おおよその経緯は見当ついていたものの、大よその納得を持って聞いていた。
なおピンになった理由にまでは思いもよりません。
地味にトール自分ディークと連番になっているのは嫌がらせかと思ったが、これも式中言う事はなかった。]
[何も言わずにリエヴルをそっと抱き寄せる]
うん、わかってる。
なるべく早く逢いに来るからな……。
だから浮気するなよ?
[明るく見送って欲しかったから、わざと冗談を言った]
[代表としてとーるが挨拶するのは静かに聴いていた。
この時ばかりは睨みつける事もせずに、只粛々と。
終われば他に習い拍手する。
これがおそらく、最初で最後のトールに向けての拍手だろう。]
― 式終了後 ―
[>>1016シロウに呼び止められて、受け取ったものには小さく笑む。
とてもらしいなと思いながら。
…トールやディークとのおそろい具合には微妙なものを感じるが。]
先生ありがとう。先生も元気でな。
…また、いつか。
[>>1017別れは短く、再開の言葉には同じものを返した。
またいつか、それがかなうとはその時思ってもいなかったが。]
―そして、その先に―
――夢を見る。
眩しい木漏れ日の裏庭。
中庭で談笑する学生たちの姿。
購買に漂う、暖かい食べ物の匂い。
朝の練武場に満ちる、凛と、冴えた空気。
――なんでもないことに、無邪気に笑い。
届かないものに、がむしゃらに手を伸ばして。
― 卒業式 ―
[在校生の列に混ざり、リエヴルの送辞と、トールの答辞を聞く。
学校の理念を体現し、シュヴァルベの未来を見据えた言葉。
見事なスピーチの応酬に、皆とともに盛大な拍手を送った。
巣立っていく先輩たちがこれからどんな道を歩んでいくのか。
自分たちが、こんなふうになにかを残していけるのか。
まだ先のことなんてわからないけれども、
シュヴァルベを確実に未来へと繋げていこうと思う、
その思いだけは、確かに胸に刻まれる。]
[今はただ、心から祈り、祝するのみ。
シュヴァルベの子らがゆく道に、幸あれ、と─── ]
**
― 式終了後 ―
[トールとディークには碌な挨拶もしなかっただろう。
改めて何かいう事もなかったし、
トールとはこぶしで語り合ったからそれで十分だ。
ただカサンドラにだけは、
最後に言うことがあったので離れる前にいった。]
カッちゃん。
[ぐい、と手を引いて。耳元で囁く。]
…………。
[本当の名前。自らの身分。
卒業してしまえば遮る物はもうない。
手を離して、顔を見つめれば、
彼女の様子はよく見えた。
どう思ったかまでは――分かりきったかどうか。]
また飯に困った時は、食いに来い。
歓迎する。
夢を見る。
――どこにいても広く、青い、
血煙すらも吸い込んでゆく空を見上げながら。
しあわせ、というものが形を成すのなら。
――それは、あの場所だったのだろう。**
空も。いいな、と思う。
なんでも入りそうで、何色にでもなれる。
……お前の欲しいものに、変わってゆける。
――……本当の名前は、知らないけれど。
きっとそれも、俺は好きになると―――…、思う。
[低い声で優しく囁いた*]
あと。 ………。
お前は頭以外も問題なく良いんだから自信持ってろ。
[馬子と言って減点された後、
宿題のように考えていた言葉を送る。
なんでこんなに頭を使ったのかと、思うくらいに時間をかけて出てきた言葉だった。
彼女に勉学以外の賛辞を送るのは始めてな気がして。
気恥ずかしくて、視線は合わさずそれだけいうと、
じゃあなとそのまま、手を振り別れた。
あの時下宿の主人が言うように、彼女はまたしたたかに生きて
きっと会えるのだろうと、そんな風に思いながら**]
― ある年の春 ―
シェットラントは、公国の出身だったんだな。
こうして、出会うことができたのもシュヴァルベがあったから…だね。
[卒業式の時に交わした会話を思い出し、そっと微笑む。
手に持つのは白いハンカチ。故郷ではなかなか目にしない美しい銀の糸で織られ、刺繍の燕がこちらを向いて飛んでいる。]
……僕、こういう風に見えていたんだろうか。
似てるの…かな。
[刺繍の加減か、割と整った顔立ち(?)の燕だけになんだか照れくさい。暫く見つめて、そっと懐にしまいなおした。]
さようなら、士官学校。
さようなら、西寮。
さようなら、友人たち。先生たち。ルームメイト。
さようなら――――――さようなら。
世界がまだ、幸せだったころの、
花咲き誇りし中立地帯 シュヴァルベ――。
緑あふれる春のシュヴァルベ。
風の通る音、草と木々のざわめきが今も耳に残る。
花咲く草原は眼裏に鮮やかだ。
……ん?
なんかいった? ノトカー。
そろそろ、ノトカーとユーリエが到着する頃かな。
迎えに、出るとするか。
[一度大きく背伸びをして、馬の手綱を引く。
穏やかな春。穏やかな日々。
そんな日々がいつまでも続いていくと信じていた最後の…春。]
シェットラント…フレデリカ…
僕は二人を守りたいと思っていたけど、二人がいたから寮の日々はとても楽しくて、忘れられない幸せな思い出になった。
本当に守られていたのは、僕の方のかもしれないな。
[馬の背に揺られながら、懐かしそうに視線を上げる。]
僕は軍人にはならなかったけど、今も僕の世界に守るべき人は…沢山いる。
シュヴァルベで得た知識や力を、皆の為に使って…生きよう*
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