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[墓場を後にするとどこをどう歩いただろうか
私はどうしても忘れられない一夜を過ごした女性に会うために色々なところを探し回った。
彼女の匂いが残る誰かの家のベッドとかそんなあたりだ。
そしてついに彼女と再開を果たす。]
あなたのことが忘れなくて人を殺しました。
もう…私はおかしくなってるようで‥
どうしていいのかわからない…
一緒に死ぬか…
恋人になってください
[そう伝えると静かにカサンドラの首に手を掛けた。彼女はなんと答えたんだろうか…]
―とある冬の日、宝石店にて―
[宝石店になど、当然ながら男はこれまで縁が無かった。今、隣に居る相手はどうだろうか。可愛らしいものは好きだったようだが、煌びやかな装飾品よりは、もう少し素朴な物を身に着けている印象ではあった]
――――……。
[自分一人で指輪を選ぶと言う発想はそもそもなかった。一人で店に入るのは絶対に無理だと思ったし、一生つけるものなんだから彼女が気に入った物が良いだろうと。サプライズとかそういった浪漫思考はなく、基本的には何処までも現実的である]
…………どれが良い?
[長い沈黙の後、いつもより何処か落ち着かない表情で問いかける。確実に、この慣れない場所に威圧されている。
見かねた店員からの助け舟が入っただろうか。次々と出てくる指輪に彼女はどんな顔をしていただろう。男は圧倒された様子で、その様子を見守っていた**]
わぁぁ……
[そのお店の前で、その雰囲気に目をキラキラさせる。人並みに憧れは持っていたものの、それはあくまで現実味を帯びたものではなかったから。
ある冬の日。出掛ける、という言葉にはぁい、といつものように支度をすれば、彼が連れてきてくれたのは一軒の宝石店。装飾品など普段身につけることのない自分には足を運ぶことのないところで。
無言で彼を見上げれば、いいの?と言うように首を傾げる。その顔は緊張のためか口を真一文字に結んでいるが、目が輝いて頬が蒸気している──美味しそうなお菓子を目の前にする時の目だ。
手を引かれてお店に入れば、ショーケースに駆け寄り、指輪を見つめる。店員さんが一つずつ出し、並べてくれるのを手に取り、眺める──]
………うーん…
[どれがいい?と問われるも決められない。あれもこれも素敵だもの……と、一つの指輪を手にする。細い輪に小さな石が嵌り、その爪が花を模っていた。綺麗というよりは可愛らしいそしてシンプルなデザイン。]
これ……
[両手の上に大事そうに乗せて見せた時に、彼は何と言っただろうか。彼女の心にはこれ、と決まったようで。少しはにかんで彼を見上げる。手に乗るその重みが──とても小さいものであるのに──変わらない自分たちの約束のように感じられて。]
────……
[そっと左手を差し出せば意図が通じるだろうか。]
-----夜。>>4:63の後-----
[2人並んで帰ってきた、コンラートの家。ただいま、と呟いてしまうくらいには、過ごし慣れてしまっていた]
[部屋を見渡して、独り憂鬱そうな表情を浮かべる。が、直後感情を殺して、コンラートに向き直った]
……明日、早朝の列車で出発しようと思うんだ。
[唐突にそう告げれば、彼はどんな顔をしただろうか]
…結局何日も厄介になってしまったけど、それも今日で最後だ。
明日、君が目覚める頃には、僕はいなくなっているから。
……今すぐ別れるわけじゃないから、今言うのも変だけど。
ありがとう。元気でね。
[言い残して、布団に潜り込んだ]
…どうしたのって…その…キスしただけだよ?
[何故こんなことを聞かれたのか分からないように顔を赤らめて答える]
>>98>>99 ヴィオ
[隣から感じるキラキラとしたオーラが凄い。ちら、と彼女を見ると完全に恍惚としていた。そんなに良いものだろうか。
首を傾けて無言の問いをかけてくる相手に、静かに頷く]
……一つにするんだぞ。
[そう告げてから、何を言っているんだ、と自分でも思ったが。沢山のケーキを前にしたときのように、右から左まで全部、と言いかねない勢いに感じたのだ。
店員は流石手慣れたもので、次から次に取り出す指輪は、全て彼女の好みに合ったもののように思われた。ただ、白状すると、これらの指輪の何処が違うのか、今一つ男にはわからない。どうでも良いと思っている訳ではないのだが、頭が追いつかないのだ]
(――――――…あ。)
[しかし、漸く違いが理解できるものが現われた。指輪の方ではない。その指輪を手にした彼女の表情が]
[差し出された指輪を改めて眺める。モチーフの花を模した繊細な造りは、可愛らしく品もあり、彼女にとてもよく似合うと思った]
……うん。
[そのような感想は口には出さず、了解したとばかりに頷いて見せる。はにかむ彼女を見つめる顔に浮かべた彼にしては珍しい微笑が、答えの代わり。
出された左手をそっとすくい、その薬指に指輪をはめる。まるで誂えたかのように、彼女の細い指の上、咲いた花は柔らかく輝く]
よく似合ってる。
[ぽつりと告げて、もう一度小さく微笑んだ]
-----翌日・早朝-----
[コンラートを起こさないようにと、そっとベッドから抜け出した。…は、そのまま眠る彼の枕元へ]
……コンラート。
君は僕のことを、「女の子には変わりない」と言った。
「恋を知れば、その意味も分かる」と言った。
「君は諦めてるだけ」とも言った。
ーーー全部、その通りだった。
君が僕を女の子として見てくれて、本当は嬉しかったんだ。
僕の初恋は、君に捧げるよ。
[…は幸せそうに微笑んで、コンラートの頬にキスを送った]
[差し出した指輪に彼>>104はただ、うん、と頷く。その顔は微笑んでいて。それを目にして、心の奥に暖かい風が吹くのが分かる。
あぁ……
差し出した左手をそっと取られる。ほんの少し自分の手が震えているのが分かる。
そしてその細い紅差指に小さく一輪咲いた花。
指先を愛おしげに見つめる。]
『よく似合ってる』
[彼の声は柔らかく響く。何より、本当は何も無くても良いのに、こうして形にしてくれること、それ自体が堪らなく幸せで。目を細めた瞬間、潤んだものが溢れる。
この手はきっと、
この人と手を繋いでいるためにあるんだ…
そう、その為に。
言葉には出来ずに、ニコリと彼を見上げればその手をぎゅっと握った*]
[見惚れていた。指に光る石ではなく、それを愛おしげ見つめる彼女の微笑に。彼女は昔から変わらない。いつも朗らかで温かく、それでいて何処か頑固な面もあり、無邪気で好奇心旺盛だ。それでも毎日顔を合わせる度、色んな表情を見せてくれる。
その頬に、不意に伝う雫で我に返る]
―――――……。
[それはあの雪の夜に見た、悲しみの涙とは違う]
……大げさな奴。
[無言のまま、握られた手。逃げられない状態で、そんな笑顔を向けてくるのはずるいと思う。紅潮した頬を隠す術を持たず、暫くはきまり悪そうに視線を彷徨わせていたが。
やがて観念したように息を吐くと、真っ直ぐに見つめ返す。そっと繋いだ指先に力を込め、空いている方の手で彼女の頭を撫でた]
まあ、これからも宜しく。
[なんて、相変わらず。洒落た言葉の一つもかけられないけれど。
それが何よりの望みであり願いだから**]
-回想・とある年のクリスマスイヴ-
[雪兎を手に持って歩く1つの姿が向かうのは花屋
誰へのお祝いとかではない、寧ろ彼自身の記念として
どんよりと重い空とは対照的に彼の気持ちはずっとずっと明るかった
もういい年しているのに、と自分でも思うが作りたかったものは仕方がない
手袋をして作った為に少々歪んでいるが、何かは十分理解出来るものだった
それを店先に置けばじゃあねと声をかけて
扉を開けると鈴の鳴る音と同時に椅子が音を立てる
ここは彼の家ではないけれど大切な彼の居場所だった
2人が待っていた事が嬉しくて、自然と笑みが零れる]
ただいま。
[彼は一切試験の結果を伝えなかった
その言葉の方が結果を伝えるよりずっといいと思ったし、自然だったから]
―回想・とある年のクリスマス・イヴ>>78>>79>>115―
[窓の外、振り続ける雪を見つめていれば、もう何度目か分からない幼馴染の声が届いた]
何杯珈琲を飲ませる気だ。落ち着け。
[そうすれば一度は彼女は座るのだけれど、5分と持たずにまた立ち上がる。最初は何となくその回数を数えていたのだが、多すぎてよく分からなくなって止めてしまった]
とっくに試験は終わっているんだ。
もう結果は出ているし、どうせあいつのことだから合格している。
俺達はただ、のんびり待ってりゃ良いんだよ。
[珈琲を啜りながらそう告げるが、相手の耳には碌に届いてはいないようだ。全く、と此方も何度目か分からない溜息をついた、次の瞬間]
――カラン
[扉の開く音と、男が立ち上がったのはほぼ同時だった。どう見てものんびり待っていた人間の反応ではない。振り返れば金糸の少年は、柔らかな笑顔を浮かべていた]
……おかえり。寒かっただろ。
[告げるのはいつも通りの無愛想な表情で、声には隠しきれない安堵の色を滲ませながら**]
[バイトの時、長期休暇を言い渡された。労働時間の問題だそうで。
そんなに酷使されてたの、俺。
思えば朝から夜までずっと入ってたこともあるような。
そんな事を少し考えて。それを切って。
時間もあるし。
どこか、行こう。
思い立てば、残金を確認し、旅の用意をバッグへ詰め込んで。
愛犬とともに、出掛けた。]
↓
ー 翌朝 ー
[早朝出ると告げた彼女に驚いて返す言葉もなく眠りについて、次の朝。
珍しく早起きをしてしまってぼんやりとまだ微睡みに現を抜かすのと、彼女がまだいるかの再確認でベッドの中で腕だけをもそりと動かす]
…… …
[名前を呼ぼうにも瞼も開かなければ声も出ない。
それでも、近くにあったはずの温もりがそばにないことにはたと気づいて起きなければと体を起こそうと]
[
ーーーコンラート
声が頭上から降ってくる。
なんだ、近くにいたのか、心配した。
そんなことを思えば口元を心持ち緩ませて。
最後の一言と突然の頬の温かさにゆったりと重い瞼を開けて、彼女の腕を手繰り寄せた]
…… … カサンドラ
[今日初めての一言]
初恋の相手、置いてくの*
♪冬の空に 思い馳せて
歌い出して 探してるのさ
where are you now,
when you feel like smiling
can you feel me right now
始まりは 終わりだって
雨上がって 気付いたんだ
wake me up,
when you feel like talking
can you feel me right now
let me know
where are we now?
it's never too late♪
↓
[愛犬とともに歌いながら歩いていく。
始まりは終わり、この歌どおりに気づいて。前を向ける気がして、歌ったこの歌。
歌いながらぼんやりと考える。
どこに行こうか。
どこに着くのだろうか。
泊まるところは、知り合いのところにでも行こうか、などと考えながら。
ゆったりと歩いていく。
この旅に期待を抱きながら。
この旅で今のぐちゃぐちゃな気持ちを整理できることを、楽しいものになる事を。
この街を出ていく。
帰ってくるのは、また別のお話。]*
──とある冬の日──
ツィスカちゃーん、こっちお願いー!
[呼ばれた少女は慌てて、店の奥のキッチンへと飛び込んで来たことだろう。何故花屋の手伝いに来ているのに、キッチンに呼び出されているのか、最早そんな疑問も抱かぬほど、それは日常になっていた。]
はい、お疲れ様。
[ひと段落したところで紅茶が出る。いつも大量のケーキが常備されている。食事を目当てに来る人も、花を目当てに来る人いる、時々煙たい匂いのする謎の花屋。
あの日から街を離れた者も、この街に住み着いた者も居た。あれからもうすぐ季節が一巡する。色んな変化があったが、大切な部分は変わらないままに、白い季節がまたやってくる。]
『おいっ』
[─と、慌ててキッチンへと飛び込んでくる男。グリルの火を止める手。煙が巻くキッチンに溜息と笑いが混じる。ほんの少し焦げたターキーが出てくる。店内から不思議そうにキッチンを覗くお客さんも。]
出来た♡
[グリルから料理を出し、女は嬉しそうに笑う。
──今年もまた、皆に会える気がする。
それはただの予感だけれど。続きがあるとすればそれはまた別の話*]
──MerryChristmas?HappyHalloween──
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