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― 庭園 ―
[ 新しく天使長となったゲルトのもとで、天使たちを説得するために東奔西走する熾天使がひとり ]
これでなんとか、決着がつきそうでございますね……
[ ゆらりゆらりと庭園を歩く。決着他つきそうだという安堵感と、さらにこれから人間を導くための指針をまとめるという膨大な作業が待っている。
その指針をどうまとめるか考えこんでいると…―― ]
バッシャーン
(あぁ、この感覚も久しぶりだなあ)
[ いつもなら不快な感覚であるはずなのに、気持よく感じられ、
くるりと仰向けになれば空がゆれる。キラキラと光っている ]
…………。
[ ほどなくして水面から顔が出る。面倒なのでしばらくそのままで水に浸かっていることにした。
ここは、白い魚が悠々と泳ぐ庭園にある大きな池だった。 ]
[ 気が済むまで池で浮いていると、誰かに呼ばれた気がした ]
あぁ、現実が待っていますね
[ 吐息と共に苦笑して水から出る。羽根をブルリと震わせて、聖句をひとつ
すると滴る水はたちまち霧消し、何事もなかったかのように
乾いた状態に。
かつてはジークムントに水を取ってもらっていたが、自分でできるようになっていた ]
フフフ、さぁ、頭も冷やしたことですし、
頑張りましょうか
[ 言葉とは裏腹に、怪しい笑みをうかべて。
中間管理職熾天使が今日も往く…――** ]
………あ、あの……?
[落ち着いたところで今度は唐突に恥ずかしさに襲われ、顔を真っ赤にして何かを言いかけ言葉に詰まる。
羞恥こそあれど少しの抵抗もしないのは、彼女の気持ちの表れなのだろう。]
[暫く、抱きしめたままで居たが。(>>47)
相手が戸惑いを見せた(>>58)ことで、ようやく、多少冷静にもなり。
はたっと気づいて手を離し、普段の冷静な彼など見る影もないほどにわたわたとし。
意味もなく手をばたつかせ、慌てた様子で深呼吸をし]
……ち、違うのだ、それは、そ、その………
[もう一度、深く深呼吸。
……やれやれ…………これは観念せねばなるまいかね。
しゃん、として。シルキーの目にちゃんと目線を合わせて]
……ずっと想っておったのだよ、シルキー、きみの事を。
今まで隠していて……その、すまなかった、な。
[なんとか笑顔を作ろうとするのだが、柄にもなく緊張しているのもあり、その表情は若干引きつり気味で。
目線は外さぬながらも、その顔は赤い]
――……!?
[ようやく落ち着いた彼女は、予想だにしていなかった言葉>>60を聞き一瞬ぴしりと固まった。
また頭がぐるぐると混乱しそうになるのを必死に抑え、彼の顔が赤いことに気付く。
正直、好かれていないと思っていたのだ。
会議では常に衝突していたし、天使長になりたての頃は癖が抜けず、お世辞にもおしとやかなんて言えないことばかりして怒られていた記憶があるから。]
……っぁ、…ぅ…。
[何か言わなければならないと思うのに、色んな感情が混ざって声はまともな言葉にならない。
耳まで赤くなりながら、数度。深く息を吸う。
そして、唐突に。
彼の腕を引き、耳元で小さく小さく囁いた。]
[腕を引きつつ耳元で告げられる(>>61)、予想だにしていなかった彼女の返事。
実際、自分としても慕われているとは、まさか思いもせず。
冷たく当たったことは幾度あるか。
意見をぶつけたことは何度あるか。
彼女に期待していたためとはいえ、嫌われても構わないくらいの覚悟であったのに。
それでも乗り越えてくる彼女に少しずつ惹かれていったのはいつだったろうか……
……野暮な悩みも回想も、今は不要か、と。]
ありがとう、シルキー。
……その、なんだ、今後も、よろしく、……頼むぞ。
[そう言って。
引かれた腕をそのまま彼女の背に回し優しく抱きしめ、ふんわりと、短く唇を合わせる。
ここは下界と天界の境界線、あまり人は居ないとはいえ。
ゲルトの見ている手前、さすがにあまり二人の空気を作るわけにもいかないか、そう考えてこのくらいに]
―回想:天界帰還時―
[天使長様達の甘い空気>>47〜>>62のなか、傍らのウェルシュに思わずぼそり]
………ねぇ、俺ら何時までここにいればいいの?
では、行って参ります。
[ そうして、誰かの命を受けてか、それとも自らの意志でか、二対の白い翼を羽ばたかせ、若き天使は地へと降りる ]
[ジークムントの私室の前に、天使長が一人。
ノックの音と共に部屋へと入っていく。]
急にすまんな、ジークムント。
シルキー殿とのやり取りを見ていたら思わず…な。
[そう言うと彼女はジークムントのそばへと近寄り…
…唇を塞いだ。]
ごめんね
[呟くと呆気にとられるジークムントの口へと舌を潜り込ませ…]
んっ…。
気持ち悪く感じるかもしれんが、私も君のことが好きだったんだよ。
女になれば或いは、なんて甘かったがね。
相手があのシルキー殿とあれば諦めないわけにはいかないじゃないか、最後にこれくらい許しておくれよ。
[そう話したあと、彼女は笑顔で言う。]
お幸せに、我が最愛の友、ジークムント。
[きっと彼女がこの想いを消せることはないけれど、それでも確かに友人の幸せを願って…。]
― 庭園 ―
[フェリクスの様子を見ながら速度を合わせて羽ばたき、白い動物の遊ぶ庭園へと降り立つ。]
私が、ユーリエを連れてきたのはこの辺りだ。
本人が散策をしているか誰か、面倒を見てくれている天使が見つかると良いのだが…
[言いながら、庭園を見渡し、位置を案内していった。
果たして、ユーリエは見つかるのか…]
―→庭園―
ユーリエ、どこー!
[声を上げながら辺りをきょろきょろ。ところでこの動物達なんでアルビノばっかり?]
[見回した視線が白の中の異質な白に止まる。
それはずっと見慣れた色、見慣れた形―]
―ユーリエ!!
[叫ぶや否や飛び出して、その華奢な体を抱きしめていた。]
ふ、ぇ……フェリ、おにい、さまぁ……
[抱きしめられたあたたかさがうれしくて
うれしいのに……涙が、止まらないの]
―庭園―
『…』
目を細める
そっとウェルシュの腕に手をかけ、その庇護から離れた
ふわり ひらり
傷ついた肉の体が光に消え
ごく淡く 透けながら天使は本来の姿を取り戻す
四枚翅がゆるやかに伸びた
小さく
唇を開く
うん、ただいま―俺の大切な妹。
[チュッ―
ただいまのキスを一つ、額に落として。それからこれまでの事情を説明する。]
あのね、俺が居なくなった理由は―
いつか裁きを 通達するはずの”声”は
いま唇を閉ざし、優しく笑みを浮かべる
白い獣を見て不思議そうに瞬くと
ゆらゆら
戯れようと舞い降りた**
……貴方、私の話を聞いていたのですか!
[置いていける訳ないとこちらへ引き返してきたフェリクスへ、眉を吊り上げて叱責を放つ。
そうしながらも、腕を振り上げて練り上げた魔術を放出した。
シルキー達と自分達を隔てる壁のよう、双方の間に一度闇色の紫電が閃く。
――牽制は、けれど果たして本当に必要があったのか。
翼の色を変えてゆくシルキーの様子に、張り詰めた表情に怪訝そうな色が混じった]
……フェリクス、私は一度退きます。
貴方はどうなさいますか?
[転移はシメオンの得意とする所だ。
即座に続く術を練りながら、そう同胞へと問いを向けた。
とはいえ、天界には未だ彼の“妹”がいる。
答えなど、知れたようなものだろうか]
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