人狼物語−薔薇の下国


168 グラムワーグ・サーガ

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騎士 ヤコブ

[ただ、視線は交わった。>>165

親父じゃないという言葉に、少し笑う。
胸のつかえが一つとれた、という顔。]

(172) 2014/04/09(Wed) 23:31:54

魔王 テオドール

[ ぬるり、と染み出す黒い液が足元に溜まって行く。 ]

 「首魁は門の向こうでしか倒せない」
 しかし、
 「門を一度でも潜った者は、新たな首魁となり、戻れば世界を壊す」

 この連鎖を断ち切る方法は、簡単だ。
 行った「誰か」を見捨てて扉を閉じること、
 「誰か」は、この世界に戻りたいなんて思わない奴を選択することだ。

 ……俺が行く。
 お前は門を閉じろ。
 もうこれ以上の時間遡行は不可能だ。
 ならば、こんなクソ世界に未練などない。

[ ヤコブを振り返り、テオドールは不意に顔をこわばらせた。 ]

(173) 2014/04/09(Wed) 23:32:17

魔王 テオドール

 ……お前……!!
 鍵を使い切ったのか!!!
 何故、ここまで来ながら……!!

[ 叫ぶが、どうしようもない。
 使い切らせたのは、テオドールのせいなのだ。

 だが、その鍵剣は、少年の手に渡った。>>168
 この場で最も役に立たず、必要なのかどうかも分からないと……テオドールが思っていた少年だ。 ]

(174) 2014/04/09(Wed) 23:33:25

騎士 シュテルン

 言ったけど……
 それはヤコブの役目だろ……!

[そう叫んだところで、それが叶うことがないのは理解していた。
二人で握っている"鍵"には封印を施されたように金の鎖が巻き付いていた。
もう"使用期限"が過ぎてしまっている。
直感としか言えなかった]

(175) 2014/04/09(Wed) 23:34:38

魔王 テオドール

 ……そうか。
 ……必要でない者など、居なかったのだな。

[ >>169>>172託された思いと言葉に、
 ほんの少しだけ笑って。 ]

 お前の言うとおり、俺がもう一つの鍵だったのかもしれん。
 だから、俺は向こう側から閉めて来るさ。
 お前たちはこちら側から閉じろ。

(176) 2014/04/09(Wed) 23:36:14

魔王 テオドール

[ 本当に変わるべきだったのは、テオドールだったのかもしれない。
 「門の向こうでなら倒せるかもしれない」
 ……それを思いながらも、「時間遡行」を言い訳に、最後の最後で踏みきれなかった。
 
 これが失敗しても、時間を戻ればやり直せる。
 だから……危険は冒せないと、そう誤魔化して。 ]

 ……「不滅」が完成していたら、
 こうは思いきれなかっただろうな。

[ ならば、それもまた、必要なことだったのかもしれない。 ]

(177) 2014/04/09(Wed) 23:39:28

騎士 シュテルン

[胸が苦しい。
何かに締め付けられているようだ。

だけど、今やるべきことは嘆くことじゃない。
ヤコブの"命"を吸った"鍵"の封印が再び解けた。
握る右手には、金の鎖が絡みついたような文様が浮かび上がっている]

(178) 2014/04/09(Wed) 23:43:39

騎士 シュテルン

 それでも、もし喪ってしまったとしたら。

 その人の想いも抱えながら、前に進みたい。

(179) 2014/04/09(Wed) 23:45:07

魔王 テオドール

[ 体を引きずるようにして、門の前に立つ。
 マントを、剣で裂いて紐状にし、口と左腕を使って、
 胸の亀裂を取りあえず縛って塞いだ。
 右腕はどうしようもないので、そのままにしておく。
 残った紐で、左手と剣を縛りつけた。
 
 これで準備は完了だ。 ]

(180) 2014/04/09(Wed) 23:47:39

騎士 ヤコブ

[正しく継承された手ごたえに、友を見る。
金の鎖は、彼の手にあった。
未だ損なわれていない、力に満ちた文様。]


 おれのいのちは、ひとりぶんじゃねーんだ 。

 みなの ちからも 、  きっとそこに …。

[シュテルンの目を見て、力強く頷く。]

(181) 2014/04/09(Wed) 23:49:41

騎士 シュテルン

[こくりと一つ頷くと、静かに立ち上がって"門"の側へと向かった。
"門"の隙間から立ち込める、重苦しい空気。

それでも"鍵"の影響なのか、それほど体調に変化は見られないようだった。

テオドールに並ぶと口を開く]

 門を閉めるんじゃなくて……。
 壊したいんです。

(182) 2014/04/09(Wed) 23:51:26

魔王 テオドール

[ 剣を手に、テオドールは並んだ少年を見おろす。 ]

 お前に家には、門はついていないのか?

[ 目を細めて少し口元を上げた。 ]

 門は何の為にある?
 悪漢が家に入って来ない為じゃないのか?
 ならば、それを壊したらどうなる?

[ どうなるのだろう?
 テオドールも知らない。
 ただ、それが首魁討伐前ではマズイことは分かっていた。 ]

 好きにしろ。
 これから起こる事は、俺も見た事がない「未来」だ。
 どうなるかは知らん。

(183) 2014/04/09(Wed) 23:55:42

騎士 ヤコブ

[「首魁」を倒す方法。>>170
 完全に、門を閉ざす方法。>>173
 テオドールの語るそれを聞いて、頷く。

おそらくその方法を取るならば、確実に門を閉じられるだろう。
昔、ソマリアランが語った物語の通りに。
一人が、貧乏くじを引いて。]

 はは。
 おれにはもう、ちからは、ねえ。

 どうするかは、  ティニーに、まかす。

(184) 2014/04/09(Wed) 23:56:04

魔王 テオドール

 ただ、
 まだ俺を助けるなどと、愚かしいことを考えているなら、
 俺がここでお前を斬る。
 その鍵が、他者に託せる物ならば、俺が使って閉じる。

[ ハ、と笑った。 ]

 馬鹿な事を考えるな。
 お前は門を閉じることだけ考えていろ。

(185) 2014/04/09(Wed) 23:57:06

騎士 ヤコブ

[ふ、と。
やりきった充足感に包まれていた顔が、驚きに見開いた。]

 な……。 いま…… ?

[耳を掠めていった囁きに、まじまじとテオドールを見る。]

(186) 2014/04/09(Wed) 23:59:16

魔王 テオドール

 安心しろ。
 俺は新たな首魁にはならぬ。

 首尾よく首魁を倒したら、 
 俺は俺を完全に消す。
 そんな方法がある。

 だから、お前はただ気にせず閉じろ。
 俺はすでに死んでいる。
 人を襲う魔物だ>>140

(187) 2014/04/09(Wed) 23:59:47

魔王 テオドール

 だから、 もう。

(188) 2014/04/10(Thu) 00:00:12

魔王 テオドール


 ……死なせてくれ。
 

(189) 2014/04/10(Thu) 00:00:39

魔王 テオドール

 
 それが俺への「救い」だ。
 

(190) 2014/04/10(Thu) 00:01:20

【赤】 魔王 テオドール


 リッド。

(*8) 2014/04/10(Thu) 00:04:36

【赤】 魔王 テオドール


 お前を殺した俺には、
 もうお前の名を呼ぶ権利はないかもしれぬが。
 

(*9) 2014/04/10(Thu) 00:05:27

【赤】 魔王 テオドール


 ……どうか、最後の力を俺にくれ。

 「こうじゃない現在」にする為の力を。

(*10) 2014/04/10(Thu) 00:06:06

騎士 シュテルン

 えと、門ならありますけれど……。

[テオドールの言葉にそう返答をする>>183
確かに理屈としては正しいようにも聞こえる。

それでも――尚も言葉を紡ごうとした唇は、テオドールの言葉によって遮られる]

(191) 2014/04/10(Thu) 00:08:48

騎士 シュテルン

 あなたが屍鬼になってしまったのは……。
 あの時にわかりました。

[身体と吐く息の冷たさと、脈が止まってしまったようにほとんど動かなかった鼓動。
戦場で嗅いだ臭気も。

でもヤコブには言えなかった。
彼の父だったかもしれないのに、言えるわけがなかったのだ]

(192) 2014/04/10(Thu) 00:13:15

魔王 テオドール

 確かに任せたぞ。

[ これ以上は時間の無駄だと判断する。
 シュテルンが門を閉じる事を考えて居ればいいように、
 テオドールは、シュテルンが馬鹿な気を起して門を破壊する前に、
 首魁を倒す事だけ考えていればいい。

 扉の隙間。
 向こうからこじ開けられようとしている隙間に、
 テオドールは飛び込んだ。

 濃厚な闇がテオドールを包んだ。 ]

(193) 2014/04/10(Thu) 00:18:39

騎士 ヤコブ


 ……なんだよ。

 けっきょく、ばかばっかり、か。


[テオドールの言葉を、
「救い」を口にするそれを聞きながら零すのは、苦笑に似たもの。
胸元に下がるお守りを探り当て、ぷつりと紐を引きちぎる。]

(194) 2014/04/10(Thu) 00:19:34

騎士 ヤコブ


 テオドール。
 もってけ。

 マリーがくれた、お守りだ。

[桃色の結晶の中、淡い緑色が踊る石を、テオドールに向かって投げつけた。]

(195) 2014/04/10(Thu) 00:21:27

騎士 シュテルン

[命を救うことだけが助けじゃない。
あの時、思考を奪われそうになった説得力のある言葉が、現実を帯びて蘇る]

 ……わかりました。

[迷ってばかりはいられない。
これが彼への救済になると信じる]

(196) 2014/04/10(Thu) 00:21:50

魔王 テオドール

 ……そういえば、名前も聞かなかったな。

[ 鍵の後継者の少年。
 若き騎士。
 
 ……あの日。
 3年前の「遠足」の日。
 ヤコブやアランやマリーや、他の騎士達に囲まれて、
 ひとりだけ見知らぬ少年がいた>>1:200
 改変された歴史の中、ひょっこり現れた、居なかったはずの少年騎士。

 その場所は、何周か前のテオドールの場所だったはずだったのに……。
 そう思ってから、もうその場所に、テオドールは居られない事を思い出して。 ] 

 ……俺はお前に嫉妬したんだ。

(197) 2014/04/10(Thu) 00:24:34

騎士 シュテルン

[門に消えてゆくテオドールの姿を見送ると、
深呼吸して"鍵"を構えた]

 確かに今なら門は閉められる。
 俺ならば、閉めることに後悔することもない。

 だけど……。
 あなたが言う通りに門を開けるのが容易いのならば。
 あなたがそれで何度もやり直さないといけなかったのならば!

 俺は門を壊したい!
 あなたの見たことのない未来を作りたい!

(198) 2014/04/10(Thu) 00:29:16

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まどろみオフ
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