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[少女はこの先どうすれば良いのか迷いながらも、
死ではなく生を選択するのならば、
この中から人狼を見つけて処刑しなければならない。
少女は皆の会話に耳を傾けていた。
すると、レジーナの助けを求める擦れた声が聴こえた。]
……レジーナ?*
……人狼探す前に、倒れたら元も子もないでしょうに。
村長のおっしゃるとおり、すこし休んでください。
[レジーナのまぶたが、なんだか重そうな気がして。
その手を取り、脈を確かめれば、妙に早い。
思わず顔を顰めつ。]
いうこと聞いてくださらないなら……抱えてお部屋までお連れしますよ?
はは……どうかね。
わかんないや。
[風邪の延長なのか、それとも。]
[焦点が定まらないけれど、ゲルトが近くにいることだけはわかる>>229]
ねえ、ゲルト……。
あんた、カタリナを守ってあげてよ……。
[唸るニクスをギリ、と睨むと尾を下げて、
それでも未練がましく低い声をあげていた]
(お前が喋れて…告発してくれるなら、諦めも付くのに)
[揺れたままの秤はいつまでも傾く事は無い。
何処か悲しげにニクスを見つめて、ゲルトや
カタリナがレジーナの傍に来るなら退いて、
暖炉に更に薪をくべようと]
レジーナ、さん……?
[視線が虚ろになった気がして、その頬を軽く叩き。
慌ててその身体を抱えようと。]
ちょっ、何遺言みたいなこと言ってるんですっ!?
[少女もまた皆の手伝いをしようと椅子から立ち上がる。
羊飼いの白い犬がヴァルターに向ってわんわんと鳴いていた。]
……?
[暖炉の火がぱちぱちとはぜては赤々と燃えている。**]
……。
[ヴァルターへ頷いてから、ひとまずはソファーに身体を横にさせようと、レジーナを横抱きに抱える。]
レジーナさんっ、レジーナさん……っ。
[意識を失わせないように、その名を呼びつづける。]
(私はお前を怨むかもしれない)
[ゲルトのせいでは無く、自分のせいだと言う人の心より、
仲間を失った恨みを持った狼の本能。
幼馴染だったレジーナまで失えば、どちらに傾くか判り切っていたから。
言葉を飲み込んで、祈る様にゲルトとレジーナを交互に見つめた]
― 談話室 ―
[様子のおかしい女将の様子。
廊下には食事の匂いがしていたが。
苦しそうな様子を見る。]
……無理でもしすぎたんだろ。
昨日は遅くまで片付けていたからな。
[此処の掃除をしていた為ではないかと零す。
その原因――此処で2人を殺したのは自分だというのに。
淡々と眺めるのみ。]
[やはり、ただの人間の身に、天使の力は余るものだったらしい。]
[それでも健康な状態であれば、ここまで負荷が掛かるものではないけれど。]
[銀嵐の最中、というのがよくなかった。]
[一度こじらせた肺炎は、急速にレジーナの体力を奪っていく。]
……あれ、今日の処刑、どうなるんだろう、ね……。
[自分がこのまま目を閉じてしまったら、人狼を退治できない]
ごめん、よ……。
[人狼の手がカタリナやゲルトへ伸びるかもしれない。
それを防ぐ事ができなくなるかもしれないのが、心残りだ]
お前達がいなくなって…まだ一日も経っていないのに。
やはり私は弱くなっていた……。
人間ゴトキがしぬかもしれないことに。
おびえている。
なぁに言ってるんですか……っ。
そんなこと、後回しですっ。
[あまりにも急変過ぎる容態。
銀嵐の中、長時間いたせいで風邪をこじらしたにしても。
昨日はさほど兆候が見えなかった。
何故……?]
誰か、毛布をっ。
[必死に何かを取り繕うとしている自分を感じて。
嘲笑うしか出来なかった。
怯えるなら選べばよかったのに。
無くしてから後悔する己を]
― 談話室 ―
[手を伸ばせば届く位置に置かれたティーカップを一口。なんとなく味気ない。
レジーナが書いているノート>>201に視線を向け、周りの面々を見る…昨夜と一人足りない。
おそらく、人狼に襲われたヤコブを最後に見た様子>>4:570を思い出した。
あの時の彼は…裁かれる前に、すでに囚人と成り果てていた。それなら死の痛みがあれど、ヨアヒムの所へ行けるなら幸せだったのかもしれない]
生存者は私以外に6人か。
ずいぶんと寂しくなったな…。
[当初は2倍近くいたのに日毎に減っていた。
人数を指折り数えているとレジーナが咳き込みんで体調が辛そうな様子が見える]
先ずは体調管理が第一だろう。
[支配人室の扉に手を掛けて、鍵の事に気付いて動転している自分に舌打ちする。
清潔庫の方まで戻って毛布を探しだすのは
僅かな時間だったかもしれないが。
嫌な予感がして気ばかりが焦っていた]
[誰かの呼びかける声が聞こえる。
けれど、誰のものだかわからなくて]
[まぶたがゆっくりと閉じられていく]
…………
あぁ、そっか……
もうひとつ、心残り、あったね……。
カタリナ……
あんたの花嫁姿、見たかった、なぁ……。
[どうして、過去形なのだろう。
そう考える余裕すらなく。]
ずっと、見守ってる、から……
あんた、生きるんだ、よ……?
ああ、オズ……
迎えに来て、くれたのかい。
ありがと、ね……。
[一瞬だけ、手を差し伸べる天使の姿が見えた気がした。]
[まぶたが閉じられると同時、天使は動けないレジーナの手を取ってくれて。]
[嬉しそうに笑みを浮かべ、レジーナは眠りに就いた**]
[熱かった筈の体温は、低くなり。
心拍数が落ち、呼吸が浅くなる。
自宅であれば他の薬の投与や点滴も可能だが、それも出来ず。]
ダメです、レジーナさんっ。
[気ばかり焦るも、打つ手がない。
ぎり、と奥歯噛み締める。]
レジーナ…しっかりしろよ…。
お前の為にも…村の為にも……。
[毛布抱えて廊下を行く途中思わず漏らす。
彼女に何かあれば、ゲルトを恨み、牙を剥くかも
しれない事を何処かで気付いていた。
もし己の牙を退ける牙が、彼を護っていると知っていても。
退けられると判った上で牙を剥くだろう]
[閉じられる瞼と、微かな声。
握った手首は、脈を伝えてくれない。]
レジーナ、さ……。
うそ……だっ………!!
[失われていく生に、男は叫んだ。
それが嘘ではないこと等、医師である自身がよくわかっているのに。]
…レジーナさん…? レジーナさん…っ。
こ、心残りとか、縁起でもないことを言わないで…
[レジーナの瞼が降りるのに、
泣きそうな声で必死に呼びかけた]
…花嫁、姿? うん、うん…っ。
レジーナさんに見せるから、だから、それまでは、だめ…。
置いていかないから、置いてかないって、約束したのに…っ。
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