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あー。両親は仕官してますが、あたしはしてませんし。
今のところ、する気もない……というかする気が起きないですし。
それに友達の所に行く、って言ってありますから!
[ぐっ、と親指を立てる。
基本的に興味のあることしかしない研究者系気質なため、仕官する事に意味を見いだせないでいるのであった。
石橋を叩く系なのに、束縛を嫌う変わり種であった*]
……るー……。
クゥが言ってるのは、そっちの事じゃないと思うのだよ。
[仕官するしないは、こちらから何か言う事でもないわけで]
そう、言ってもらえるのは嬉しいけれど。
……いちおう、ここは禁忌の地であるに変わらないのだからね……?
[ぐっと親指立てる様子>>90に、ほんとにだいじょーぶ? なんて思いつつ]
理を破り過ぎるのは、あらゆる意味で良くないのだよ。
[同時、あのひとその内怒りそうだなあ、なんて。
ちょっと考えたりもした]
― 後日 ―
[ 天霊湖の異常をきっかけに、周辺国の間に微妙に生まれた緊張状態、それより以前からの小競り合いも含めて、軍事、外交の懸案は山のようにあった ]
まったく...
[ 政務には余り深く関わらぬようにしてきた公子も、無関係とはいかず、当分の間忙殺されていたのだが ]
俺が目を離した隙に、好き放題にあそこへ遊びに出掛けているとはどういう事だ?
[ 喚び出したコン家の娘を、じろりと睨んで、公子は溜め息をついた ]
二度と行くなとは言わんが、次からは、俺かトールと一緒にしろ。
いくら有能な精霊師だと言っても、娘1人で気軽に出掛けられる場所だと、うっかり目撃した者に認識されては困る。
俺なら元々規格外の無謀者と見られているし、天霊湖の調査は継続すると公言している。
トールは俺の近衛だからな、どちらかと一緒なら、不自然ではなかろう。
[ そのトールが、主を置き去りにして結構頻繁に出掛けて行っているのも、公子としては、若干物申したい事案ではあるのだが、そこはこの際置いておいた ]
あの場所に、少々の風通しと変化が必要だとは、俺も思う。
だが、それは時間をかけて慎重に行わねばならないことだ。
お前が、彼の地に在る者達を気にかけているのは知っているが......彼等の為にも、今は自重しろ。
[ いつかこの先、国を離れることになれば、必然的に残るこの娘に、護りの要は託すことになるのだけれど、今はまだ、その時期ではない、と公子は思っている ]
聞かないというなら、お前の父に色々と進言させてもらうことになるからな。
[ そうして最後に付け加えたのは、とても明確な脅しであった** ]
― 天霊湖からの帰還後 ―
[今回の調査は終了となり、報酬のやり取りをした後、ユーリエは拠点としていた宿へと戻る。
待っていたのは共に旅をする従者が数名。
調査はどうだったかと問う声に、ユーリエは小さく肩を竦めた]
収穫はなし。
マナは濃そうなんだけどね。
精霊石らしきのは見つけられなかったな。
[報告するのは調査隊としての内容ではなく、元々の『目的』の結果。
それ以外のことを報告する義務は無い]
まぁ、マナに影響するものが精霊石だけとは限らないしね。
あそこは神代から存在する場所だって言うし。
マナの質を見れただけ良いでしょ。
[そう締め括り、この話はお開きとした。
遺跡内部から戻って来た時は晴れていた霧も、今はもう以前のように立ち込めている。
ユーリエが調べる必要が無いと言えば、改めて見に行く従者はいなかった]
そうそう、調査隊の報酬、なかなか奮発してくれたよー。
これでしばらく路銀に困らないね。
[じゃら、と出した袋はなかなかの重さ。
それを見て従者達も軽く沸く]
今日は美味しいもの食べよう。
明日からまた別の場所を調べに行かないといけないしね。
[調べるべきことは沢山ある。
精霊石を探し手に入れる、もしくは買い付けの手はずを整える。
故郷で言い渡された仕事はこれだけだが、ユーリエには個人的な『目的』もあった。
それは、各地のマナの状態や質を確かめること。
そして、マナと精霊石の関係性についてだ。
これらは全て故郷の産業のため、と銘打ってはいるが、その実少し違う。
マナを使い続ける故郷と、そうではない場所との比較を目的としていた**]
[男の礼に対して返ってきたのは、>>4:221>>4:230>>4:233>>1皆それぞれの言葉ではあるものの同じそれだった。
一人一人にもう一度、「ありがとう」と礼を返しはしたものの。
成せたのは皆のおかげだと礼を言い一人とて己だけの手柄を誇示しない、これがどれ程稀有なことか彼らは自覚しているのか。
そんな事を思いながら、守り人の紡ぐ言霊に目を閉じて。
再び開いた瞳に映るは白い霧、ではなく満天の星空に迎えられて、だった]
…これはまた、見事だね。
[これまで旅をしてきた中でも夜空が美しい所はあったけれど。
これ程澄んだ空、幾つもの煌きが降り注ぐ場所はそうあるまいと暫し見惚れた]
心配なさらずとも、大丈夫ですよ。
僕はただの来訪者にすぎませんし、元から誰にも話すつもりはございません。
あぁ、ただ…この国を失礼した後も、折々にこちらへお邪魔することはお許し頂けませんかね?
[元々一つの国への滞在期間は長くない、故に深くは知らず知ったとしても口外しないは常のこと。
そろそろ次の国に行こうと思って纏まった旅費を稼ぐ為の今回がまさかこんな事になるとは思っていなかったけれど、この点においては変わらない。
ただ、甘味が好きな守り人達と、香を好む神徒達に細やかな外の風を届けたいと思うことが常とは違う願いを口にしていた**]
?
[不思議そうに首を傾げる。]
ええ、そうですね。
[人が何かを禁忌とするのは、それなりの理由がある。
その事は理解しているが]
……これでも、此方へ来訪するのを自重はしているのですが。
[理はある程度破るためにある、と言わんばかりであった。*]
[ 公子の要請に、当然の事、とばかりに、了承の意を告げたローランドの、相変わらずの謙虚さに思わず笑みが浮かぶ ]
そう言ってくれると助かる。お前は旅を続けるのだな。ならば必要なものがあれば、出来るだけ揃えて行け。王宮の薬草園にも入れるよう、話をつけておいてやろう。
[ 王族専用の珍しい薬草や香草を栽培している薬草園ならば、ローランドに役立つものも少なからずあるだろうと、公子は、そう請け負った 。当然ながら、約束の報賞とは別扱いのボーナスといったところだ ]
[重ねた言葉に返るのは、首傾げる仕種。>>100
少年が困ったようにるー、と鳴く]
……これでも抑えてるって、のはちょいとまずいだろ。
[こちらはこちらで、滲み出る態度に、やれやれ、と頭を掻き]
俺たちは
その中には当然、人の世の理も入ってる。
……それを大きく乱す行いは、正さにゃならん立ち位置にも居るわけで……。
……うん。
今の頻度を繰り返されると、島自体を封じて出入りを止めないと、不味くなるかも知れぬのだよ。
そうなったら、公子殿にも怒られるのではないの?
[言い澱む守り人の言葉を引き継ぎ、さらりという。
笑顔で言ってしまえるのは、根底を為す鏡の精霊の性質が滲んだから、というのは。
まあ、半身以外にはわからぬだろうけれど。*]
[ タンツェの返答は>>100彼女の性格をそのまま映して、そこに何の損得勘定も無い分、公子にしてみれば頭が痛い ]
...やれやれ、この話は、きちんと纏まってから、と思ったが...仕方が無い。
[ 小さく吐息をついて、伝えるのは、一年後を目処に、王家直属の天霊湖の鎮守を司る役職を設けるという計画 ]
俺はその役に、お前を推挙するつもりでいる。
だが、王や重臣達にそれを納得させるには、お前自身がその役に相応しいと示さねばならん。
一年、少し我慢して修行を優先しろ。
そうすれば、一年後には、お前自身の判断で、いつでも行けるようになる。
[ それが役目の一つであると、人が納得しさえすればいいのだから、と...そうすれば、公子の消えた後も、彼女を邪魔出来る者はいなくなるから...そう、伝えようとする言葉は、さて正しく伝わったものか* ]
[男の返答に、公子の表情は柔らかに変わる。
更に加えられた言葉は、こちらにとっては破格といえるもの]
そこまでして頂いて良いのですか?
ありがとうございます、公子。
[王族管理の薬草園は、自国であれば一部の者しか入れない程厳重な場所だった。
他国はあそこまでではないとはいえ、重要な場所には違いない。
それをみられるだけで、男にとっては今回の報酬として充分だと感謝を返した]
[続けてこの島への定期的な来訪の願いは、少しの思案の後に答えが返る。
あげられた条件は、確認の無いままに足を踏み入れぬ様にという配慮だろうとは察せられたので異論も無く。
また、向けられた笑顔が公子の望みでもあると伝わるものだったから尚更断る理由は無く]
分かりました。
では、腕によりをかけて良いお茶をお持ちしますね。
[これから年に一度程は、この国に来る事になるかなと思いながら、笑みを返した**]
[ 物心ついた時から、欲しいものはすべて己の力で手に入れてきた。
生来与えられた権力は、己のために使うものではない、と、父に薫陶を受けたからでもあり、労さず手に入るものに、己自身興味が抱けなかったからでもある ]
[ しかし、こと人間に関しては、女であれ、男であれ、手に入れて独占しようなどと、考えたことは一度もなかった。
あの美しい刃に魅入られるまでは ]
トール。
[ それは、テンガを離れ、追ってきたトールと再会した直後のこと ]
血の匂いがするぞ?どこで寄り道して来た?
[ 国境を越え、己同様、政情の不安定な場所ばかりを通って来たはずだから、何事もなく通り抜けるとはいかなかったのは当然だが ]
結構深い傷だな?まったく、俺の知らぬうちにそんな傷を付けられるとは...
[ むう、と不機嫌が顔に出るのは、相手がこの男だからだ、と自覚している。共に戦う時にも大方満身創痍になるのが常の戦馬鹿といっていい相手に、無駄な物言いとは解っている筈なのに、だ ]
お前は俺の物なのだから、多少は自重しろ、馬鹿者。
[ 自分の目の届かぬ場所で、彼が命を落とす様な事はきっと無い。
それも知っていて、尚、その傷痕が残るのを厭うのは...恐らく、それが「自分の知らぬ傷」だからだ ]
[ あの霧の中、何の躊躇いもなく、彼を近衛に任じたのは、どうしても、欲しいと思ってしまったからだ。
国のためでもなく、神獣の試練を乗り越えるためでもなく、ただ、欲しいという、己の欲 ]
[ この男の美しい戦舞も、傷も、命も、全ては自分のものだという、呆れる程の独占欲...生まれて初めてと言っていい、そのある意味厄介な感情を、しかし、厭わずに在る自分が居る ]
この先の国では内乱が起きたばかりだそうだ。
[ 不機嫌なまま、染みる薬をわざと使って手当を済ませると、道の先を指し示す]
行くぞ、トール。
[ そこで何を為すのかという説明のひとつもなく、ただ当たり前のように、戦火へと誘う狼は、一転、ひどく楽しげな笑みを浮かべていた** ]
やぁ、久しぶり。
今回は西方で色々珍しいものを見つけてきたよ。
この果物は日持ちがする様に砂糖漬けにしてあるんだけどね。
これと同じ風味がするお茶とか、面白いだろう?
味も仄かな酸味と甘味で調和がとれていて美味しくてねぇ。
[久方振りの来訪者は、遺跡の守り人の出迎えに笑顔を向けて。
出した土産は彼ら好みの甘味、自作の香は双角と白角に捧げておいてもらおうかと思っていたのだが]
おや?
[守り人だけではない人影に気付き、自分以外にも誰か来ていたのかと首を傾げる。
見覚えのないその姿に誰なのだろうと考えながら、初めましてと言いかけて、ふと既視を感じ]
失礼、どこかでお会いしたことがありまし……あれ?
[以前会ったことがあるかと問いかけながらその瞳を見て、ぱちり瞬く。
対照的な印象の二人だが、どこか通じるものがあるその瞳は、確かに自分を映したことがあるもので]
……もしかして、白角さんと双角さん、かい?
[あの方は、いつだって自由で、身軽で、鮮やかで、
追いかけずにはいられないような跡を残していくから──]
[なぜ無官になった今も、この元公子に付き従っているのか。
…そんなことを疑問に思ったことは一度もない。
彼の側にいれば退屈せずにすむ。
跡を追えば、隣に立てば、戦に困ることはない。
なにより、彼自身の熱さが、自分を惹きつけてやまない。
つまるところ惚れているのだ。
この、破天荒で傲慢な、"無冠の王者"に。]
ラン様。
[行くぞ、と誘う彼に是非もなく従いながら、背中に声を掛ける。]
いつか、王にお成りください。
そうすれば、もっと大きな戦も動かせます。
[こんな辺境の、こじんまりとした内戦ではなく。
大陸を動かすような、大きな戦いでさえ、
彼ならば───、と思う。]
[思い当たる節を問えば肯定の意が返る。
確かに印象は色濃く残ったまま、守り人の少年のこともあるのだ彼らが人の身になれぬ道理もない。
暫く呆気にとられたままではあったけれど、言われてみれば成程と納得できるもので]
いやぁ、そうか。
あの姿だと流石に見上げないといけなくて首が凝る所だったから、助かるね。
その姿だったらお茶も嗜まれないかい?
[そう言って微笑むこちらに、彼らはどう思ったか。
どちらにせよ、旅先の土産話が芳香と共に在る事は変わらないだろう**]
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