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わたしも……
ジムゾンおにいちゃんと一緒に暮らせるようになって、本当によかった。
ありがとう。
これからも……
[そばにいてくれたら嬉しい――
それは、既に存在する世界の違う彼へは、言ってはならない呪いの言葉だ。
すんでのところで飲み込んだ。]
[『夢の番人』めりーさんの救出劇をじっと見守っていた。]
――再び、巡り会えた奇跡に、俺は感謝するよ。
[ふいに出てきたのは、そんな言葉。]
[ヴァルターから求められるまま、握手をかわす。]
風花の村にはそんな伝説があるのですか。
分かりました。忠告感謝します。気をつけますね。
[こくりと頷いて、談話室をあとにする背中を見送った。
それからヨアヒムの書いたスケッチを二枚手にしてリーザの隣に腰を下ろす。]
これはヨアヒムが書いてくださった皆さんのスケッチです。お守り代わりに持っているといいと思いますよ。
[スケッチを畳んで、リーザの膝の上に置く。
先ほど握り締めた手の温かさを忘れないようにしようと強く心に近いながら。
だから、リーザの言葉に頷いた。]
分かっていますよ。
これからも、リーザは私の大切な家族です。ずっと見守っていますから、安心してくださいね。
[リーザが言わずに飲み込んだ言葉の続きをそんな言い方で締めくくって、静かに笑みを浮かべた。]
ふふふ。どうして、って思った?
――だって、聴こえてるんだもの。貴方達の『聲』が。
こんな『声』があるだなんて、私、初めて知ったわ!
そこでヨアヒムと喋ってる時のヤコブの声、とても楽しそうだったから、私もちょっと安心したのよ。
私はその声で喋ることはできないけれど…
でも、こうやってまた話すことができたから。
…ありがとう、ヤコブ。
嬉しかったわ。…とても。
[――もう、自分は死んでいると、知っているから。
きっとこれが、最後の会話>>18。だから、嬉しかった。
パメラはこの先何が起こるのかは知らないけれど、
きっとヤコブの行く先には、ヨアヒムがついているから、
そう思えばこそ、安心することができるのだった。]
[懐かしい面影。あたたかな時間。
それらは自分の知っていたものと寸分違わないものだったかもしれない。
思い出と少しずつ異なっているかもしれない。
それでも、この幸せな時間を享受できたことは、胸の中にしまっておける大切な宝物。]
ああ、そうか。俺は。
こんな風に懐かしいみんなと会いたかったんだ。
[自分の今の正体を。死者の魂を護る守護獣としての役割を思い出した。
『もう一度懐かしくも愛しい魂たちに会う』それが孤独を味わってきてもなおかつ希望を求めようとする守護獣の望み。]
[さて、何事にも終わりというのはあるもので。
いつの間にか宿から姿を消してした面々が、外から戻ってきたのを見れば、パメラも出迎えようと席を立つ。]
おかえりなさい、みんな!
あら、メリーさん?
…ふふふ、迷子になってたの?
[皆の連れてきたメリーさんもふもふ。]
みんな、またいつかどこかで会おうね――。
[すぅっと光の中に解けていったその後には。
早春の淡い光とヴァイオリンの音と**]
[もうすぐ長くて短かった夢から覚める。
そしたら現の世界に戻らなくてはならない。
嗚呼、それでも――・・・。]
ありがとうね。
僕はとっても楽しかったよ。
[この場にいる人に。
そして、正体は分からないけどこの世界に呼んでくれた存在に。
心からの感謝を口にした。]
おおかみさん、
もし白いおおかみさんに出会ったら、
寂しい時には呼んでるから、って伝えておいてくれますか?
[この時間が終われば、自分はこれを使えなくなってしまうから]
ありがとう。
ここには来られなかったもう一人も含めて、皆は僕の大切な仲間だよ。
[静かな声が赤い囁きに乗る。]
―宿屋―
ジャガーの姿でいきなり前に出てこられたらうっかり撃ちそうだな。
[全く冗談になって居ない事>>109を話しながら宿へと帰り着く。
いつもは外で待たされる白い犬も今日だけは一緒に宿の中に入る。]
よーし、今から作ってくるぞー。
仲良くちょっと待ってろよ。
[弟と白い犬へと声をかけ厨房へと。]
えっと、女将とパメラでいいんだよな?
[先に厨房に居た二人。
今更ながら似た別人なのだと確認してから。]
悪いけど、ちょっとだけ厨房使わせてくれないかな。
弟に晩御飯作ってやりたいから。
野菜はあるかな?
[許可が得られたら。
豪快かつ大雑把にサラダ用野菜をちぎり、パンケーキを宙に舞わせ、晩御飯を作り上げる。]
できたぞー!
[宿中に響くような声と共に。
二人+一匹分のパンケーキとサラダを両手で軽々と運んでくる。]
じゃ、食べるか。ペーター。
いただきます。
[パンケーキを貰ったヴァイスがわん、と鳴く。
まるで夢のように、家族団らんの時は過ぎて行くのだった。]
おにいちゃん。
わたしね、おにいちゃんに心配かけないように、これから頑張るから。
もう少しの間だけでいいの。
見守っていてくれると嬉しいな。
[じっとジムゾンの顔を見つめる。
ああ、よかった。
まだ、目がどこにあるか、辛うじて解ることができる。]
[真っ直ぐにその目を見つめながら、願いを口にした。]
皆さん、ありがとう。
[本来の仲間ではない自分にも親切にしてくれた紅い世界の住人たちへも、感謝を聲に乗せた。]
また皆と会えたらいいな。
・・・お前もそう思わないか、ヤコブ?
[最後に大切な幼馴染を見つめて、にこりと笑う。
この場から立ち去るときは、ヤコブと一緒にと思っているから。
めりーさんには同時に触れることが希望・・・。**]
[ジムゾンの返事がどのようなものであっても、少女は最後の瞬間まで笑みを絶やすことはなかっただろう。]
[――やがて、視界が完全に閉ざされたとき]
[少女は、あるべき世界へと還っていった**]
[さて、何を作ろうか。
レジーナの料理はどれも絶品だから。
あれもこれも、最後に食べたいものが多過ぎて。
たくさん候補を挙げては彼女を困らせ、
それでもそれは、すごく楽しい時間。
―――幸せな、日常。
弾ける皆の笑顔。
その中でゆっくり、ゆっくり、意識はフェードアウトしていく…]
いっただっきまーす!
[お菓子な宿屋に少年の元気な声が響く。>>141
夢のような一時は、まだ、少しばかり*続くのだった*]
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