情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[――…いつも、伸ばされていた手が、あったように思う。
あの海賊船で、自分を拾ってくれて、船においてくれたマーティン。
馬鹿なことや悪戯をしでかしてばかりの子供に構ってくれた、船の大人たち。
同じように拾われては、船で同じ時間をすごしていた、似た年頃の子供たち。
それから――… “ ”
病弱で、いつもどこか辛そうな影があったようにも思えて、
それなのに、
あのさ、いつも、他の誰かのこと心配して想いを寄せて、そんな風にしてるように、見えてたよ。
きっと、気づかないでいただろうね。
胸の空洞に作り物の心臓を貰ったばかりのブリキの木こりが、
心を動かすやり方を、学んでいたあの船で、
皆に優しさを向けるその姿から、どれだけのものを、貰っていたか。
“あなたは、殺されかけなくてよかった”と、あのときそう言っていた。>>0:363
きっとあの船に来る前も、
あの船を降りてから、たくさんのことがあったのだと思う。
知ることも出来ずにいる、それが。
どうしようもなく、胸を刺す。
]
[ 船を下ろされたのは、生かされた、ということだ。
養父からも、数え切れないくらいの恩と愛情を貰った。
それから、いま、この船で。
出会った人にだって、守りたいと思う人たちがいる。
それはたとえば 、いつも二人して似たような無茶をして、
自分のことを省みないような顔をして、
こちらのことばかり心配してしまうような、
誰かだとか、ねぇ。 ]
[ これまでの道には、
もしかしたら、きっと。
一人よがりで、何も見えていない、
はかり知ることなど出来ずにいた、
只管に愚かなだけの思慕も、
多くあったのだろう。
己の目で見えるものしか、
見ることも、思うことも、適わずに。
けれど、自分にとっては、どうしようもなく確かな光だった。]
[――… 故郷はない、今足元にある、その場所だけ。
だから、
今まで歩いてきた道すべてにあった幸せを享受して、一つ残らず、零さずに。
ヘルヘイムへと、落ちてゆこうと思う。
最後の一秒、一瞬、そのときまで、離さずにいようと思う。
ひとに何を言われたとしても、どんな名がついても、構やしない、
これだけは絶対に、何があっても手放さない、一粒一粒の記憶だ。]
[ああ、でも、悔しいな、何一つ、及びやしない]
[苦しくて、悔しくて、いたくて、どうしようもない]
[苦痛に飲まれて、何もかも、はじけ飛んでしまいそうになる]
[本当に、本当に、何も出来ずに]
[ 間もなく、ぱぁんと銃声が遠方で響き渡るだろう。
しかし未だ聞こえない。
銃の音も、死者の聲も。
──まだ、響いて来ない。
遅れて聲が響き渡る時
無実の人間が再び命を落とした現実を知ることになる。
そして、信頼できる、心を許した者もまた──>>370。
──またしても、心が削れ落ちる時が来る。
既に幾度削れ落ちただろうか。
幾度と無く罅割れ続けた心も、残るは。]
…………
本当に、おしりを食べたのですね。
[ 美味しくて、ヨカッタネと、思いながら。
発見された死体が、お尻が陥没だなんて、少し哀れだとおもう。 ]
[みんなを守りたかったのに、
それだけしか能も無かったのに、
出来ることひとつ、なかった無力さが。
どうしようもないほど無様な馬鹿さ加減が。
駆けずり回ったところで、何一つ、力は及ばずに、
何も出来ずに、死んでいく。
この死がきっと、彼女を悲しませることが、
苦しませることが、
いたくてたまらない。]
[――なァ、それでも、さ]
[ たとえばもし、いま、この心を“だれか”に伝えられるのだとしたら、
こんな死に際の“想い”が、届くような、
そんな奇跡が、あるはずはないのだけれど――…
もし仮に、そんな誰かが、いるとするのなら、
その誰かには、
大丈夫だよぉ、って、
意地を張って、みるとしよう
だから、
その“ 誰か ”には、もしかしたらきっと、
ここで途切れることへの、どうしようない無念と口惜しさと
共にでは、あるけれど、
――… そんな風な、笑顔が、届くだろう。]
[ ごめんな
幸せだった
苦しめたくないのに
笑っててほしかった
正直なことを、言うなら、
これ以上望むものなんてないって、思ってたはずなのに、
この船に来てまた会えて、
――… もう少しだけ、生きていたいなんて、
そんな風に、思ってしまった。
――… 会えて、良かったよ、エレン。]
[トサリ、倒れて眠りについたジークムントを>>368
スノウを呼びだして、Nルームへ運んで貰えるよう頼む。
もし彼に、最後に会いたい人がいれば、
その後になっただろうが。]
―――…ナネッテ…?
[ジークムントに、“おやすみなさい”と告げる
ナネッテの声音は>>385。
今にも泣きだしそうに、胸に響いて。
銃をホルスターに仕舞い、彼女に近づいて。]
なんでだろうな…
私には最初に会った時からずっと、
貴女の目元の傷が、泣いているように見えるんだ…
[そう囁いて、彼女の目元に残る、
兄の瞳を移植した後だという傷跡に。
拒まれなければ、そっと、“赦し”を求め続ける
彼女の、ヒトのココロが流す透明な涙を拭うように、
触れようか。
――…”赦し”が、ほしい?
初めて出逢った、幼い少女のように。
彼女が小さな少女の指先の温もりに、
すこしだけ、兄の面影を重ねたとは知らぬまま*]
ああ、ありがとう。
世話になった。
[彼は清掃用のドロイドを呼び出し、割れた食器の破片を片付けようとした時。
目の前にスノウが現れる。
ジークムントは無自覚な人狼であった、と。]
やっぱりそうだったか。
しかし、無自覚……?
[予想は正しかった。しかし、無自覚という言葉にも引っかかりつつ。]
とりあえず、見つかってよかったですね?
[そうクレステッドに振り向く。そういえば遠くから銃声の聞こえる音がする。そして_____
しばらくして、彼の様子は、どうだっただろうか。おかしければ、心配しそっと肩を叩くだろう。]
(──そういえばディーク君とお茶する約束、
未だ叶ってなかったな。
明日辺りにでも誘ってみるか。
どうせ今日も船内を走り回っているだろうから。
また自分のことよりも他人のことを心配して、無茶をして。
どうして何度言っても分からないんだろうな、あの子。
今度こそは軽く小突いてやろうか。)
[ 小突いてお説教して、でも飴を与えることも忘れず。
奢ってあげるからちゃんと休むんだ、と言ってやろうと。
決して叶うことのない約束を思いついて。
明日が来るのが楽しみになっていた。
──そう、この時までは。]*
大丈夫かい?
そうだね、作って貰えるのならお言葉に甘えようかな。
金馬号料理人の腕、楽しみにしているよ。
[ スノウのホログラムが消え、粗方片づけが終わった後。
ノーラから礼の提案が出る>>342。
思えばここ最近ろくに食事を撮っている気がしない。
金馬号は滞在していた時から食事が美味だったが、
果たして今もそうなのか。
腰を下ろし食事が出来上がるのを待つことにしたが。]
やっぱり……?
ジークムント先生、そんなにガルーらしかったのかい?
……本当にそうなら、良いのだけれどね。
[ 何故彼がジークムントが人狼だと断定出来たのか
疑問が軽く湧き上がったが>>401。
たとえジークムントが本当にそうだとしても。
これで終わりのような気がしないから。
ナネッテは黒だと思っている。
しかも周囲から同意を集め難そうな。
どこか不安に見えたのだろうか。
考え事をしていたのを読まれたか。
肩をぽんと叩かれると、一瞬びくっと震えたが拒むことは無く。
そして美味しい食事の到着を待ち、無事ご馳走になったのだったか。]**
そう、
ノーラが貴方のことを…。
確かにあのスープは…
[ ノーラがゲオルグを人狼と思う根拠は分からないけれど
そのスープは私も飲んでおり
確かに不気味な真紅をしていた>>2:192記憶もある
暖かくて優しくて。
彼のスープを飲むば幸せな気持ちになれたから
…だからこそ裏切られたと思い込んだ
傷は深く深く心を抉り取った
人としての心なんて全部棄てちまえよ。そうしたら楽になれる
…そんな抗いがたい魅惑的な悪魔の手を取りたいと思うほどに
それを皮一枚で繋ぎとめていたのが
≪ドロシーを守りたい≫という願いだっただろうか
それさえ覆された時どうなるかは、さて。 ]
……。
ううん。大丈夫。
"また"ね。
[ 刀を受け取るか少し迷ったものの
受け取ることは無かった。
ここは危ないからゲオルグが持っててよ、なんて
泣きそうな笑顔で言って。
" 次 "など無いのだという微かな予感があった。
もし私が生き残ったとしても、そこにいる私には
心は残っていなかっただろう。
そうでなくとも。力比べになれば敵うはずも無かったから何もできないまま( 何も知らないままで! )死ぬかもしれない
もし…もしも私がノーラを信じることが出来たなら
もしかしたら疑いの目はゲオルグに向いたかもしれないけれど、どうなるかは分からない。
尊敬する特攻隊長に会えたけれど声は晴れることは無く
むしろ瞳に宿す闇の度合いは増していただろうか
そうして、ゆらゆらと薄暗い廊下の方へ歩いていった ]*
[ 彼が居るとしたら何処だろうか?
そのままレストランへ向かったけれど
もし彼が会いたくないなら
きっと入れ違いになっただろうから
会うことは無いだろう ]**
[ナネッテとは、
それからも幾らか言葉を交わしただろうか。
ディークを探しに、歩き出した。>>373
それは、
彼を喰らった獣が、既に姿を消した後のこと>>378.]
ー いつかどこかのコンパニオン ー
[茶色い毛玉は沈黙していた。
死んでないよ皆の事ちゃんと見てるよ。
どういう訳か、過去最高にお呼ばれし
撫でられ、もふられている。
それはとても嬉しい、その時は安心出来る。
ただお呼ばれして撫でられたり
独り言と称して不安を打ち明けられたりもした。
いずれにせよ、茶色い毛玉は何も言わなかった。
構ってもらう心地良さで顔が緩む事はあれど
コンパニオンでしかない兎から
悩める人間達に言うべき言葉がない。
見つけられなかった。]
スノウなら何か言えたかもしれないのぜ
でも私は、ただのコンパニオン
何も言ってあげられないのぜ
役に立たないのぜ……
[どれも事実なのが悲しいところ。
そんな思いから……ではないけれど
またすぐに怖くなってしまった茶色い毛玉。
やはりきゅうきゅう鳴いて震えだしてしまうが
どこかの1個体は、白い猫の元へ赴き
労いのもふもふをしていたとか、いないとか。**]
そろそろ僕は戻ることにするよ。
本来の目的は花を買いに行く予定だったんだ。
美味しかったよ、ありがとう。
また割らないように気をつけるんだよ。
[ ノーラに食事の礼を言ってレストランを後にして
第3エリアへと歩いていこうとした時。]
………… っ……!?
[ ──頭が、締め付けられるような痛みがした。]
…… まさか。
[ 良く知った人の聲が、聞こえたような気がした。]
[ 先程、誘おうと思った、彼の。]*
[ 彼の断末魔の声を、
伸ばしてくれた手を>>382、未だ知らぬまま。
“ じゃあ、またあとで。”
別れ際、いつもの笑顔で、彼が笑った。>>379
その笑みが、とても好きだった。]
[故郷すらもたず、
地獄のような、暗闇の中で育って
苦しみも痛みも絶望も知りながら――・・・
短い命の灯火を燃やしながら
それでも――…誰かを守るために、ふにゃりと笑える彼が。]
[護りたいと願っていた。
それなのに、どうしてこんなに。
まるで、氷の爪に心臓を抉られるような
恐怖めいた不安がこみあげてくるのか――…
そんな冷たい恐怖に囚われかけた時。
ふっと、彼の温もりの気配がした気がした。]
[“大丈夫だよぉ”
意地っぱりの声が、響いた気がして>>396
ふわり、脳裏に浮かんだ、いつもの笑みに。
届いた想い>>396>>397>>298に。]
[
私も、会えてよかった――…。
囁きながら、いつものように、
心の中で彼の髪を、愛おしむように、そっと撫でた]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新