情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
森エルフ?
[ ディークの返事に、首を傾げる。が、何か考えがあるように思えて、そこには言及せず ]
ああ、今斥候を出した。
そうだな...見つけたらすぐに拘束するしかないか...
[ あまり気の進まない手段だが、やむを得ない ]
……何が起きてる。
[どうやら離れた所で何事かあったらしいが、ここからでは手の出しようがない]
取りあえず、近場から当たるか。
[懸念がただの懸念ならいいがそうでなかったら、という思いがあるから。
一度止めた足を動かし、双子がどこへ向かったかを確かめ。
行く先を突き止めた途端、駆け足になっていた。*]
[なお…短剣に塗られた毒は双子が育てられた蠍の一族謹製の配合なので、魔法ならともかく一般の解毒薬ではさっぱり効果がないだろう。
掠った箇所から、すぐさま肌が紫に変色していく猛毒だ。]
― 鉄底族の宿営地 ―
[槌の音響く中へ通される。
現われた鉄底族の長・偉大なる鷲髭のゴルバは、背は低くとも存在感のある勇士だった。>>297]
貴殿の炉の炎の絶えざることを。
俺は、ディーク・オラクル。
人間の王の息子にして、軍の総指揮であるロー・シェン・アウルム・ド・レオヴィルの使者として参りました。
ロー・シェンは、鉄底族の堅牢な誇りと武勇の噂を聞き、自ら仕合いたいと望んでいます。
[それぞれ2名の代表を出しての形式であることを簡潔に説明した。]
[男は祓魔剣を抜き放ち、
ヒトガタの傍で手綱を強く引き急上昇の動きを取りながら、右手で握った祓魔剣をV字の軌道で振り抜いた//]
[ 伝令のため、従者は傍を離れ、護衛の兵も他には連れていない、だから、双子が近付くのは、然程難しい事ではなかった筈だ。
しかし、すっかりヨセフの異常に気を取られてはいても、間近に迫った殺気には、男の武人としての神経が、意志によらず反応する ]
っ!
[ 左右から振り下ろされる短剣、その切っ先が、ディークの忠告に従って首に巻いていたスカーフに触れたぎりぎりの刹那に、後ろに飛び下がって、避ける ]
お前達...!
[ 同時に腰のクレイモアを抜き放ち、双子を睨んだ ]
魔王軍の、密偵なのか?!
[ 兵士ではない、そして、ディークやユーリエに近付き、ヨセフの懐に入り込んだ双子 ]
...まさか、姉上を殺したのも...お前達か?
[ 元々疑いを生じていたせいもあったろう。そこに思い至るのは、早かった ]
─ 鉄底族宿舎・使者訪れた頃 ─
決闘
[鷲髭のゴルバの元に人間が来た、と聞いてヒトガタは眉を寄せた]
…なるほど
[族長へ正式に接見を求めたならば、横から手出しするのは彼らの面子を軽んじたことになる。
そちらの方へ顔を向け、ヒトガタは少し思案した]
受けるかどうかも彼の裁量か
もし約定を交わし決闘を執り行うに立会人を求めるなら、俺が務めようと伝えてくださるか
[認められるかどうかはともかくとして]*
─────……テディ、
そうだ、 テディも
私が 私の手で
奪い返さねば ころさなければ
[新たなるコエ、新たなる名。
抱く目的がコエとして零れ行く]
だとしたら、逃がすわけにはいかん...
[ 剣を構え、双子を睨む、決して逃がさないという強い意志は、彼等にも伝わる筈だ* ]
― 鉄底族の宿営地 ―
[使者の口上を聞いて、ゴルバはふん、とふいごのような鼻息を吹いた。]
「鉄底族が人間の挑戦を受けて怯むことなどない。
だが、
そのロー・シェン・アウルム・ド・レオヴィルは、ここに来るのか?
でなければ、全ては戦場で語れと伝えおけ」
[鉄底族は魔王の命令なくばこの場を動くことはない。
それは律であり縛である。
とまでは、語られぬこと。]
[ 届くコエを、今は敢えて意識に入れず、目の前の敵に集中する ]
(ヨセフ...)
[ けれど、胸の内側...魔将の残した傷の最後の名残とも言える楔の先端がきりきりと、刺すような痛みを、男に伝え続けている* ]
─ 平原 ─
[大きな鳥翼、あるいは黒竜が舞ったかと思った影は、
ヒトガタへ向けて飛翔の先を変えた>>302]
なんだ…?
[逆光、
いや、それすら凌駕する光る剣。
降り注ぐ殺気と捉えたヒトガタはその場で腰を落として身構えた]
……!
[急降下した獣の影が、眼前で鋭く動きを変える。
大きく飛び退ることはせず最小限の距離で躱そうとした胸の布地を浅く白刃が裂いた]
──っ
[間合いをとり身を守るよりも、狂猛に傾いて植えつけられた戦闘記憶が即座に反応する。
引いた足を軸に回転をかけて、人間離れした軌道で跳躍した。
急上昇するグリフォンを片手で掴み、地上を離れようとする加速度に逆らって騎手である男の背へ蹴りを放つ]
あはっ。だったらどうするんだい?
[矢継ぎ早の質問には、無邪気さとは異なる冷たい笑みを返し。
相手がクレイモアを抜く間に、双子も呪具の本を取り出し開いた]
…… 星は我らの
…… 『天は我らの遊び場』
いでよ流星!
『こわれちゃえー』
[途端、皇子サマの周囲を巻き込んで天から流星が降り注ぐ。
相手は間違いなく手練だろう。その相手に、体格の劣る自分たちが武器のみで渡り合う理由は無かった]
テディ……
[改めて相手へと向き直り、剣を構える。
普段愛用するクレイモアと異なり、この祓魔剣はロングソード程度の長さだ。
右手だけで握り、ヒトガタへと切先を向ける]
…奪われる前に、
[闇に翳る黒い瞳を向け、男は操られるかのようにヒトガタの胸へ突きを繰り出した//]
[挑まれて拒む鉄底族ではない、という読みは正しく、ゴルバは鼻息も荒く受諾した。
ただし、ロー・シェンの方から出向いて来いと。]
委細承知。
[コエで確認するまでもなく、ディークは応えた。
峡谷にはいろいろトラップが準備されているが、ロー・シェンも果たし合いにそれを用いようとは思うまい。]
戦場は族長がお選びください。
族長のおられる場所まで、ロー・シェンと副将は艱難を突破して参りましょう。
ロー・シェンは、鉄底族の武と誇りをこのまま魔軍に汚させておくのは忍びない、
彼が勝った暁には、是非、味方になってもらいたい、と申しております。
[一族もろとも受け入れる準備がある、と宣誓書を示してみせた。]
負けるわけがないのであれば、これを受けても害はないはず。
ロー・シェンからの表敬をいれると思って、諾とお答えください。
[ それでも、この瞬間、男は彼等に殺意は抱いていない。
捕らえて、姉姫殺害の真実を聞き出すことを優先と考えてもいたからだ ]
[ 駆けた先、双子に向けた刃は、呪具を持つ腕を狙って揮われる// ]
……っ!
[天から不意に星が降る。
それが行こうとしていた先に落ちるのを見て、息を飲み]
おにぃ、無事っ!?
[最後の一駆けと共に上げた声は、呼び方共々完全に素だった。*]
[落獣した男に続いてグリフォンから飛び降りれば、獣は鳴きながら上空へ一度離れていく]
…ヨシュか?
[片手剣を抜いたヒトガタは、ぽつと呟いた。
体を傷つけなかったはずの胸で、しゅうしゅうと薄い煙を吐いて魔法鉱石が表面を溶かしていた]
[男が口にする名>>314は、彼が親友を呼ぶ時に用いたもの。
相手を眺め、切っ先の軌跡を追う]
……うばわれるまえに
[突きの動きで迫るそれをまともに受ければ、どうやらこの体は容易く破壊されるよう。
だが、相手の動きには記憶にある彼の剣技の鮮やかな精彩──怜悧さが足りないと見えた。
突きを躱すのはやはり紙一重。体のどこかに熱が走る。
踏み込み、すれ違う動きで胴へ向け剣を振るった。
黒のプレートメイルへのそれは斬撃というより力任せの打撃に近くなる]
[避けられないと悟り、双子は呪具を持つ腕を見捨てた。
どちらのか、それとも両方か、クレイモアで抉られてごとりと片腕が地に落ちる。
ひかりのイキモノらしい赤い血を撒き散らしながら、
痛みも、我が身を顧みず皇子に肉薄して、]
――今度は外さない。
『苦しんで』
[毒の短剣を、今度は至近距離で振るった]
[狙いなどつけられなかったから、結果がどうだったかは分からない。
でも相手の刃が襲ってきたから、
ああ、……失敗したのかな、なんて、*思った*]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新