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― コントロール・ルーム ―
[不意に真白猫が、にゃあん、と鳴く。
視線と耳を動かす様子に釣られて同じ方向を見遣ると、システムの復旧を試みるメレディス>>36が見えた]
邪魔ちゃダメだからね?
[集中している様子にそんなことを真白猫に言う。
真白猫は理解しているのかどうなのか、それでも腕の中から動くことなく、ふわり舞う光に視線を巡らせていた]
[メレディスの作業を見届ける最中、彼の周囲に茶色のもふもふ達がちょんちょんと集まり始めているのを見る]
あっ、ダメダメ。
[邪魔をされてはいけないと、茶兎の方へと歩み寄った]
[伸ばした手は茶兎を捕まえるには至らなかったが、メレディスの周囲から遠ざけるのには成功した模様]
油断ならないなぁ。
[逃げる茶兎を見遣りながら、メレディスの作業が終わるまではマスコット達が邪魔しないように追い払う作業に従事した]
すみません。
愚痴はこれくらいにして、コントロールルームの方に行きませんか?
あちらでなにか起こっているようなので。
[きりっ、とした半目を苦笑に変えて促す。
なにか、について問われれば]
すみません、あたしも断片的な事しか分からないのですが、あちらでも人が消えたらしい、としか。
[先ほど脳裏に浮かんだミリアムの事を考えていたこともあってか、再びミリアムの表層の情報を断片的に見たようで。
自分の能力の事など、どこまで話をしていいのか分からなかったため、差し障りのなさそうな範囲の事を口にした。]
[そもそも、軍に入る契機となったのは、『力』の暴発的発動だった。
命の危機に晒された時、無自覚に使った『時間停止』。
その場に居合わせた特務隊長のおかげで、あらゆる意味で事なきを得て。
力の正しい制御を身に着けたなら、それはより多くを護れる力になり得る、と。
そう、言われて──それが、この道に進む事を踏み切らせた。
力の複雑さや、発動に纏わる諸々のリスクを鑑みて、結局は封じられていたものの。
それを、有効に使えるというなら使う事に躊躇いはない。
…………後が色々こわいけど]
― コントロール・ルーム ―
[周囲に茶兎が集まっているとか、それを追い払ってもらっているとか。
そこらに意識を回す余裕などないまま、緩く、ゆるく、時計を逆回しさせていく。
どこまで戻ればいい?
そんなに前じゃなくても大丈夫。
ほんの数時間前、まだ当たり前が当たり前だった時まで。
そんな念を向けた後、それに応じるように二色の光が瞬き、それはメインコンピューターの中央管理システムをふわりと包み込む。
イメージの中でそれを確認した所で──]
…………。
[ゆる、と閉じていた目を開けて短く息を吐く。
頭の中がしばし、空っぽになったような感覚は、力を使った後の特有の後遺症。
それから、もう一度、今度は大きく息を吐き出して]
…………つ、かれ、た…………。
[短く言うのと同時に、がっくり、とシートの背もたれに寄りかかった]
― コントロール・ルーム ―
[追い払ったり注意を自分に向けたり。
結局、茶兎を捕まえることは出来なかったが、メレディスの邪魔になるのは防げたようだった。
そうこうしている間に、メレディスの方で変化>>43が起きる]
あっ、大丈夫ですか?
…どうです? メインの状態は。
[シートに凭れかかるのを見て、メレディスの隣まで歩み寄り、言葉通りの表情になっているのを覗き込んだ]
― コントロール・ルーム ―
あー、うん、だいじょーぶ。
『力』使った後は、大体こんな感じなんだよね……。
あと、久しぶりにやったから、いつもより消耗が大きかったっぽい。
[大丈夫かと問われ>>44、苦笑しながらこう返した後]
メインは、巻き戻し状態……つまり、異変が起きる前の状態に戻り始めてる。
実質、自己再生してるようなもん、かな。
ちょっと時間はかかるけど、修復はできるはずだよ。
完全な回復には、正規メンテしてもらわないとなんないけどね。
― コントロール・ルーム ―
[能力の使用は消耗を伴う。
その度合いは保持する能力にも寄るらしいが、メレディスのものは消耗も大きめらしい>>46]
そうなんですか…ご苦労様でした。
じゃあしばらくしたら動くんですね。
良かった。
正規メンテはどの道この騒動が解決してからになるでしょうし…。
ひとまず外部とのアクセスが出来るようになれば、何とか。
あっ、スノウ確保しておきましたっ。
[大役を果たしてくれたメレディスを労った後、自身も目的を果たしたことを嬉しげに報告する。
胸元に抱えられた真白猫は暴れることなく、大人しくその腕に収まっていた。
暢気に、くわ、と欠伸までしている]
いえ、こちらこそ申し訳なく。
[ローレルの言葉>>47に、こちらもぺこりと頭を下げ。]
……何かあったらあたしが責任取りますので。
[実際にとれるかは謎ではあるが。
詳しい説明はお口チャックしつつ、コントロールルームへと向かう。]
― コントロール・ルーム ―
ん、ありがと。
[ご苦労様、という言葉に少し、笑って]
ああ、メインが復旧すれば、連鎖で他も回復するだろうから。
今は、待つだけ……かな。
そも、俺動けないけど。
[冗談めかして言った後、真白の確保を報告され]
そっちも、お疲れ様……しっかし、こいつほんとに暢気だなあ……。
[くわ、と欠伸する姿に浮かぶのは苦笑]
後は、うさっこのオリジナルがどこにいるか、か……。
オリジナルなら喋るから、見分けはつけやすいとは思うんだけど。
― コントロール・ルーム ―
え、そんなに消耗してるんですか。
[動けない、と言われて>>52驚きを表情に乗せた]
とにかく休息するしかない…んですね。
[待つより他無いのだし、それでも良いのかな、とも思う]
暢気ですよねぇ…。
紐で釣れましたよ。
[捕獲方法も明かしたところで、気になる単語>>53を耳にした]
……このこ、オリジナルなんですか?
[後は、と言うからには腕の中の真白猫がオリジナルであることを意味するように思えて。
はたりと瞬きながら問いを向ける]
― コントロールルーム ―
ええと、ミリアムさんいらっしゃいます……?
[流れるように、ラヴィを抱っこすると、一度、コントロールルームの扉を叩いて中へ声をかける。]
― コントロール・ルーム ―
あはは……『巻き戻し』は、効果がでかい分、それに比して消耗するんだよ。
[笑い話にしてはいるが、実際の所は生体エネルギーとか、そういったものを消費するレベルなので結構な大事だったりする。
その辺りも、気軽に使うな、と言われる一因なのだが口にはせず]
ま、ちょっと休めば回復するから、だいじょーぶ。
というわけで、動き詰めだったし、ちょっと休憩、だね。
[休息するしか、という言葉>>54に、軽いまま同意した]
……紐で、って、さすが猫というかなんというか……。
[確保の方法に、思わず呆れた声を上げた後]
ああ、先輩がそう言ってたんだ。
そいつがオリジナルだろうから、自分になんかあったら、確保しとけ、って。
[問われた事>>55に、先に交わした言葉も含めて説明を返した]
― コントロール・ルーム ―
[メレディスの能力がそこまで大事な消耗をする>>57など知る由もなく。
為された説明に、そうなんですか、と返すに留まる]
そうですね、今はゆっくり休んでください。
カルディナールロート少尉が居てくださって良かったです。
[自分だけでは復旧まで辿り着けなかっただろうから、と。
尽力してくれたことに感謝を示した]
[真白猫についてを聞くと、再びはたりと瞬いて]
ケルナーさんが?
どうして分かったのかしら…。
でもここで確保出来たのは僥倖だったかしら。
あの中から探せる気がしなかったですもの。
[ねぇ、と声をかけるは真白猫の方。
真白猫は我関せずの様相で、にゃーん、と鳴いて耳をぴるぴるさせていた]
[メレディスと会話を続ける中、コントロール・ルームの扉が叩かれる音>>56がする]
あら?
[聞き覚えのある声も届いたため、真白猫を抱えたまま扉へと近付き扉を開く操作をした]
アルムスター少尉。
[扉を開けばフレデリカともう一人、少女の姿をした子が居て。
ここに居ることを知った上での訪問に少し首を傾いだ]
良く分かりましたね、ここに居ると。
何かありましたか?
― コントロール・ルーム ―
俺は、俺にやれる事を全力でやってるだけだよ。
[向けられた感謝>>59に返す言葉は完全に、素。
休んで、という言葉は言われるまでもないから、頷くに止めて]
ん、何でわかるのか、までは聞かなかった。
聞いてる余裕がなかった、っていうのもあるけど。
[というか、その後茶化し話題に転げたせいとも言うが、そこはそれ]
ん、あの中に紛れたら、見つけるのは、なあ……。
[視界の隅をぴょこぴょこしているもふたちをちら、と見て。
改めて、捕まってよかった、なんて思っていた所に聞こえたのは、扉を叩く音。
動く気力はまだないから、シートを回してなんとかそちらへ視線を向けた]
― コントロール・ルーム ―
[扉の向こう、フレデリカの姿が見えれば、やー、と軽く手を振って。
その傍らに、先ほど知り合ったばかりの姿を見てとると、あれ、と言いつつ瞬いた]
えっと……ローレル、だっけ?
うん、俺は大丈夫。
ちょっと、疲れてるだけだから。
[大丈夫ですか、という問いかけ>>64に笑って返す。
こんな時に弱った所を見せないのは、根っからの性分]
― コントロールルーム ―
ええっとですね、キアラちゃんが突然、いなくなったのと。
ちょっとお耳を。
[一般の人もいるので、はっきり言っていいのかわからない。
ので、とりあえず(?)『グロリアス・チャイルド』に目覚めたらしきこと。
どうも、力は精神感応系……テレパシーのようだ、とも伝えた。]
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