人狼物語−薔薇の下国


312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇

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盟主 ジェフロイ

― そして現在/シュビト港 ―

[何日か見えに見上げていた空を、今日も見上げていた。
今日は飛行船が飛んでくるということもなく、
ただ、青い空が広がっている。

見ているのは、遙か北の地だった。]


 ガート…。

[思念で聞こえてくる戦況は、思わしくない。
こんな時、近くにいないのがもどかしい。
だから一緒に行くって言ったのに。言ってないけど。

内心で零しながら、じりじりと出発の時を待つ。]

(574) 2015/03/16(Mon) 02:33:44

元軍将校 ガートルート

んでも…あんなに熱いラブコール出してんなら、
別人とはいえ出てくしかないよな。
ちょっとそれ貸してくれ。

[そう重兵の兜を借りて被った。
これなら顔は見えず髪しか目立たない。
おい何するんだよと言う仲間へ、少し笑って。]

撤退に決まってんだろ。
俺が飛び出したら全員離脱な。

[そう告げ髪を一つに結んだ男が飛び出し、敵兵の前に躍り出る。
もはや偽物と解っていたかもしれないが、だからといって捨てて置かれるほど、元軍人の腕は悪くない。
仲間の退路を作るべく、砦に群がる兵を一人また一人と切り崩しにかかった。]

(575) 2015/03/16(Mon) 02:37:13

貴族 クレメンス

― クレメンス軍・本陣 ―

[ 前線では、ソマリの全軍突撃命令による総攻撃が始まり、激しい戦闘が繰り広げられている 投石機を犠牲にしての、捨て身とも言える攻勢に、徐々にクレメンス軍は後退を余儀なくされつつあった]

許せとは言わん、だが、その者はまだ生きているんだろう?
すぐに手当をすれば助かるかもしれん。だが、遠くまで動かせば恐らく保たん。

どうか、オプティモの街で、手当をさせてもらえないか。

頼む。

[ 深々と頭を下げた男の姿に、森の民達の戸惑う気配が伝わる ]

決して、これ以上の危害は加えない。無事に命を取り留めたなら、間違い無く君達の元へ帰すと誓おう。

このラウド・レイ・クレメンスの、王国貴族としての名誉と誇り、そして同じ地に住まう人としての信義にかけて。

(576) 2015/03/16(Mon) 02:38:26

巫女姫 シルキー

[衛生兵は逃したものの――…

工兵や歩兵に向ける刃は止めなかった。
見逃せば次の戦が大きくなり、流れる血は更に増える。

だから、さっきのだって偽善なのだ。
でも、――――…偽善を無くせなかった。ただそれだけ]


この機を、逃してはなりません。

[一番足の早い騎兵に後を追わせるが、
それを相手の騎兵が阻む>>562
更に殿を務める重兵>>552が、
砦に雪崩れ込んだ此方の歩兵の動きを推し止める]

(577) 2015/03/16(Mon) 02:38:33

元軍将校 ガートルート、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 02:38:40

巫女姫 シルキー

[不意に本陣の緊張が増した]

「“解放軍盟主”、こちらに向かってきました!!!」

[鉄の兜を被った男が、髪を遊ばせて馬を駆る。
阻まんと、慌てて兵士たちが前に出るが次々に薙ぎ倒される。
人を倒すことに、慣れた仕草。
軍の騎士たちと似た動き。

それをじっと、見つめながら……
ひとつの記憶を掘り起こす。

詳しくはない。
けれど、学館で姿を見かけたことがあったように思う。
クロードと親しくしていた、あの、]


  ガートルート・フル・オルヴァル…――!

[覚えていた、その名を叫んだ]

(578) 2015/03/16(Mon) 02:50:32

貴族 クレメンス

― クレメンス軍・本陣 ―

「本当に...助けてくれるのか?」

[ 必死の目で確認してきた相手に、頷き返す。その間にも娘の身体は冷え、命の証は零れ落ちていく ]

「判った...だが、もし彼女が命を落とせば」

その時は私の命で購おう。この年寄りの命くらいでは足りないかもしれないがな。

[ 瞬時の間も置かず、そう宣言すれば、漸く本気で言っている事が伝わったようで、森の戦士達は、武器を向けたままながら、娘を囲む位置から身を退いた ]

感謝する。出来れば君達も、この戦場からは撤退して欲しい。
それが無理なのであれば、街中に攻め入ることだけは避けてくれ。

[ 彼女を運ぶ医院も、街にあるから、とそう伝え、遊撃隊の数人が、そっと娘の傷ついた身体を運んで行くのを見送った ]

(579) 2015/03/16(Mon) 02:55:07

巫女姫 シルキー、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 02:56:37

貴族 クレメンス

― クレメンス軍・本陣 ―

[ 森の民と別れた後 ]

頭領かしら

[ 男は、呼ばれた声に、振り返り、ひとつ頷く ]

我々も撤退する。
全軍、オプティモ城塞内に退却!

[ ソマリの降した突撃命令とは、真逆の号令一下、クレメンス軍は、オプティモの街を囲む城塞内に順次撤退を始めた** ]

(580) 2015/03/16(Mon) 02:57:01

元軍将校 ガートルート、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 02:59:39

盟主 ジェフロイ、巫女姫 シルキーに話の続きを促した。

2015/03/16(Mon) 03:02:50

巫女姫 シルキー

[飛び出した“盟主”の影武者は、そのまま仲間を救うように
砦に群がる兵を薙ぎ倒した。

彼の作った退路から、多くの解放軍の兵が離脱する]

「たかが一人だろう!」

[隊長格の兵長から、そう檄が飛ぶものの、
その一人がどうにも切り崩せない。
少なく見積もっても半数以上は、速やかに砦を離脱しただろう]

(581) 2015/03/16(Mon) 03:03:27

貴族 クレメンス、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 03:04:28

元軍将校 ガートルート、巫女姫 シルキーに話の続きを促した。

2015/03/16(Mon) 03:05:13

巫女姫 シルキー、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 03:07:41

元軍将校 ガートルート

はっ、オルヴァルの不詳の息子を覚えててくれて幸いだ。

[こちらの名を一字一句と口から落とす姫に笑った。
覚えのいい姫だと思う。]

平和の為に自ら血を流しに来た戦姫様、
悪いがこの先は簡単には通させねぇよ。

[言うが早いが、馬の腹を蹴り、あえて巫女姫へと向かって走り出す。
さも姫の命を狙わんとする悪鬼の如く。]

(582) 2015/03/16(Mon) 03:10:02

元軍将校 ガートルート

たかが一人でも―――

仇なす者を千と殺しきれる戦士であれ、
それが昔姫に付き従った近衛兵隊長、
オルヴァルの教えだ…!

[目立つよう動きながら、その背後では重兵が随時離脱してゆく。
討たれた兵もいたが、それでも半分以上が逃げ出せれば上等だと胸中思った。]

(583) 2015/03/16(Mon) 03:12:12

巫女姫 シルキー


戦姫様、…ですか。
この姿では、否定できませんね。

[皮肉が笑みに散った]


「止まれ!!」
「巫女姫殿下に、近づけさせるな!!」

[巫女姫の周りは、騎士団でも生え抜きの精鋭が揃っている。
ガートルートに繰り出される剣や槍の勢いも鋭くなる]

(584) 2015/03/16(Mon) 03:15:06

巫女姫 シルキー


ですが、――――例え今、血を流しても、

胸を張れる平和を目指します!
後悔など、…いたしません!


[それは、目の前に幾多の死を見たからこそ]

(585) 2015/03/16(Mon) 03:20:31

巫女姫 シルキー

[かつて巫女姫に仕えたこともあるオルヴァル家>>583
懇意だったこともあるがゆえに、
その家名を継ぎし彼の名を忘れず覚えていたとも言える]


ならば、千と殺しきる前に。
これ以上の血が、流れる前に。


 …オルヴァルの教え守りし貴方を、此処で、止めます!!


[その巫女姫の宣が、号令となった。

これまで以上の数の剣が、
悪鬼のごとく奮戦するガートルート目掛けて…振り下ろされた**]

(586) 2015/03/16(Mon) 03:25:53

巫女姫 シルキー、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 03:28:12

元軍将校 ガートルート

っ く

[巫女姫を狙えば当然こちらへの層が厚くなる。
その分後ろは薄くなっただろうかと期待したがもう振り返る余裕すらない。

前しか見ずに、ただひたすらに、
今は眩しい光に焼かれるようにただひたすらにそこを目指して駆け抜ける。]

っぁ ――――――!!

[何十もの剣の壁が行く手を阻み、腕を足を馬を掠めて血が流れる。
途中で馬が悲鳴をあげ崩れ落ちるが、それでもなおそこから飛び巫女姫の前を目指した。

重兵と一緒になって逃げれば、逃げ切れたかもしれない。
こんなになってまで巫女姫の前を目指す必要もなかったはずだ。
それでも、なお足は彼女の元へと歩を進め―――。]

(587) 2015/03/16(Mon) 03:59:47

元軍将校 ガートルート

ぐ ぅ!!

[号令と共に、無数の剣が振り下ろされ身体に突き立てられ、
巫女姫の前にたどり着いた所で剣が落ちる。
身体には無数の剣を立てられながらも、視界には金色の娘を捉えていた。]

(ああ、そうだ。
 何か言いたい事が、あったような。)

[解放軍の正当性やら、その意義やら、それが理解してもらえない事へのジレンマやら。
この国がどうだとか、色々あった気がしたが、いざ巫女姫の前に立つとそれを言う気も血と共に流れて失せた。]

(588) 2015/03/16(Mon) 04:00:11

元軍将校 ガートルート

[ただ祭りで可憐に舞う姿や、クロードへの執着が思い出されて。]

…あんたさ

もっと、素直になればいい

(589) 2015/03/16(Mon) 04:01:04

元軍将校 ガートルート

馬鹿みたいに意地張ってっと、
いつか、死ぬより後悔する よ…

[言いながら、これは自分への言葉な気がして苦笑する。
もっと父親や母親と向き合って駄々でもこねれば、自分の家は壊れなかったんじゃなかろうか、今更そんな思いが過ぎり。]

(590) 2015/03/16(Mon) 04:02:37

元軍将校 ガートルート

[そういや出る間際に言われた実家の問題も残っていたが、そっちは妹が何とかするだろうと思って投げた。

身体が傾ぐ。
肩から半端に結んだ髪が零れた。]


(髪 切れなかったな。)


[いつか開国出来たなら切るか、
という願いは生きてるうちには叶わなかった。]

(591) 2015/03/16(Mon) 04:29:12

盟主 ジェフロイ

― シュビト港 ―

[周囲から見れば、ただずっと空を見ていたように見えただろう。
呆然と立ち尽くし、遠い空の彼方を見つめ、
喉の奥から吐息を零す。]

『出港準備が整いました』

[背後から声を掛けられて、ゆっくりと振り向く。
琥珀の瞳は、目の前のなにをも映していなかった。]


  …わかった。 行こう。

[唇が動いて言葉を紡ぎ、色の無い声が出る。
そうして、船上の人となった。**]

(592) 2015/03/16(Mon) 04:37:33

元軍将校 ガートルート

[巫女姫の周りが何か言ってる気がするが、もはや何をされても何をする事も感じる事も出来なかった。

ただ最後にぼんやり思うのは仲間や従兄弟や、
未だ細い声で繋がる唯一の友の、その未来。]



(クロ、俺は)



[だが何も不安に思う事はない。]

(593) 2015/03/16(Mon) 04:38:57

元軍将校 ガートルート

(俺は、お前を


     ――――信じてる)


[今この時も、きっといつまでも。

ぐらと傾いだ体は地に落ちる。
そうしてそのまま、二度と動くことはなかった**]

(594) 2015/03/16(Mon) 04:39:24

元軍将校 ガートルート、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 05:05:28

元軍将校 ガートルート

― ある日の事 ―

[オルヴァル家の一人娘は私兵を連れて、館の二番目に豪華な部屋を訪問した。
扉を開けると丁寧に腰を折るも、背後からなだれ込んだ私兵数名に囲まれ、さすがの母親、オルヴァル卿の夫人も驚いた様子だった。
長年彼女に連れ添った年老いた彼女の乳母が怒りを露わにしたところで、娘の顔はこやかな様子を崩さなかった。]

「ご機嫌ようお母様。
 本日お母様をこのように訪問いたしましたのは、
 これよりお母様には
 オプティモの荘園で療養していただこうかと思いまして。
 お心を病んでおられるのですから、仕方ありませんよね。」

[実質的な幽閉だ。乳母が騒ぐ中妹は笑んだままだった。]

(595) 2015/03/16(Mon) 07:44:59

元軍将校 ガートルート

「ええ、私も心苦しいのです。
 実の母が病に苦しんでいるのに、
 一人荘園に寂しく置いておくなんて。

 ですが――

 兄さんが本当はお父様とお母様の子供だった、と、
 お父様にお話しして頂くわけにはいきませんので。」

[その声に涼しげな顔をしていた母親の顔色が変わった。
やはりかと娘は諦めに似た溜息を胸中でついた。]

(596) 2015/03/16(Mon) 07:45:18

元軍将校 ガートルート

「解っておりますのよ。
 お父様が自分が手塩にかけて育てた跡取りを見捨てて、
 殺すような結果になってしまったとしれば――

 あの方は自害なさるでしょうね。
 お母様はそれがお望みなのでしょう?」

[オルヴァルに残る深い闇。
その闇を静かに、見かけだけはたおやかと称される強かな妹は然と見据えていた。]

(597) 2015/03/16(Mon) 07:45:37

元軍将校 ガートルート

「私、お母様には怒っておりますのよ?
 愛情の欠片も与えてくれない人との望まぬ結婚は、
 お母様にとってどれだけ苦痛な事だったか…
 お母様の境遇には同情しております。

 けれどその為に、自分が産んだ子の人生を狂わせるのは、
 いささか間違っているのではありませんか?」

[一見にこやかなまま、だがその内に積年の怒りを蓄えた娘は吐き出すように母親を糾弾する。]

「私も兄さんも駒ではありません。」

(598) 2015/03/16(Mon) 07:45:53

元軍将校 ガートルート

「…でも今となっては、私もお父様の有用な切り札。
 私も今暫くは、駒のままでおりましょう。」

[ふっと息をつくと、私兵は老いた母親と乳母を取り囲むようにして、用意していた馬車へと連行する。
その二人に向かって、娘は淑女の礼を深々と取った。]

「ではそういう事で…
 さようなら、お母様。


[――それから暫くの後、アレイゼルからの打診と娘の後押しにより、オルヴァル家は正式にアレイゼル側に組する事を宣言する**]

(599) 2015/03/16(Mon) 07:47:17

巫女姫 シルキー

[幾多の傷を受けて尚、立ち止まらず、前を向いて。
眼前まで辿り付いたその人は、>>588]


――――…、


[身体は満身創痍なのに、心は燃える炎を宿した侭で]

(600) 2015/03/16(Mon) 07:51:15

元軍将校 ガートルート、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 07:51:17

巫女姫 シルキー


……、なに  を、

[素直になれ、と言われて]




             ……貴方は、馬鹿です。


[最初に反応した部分は、何故か己の涙腺で。
……相手の死を悼んで、頬を落ちる涙だった]

(601) 2015/03/16(Mon) 07:51:34

巫女姫 シルキー


こんな、っ、 風に、  死ぬ なんて…


[言葉我つっかえて、もどかしい。

彼は恐らく、クロードが深き信を置いた相手だろう。
これだけの手勢を任され、最期まで仲間を護る為に命を削り。
解放軍が描く未来の実現、そのために。
全力を尽したひと。

きっと。きっと。  ……喪うに惜しい人、だったと。思うのに]

(602) 2015/03/16(Mon) 07:51:51

巫女姫 シルキー

[彼の躯が傾ぐ。


            倒れて、しまう。





嗚呼それは、――――――――…  哀しい  現実だった **]

(603) 2015/03/16(Mon) 07:52:29

巫女姫 シルキー、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 07:53:19

元軍将校 ガートルート、メモを貼った。

2015/03/16(Mon) 07:55:45

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生存者 (5)

ジェフロイ
58回 残20870pt(10)
ブラバンドオフ
カナン
38回 残21842pt(10)
ブラバンド西の橋オフ
シメオン
57回 残18960pt(10)
オプティモ西砦前オフ
シルキー
63回 残21037pt(10)
ブラバンドオフ
ソマリ
29回 残22388pt(10)
アレイゼル領オフ

犠牲者 (5)

(2d)
0回 残25000pt(10)
シロウ(3d)
0回 残24655pt(10)
シュビト郊外オフ
フィオン(4d)
0回 残22495pt(10)
南島の南方オフ
ヴェルザンディ(5d)
42回 残19774pt(10)
救護所
クレメンス(6d)
1回 残20709pt(10)
クレメンス邸

処刑者 (5)

マーティン(3d)
0回 残22749pt(10)
お空オフ
サシャ(4d)
0回 残24123pt(10)
雲の下オフ
ガートルート(5d)
7回 残23634pt(10)
ブラバンド北オフ
アレクシス(6d)
0回 残24547pt(10)
ブラバンド近辺海オフ
(7d)
2回 残24898pt(10)

突然死者 (0)

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