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銀の娘 ユーリエ に 1人が投票した
赤銅の射手 ガートルード に 5人が投票した
沈黙の水晶 ヴェルザンディ に 1人が投票した
赤銅の射手 ガートルード は村人の手により処刑された。
次の日の朝、銀月の奏者 ソマリ が無残な姿で発見された。
次の日の朝、
現在の生存者は、銀の娘 ユーリエ、彷徨える貴人 ファミル、翠緑の恒星 シュテラ、沈黙の水晶 ヴェルザンディの4名。
[左腕が防御のために動いた。防がれる。
そう思って真横ではなく、斜めに振り下ろした。
胸元にザクリと爪が食い込んで、浅くない筋をつけた]
[銀色が狩人へと浸食していくのを見て、足を下ろす。
そこからゆらゆらと数歩後ろへと下がり、苦しげな顔を眺めていた。
何処までも無表情に]
[駆けていくにつれ、振りかかる銀が増えてくる。
これは宿主を得る為の本能か、この先にあるものを守ろうとしてなのか。
その判断は、まだつかない。
私はただ、培ってきた経験による推測と勘にしたがって、向かうだけ]
… 早く、撤去しなくては。
[仲間達の安否も、置いてきた彼の安否も気にかかる。
無意識、焦燥を募らせながら先を急いだ。
ともに先行した彼や、後陣を引き受けてくれた二人の身に何が起きているか、知らぬまま**]
[身体の中心を守る赤銅に阻まれて、もう一度腕を振り払う。
吹き飛んだ射手は起き上がれる様子なく]
ここまで?
[地に近い場所にあった右手を踏みつけた。
それでも銃を離さない射手の首に、冷たく硬い手を掛ける]
[けれどその左手にそれ以上力が籠められることはなく。
その拍動を感じようとするかのように、温もりを取り戻した]
誰にも止められない。
このまま生きろということよね。
[結晶化した右手を左胸に当てて目を閉じる。
核はその真下にあるのだが]
もう諦めて。
[銀の光が吸い寄せられるように集まってきていた]
― 舞踏場近辺・ビル屋上 ―
…………。
[刻々と、その様相を違えてゆく銀の繭の内。
銀の娘は、何も言わずにそれを見つめる。
己が主の残した言葉、ただ、それに従うために。*]
……ええ。
名前を教えていただける?
私は、ヴェルザンディ。
[両腕の結晶化を解き、彼女を迎え入れるように手を伸ばした**]
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