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― 水霊領域の小島 ―
[ダーフィトの言葉>>155に、興味を惹かれたように耳を傾ける]
成程。
いや、海では時折怪異に遭遇することがあると聞くものですから、そのような対処法があるとは、と興味深く思ったのです。
流石に此度のような、軍船が巻き込まれる事態はそうそうないでしょうが。
[ユウレンはシンシャと比べ、より妖との結びつきが強いのだと聞く。
海上での交流はあっても陸地を踏んだことのない異国を思い]
異なる歴史を歩んだからこそ、互いに異なる強みがある、ということかもしれませんね。
[そんな気付きを口にする]
それは幸いです。
演習に関しては、こちらも望むところ、ですね。
[軽口を叩くダーフィトに安堵の笑みを向けつつ、演習の話題には若干目の色が変わって]
機会があるなら、貴殿とも演習の場でやり合いたいものです。
[そんな希望を語るのだった]
[姫君とダーフィトの語らい。
何気ない調子で触れられた護衛への評>>163に、ごく近くの気配>>166が反応する。
船員たちの姫に対する態度はわかりやすいものだが、この剣士も剣士で大概だなと、思わないでもなかった]
[そんなやり取りからほどなくして、異国の香り漂わせる蒸し籠が、卓に届けられた>>170。
蓋が開けられる様子を目を輝かせて見ていたのは言うまでもない*]
ああ、お互い様って事で。
[返した言葉が受け取られ、自然、笑みが浮かぶ。
面と向かって向けられた評には一度瞬くものの]
……そこも、お互い様、かな。
[『八幡』で行動を共にした時から感じていたものが、様々な形での共闘を経てより強固になったのを改めて感じ取り。
軽い口調で、こう返していた]
海の男は色々と強い、とはよく聞くが。
……内陸の……いや、空の男も甘く見ないでもらいたいねぇ。
[覚悟しておけ、との言葉>>160に、浮かべるのは不敵な笑み。
今この時を、良きものに、というのはこちらも同じ。
相方には後から突っ込まれそうだなという予想は今は奥底に埋めておいた。**]
そも、こうして共に戦う事になったのも、偶然の産物だからな。
偶然に感謝、という所か。
[別の案件のために訪れたユウレンで、偶然聞いた水軍演習の話。
諸々思惑合っての事とはいえ、参加しようという気にならなければ、こうして彼らと杯を交わす機会もなかった。
そう考えれば、これは幸運と言えるのだろう、と思いつつ。>>164]
姉君が、騎竜師?
……そちらの竜の話なども、聞けるものなら聞いてみたいところだな、それは。
[異なる環境で、竜がどんな生育をするのか、とか。
そんな違う方面の仕事っ気を覗かせたりしつつ]
……俺としては、貴殿の技にも興味があるんだがな。
[見学する気満々の様子>>165に、笑顔でさらっと何か言った。
間近で見た剣閃の鮮やかさは、きっちり覚えていたりする。*]
……はい?
[話の最中、飛んできたのは鳴子のないハンドベル。>>167
なんだこれ!? という疑問は声より先に顔に出る。
どういうものかと解説を受ければ、ひとつ、瞬いて]
あー……ありがとう、ございます。
[使うときの条件とか、色々突っ込みたい部分はあるが、一先ずは飲み込んで。
悪いものではない、という直感が働いた事もあり、ハンドベルはそのまま受け取った。
これもこれで、後から相方に色々突っ込まれる事になるとは知る由もなく。*]
[ 一瞬揺れた気配の変化が、周囲に何を思わせたかは知る由も無く、男はすぐにいつも通りに気配を抑え直す。そうしても、会話に加わっている者達からは「見えなく」なることはないだろう。 ]
ユウレンの甘味や蒸し物は美味しいと聞きますが、これは見た目にも楽しいものですね。
[ アデルに渡された花束めいた飴菓子や運ばれてきた料理を見て、目を細める。>>170
例の大海老が使ってあると聞いた蒸し饅頭には、真っ先に手を伸ばした。 ]
うん、やはり、海老は食べるものですね。
[ 実感の篭った台詞を述べながら、さくさくと毒味を進めて、アデルの前にもユウレンの料理を一通り取り分ける。
唯一、飴菓子だけは、毒味はせずにおく。
考えようによっては同盟国からの進物に当たるそれを、どう扱うかはアデルの判断に任せるつもりだった。* ]
騎竜師殿には、やはり竜の話が格別ですか。
[ 姉の話をした後のノトカーの反応に>>179小さく笑って、男は頷いた。 ]
後ほど、時間を取れれば、私の知っていることならお話出来ますよ。
[ そう請け負ってから、笑顔で付け加えられた言葉に>>180こちらも笑みを返す。 ]
私は姉に鍛えられましたから、騎竜師との手合わせにも慣れていますよ?
[ 手合わせするなら、それなりに相手を出来るだろうと、自信を覗かせたが ]
ですが、私は護衛として『八幡』に身を置かせていただいています。
手合わせはいずれ...貴国と新たな縁が出来た折にでもお願いしたいですね。
[ シンシャにとって、ユウレンは血の縁を結んだ国であり同盟国でもあるが、ナハティガルは、そうではない。
王族を護る者として、技の全てを見せるわけにはいかないという事情もあった。 ]
もちろん、貴殿が個人的にシンシャに遊びに来られるのでしたら、歓迎しますよ。
[ ...とはいえ、武人としての欲は、男にもあるのだった。* ]
ああ、自分の知らない竜の話は、どれだけ聞いても飽きないもんさ。
……俺の場合はまあ、職業病もあるかも知れんが。
生徒たちの相棒がどんな特性を持つのか、判断つかんとそれぞれの適性を引き出してやれんからね。
というわけで、お話伺えるならば是非に。
[個人の興味もあるが、後進のためにも聞いておきたいのだ、と笑って。
覗いた自信>>183にお、と短く声を上げたものの]
……なるほど。
確かに、護り手たるもの、その勤めを第一にするのは当然、だな。
[護衛という立場であれば、手の内を容易く晒せぬのはわかる。>>184
国の縁、という言葉に、こりゃそっちも頑張るようかね、なんて思いつつ]
……ああ、うん。
シンシャには個人的にも訪れたい所だからな。
いずれ、時間を取ってお邪魔させていただく。
[多分訪れるときは一人ではないだろうけれど、という予測は置いといて。
告げる言葉は、個としての偽りなき願い。*]
はい、その時を楽しみにしています。
[ いつかを願う、ノトカーの言葉に>>189男は真摯な一礼を返す。 ]
(その時も、俺は、護衛官のままだろうか?)
[ ふっと、脳裏を過ぎった想いには、そっと蓋をした。** ]
普通は出会っても力押しでもなんとかできる範囲で済むはずなんですがね。
子供向けの暇つぶし本で良ければ、次の演習の時にでも持ってきましょうか。
[ミヒャエル>>174に笑って頷く。
ユウレンは確かに妖が近くに存在する国だ。自分の身近にも妖の血を引くというものがいるくらいには。
他国への興味もあるなら、娯楽としてどうだろうかとそんなことを言ってみたが]
そうですね。
海に関してはシンシャの方々から学ぶこともまだまだ多い。
今回も互いが居てこそ、でしたから。
[口にされた気付きに、より深く頷いた]
まあ、今は飲み食いを楽しむ時間として。
俺も楽しみにしていますよ。
[若干の変化>>175に、こちらも唇が弧を描き。
その時への期待を口にするのだった*]
祭りでも出される品でありまして。
お目にかなって何よりでございます。
[林檎の飴が選ばれた>>187後は、こちらも皆でとフィオンに渡す。キアラは木苺の飴を共に食べるのだろうか。
ちなみに。当人は食べる時は食べるが甘い物をあまり得意とはしていなかったりするので]
老若男女問わず、好む者が多いからでしょうか。
[特に代々の王族は…というのは心の中の声。
少し苦笑混じりにもなってしまうところなのだった*]
昔はこの飴も、もっと単純な作りだったようですが。
シンシャの料理も、味も見た目も素晴らしいものだと聞いています。互いの刺激で生まれたものがあるかもしれませんね。
[近年また行き来の増えた両国間。先がまだまだ楽しみであるとの思いも込めてフィオン>>182に応じて]
ええ、無駄にする手はありません。
そちらもお口にあったなら何よりで。
[実感の籠った言葉に笑いながら、同じ素材が使われていそうなシンシャの料理に目が向いた*]
そうですね、お願いします。
専門的な本なんて読めませんから、かえって有難いですよ。
[ダーフィトの申し出>>191に笑いながら頷く。
自身は肩書きとしては精霊師だが、術に関しては一族の口伝と直感に頼ったものが多く、学問に触れる機会はほとんどなかった。
娯楽として本を読むというのも、結構新鮮味のある行為だ]
そう思って頂けるなら、こちらとしても喜ばしいことだ。
海に関しては、いつまでも先達でいたいものです。
[国としても一族としても、海に関する矜持は強固なものだった]
ええ、シンシャにも自慢の料理はありますから、どうぞ、存分に召し上がってください。
[ ダーフィトと、キアラにもそう勧め ]
この先も、良い刺激を与え合う関係を築くことが、この演習の狙いでもあったのでしょう。
思わぬ事態にはなりましたが、そういう意味では、当初の目的は果たしているのかもしれませんね。
[ ダーフィトの言葉の意を汲んで>>194そんな言葉を返す。 ]
[演習の続行は難しそうだが、シンシャの者もユウレンの者も、互いの席を歩き回り目につくものに自国の酒肴を進めては、盛り上がっているようだ。
仲には国を超えた友情を育むもの、熱い語りに紛れた情報交換を行う者もいるだろう。
いくつもの想定外を乗り越えた演習は、こうして予想外の成果をもたらすのだった**]
シンシャの酒もいい味ですよ?こちらも遠慮なさらずにどうぞ。
[ 料理ばかりではなく、そちらもと、男は、気配の無さをフル活用して、空いた盃を見つければ酒を注ぎ足したりもしていく。
一応、相手の酔い具合や好みも気遣ってはいるのだが、もともと羽目を外しがちな若者の中には、本人も知らぬうちに酔い潰れた者もいるとかいないとか。** ]
分かりました。見繕っておきます。
[文官寄りというか、多少はその手伝いも出来るようにされてきた所があるので、書物の類には慣れている。とはいえ専門書を好んで読むようなこともないので、ミヒャエル>>195には心から同意するところだ]
我らが学び歩む分、そちらも先に進まれる。ですか。
負けてはいられませんね。
[海に関する矜持の高さが知れる言葉には敬意を覚えつつ、武官としての意識を引き締めて笑った*]
ありがとうございます。
ええ、結果として実に多くの実りを得られました。
[勧められた料理>>196を受け取りながら深く頷いた。
想定外の事態であっても、むしろそうであればこそ、互いのことをより深く知り合えた気がする。
それはこの宴の席によるものも多く]
そちらもありがたく。
[酒杯も勧められるまま手に取り口にする。
心地よい風と温かい日差しの中、満面の笑みが浮かんでいた**]
― 帰りの船で ―
[ 夜更けにアデルの部屋前での警護を担当していた男は、別の護衛と交代した直後に、この度の総司令でもある皇子に呼び止められた。 ]
はい?如何されました?
[ 皇子がどこか神妙な顔で口にしたのは、アデルの事を、どう思っているのかとの問い。 ]
この身を賭けて、生涯お守りしたいと思っていますが。それが何か?
[ 真顔で答えたら、小さく唸った後、わかったもういい、と解放された。 ]
願いと決意は別だからなあ...
[ 皇子の姿が消えた後、昇り始めた朝日の金色の光に、男は愛おしげに目を細めた。** ]
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