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― シュテラと別れた後 ―
[少し探索を進めると、音楽が流れてくる場所があった。
何だろうと、その場所を覗いてみるとそこはダンスホールだったらしく、広い場所がそこにあった。
そこには、距離を取ろうとした女の子が一人踊っている。
それはぎこちなさを残しつつも、それでも踊りの体はなされており、人によっては魅力的だと感じる人もいただろう。
だが、]
(あー、あの子か…)
[少し嫌な顔をしつつも、あの子もこのゲームに参加してるんだろうなと思い、とりあえず中に入ろうとする。
その時、ダンスの邪魔をしないよう静かにドアの開け閉めを行い、彼女が満足するまで眺めていることだろう。]
[視線に気付けばぴたりと動きを止めて視線を彼へ。
お辞儀だけは一人前にそれらしくこなして見せて、…――けれど大人しく、それらしかったのはそこまでだった。
ぶんぶん手を振り、高さのあるヒールで危なげも無くぱたぱた小走りで彼の傍まで]
やぁお兄さん、なんだっけ、えぇと……
ダーフィト?
[だったよね?と無邪気に微笑む。
けろりと何事も無かった顔であの時のやり直し]
名乗るのが随分と遅れたね、僕はアイリ。
よろしくね、おにーさん。
[男女逆だけど手を差し伸べてみれば、ダンスの誘いに乗ってくれただろうか?
気が乗らなければそのまま握手とでも受け取ってくれたらいいと、そう考えながらへらりと屈託なく笑い掛け]
[これではどっちが大人だか判らない。
そんな気恥ずかしさは相変わらず付き纏ったけれど、>>*6繋いでくれた手をぎゅっと握り返して、彼女の隣を、少女の歩幅に合わせてのんびりと歩き出す。
少し高めの子供の体温が、心地よい安心を胸に満たしてくれるから、孤独に怯えて泣いていたさきまでが嘘みたいに、自然に笑えた]
ドロシーはさ、この船で仲良しな人、だれか出来た?
[彼女が居れば十分だったけれど、ローゼンさんに任されたゲームだ。
放棄せずに続けなきゃ。
そう思って尋ねて、続けて彼女に説明するのはゲームの鍵となる魔法。
みんなには内緒ね?そう悪戯っぽく笑いながら>>2:*7>>2:*8ローゼンさんに託されたゲームの説明を彼女にも判る様かいつまんで話しただろう。
もし明日、自分が此処に居なくても、彼女がゲームを続けられるように]
[廊下を歩いていると、スマホに新着の通知が入る。
アプリを開くと新しく文章が追加されていた>>#0。]
……ジークさんとイェンスさん?
[その二人の組み合わせを考えると、昨日見てしまった光景が思い浮かぶ。うーん……もしかして、これはローゼンハイムの粋な計らいという奴だろうか。船倉かっこ意味深、とか?]
――いえ、違いますね。
投票によってジークさんが選ばれた、のか。
それで船室へ送られた。
[それにイェンスさんが一緒についていった……? 何故?]
[むむ、と首を捻りながら、
情報を集めるために止まっていた足を動かした。]
― 少し後、温室 ―
[ダーフィトとはダンスホールで別れ、上着を羽織り直して探索の続きを。…していたが、やはりいかんせん足が寒い。
近い場所に見つけた温室の「温」の字に誘われて、騒がしく足を踏み入れた]
ふぉぉ、あったけぇ!!
生き返るぜー。
[船内とてそう寒い筈もなく、どこも快適な室温を保っているものの、最近は晒し慣れていない足を出して歩き回るには少々肌寒かった。他より暖かく湿った空気に温度差で鳥肌のたった足を擦りつつ、騒がしくぶらぶらと。其処に未だ>>8>>14彼らは居ただろうか?
顔を合わせる事があれば、ぶんぶん手を振り挨拶を交わしただろう]
―自室―
[自室へ戻り、スマフォを確認すると、ジークムントとイェンスが強制送還されたとの知らせ。
昨日、一体誰を選べば良いのか困りに困って、選んだのはジークムントだった。
何故と問われるとなんとなく名前の片鱗を知っていてなおかつ会っていないから選びやすかった…と言う安直な理由であるが]
…にしても、それについて行ったのがイェンス…。
謝りたいって行っていたジーク、はおそらくこの人で間違いないと思うけど…。
[んー何か意味深…と首を傾げる。
望むと望まざると自体は進んでいくのに、自分は未だ立ち位置を決められないでいる。
とりあえず、と警官服を脱ぐと自分の持って来たラフな、シャツにジーンズという服に着替えることにした**]
[そう言いながら、相手が手を伸ばしていたため握手だろうと手を伸ばすが、手のひらが上を向いている事実に気付く。
ダンスホールという場所ということで、ダンスに誘っているのかもしれないと察し、一瞬だが嫌な顔をする。]
ああ、もしかしてダンスのお誘いかな。
ただまあ、何というか、こんなパーティに誘われたのは初めてでな。
……正直、踊り方とか知らないんだわ。
[違ったらアレなので確認をするのと同時に、自分が踊れないことを説明する。
それでも相手が踊りに誘ってくるのなら乗るだろう。]
(情報を聞き出すのなら、距離はできるだけ縮めておきたいからね。)
[そんな後ろ暗い感情を持っていることは気づかせずに。]
―廊下―
どうも、ダーフィトさん。
無理しない程度に頑張っていますよー。
[廊下で出会ったダーフィトに会釈しながら、本当は与えられた最初の仕事すら完遂していないことを秘密にしてそう返す。]
……ええ、参加者にされていました。私も巻き込まれた形なので詳しくは知りませんが、答えられることでしたら答えますよ。
[溜息を吐きながら男の質問>>19に答えた。
男に求められれば、このゲームには「村人」「狼獣人」の他に「人と話を出来る能力者」などの特殊な役職があることを教えるだろう。]
……恐らく、ですが。狼獣人を投票によって船倉に送れば村人たちの勝ち、狼獣人が投票に捕まらず村人たちを食えば狼獣人の勝ちとなるゲームをローゼンハイム卿は行っているんじゃないでしょうか。
どう思います?
[男に意見を窺ってみようと、どうだろう?と小首を傾げながら、自分の中の推測を口に出した。]
[途中で止まったその手を取って、一方的にぶんぶん握手だけして解放した。
彼の顔に一瞬滲んだ感情に気付きはしたが、子供みたいだと微笑ましげに笑っただけで何も言わず]
おや残念。
いい練習相手が来たと思ったんだけどね。
[特に様が無いならこの場を離れる意図を示す様、コートを取って戻ってから、踊る訳でもないのに自分しかいないダンスホールに顔を出した彼に怪訝な顔をして見せる事で、何か話があるならばと、その先の言葉を促してみて]
[シュテラから話を聞き、このゲームには役職があることを聞き出す。]
「村人」「狼獣人」
それと「特殊な役職」…ね。
[特殊な役職という新たな事実に頭を抱えることになるが、如何せんそれで何かが好転するはずもない。
とりあえずは「狼獣人」を船倉に送ることができれば終わるだろうと、安直に決めつける。]
んー、どう思うと言われてもなぁ。
説明もなしに始められたんじゃあ、わかるものもわからない。
>>#1:0の説明じゃ何も伝えられてないも同じだからね。
ただまあ、このゲームはどうあれ、「狼獣人」をどうにかできれば終わるとは見てはいるよ。
他の役職がどうなるのか知らないけどね。
[と、率直な意見を応えるだろう。]
[少女は手をつないでいる女性との散歩を楽しむように自分のペースで歩いていた。握った手の感触は、保護者無しでここに来た少女の心の奥底で感じた寂しさを紛らわす事が出来ただろうか]
仲良しな人?んーっとね……アイリお姉さんでしょう?シュテラお姉さんでしょう?あとローレルお姉さん!あと……たばこ臭いお兄さんと共犯になったの!
[この船に来てから名前を教えてもらった人と、一緒に共犯になった人を答える。
そう言えばたばこ臭い人の名前を聞き忘れていたことに気付く。
後で聞こうかなと思いつつ、お姉さんから>>2:*7>>2:*8に関する説明を少女は聞いただろう]
んーっと……睡狼か胡蝶の人の耳を噛んで仲間を増やせばいいの?
絆の二人はもういないんだよね?
[とりあえず誰かの耳を噛んでしまえばいいのだろう。今は深く考えずに、少女はそう結論付ける。
なら誰を噛めばいいのだろうか。
誰にしようか少女が悩み始めると、うーちゃんが答えるように頭を動かす]
眼鏡のお兄さん?うーちゃんは眼鏡のお兄さんの耳を噛んでみたいの?
[確かにお腹がすいて早く誰かの耳を噛んでみたい。でも本当にその人でいいのだろうか。
少女は歩きながら悩み始めただろう]
>>30
[一度止めてしまった手をアイリは掴み、ぶんぶんと振り一方的に放される。
少し笑われたような気がしたが、一瞬だったため気のせいかと思い、とりあえずは無視することにした。
その後、彼女はダンスホールから出ていくのだろう。コートを手に取りそのまま出口に向かうが、こちらに何かあるのかという視線を送られたため、どうしようかと悩む。
ただ、率直に言えば]
(距離感がつかめない子だな)
[子供のように近づいたと思えば、すぐさま離れる。
その行動にこちらもやりにくく、ゲームについて聞こうという欲求がしぼんでいく感じがした。
そして、アイリからの視線に対して「なにもないよ」と教えるために手を振る。
彼女がダンスホールから出て行った後、たばこを手に取り、ただ一言]
面倒くせぇ。
[そう、ぼやいていただろう。]
うーん、仲間になりそうな人を選んで仲間を増やすか、
もしくは敵さんの仲間を減らすか、だね。
まぁ正直、どっちでもいいと思うんだ。
だからさ、仲間になったら嬉しい仲良しな人を選ぶのが一番いいんじゃないかなぁと僕は思っているよ。
[共犯の言葉の意味を余り理解して居なそうな様子に、おやおや、なんて笑っただけで、それ以上は追及しない。
そもそも深い意味があるとは余り思って居ないので共犯者たちの内緒に首を突っ込むことは無く]
眼鏡のお兄さん…誰だろう?僕はね、ノトカーにしてみようと思ってるんだ。
ね、二人で別々な人を選んでみて、どっちが選ばれるか試してみようよ。
[どうせ二人と一匹しかいないのにひそひそ声を潜めて、悪戯の相談でもするように、提案を]
[いきなりの来訪にビクッと反応を示す。
扉の方に目を向けるとそこには先ほどのアイリが顔を覗かせていた。
ぼやきが聞こえたのだろうかという不安があったが、アイリの表情を見て霧散した。]
(ああ、そうか。たぶんこれが……)
[子供っぽくなっているのは嘘ではないだろう。ただ、それがアイリの全てではないことも事実だろうと推測し、ただ溜息をする。
アイリの質問にはすぐに答えず視線を逸らし、煙草を一服し、そのままは吐き出す。
そして、]
俺は誰かの味方にはならないよ。
俺は俺だけの味方さ。
[そう言い放ち、しっしっと手を振る仕草をして追い出そうとするだろう。]
……です、よね。
ありがとうございます。
[「狼獣人をどうにかできれば終わる」「悪趣味だな」――その二つの言葉に頷いて賛同を示す。]
これ、役職の……むー。見えない、です。
[男の差し出したスマホの画面>>33を見るが靄がかかったように役職の部分だけ霞んでいる。目をこらして見ても読み取れない。]
あ、あと投票ですか。
怪しい人は見かけなかったので、隅っこにあったランダムのボタンを押しましたが――ああ、投票先はドロシーちゃんになってますね……。
[スマホを取り出して投票先を確認する。意図しなかったとはいえども、子供に投票したことに若干の罪悪感を感じた。]
ダーフィトさんは、誰に?
[男の欠けた耳を見ながら、投票先を問う。]
やっぱ見えないか。
[物事というのは単純にできてはいないことに嘆息する。
まあ、だからこそのゲームだと思うことにした。]
んー、そっか。ランダムかぁ。
[ランダムを使ったと聞き、情報にならないなと切り捨てる。
嘘を言ってるかもしれないが、確認する方法がないためだ。
ノトカーにいれさせようとも思うが、ドロシーと違い、そう単純にはいかないだろうとも思い、まあいいかと捨て置く。
今の感じだと俺に投票することはなさそうだから。]
じゃあ心苦しいかもしれないが、誰かに投票してみないか。
また、ドロシーちゃんに投票するかもしれないし。
[そして、誰かに投票するように唆す。
ドロシーに投票したことに罪悪感を感じているなら、
ドロシーに投票がいかないようにランダムを使えなくするために。]
ん?俺はノトカーという奴。
会ったことなかったから別にいいかという感じで投票した。
[ここは素直に言うのが得策。
一度嘘を付けば、その嘘を隠すためにまた嘘を付かなければならないことを知っているからだ。]
ま、とりあえずはこのゲームをとっとと終わらせるために動くつもりだよ。
ジークとイェンスもいつまでも2人っきりで船倉の中に居たくはないだろうしね。
[ジークとイェンスが船倉に送還される前に何をしていたかを知らなかったため、
薄暗い船倉に閉じ込められていることは嫌だろうと思っていた。]
シュテラにも協力してほしい。
…ただ、まあどうやって協力してもらうかは不明なんだけどね。
[先行きがわからずという状況だったが
その不安を払拭するため笑顔を見せる。
しかし、困ってますというのを隠せてはいなかっただろう。
そして何もなければ、それじゃあ、と一言言って立ち去るだろう]
……。
[また、の部分を強調して言う男の顔を見やる。
罪悪感を感じているシュテラにとって、男の言は一理あった。]
ノトカーさん、ですか。
そういえば私もまだ会ってませんね。
[なるほど、とこくりと頷く。だがまだ招待状を確認出来ていない手前、彼に投票するのは少し気が引けた。]
んー……そう、ですね。
じゃあ、シュナウザーさんはのけて……。
[小声で呟きながら、投票画面に並ぶ名前を見る
誰に投票すればいいのだろう。]
[男の協力して欲しい、という言葉にはこくんと頷き、
特に何もなければ男が立ち去るのを見送る。]
[仲間になったら嬉しい仲良しな人……そう考えると誰がいいだろうかと少女は考える。
一緒に食事したお姉さん?こちらを心配して電話番号をくれたお姉さん?それとも……。
答えは出ない。明日があればその時に考えようと少女は決めた]
のとかー?あ、それたばこ臭いお兄さんに投票してって言われた人だよ!
だから私、その人に投票してるの!
別々の人を選んでどっちが選ばれるか……?
うん、いいよ。面白そうだね……っ!
[相手のひそひそ話に合わせるように少女も声を落とし、提案に乗っただろう**]
― 温室 ―
[広い温室の一角、二人が居るかいないか確認もする前。
再確認するようスマホで眺めるのは皆に配られた配役の説明ページ。
わざわざ何とも判り難い場所にリンクを張っている辺り、ローゼンさんらしいなぁ、なんてちょっと笑う]
狼に敵対する配役は、ほんの僅か。
なのに何故ダーフィトは、あんな答えを返したんだろうねぇ?
僕なら、狼に味方すると答えるな。
それが嘘でも真でも。
……――ふふっ、なかなかおもしろいね。
[居なくなったら惜しいなぁと思いながらも、自分一人の投票で如何にかなるとは思い難く、まぁ選ばれた所でパーティ会場へご案内だと思っている気楽な思考の侭に、ひとつの名前を選んだ]
ところでこれ、耳を噛まれたくない人を守る唯一の方法が投票だって、気付いてる人居るのかなぁ?
[自分だけの味方の筈のダーフィトが、自分に票を入れてくれと言わない事への違和感がそこだ。けれどまぁゲームに積極的ではないだけかもしれないので、それ自体は深くは考えない。
噛む、といってもお遊びの範疇だと思っている危機感の薄い能天気だが、出向前に男にキスされて云々のやりとりを見ていただけに、ダーフィトが、自分は男に耳を噛まれることは無いと知っているみたいに見えた、例えば彼自身が――…**]
[煙草臭いお兄さん、はおそらく彼の事だろう。
このご時世に所かまわず煙草を吹かしている人物なんて彼以外に見掛けて居ないから]
あぁ成程、それで共犯。
ますます面白いなぁ、ダーフィトおにーさんはー。
[ノトカ―に二票入ることが確実ならば、自身の選択が通っても噛み付くよりも先に転送されてしまうかもしれない。そう考えると少々勿体無い気もして、考え込み]
ここは、ノトカーはやめにして、ダーフィトにしておこうかな。
となると、向こうの僕の投票は、どうしようかなぁ…。
[まぁ向うの僕が決めるだろう、と能天気に笑う。
思考は繋がっているものの、意思は別々な自分たち故に、自分であって自分では無いもう一人に選択を委ねた**]
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