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― 海精軍に雇われた直後 ―
それは失礼なことした。何分こっちにきて間もないんでな。
[できないと不満げにいうコンラート>>294へと八つ当たりへの意趣返しのようにいう]
別に気にする必要はねーよ。余所者だからって敬遠して近づいてこないやつよりはマシだ。
[そこには一つ本心を混ぜる。実際険悪に接しているつもりは...の中ではない]
ああ、気を付ける。ただなんでああなってるのか不思議に思ってたんで聞いただけだしな。
[たからいつもアリーセの近くにいたコンラートがいたからこれ幸いと聞いただけだ]
ちょっと前まで敵方にいたやつにほいほい話しかけるやつや雇いなおそうってやつがいるんだ。それに返すぐらいの信用はする。それに歩兵だけじゃ戦いになんてならねーってのはわかってるからな。それにうちの雇用主は相当お人好しみたいだしな。
[敵対関係だったものに通信機を渡されたときはちょっと呆れたものだと、ラートリーのことを思い出して苦笑しつつ、雇われたことを受けた以上、彼の言葉>>297に否はない。傭兵として動くことはあるとしても、氷竜軍にいたころと同じ。こちらから信用を崩す真似をする気はなかった*]
― 後退後:拠点・天幕 ―
……、……。……ああ、善処する。
[>>305一瞬の間は、己で自由にできる財を算段した物。いっそもう、水晶翼以外の母親の形見にも手を付けてしまうか、と。大まかな帳簿は完成する。]
だろうな……そちらも、次の出撃までには全部隊へと配備される。軟膏1つ、蹄鉄1枚に及ぶまで、隠さずに申告して欲しい。
[まあ、特殊な物でなければ……と言い添える。逆に言い換えればそれは、次の出撃までには万全な状態となるよう、早急な確認を促す物でもあったのだが。]
元より、人の口に戸は立てられん。
その後命令に従う様子を見せているのであれば、まあ……情状酌量の余地も生まれるだろう。
[>>306向き不向きは、敢えて答えない。
元より彼女の参戦動機は、人探しだ。]
何より。傭兵部隊に嘘を吐かせるワケにも、いかないだろう?
一つの成果が明日の雇用を左右するのは、皆同じ事。もし虚偽の申告が露見すれば、皆共倒れだ。
……義理の無い嘘は、誰も得をしない。
綺麗事を挟む余地など、何処にある。
[ただし。参戦したからには、自隊の兵。
ウェルシュの話は、“救う”事が前提で応じていた。]
[……だから。
次に続いた言葉>>309には、緩く首を振って。]
……我々のように納得づくで参戦した者なら、それでその通りだろうが。どうやら、そればかりでも無いようでな。
我々の砦には少ないが……領主への納税の代替として徴兵で駆り出された農民や、貴族が参戦に花を添える為の水増し人員として騙して雇った市街の貧困層。そんな兵が居る事も、確かだ。
[特に、中央が酷いらしいとも言い添える。
そんな中。氷竜の鋼鍛侯は兵にも一定の練度を求め、戦功持ちの傭兵や退役兵、血気盛んで義に厚い鉱夫らを中心に雇い入れた私兵軍を編成し、各地へと派遣したらしい……とは聴いてはいた。彼もまた、そのような傭兵の1人だったのだろう。
但し。鋼鍛侯が領地・ラヴァンは、製鋼の地。鉱山という収入源に、何よりも、良質な鉄鋼が産む武具。それを持たぬ弱小領主や底辺貴族では、到底真似のできぬ事でもあったが。]
ならば。
兵個人の覚悟がどうであれ。それを見極め用いるのが、将校の役目。と、私は考える。
ウェルシュにも、衛生兵の多い部隊への転属を勧めた方が良かったのだろう。
[それは、自隊の面々が個性豊かすぎるが故に学んだ事。この戦で掴んだ物。]
ウェルシュの行為は、本人だけを責めるべき物ではない。精霊師……当人の能力故に、適正から目を背け部隊に置き続けた将校の責任と言えよう。
……この場合は、私だな。ウェルシュの件は、これらを含めた提言として、上へ持ちかける腹積もりだ。
[緩く、首を振る。前線ばかりが兵の仕事ではない。そう、続けた。]
………………。
[……しかし。
不意に、重ねた状況に。漏らした呟きは、本当にぽつりと。]
……私とて。
もう一度、出会ってしまえば。斬れるかどうか、解らない。
[思い浮かべたのは、戦場で相見えた2人の顔。]
…………本当に護りたい者など。
いつだって。
この手から、すり抜けていく。
[戦えば戦う度、護りたい物から遠ざかる気がするのは、何故だろうか。
見つめた掌。
右手を曲げ伸ばしし、広げて、じっと見つめる。
伸ばした指の合間に。
今もまだ、>>0:110あの日の蒼天と白百合とが、見える気がした*]
― 回想:数か月前・クラタエグス砦 ―
[石造りの回廊を、独り辿る。
向かう先は。先の戦で捕えた、氷竜の傭兵達の元。]
……気分はどうだ、ロー・シェン。
[捕えたが故に、気になった。最初はそんな、報告書の記述も兼ねた様子見の積もりだった。
だから。問いかけたのは、本当に、気まぐれ。]
…………今、尚。
生きる途を、考えているか?
[>>0:468別れ際のそんな言葉が気になって。
独房、とも言うべき扉の、小さな格子越し。侮辱を跳ね除けたあの目が見えないか、と、覗き込んで**]
―後退後・拠点・天幕の外―
[拠点に戻るのはラートリーと共になるだろうか。戻ってから一人空を見上げる。
霧が深く空は見えない為、夜であっても昼であっても星を見ることはできない。
先ほど遭遇した
自分が今幽閉の身にある一因でもあり、それと同時に
人の世の事情にもう少し敏感であれば、
あるいは、もっと
判断がつかないことが、一番はがゆい……
[掴めない、見えない…、双星の姿]
どちらであっても、君が敵ならば……
[敵として対峙するならば、戦うことになるのだろう。
その思いやいきさつがどうであれ、自分の前に敵として、戦士として
それに応えるのが自分の矜持であり、相手に対する礼儀にもなると]
迷う暇は、あまりなさそうだね。
[見上げる空から視線を外し、天幕の方を見つめる。
話し声までは聞こえてこないが今後について、ロー・シェンやラートリーたちが話しているのだろう]
[砦の方を見ながら]
こればかりは、ボクとあっちの問題なんだ。
[飛び立つ前の彼の様子を思い出すと、なぜか少し胸が*痛んだ*]
― 後退後:拠点・天幕 ―
[善処してくれるらしいので、口元を緩め頷いた。とはいえその沈痛>>319な様子は、む?とさすがに思ったがわからないことなので口には挟まない]
えらく急かすな。とはいわない。わかっている。
[霧の向こうに敵が布陣しているのだ。手早く動こうという気持ちはこちらも変わらない]
確かにそうだな。余所から見えたやつだっていただろうしな
でもよ戦っていて忘れてしまいそうな日常を思い出させてくれるようなやつは貴重だ。
共倒れは嫌だが、助かってほしいと思うやつもいるかもしれねーぜ。
[感情面でいらだつところはあるが、そういう気持ちもなきにしも非ず。とはいえ結論はすでに下されているしラートリーの決定>>320に不満がない以上はいうこともない。]
将校の責任ってのもあるかもしれねーが、俺が思うところそこじゃない。
[緩く首を振って、この軍の、いや、この国の現状を口して自分の責任を口にするラートリー>>320 >>321 >>322だがそれを肯定してやるつもりはない。]
事情はそれぞれあるんだろう。金のためだとか。責務だとか……色々な。好き好んで殺戮という名の戦争にいくのは狂っちまったやつだけだ。
ってことはつまりはだ……事情もなくこの場にいるやつはいねーんだよ。こちらにもあちらにも、この国…いや、この世界で起こる、ありとあらゆる戦にかかわってしまってるものはな。
そんな俺からいえることは二つだけだな。不幸?可哀想?……いいや、違う。
一つは……事情なんて知らん。誰しもが苦悩の一つにぶち当たってるんだ。だから誰も特別なんていねーんだよ。
[三年もの傭兵生活の間で培われたシビアな思考は斬って捨てて]
あいつは…ウェルシュは…なんでもっとはやく誰かに言わなかったんだろうな。そりゃどうしようもなかったかもしれねーぜ。でも…違う道もあったかもしれねーのによ。
[戦いを邪魔されたこともあるが、冷静になった今ではそう思い、ふん。と不機嫌そうにつぶやく。彼女>>323 >>324もまた、何かしらを見て、そして出会ってしまったものなのだろう。それだけは察することはできたが]
言いたくない事情ってのがあるのかもしれねぇ。それをいう気がないならばそれでもいい、自分に逃げて永遠に逃げ続けるならそれもいい。俺はごめんだがな。
ただそれも自分一人の影響の及ぶ範囲でならばだ。…無理だってんなら事情の知らんもんからはこういうしかないな。勝手に一人で突っ込んで勝手に死ね。ってな。
長々と喋ったが、ま、そんだけだ。
[聞き出しはしない。だが手を伸ばさないものに差し出されるものは何もない。
何かがあるのだと知りながらも、冷たくいい置いて、最後は嫌に軽くいい終える。
それに何と答えたか、とはいえ報告が済んだ以上そののち戻ることになるだろう**]
お互いに、……な。
[右手より血を流すマリエッタ>>315に重苦しく告げて、短剣を持った手を引くと同時。
言葉に呼応したかのように、水の刃が崩れ落ちた。
もともと長くはもたない術だったが、
戦闘前の消耗でさらに持続時間が減ったためで]
左手の剣も落としたかった……。
[ぼやく眼前、マリエッタを取り巻く力の流れが変わった。
周囲を薄く漂う漣が、巡る、大きな力にぶつかって、やたらとうるさく騒ぐ]
(………無茶、してないか?)
[言いたかった言葉は何とか呑み込んで]
わかった。
じゃあこっから更に本気でいくよ!
―― 集え ――
―― そして阻め ――
[短剣を掲げ、命じれば少年の周りへと水が集う。探知のため薄く残された漣までも。
そして二つ目の命で、集まった水は形を為す。
出来上がったのは、前方を朧気にしか映さない、水の壁。
打ち払うための水流とは違い、完全に“阻害”に特化したそれは、
少年が最も得意とする術]
[少年の周囲、集っていく水の壁。
防御に特化した術を、左手の剣一つで抜けるかは――]
やるしか――ありませんわ!
[精霊の力を巡らせた体は、常以上の反発力を誇る。
その足が地を踏み締め、そして]
―― 翔けろ ――
[水流ではなく、自らの術により、体は宙へ舞い上がる]
やあ――――!
[左手の剣に、右手を添え。
高さによる速度と力を借りて、水の壁へ振り下ろす]
[本気じゃなかったのか、と問う言葉には、
短剣を持っていない左手を意味ありげに揺らして、うっすら、笑い返したのみ。>>339
過度の消耗を恐れてなるべく1本ずつ使ってきたが、
どうやらそうも言ってはいられないらしい。
とはいえ、“今はまだ”左手を空にしたまま、
マリエッタが、水の壁に向け剣を振り下ろす>>340のを見据える―――]
[壁は、破れない]
―― 落ちろ ――
[命じれば壁は崩れる。
マリエッタの身を、1本だけの剣を半ば捕らえるようにしながら。
そうして、少年との目線の高さが同じになったところで、
短剣をマリエッタに向け、振りあげた。
柄にはまった精霊石は自ら淡い光を放つ。
マリエッタのペンダントにはまった石と同じ、色]
僕の、勝ちだ。
どうする? おとなしく捕まってくれるか?
捕まらないなら……。
[声が、一瞬凄みを帯び、短剣を握る手に力がこもる]
ちょっとの間だけでいいから、
マリーと同じ行き先を目指したかったよ……。
[かと思いきや続く言葉は弱々しく、脈絡なく。
空気に、溶けた*]
なん、て。
わたくしも、本当は……貴方と……。
[その先の言葉は続かなかった。
ペンダントから蒼の光は消え、術の加護を失った体は、ゆっくりと崩れ落ちていった**]
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