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…… おっかなかった? さっきの?
悪いね。
[>>*102さっきの、とは最初に放った二連射のことだ。
あまりにも詫びにならない言葉を放ちつつ考えたことはと言えば。
連射数を増やして狙い続ければいずれはほころびが生まれるかもしれないが、
無限に連射できるわけではないのでやはりほどほどにしておくに限る、というものだ。
ヴェルとの戦いで多少の無茶は強いた。その後ろくに休めた気もしない]
[相手は矢を避けることに専念しつつ、さりとて大きく距離を開ける様子もない。>>*103
接近狙いにも気づいていない様子とも見た。
つまり少しずつ接近するという狙いは叶っていたわけで]
……時のしるべをここに。
[長物の間合いぎりぎりまで近づいたなら、
矢を射るのをやめて一度大きく翼をはばたかせた。
僅かに広げた右手に橙色の羽根が降り注ぎ、
奇怪なかたちの剣をゾフィヤの手の中に生み出す。
いや――それはもはや「針」と言った方がいいのかもしれない。
時計の針に似ている、そう思えるかたちをしているのだから。
直後、羽ばたきが生んだ風に乗りゾフィヤは空を翔ける。
相手の懐へ真っ直ぐ飛び込むようなコース取りをしながら、改めて右手に持った針を強く握りしめた*]
[ ふわり、と風に薄紅色の髪がなびくと、同じ色の大鹿が魔人の前に膝を折る。 ]
さて、行こうか。
[ 大鹿の背に横座りになった魔人の姿は黒の打掛、裾には桜の花吹雪、神魔の装いに類似した、その姿を見かけた者が、あれが神魔か、と、見誤った事も数えきれぬ。
実際、神魔が森を留守にした間は、魔人はその代役を勤めてもいたし、見間違えた相手に訂正してやることもなかった。 ]
馬か。懐かしいな。
そなたと遠乗りしたのを思い出す。
[騎乗を勧められて、昔を見る目をする。>>168
ふたりでこっそり馬を引き出して、遠くまで駆けたものだ。]
最近は狼ばかりに乗っていたからな。
あれもまた、馬とも違って楽しいものだ。
そなたも機会があれば試すといい。
[森に住む狼たちは森の主と親しかったから、その被保護者である自分のこともよく構ってくれていた。
いつか、乳兄弟と共に森も訪れたいと思う。
森を出された自分が、再びあの場所に受け入れられるかはわからないけれど。]
[看護の手に身を委ねるのは、どこかくすぐったく心地よい。
軟膏を塗られ、きっちりと包帯を巻かれた手首は、痛みも動かしづらさもずいぶんと軽減されていた。
改めて探索を続けようかというところへ、声が届く。>>5
まみえよ、と告げたあの声だ。]
――― 力を…。
[力を示せとはどういうことか、と考える。
他より抜きん出し、ということは、他、がいるということなのだろう。
いったいどれほどの人数がここに集まっているのか。]
[考えていると、隣で兄弟が花を取り出していた。
白と青と透明な結晶で形作られた、ティランジアの花。
自身のものも取り出して並べれば、鏡写しのように似ている。
彼の持つ花の半分が溶けていたとは知らないから、最初から同じものを見ていたのだろうと素直に喜んだ。]
こうしてそなたと邂逅できただけで、
私の願いは半分叶ったようなものだ。
共に最後まで行くとしよう。
[どんな試練であれ、立ち向かうと決めたならば行くだけだ。
芦毛の馬にまたがり、風の吹くままに歩き出す。*]
― 湖畔 ―
[外の人から娘さん呼び>>165>>173されると、嬉しいような恥ずかしいような。これまた初めての感覚なので良くわからず、モジモジしていた時もある]
わぁい、ありがとう!
うん、とっても美味しかったし。
ちゃんと全部やるよ!
[二人からも許可>>171>>173を得て、ホッとしながら拳をぎゅ。袂から取り出した風呂敷も使って器用に背中へ背負いあげた]
[零れた声>>*107に返す言葉はない。
わざわざ手の内を見せてやる必要はないのだ]
全くだな。
[お互い様>>*108と言う言葉には笑って返して。
引いた先で一つ深呼吸をした。
痺れの残る身体を抑え込むための仕草]
[イェンスの左手は度々抜かぬ刀に触れている。
抜けないながらに何かしらの媒体となっているのかもしれない、というのは威力を上げてきたことを受けての予想。
あれが抜かれたなら更に厄介なことになるな、と思考が巡るのは刹那。
それを見越してぶち抜くしかない]
(これ以上の底上げは無理だな)
(動かすのがやっとだ)
[左腕に意識を向け、黒尖晶石を通して動きを確認する。
やはり立て続けに雷撃を受けたためか動きが鈍い]
(修復、時間かかるだろうなぁ)
[そんなことを考えた後、意識をイェンスへと戻した]
さて、どう料理してやろうか。
[意表を突く手がないわけではない。
イェンスに対しての隠し玉はまだあるからだ。
ただ、それをやるには相手の隙を突く必要もある]
こっちが先に捕まる訳にもいかないしな。
[コキリ、と動きの鈍った左手首を鳴らす。
その隙間から銃弾が数発落ちてきた。
もはや射出出来ないただの弾だ]
上手く行くかは分からんが。
[手を尽くすが吉、と銃弾を左手に握り込んだ]
そろそろ終いにしようか。
[構えは先程と同じ、左腕を前に出したもの。
右手にはブレードを握り、切っ先を後ろへと流す形だ。
声をかけ、ヴェルナーはイェンスを注視する*]
─ 『神魔の領域』・川エリア ─
[対峙している彼女から自分たちがどう思われているかは知る由も無い。
それを悠長に問うような無粋をしない代わり、>>175彼女が紡いだその言葉は私の想いと重なるもの。
むしろ]
……そうですね。
私も……いいえ、私は。
あの人のために、この試練を乗り越えたい。
[まっすぐ紡いで頷けば、同じようにまっすぐな頷きが返ってきて]
一射だけだと思っていたらすぐに後追いっていうのは、結構物騒ですよ。
[>>*111悪いね、と返されたそれに頷いてみせるも、本気で言っているわけでもない。
戦いにおいて手を抜けと頼むような真似はしたくないし、それは互いに礼を欠くというものだ。
私がイェンスと戦ったように、彼女も同じ花の持ち主と戦ったとは知らぬからその消耗も知らぬまま、警戒を続けて。
>>*112幾つもの矢の狙いも読み違えたまま、彼女との距離が開かぬように矢を避け続けていたのだが]
ぇ……!?
[私の間合いに入るすれすれで大きく羽搏いた翼に、目を瞠る。
橙色の羽根が降った右手に生まれたのは奇妙な剣。
風に乗ってこちら目掛けて翔けてくる姿に、彼女の狙いが距離を開けるでなく接近だったと分かった時にはすでに遅く]
ち…っ
─── Mud set!
[長柄を片手に持ち、咄嗟紡いだ呪が空いた左手に纏わせた泥土が硬く固まる。
それを防具代わりにしようと、黒髪の彼女の右手に光る煌めきの切っ先の行方を見据えた*]
[ 大鹿は、ゆったりとした足取りで森を駈け、馬上の王子と従者を見つけると>>179躊躇いもなく近づいていく。 ]
怪我は、ちゃんと手当した?
ちゃんと、食事もした方がいいよ。でないと、負けてしまうからね。
[ 誰に、とも、何に、とも、説明せず、一方的に言葉を投げた魔人を、二人はどう捉えたか?何れにせよ、愉しげな涼しい顔は、崩れる事はないのだけれど。* ]
― 湖畔 ―
ああ、楽しく生きているうちは、生きながらにして朽ち果てたような精神にならずにすむ。それに中庸を生きたいならばそれぐらいがちょうどいいものだしね。
[自分なりに心掛けているということだ。]
あとはきりはなせない義理や人情とどう付き合っていくかというものだね。
それを踏みつけにしては、いずれ手痛いしっぺ返しをうけることになる。
[それは人を形成している国にもいえること。今は勢いがある国だろうが、歴史を誇る国だろうが、結局行き着くのはそこなのだ。とは修練者の持論である。]
― 湖畔 ―
[娘さんと気づいて驚いている弟子>>173と、不慣れな照れをみせる狐っこ>>180]
ああ、ずいぶん気に入ったようだしね。良い食べっぷりというのは見ていて気持ちいいものさ。
[手際よく風呂敷にまとめていくのを見守って]
うん、焼き加減、時間、そして高らかなポーズ。
全て整ったミーネ君には免許皆伝を授けよう。
[無事に文化伝承は伝わったようだ。
といっても免許なんてもののはない、口から出まかせであった*]
― 湖畔 ―
[立ち上がって二人に向けた顔は、それまでの人懐こいものとは少し違う、淡い微笑を湛えていた。
掴みどころが消えたようにも感じられるかもしれない。……背の風呂敷がなかったなら、多分]
じゃあ、もう行かなきゃ。
とっても楽しかったのよ。ありがとう!
[それから、少しだけ迷ったあと]
頑張ってね。
[一言告げると足元を蹴り、呼び寄せた風に乗って。
湖上で大きく一度手を振ると、彼方へと去って行くのだった*]
[『紅雷』に手を触れつつ、天命石に意識を集中する。
二つに宿る力を重ね合わせ、それを自身の属と共鳴させることで、一段上の術や技を使う事ができる、のだが]
ちっと、きついかな……。
[立て続けに斬られたダメージが、結構馬鹿にならない。
これは結構負荷がかかるな、と思いつつ意識を対する紫黒へ向ける]
[あちらの構えは、先と同じく左腕を前に出したもの。>>*116
刃の切っ先が後ろに流されているのは、動きの布石か、と思いつつ]
……そーだな。
このまま延々やり合ってるのもなんだし……そろそろ、終わるか。
[軽い口調で言いつつ、『龍爪』を一度、鞘に納める。
二刀を近くに置く事で互いに共鳴させるためのもの、というのは。
当然の如く、口にはしないまま。
代わりにひとつ、深呼吸して気を均す。*]
狼に乗っていたのですか?!
[ クレステッドが平然と語る経験に驚く。>>177
随分と野性味のある暮らしだったらしい。
とはいえ、彼の着ているものは上質だったし、獣臭さは感じないから、実態は狼の姿をまとった半妖などかもしれない。
それはそれで問題がある気もしたが、彼の伸びやかな素直さを目の当たりにすれば、悪いことではないと感じられた。
人の世の穢れを帯びることのない御子だ。]
[ 次なる試練を告げる声に、ふと考え込む。
あと幾たび、戦いがあるのか。
どんな願いをもつ者が、神魔の領域へ踏み入れることを認められたのだろう?
すでに願いは半分叶ったようなもの、とクレステッドは告げた。
過分だと畏れ入るものの、彼が喜んでくれるのは何より嬉しい。]
私の当初の願いはと言えば、半分でも叶ってしまったら危ないものでした。
主上に救われて、私の願いは根底から覆りました。
[ 今は、新しい主を支えることこそが生きるすべてだ。]
[ 脱がされていた服に腕を通しがてら、晒しを巻いて、腕と脇腹の傷が広がらないようにしておく。
クレステッドの処置の甲斐あって、出血はもう止まっていた。]
はい、何処までも共に参ります。
[ 颯爽と馬に跨ったクレステッドの露払いをするように、馬の先を歩む。
風に舞う蝶にそれとなく導かれ、また遠く立ち上る炊事の煙を目にして、湖畔へと近づいてゆく。*]
― 湖畔 ―
[師の語る信条>>183をじっと聞いている。
生きながら朽ちるという状態に思う所はあるが、変に反応をせず済んだのはここでの出会いを経てのことだろう]
何というか。
……師も10年前はそこそこ若かったと思うのですけど、変わっていないのはすごいですね。
[自分の歳と比較すれば随分と達観していたような。
と、正確な年齢は知らないのだが思っていた]
[義理人情の辺りはかつても聞いたことのあるくだりだったか。
師の持論は理解しつつ、少しだけ苦笑して]
いつかはそうなるものかもしれませんけど。
何年も先のことを考えていられない時もありますよね。
[何を想定しての話かは言わぬままそう呟いた*]
―― 『神魔の領域』・川エリア ――
[それはまっすぐな宣言だった。>>181
彼のために戦うという――まっすぐにして切実な]
なあんだ、やっぱり大切ってことじゃん。
…直接言ってあげればあのひと、よろこぶかもよ。
[ヴェルだったらきっと喜ぶよねぇ、などと思いつつ勝手なことを言ってのける
浮かべる表情は真面目なもの。揶揄う意図はないのだ。
やっぱりワケアリそうだ……と思ったのはさておき]
こちらこそ、森の歩きかたを教えてもらってありがとう。
[先までの人懐っこさとは違う、半透明な微笑みを浮かべる狐っこ>>185
といっても風呂敷を背負っている姿に愛らしさのほうが勝ってしまうのは致し方ないところですけどね]
良い日々を。
[応援の言葉に返すのは出会った人への祝福を向ける言葉での見送りであった*]
物騒かあ。
「戦いは数だ」っていうこわい師匠の教えがね、あったんだけどね……。
[弟子としてのゾフィヤは師と仰いだ相手の教えにわりと忠実であった。>>*118
能力的にもそれを再現しやすい、という強みを生かした結果でもあったが、もちろん。
閑話休題。
さりとてその教えを脇に追いやる形で手加減するつもりなどないのだが。
それは相手も分かっていることだろう。少ない言葉のやりとりから実直さはうかがえていた]
即席の盾……でも作ったつもり?
[飛翔しつつ、ただでは攻めさせてくれない相手に声をあげる。>>*119
相手の左手の泥土が練り上げられたもの。
飛翔の勢いは極力殺さぬまま、
それの隙間をついて針を相手に突き刺そうとする*]
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