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[言葉が紡げないままに地面に下ろされる>>129。
驚いて声が出ないのは、まさか受け止められるとは思っていなかったし、トールがそんな行動を取るとも思っていなかったからだ]
そっ れは、 いい────
[貸し借りの話には声をひっくり返しながら首を横に振って、構わないと伝えようとして。
見上げる先でトールの手が彼の胸を押さえていることに気付いて言葉を途切れさせる]
怪我した!? 私がぶつかった!?
ちょっと待ってて、
ローさぁーーーん!!
[若干のパニックを見せながらローランドを呼び寄せるべく大声を上げた]
[それが一匹ならまだしも、何匹も同じ様に交差して走る様子が見えれば流石にその不可思議さに気付くというもの]
これは、さっきの光のおかげ…か。
[思い当たる節を探し、更に視線を彷徨わせ。
ようやく翡翠の髪色を見つけると、微かな笑みと共に頭を軽く下げるに留めた。
今は悠長に礼を言っている場合では無いし、何よりかのもりびとが男を護る術を施した訳はこの香に他ならぬだろうから]
手を止める訳には、いかないね…!
[この行動が無駄ではないと言外に伝えられた、そう思った男は漆黒の双角が正気を取り戻すまで香を保ち続けた]
あ、 おい。
そんな騒ぐような傷じゃない、から、
[ユーリエのパニックっぷりと、全力でローランドを呼んでいるのとに、こちらも釣られて若干慌てる。
押さえていた手を見たら赤が付いていたので、鎧の端で拭っておいた。]
小さい傷だろうがなんだろうが、治療はきちっとしとくの!
前線で戦い続けるってなら尚のこと!!
[若干返答になっていないが、力説するように自論を述べて。
トール>>137の腕を取って引っ張って行こうとする。
そんなユーリエの顔や腕にも紅い線がいくつも付いていた*]
[駆け寄った二人は揃って何やら慌てた様子。
鎧の色合いから、トールの胸の傷をぱっと見では気付くことが出来ず]
どこか打ち付けたのかい?
[ユーリエを受け止める際によろけでもしたか、と双方の顔を見て問いかけた*]
[後ろからやって来た公子の言葉>>134に、二角獣がぴくり、と身を震わせる。
おー、煽ってんなー、と思いながらも守り人はそれを止めずに答えを待つ態を崩さない。
そんな様子に二角獣の口から低い唸りが零れ落ち、穏やかだった瞳の色が一瞬、ゆらいだ、が]
『……神角が認めた者に敗れたというのであれば』
[間を置いて、唸り声は低い宣へと変わる。
力は示された、それは理解している。
理解している理を拒絶する事は、岩石頭と称される神徒には、とてもとても難しかったらしい]
んじゃ、この来訪者たちに、地の赦しを与えるんだな?
『……うむ。
だが、神角……』
細かい事は、今は言いなさんな。
何れにしろ、俺らの力だけでどうこうできる規模じゃないってのは、アンタ自身、身に染みてんだろ?
『…………』
[さらりと告げた言葉に返るのは沈黙。
わさ、という感じで尾が揺れた]
んじゃ、他の連中が落ち着いたら承認を。
あと、白角のとこへの転移を頼む。
……アンタがこのザマだった事考えると、向こうもどうなってるやら、ってとこだがな。
[最後に付け加えた、先への懸念。
それに、二角獣は同意するように鼻を鳴らした。*]
その……、ああ。
[押されるままに頷いて、勢いのまま腕を引っ張られ、ユーリエと一緒にローランドの前へとやってくる。
その手にも顔にも紅が何本も引かれているのを見れば、どこか複雑な思いがした。]
俺の手当ては自分でできる。
それより彼女をみてやってくれ。
[過呼吸を起こした(とトールが思っている)くらいだから、かなり消耗しているのだろう。彼女を先にと頼む。]
……る。
[光手繰る最中に向けられた笑みと礼。>>135
それに、少年もまた微かな笑みを持って返す。
そうして、二角獣が鎮まるまでは守り人の補佐に徹していた──のだが]
……るぅ。
[守り人と、それに続いた公子の言葉に、少年はふかく、ふかくため息をついていた]
……クゥ……気持ちはわかるけど、程ほどに、なのだよ……。
[神徒の頭の固さに悩まされていたのはこちらも同じ、故に、わからなくもないのだが。
やりすぎるのはー、という思いはきっちり滲んでいた。*]
[ こちらの物言いに、一瞬揺らいだ双角の瞳に公子も視線を鋭くするが、すぐにその色が諦めに似たものに変わったことに気付くと、手にした剣を腰に戻す。
柄から手を離す一瞬、パリン、と小さな音をたてて、右手を覆う氷が一部砕けて地面に落ちた ]
白角というのが、三番目の守り人か?
[ カークと双角の会話から聞き取った名に、そう問いを投げる ]
転移の前に、どのような相手か教えて貰えると有り難いのだがな。
[ 願い出る、かの言葉だが、口調は少々険を含んでいた ]
この様子では奥に行く程、封じられたモノの影響が強いのだろう?
毎度、情報の一つも無く、俺の臣を危険に突っ込ませるのは好まん。
[ 余所者であろうと、一時のことであろうと、自らが選び率いて来た者は、己の臣だ。
危険を承知の任とはいえ、その無事をないがしろには出来ないという公子の意は、守り人達には伝わったか* ]
[トールを引っ張っていく>>144先でローランドと合流>>141する]
何か胸押さえてた!
[ローランドの問いかけにはそんな証言をして。
トールが自分よりもユーリエをみて欲しいと言うのを聞いて、目を瞬かせた。
過呼吸(ではないのだが)は別にしても、傷があるのは事実。
自分自身を弾とする形で飛んで行った負担も無いわけでは無かった]
私は土埃落としてきてからの方が良いかもしれない…。
[地面を転がったのもあって肌も服も土埃だらけである]
公子サマも怪我してるの?
やっぱり一筋縄じゃいかないね。
[はふ、と疲労を吐き出すように吐息を零した*]
[駆け寄ってみれば、>>140ユーリエにも幾つかの傷がついている。
あの体躯を相手に戦っていたのだから、無傷で済む道理もないとは思うが女性の顔の傷は痛ましさは感じるもの。
それは男なら誰も感じるだろうと思うから、>>144トールの頼みも不思議ではないのだが]
君は自分だけ仕事をしておいて、僕にはさぼっていろと言うのかい?
心配しなくても、皆を診るし、手当もさせてもらう。
まずは女性を安心させる為にも、君から診せてもらおうか。
[男の経験上、この様に他人を優先する者は十中八九自分を疎かにしがちなだけにはいそうですかとは言える訳がない。
>>149ユーリエの訴えからも、まず優先すべきはトールだと態度からも隠さず告げた*]
[氷の砕ける音>>148に、ほんの一瞬目を細める。
けれど、そこに触れる事はなく、投げかけられた問いにがじ、と後ろ頭を掻いた]
ああ、そうだな。
訳わからんところに臣を突っ込ませたくないってのは、わかるわ。
[険を帯びた口調で綴られる言葉に、否やはない。
異邦のものも含まれているというのに、迷いなく言い切る様子に、刹那、瞳に眩し気なものが過った]
次の場所に待つのは、水の神徒、白角。
水の力持つ、一角獣だ。
ま、眷属連中は大体想像つくだろうが……ここにいる連中とは対照的に、聖獣っぽいのが多いかね。
……ま、あちらさんは、最も強い封を張れる分、眠れるものに近い。
影響は、こっちよりも根深いかも知れんな……。
[無垢であるが故に染まりやいすのが彼の神徒の特徴だから、と。
話しながら何となく、嫌な予感が底上げされたような気がした。*]
[ユーリエの証言は間違っていないので何も言わず、ローランドの主張も説得もまったくもって正論だったので、押し黙って頷いた。]
…頼む。
[ひとこと告げてから、その場で脱ぎ始める。
女性の前だとか、そういう配慮は特になかった。]
[革鎧を外せば、相応の出血が見て取れるだろう。
右胸の上あたり、角に抉られた傷がある。
内臓までは届いていないが、ある程度は深さがあった。
なおユーリエを受け止めた程度では打撲にもなっていない*]
[ローランドの説得(?)>>151もあり、治療はトールからなされることとなった。
その場で革鎧を外し始めるトール>>154に気付き、ユーリエは回れ右]
土埃落としてくるー。
[それも必要なことだったから、不自然なことではなかったはずだ。きっと。
平原の端に行けば水があるため、そこで顔や腕、足に付いた土埃を落とす心算*]
[それからトールへと視線を戻すと、既に彼は受けた傷を露わにし終わっていた。
特に目立つのは右胸の上、見た限りでは骨や内臓への損傷は無さそうだが問題はその深さ]
これは…結構深くやられたね。
[まずは出血を止めるが先決と、消毒した綿で抑えながら呟く。
医者であったなら縫合も出来ようが、薬で出来ることには限度がある──だが]
傷に麻酔と消毒を染み込ませた布を当てて、貼布をした上から包帯で固定しよう。
多少息苦しくはなるだろうけれど、暫くは得物を存分に揮えるはずだ。
ただし、皆の元に戻ったらすぐに医者に診せるんだよ。
[言いながら、迷いなく処置を施していけばトールの傷は白い布の下に隠れていった**]
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