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……俺が金で、天倉が水って言われましても。
ちょっと待ってなー、調べる。
なんか方角とか四神獣とかそういうので表されてたよな。
古代米プリンとかでも良いならいくらでも買うのにな。
[ちなみに先日天倉が食べていたプリンは青龍という名の
古代米プリンだ。おひとつ620円。]
確かに、基本的には当たってる気がする。
幸兄って大体そんな感じよ、自覚ない?
[肝心要の引っ掛かっている箇所を除けば、頷ける>>562
傍らで、痛みを堪えるような呼吸が空気に擦れた。
短く息を詰めて、片手を伸ばす]
――……、手、貸して。見せて。
[掴もうとした掌は一瞬遅く、ひらりと宙を舞って]
あ、うん。
大丈夫、両手とも使えるよ。
[万里の言葉>>571に頷き、スマホを取り出して検索画面を開く。]
万里くんが火で、私が木……?
昨日行った朱雀門と東院庭園なんかは、
そのまま火行と木行を表していると思う。
[属性についても同時に調べ。]
あと、火や朱色をイメージするというと、
伏見稲荷大社の千本鳥居とか……?
[調べながらも、どこかいいところないかな……と
万里の顔を見上げようとして、すぐ近くにあることに、
思わず真っ赤になるのだった。]
[何気なく口にされた、火と金の必定>>563
彼の声で聞いてしまえば、定めに反して
一瞬で羞恥心を炙られ]
―――……、……ッ
[ぱっと顔を逸らしかけ、伴う痛みに引き戻される]
織江君は大仏見るの初めてですか?
[観光する生徒の目も無いわけではないが、気にしないようにしようと彼>>573に尋ねる。
間近で見る大仏の大きさに圧倒されつつ、昔の人はこれで救われると思っていたのを思えば身近に感じられるような気がした]
こんな大きいものを昔の人は作っていたのですね。
ふむふむ。
[真理の検索してくれた画面を覗き込み]
ああ、なるほど。
属性が方角にも関係してくるのか。
南だから朱雀門……。
[納得して頷く。
と、いつもより近い距離で真理と顔を見合わせ、同じく頬が赤くなった]
よし、じゃあひとまず平城宮跡にもう一度行ってみようか。
[このまま見つめ合ってるとこのままでいい気になってきそうだが、呪いと名がつくものが、こんなに幸せだけくれるはずがない。
今はよくても、後でしっぺ返しを喰らったらたまったものではないので、今は呪いを解くことに専念しよう]
―藤森神社―
[奈良から京都へは急行で約50分。
そこからJRに乗り換えて、最寄り駅の藤森駅へと移動する。
下車して徒歩5分、京都教育大学のすぐ近くにその神社はあった。
石畳の参道のある西門から入れば二対の狛犬に出迎えられて、神域へと入っていく。]
…先ずは一カ所目、無事に着いたね。
取り敢えず、ここの本殿にお参りしようか。
[玲緒の手を借りながら手水社で手を清めつつ、そんな提案をした。
本殿の裏手、八幡宮社や祖霊社などに並んで、目的である大将軍社がある。*]
[不機嫌さを露わにして気付かない程鈍い男ではない。>>567
だがどうしていいか分からないらしく、互いの間に沈黙が落ちる。
こんな風にくっつくのならば元からくっついているに等しい
あの双子でも良いだろうにと、部位は違えど同じ状況に
陥っているとは勿論知らず頭を過ぎることもない。
立ち止まりスマホを操作する大河に合わせてこちらも足を止め、
画面を見ないよう遠くの景色に視線を移す。
通行人からすれば、掴んでいる右手が構って欲しそうにと映っている気がして何だか居た堪れない。
どうやらメールが届いたらしい大河の独り言に耳をそばだて。]
[ちらちら横目で見ているとスマホを手渡された。>>568
にこやかな笑顔と無愛想な真顔。>>476
相貌だけでなく表情も対比しているとは何ともはや。
不意に、その写真を撮られた直後のことを思い出せば眉を下げて。]
……消す。消してやる。
[画面を大河に見せないように傾けてスマホを操作する。
転送ボタンを押し、画像を自分の携帯に転送した後
その送信メールを削除し。来たばかりのメールも削除しようと
すればその前に奪い取られてしまったか。
密かに震える携帯に届いた一通のメール。
後でこっそり、厳重にシークレットへ移そうかと思案した。]
― 三日目 ―
[そして三日目。
今日はお土産買って帰ろうという話をしながらバスから降りて、うっかり転んだ。]
って…。
[立ち上がろうとした時に従妹の手を借りて、そのまま引っ張られるようにして近くのお土産屋へ向かい、異変はその先で知る事になる。]
うん…。
言われたとおりしてみるしかないか。
[これだけやっても離れなかった&神様が僧侶の言う通りにしてみようと言うのである。反対する理由は見当たらない。]
そうだね!
観光もしっかり楽しまないと!
よーし、じゃあどこ行こうかなぁ。
[さっくりと気持ちを切り替えて、京都・奈良の観光マップなど広げだす。───と、]
マリーそろそろ手、離して。
お土産よく見れないよ。
[そう言いぐいと手を引くも、従妹の手は離れず、目を白黒させる事に*]
ひゃあ!
[飛びあがってふるふると頭を振ったあと、顔のすぐ横にある狐の鼻を指先でぐりぐりしてやった。]
もう!また今度やったらお仕置きだからね!
う、うん……!
[万里の言葉>>578にこくこくと頷き、
平城宮跡への移動を開始する。
移動の最中も、肩を抱かれたまま。
まわりからはどう見えているのかとか、
考えたらやっぱり恥ずかしくて
顔が真っ赤に染まってしまう。]
― 清明神社 ―
[京都に戻り、どうせなら一昨日は行かなかった上京区へと。
陰陽師として有名な、安倍清明公を祀った神社だ。
魔除けや厄除けにご利益もあるとのこと。
そのご利益というやつで、この呪詛を払えないものだろうか。
あの胡散臭い僧侶よりは、信じられそうな気がする。
一の鳥居をくぐり、境内を進んでいく。]
――…幸久。
ねぇ。まさか、わざとじゃ……、
[兄の仕草を視界に収め、呆然と呟く。
問い質そうとした言葉は、茶を運ぶ人影に遮られ>>564
彼の隣で、今日も今日とて間の悪い――と
真逆の事を考えながら、空を仰いだ]
―修学旅行3日目―
本当にな……。
[溜息混じりに呟く聖前の隣で、こちらも同じく溜息をつく。
どうして今、一緒にいるのかと言えば、つまり。
そうならざる得ない理由があるわけで。]
…俺はこのままでも…、
[「かまわないのに」と言いかけた言葉は飲み込んだ。
なぜなら。そもそも、こうなった原因の半分は自分にある。]
考えれば考える程わからんな!
一気に大きな加護を狙おうとすると難しくなるなぁ。
無難に方角や色で見た方がいいのかね。
[スマホを弄りながらブツブツと呟いて、何処に行けば
良いのやらと情報を探る。
頑張れ歴史好き、何かしらのキーワードを見つけ出せ。]
金と言えば商も表しててなあ、商売繁盛のご神徳が
あるということで、毘沙門天を奉ってる所はあるにはあるけど。
天倉、お前の意見が聞きたい。
[移動は全て二人三脚、出来れば歩く距離は短い方が良いと
考えながら天倉を見上げた。]
鎌倉のは一応、昔親戚の家にいたときに見たことがある。
あれはあれで関心したものだけどな。
どちらかというと、鶴岡八幡宮のほうが馴染みがあったというか印象深いんだ。
[若宮大路の桜は綺麗だぞ、とつけくわえる]
―時はさかのぼって、ほんの少し前―
[めでたくも聖前との両思が判明し。恐らく生まれてこの方、一番爽やかな朝を迎えられた3日目の朝。]
みんな、おはよう! 今日は良い朝だな。
完全に自由な1日だが、みんなは今日これからどうするんだ?
[体操のお兄さん張りに爽やかすぎる笑顔は、友人達をどん引きさせるには充分な威力を放っていたようだ。
どこか気遣わしげな、憐れみの混じったような奇妙な視線に晒され、首を傾げる。
15時までに京都駅に着けばいいと言う、アバウトかつ生徒の自主性尊重し過ぎな日程に、奈良を観光して行きたい者や、もう一度京都に戻りたいと主張する者もいた。
どちらにせよ、今日は完全に自由なので。
結局、班のメンバーは皆それぞれ好きな場所を観光してから集合と決まった。]
あれか。
[大仏殿を目の前にして、あらためて建物の大きさに驚く。
途中の寺務所で調達したパンフレットによれば、建設当初は11間(86m)、その後、2度にわたって焼失し、鎌倉・江戸時代にそれぞれ再建されて現在は7間(57m)ほどになっているらしい。
3分の2程度の大きさになってしまったとはいえ、十分に圧倒される大きさだった]
バーナム効果を主張させてもらおう。
―――…琉璃に無理強いした覚えはないが。
[まさか、自覚に至らぬは己ばかりと言う事か。
黒ずんだ葉に力を掛ければ、形を崩し芥として地に落下。>>574
呪詛の欠片が解けて、一息吐くと、無傷を示すように掌を見せた。]
……琉璃、如何した?
[縁側に戻りだしたところで、彼女の視線に掴まった。>>576
手繰るように眼差しをぶつければ、眩しげに撓め。]
あ…俺、聖前のしおり借りたままだった。
とりあえず、返してこないと!
じゃあ、また後でなーーー!
[友人達の背に手を振って見送り。
一緒になれなかったあの日を確認し合うように、
互いの持つしおりを交換したのは、昨日旅館に着いてから直ぐ。
「図書委員の仕事の一環として、今後のしおり作りの参考に」と、
一見もっともらしい理由をつけて交換したしおりには……。
とあるページに、聖前の心の声が克明に記されていた。]
[何か感じたような気がしたのは、一瞬のこと。
左肘に視線を落としたが、まだ外れる様子はない。]
これは、一回じゃ駄目ってことか。
……次、どこに行く?
[冷えた空気のせいか、それとも意識をしてしまったからか。
掴まれた左肘が熱いことから、目を逸らしながら。
スマホで、次のパワースポットへの道順の検索を始めた。*]
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