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[>>295先を進む足取りはゆっくりとしたもの。
シモンが代わりに説明をしてくれたので、
それに口を挟む事なく、額に伝う汗を手の甲で拭う。
体力不足だ――、
旅に慣れているというのにも関わらず、
山道を少し歩いただけでも、疲労を覚える足に舌打ちを。]
……順路では無い方角だな、確かに。
[息がきれていないだけ、まあマシか。
言葉少なに頷き、そしてよもや崖から落ちて無いかと不安を覚える。]
ヨアヒム、……焦っている様子だったからな…。
大きな怪我を負ってたりしなければ良いのだが。
[落ち着いてから動けと忠告したものの、
聞き入れていない状態だった青年を思えば、不安は強まる。]
[(>>249)もし相談したいなら、ヨアヒムはオットー頼りにしているから、今朝会ったときに何か打ち明けている筈…。そうだろうか。
自分の知らない一面を隠し持ったヤコブの姿を見て少し不安になっていた。自分にだって大切な彼等に話せない事は山ほどあると言うのに。]
…うん。
[(>>124)今朝も様子の可笑しかったヨアヒム。もしかして元気が無いのはゲルトのせいじゃないのかと思っていた。無理に聞いて良いもんじゃないと分かっていながら、ついついどうかしたかと訊いてしまった。
何かと世話を焼きたいと思うし彼に何かあったら心配し相談に乗ってやりたいと思う癖がついてしまっている。]
僕はヨアヒムの事が大切で…、
彼奴って良く泣いてただろ。もし僕達の知らない所で泣いてたりすんじゃないかって心配で嫌なんだ。
[ヨアヒムが大事だと呟く声はか細い。オットーにしては珍しく素直だった。
ふたりの事を大切にする想いは常にあってもだ。面と向ってその気持ちを口にしたのは初めてに近かった。]
[あの旅人が食べられたのは、いつだ?
確か、シモンとニコラスが、昨日村に来て……。ディーターは、一昨日だった、か?
人狼が旅人を食べてすぐ村にやってきたのだとしたら、ディーターはタイミングがちょうど合うような気がしてしまった。
旅人は、いつ食べられたのだろう。
もしディーターが、人狼だったら。]
…………。
[ごくりと息を飲み、ディーターに恐怖を含んだ視線を向け。すぐに逸らした。
もし彼が人狼であったなら、自分が何をするか。それを想像するまいと自分に言い聞かせていた。]
[差し出された手に、そっと触れた。
逃げられなければ、そのままその手を取って、それから抱き締めただろう。]
手紙を書くよ。姉ちゃんにも…みんなにも…
僕は、きっとゲルトを守るよ。
…頼りないかもしれないけどさ。
きっと、君の盾になるから。
[最後の忠告に微笑み、それから、震えるゲルトの頭をそっと撫でようと手を伸ばす。
今まで、自分を守ってくれた皆がしてくれたように。]
[ヤコブの言う様に、以前と同じようにヨアヒムは自分の事を頼りにしてくれると良い。
けれども、彼奴だって何時までも子どもじゃないんだから。自分の目を真直ぐに見据えたヨアヒムを見て理解した事もあった。もし相談が必要になったら話してくれると信じて。
きっとこれからは、ヨアヒムのことは何にでも心配すんじゃなくて、自分は彼奴をもっと信用するべきなのだろう。]
そうだな。彼奴が相談を必要としたら僕達に話してくれるよね。
それまでは僕達から何か言うのは止そう。
僕らがいなくてもヨアヒムひとりでもやっていけるって信用しなきゃな。
[もし彼が困ってこちらに助けを求める事があったらそのときは。
そう思い改めて、ヤコブの意見に同意した。]
[(>>262)(>>263)(>>264)ヤコブの意見に耳を傾ける。ヤコブの意見に同調する様に相槌を打つ。]
うん。その可能性も考えたんだけど…。
自分が……だと分かる情報を簡単に話すだろうかって。
[ただ、と言葉を切る。
エルナは(>>1:199)「まぁ自分でもよく分かって無くて、何ともしようがないんだがなー。」と言っていた。其処から自分の能力に自覚が無いという事が汲取れて。]
ただ、エルナは、自分の自身の事なのに赤い視界が良く分からないと言ってたんだ。
人狼には生まれつき人狼だけではなくて、途中で自覚を持ち出すものが居るんだって。もしも彼にその自覚がなかったとしたら…。
仲間のフォローが無くて間違って漏らしちゃったのかもしれない。
[それでも疑問は残る。ヤコブの言う様に人狼だとばれれば処刑は免れないだろう。
ならば、人狼だと知っている者を消す選択だって出来た筈で。]
その場合でも、…羊が襲撃された今。…僕が生きてるのは可笑しいんだけどね。
なんて、憶測で話してても酷い話しだ。ただの思い過ごしかも。
うん、話しを聞きにいこう。
→宿屋
……………
[もう、耐えられそうになかった。
誰かと仲良くなっても、真の姿を打ち明けることは出来なかった。
そうやって、ずっと、一人きりだったから。
温もりを知ってしまえば、元には戻れない。
抱きしめられて、撫でられる。
ヨアヒムの肩に涙を落として。
――ああ、こいつもちゃんと男だったんだなあ、
等と失礼なことを思って。]
[しばらく歩いていると、進む方向と森の中の道にずれが生じて。]
音は……あちらからでしたよね。
このまま進めば良いでしょうか。
[一応足元や周囲に気を配りつつ、更に先を目指そうと。
村育ちではないので、道から外れることがどう危ないのかは他の者ほど理解していない。]
[ぎゅっと目を瞑って、涙を止めると。]
ヨアヒム、行くならさっさと行くよ。
追いつかれる前に。
のんびりしすぎた。
見つかりそうになったら、木に登って隠れよう。
[肩の辺りがあったかい。
泣いてるのかな、って思ったけど、黙って頭を撫でていた。
若干失礼な事を思われてるとは思わぬまま。]
うん、行こう
大丈夫、木登りなら得意だよ
[そう言って、笑った**]
そうだね、いっつも登ってたね。
それじゃ、攫わせてもらうよ!
[いつものように笑ってみせて、ヨアヒムの手を握ると、走りだした。
ここに来る前にめりーの血の跡を残していたのには気づかなかったけれど、今はすっかり乾いているだろう。
木々に隠れるようにして進めば、逃げた方向はきっと、枝葉が隠してくれる。]
― 少し前 ―
[ヨアヒムが大切だと呟くオットーの声はか細かった。オットーの話に集中していたから、聞き漏らすことはなかったけれども。]
おれもオットーと同じで、ヨアヒムが大切だ。ヨアヒムが辛い思いをしていたら、何とかしてやりたいって思う。
[思いを告げるオットーを見つめて頷いた。]
だけどオットーが今言ったように、ヨアヒムを信用するって意見にも同意するな。
ヨアヒムだってプライドがあるだろうし、ただ守られるだけじゃなくて、自分で行動を決めたいときもあるだろう。
その代わり、助けが必要なときと判断したら、二人でヨアヒムの力になってやろうな。
[オットーが口にしなかった部分に言及して、優しく微笑んだ。]
あと、おれはオットーも大切だから。覚えていてくれると嬉しいな。
[オットーが言わなかったから知らないけれども、自分だって大切な彼らに言わないことがある。むしろ大切だから、言えないこともある。故に当然ヨアヒムだけでなく、オットーにも秘密はあるだろうと考えていた。
でも彼らが話したくないならば、無理に聞き出そうとは思わない。それと相手を心配することとは別物と思っているし、何より自分が、誰よりも沈黙を貫くタイプだからだ。
相談したいと言われたり、相手の態度から読み取れたりしたら、精一杯力になろうとはするだろうけれども。
オットーが、初めて見せる自分に不安になっていたと知ったら申し訳なく思うだろうが、今はそれを悟る機会はない。]
[オットーの、エリーアスに対する意見にはじっと耳を傾ける。]
なるほど、自覚がないタイプか。その考えはなかった。
[オットーに素直に同意しつつ、その場合の疑問点にも同意する。]
うん。羊を襲った時点で、既に目覚めていると考えた方が自然だしな。
よし、行こう。
[エリーアスの話を聞くことに同意してくれたオットーに返事をして、宿屋に向った。]
[ゲルトの体力は、人間時でも若干高い。
成人男性の平均より頭二つくらい上、という所か。
それが個人差なのかは知らない所だが。]
頑張りなね、まあ疲れたらおんぶしてあげるけどさ。
あと、夜になったら運んであげるから。
背中に乗せた方が絶対早い。
[そんな励ましをしながら、ヨアヒムの手を引いていく。]
小枝や丈の長い草に躓かないようにな。
[>>310先を歩く神父に一声かける。
尤も隣をディーターが歩いていれば問題ないか。]
俺は、大丈夫。
[>>312心配の色を表情と声に乗せているシモンに気付き、
問題ないと言わんばかりに目を細めて笑ってみせたが、
ヨアヒムの声がした方に向かうのであれば、
今歩んだ道よりも、更に険しい方へ向かわねばなるまい。]
はは、…子供の頃はなんてことなかったのになあ。
歳食ったなって自覚してしまうよ。
[なんとも情けなくなり、浮かべた笑みは苦いものになる。
風を受けたマントは、後方に大きく広がった。]
まあしばらくは、別の意味での
狼にはなれそうにないけどー。
そこは我慢してね!
そのうち、すっごいことしてあげるから。
[あはははー、と笑った。]
気をつけないと怪我をするからな。
[>>310 特にジムゾンは、こういった
足場の悪い道に慣れていないように見える。
注意を促しておくが、ティーターが居るのならば
深く気にする事は無さそうだ。]
無理だと思ったら、すぐに言って欲しい。
…まあ、俺も昔よりは大分衰えてしまった。
[>>320 特に、足を怪我してからは。
背負っている長銃も重みを感じるようになったし、
長い間歩いていれば、疲れてしまう。
苦々しい笑みを浮かべたニコラスの手をそっと握り、
彼が転んでしまわないようにと、注意を配る。
とはいえ、男自身もまた、
気をつけなければ転げてしまいそうな足場なのだが。]
[このまま道を外れていくだけでは、
ヨアヒムを見つけられるか分からない。
一端立ち止まって耳を澄ませば、木々の揺れる音が遠くから。]
向こうから音が聞こえる――が、
ヨアヒムなのかまでは、分からないな。動物かもしれない。
[当然、この森に居るのは人間だけではない。
動物だっているのだから。
さて――その音は、何が発したものだったのか。]
[彼を、愛する家族や友人や、故郷から引き離し、
心通わせて、愛されて。
共に来てくれると言ってくれる人が居てくれるのは、
どうしようもなく…罪深くても、幸せで。]
……君が盾なら、僕は、盾を護る牙になろう。
[この大切な人を、どうか守れますように。**]
― 宿屋・食堂 ―
[紅茶を飲みながら、窓の外を見る。
外に出た人は、今どこで何をしているか考えた。]
他の人が戻ってきたら、話を聞くとき紅茶を淹れようかな。
[誰に言うでもなく呟いた。]
やったー!海だー!
[子どものようにはしゃいで、跳ねるようにスピードを上げた。]
ん…?楽しみにしてる
[分かったような分からないような顔をしながら、ゲルトの後ろ姿に向かって]
ゲルト、大好き!
[それから、後ろを一瞬見やった。]
ばいばい
[もう、きっと戻る事の無いだろう故郷。
姉も友達も、全てのものを置き去りにして。
終わりで、始まり。
いつか、きっと、手紙を書きます。]
[村で生まれ村で育ったオットーだったが、パン作りの修行の為に一時だけ村を離れた事があった。修行の為に過したその村でオットーはある人狼に出会い恋に落ちた。彼と離れるぐらいなら死んでしまいたいと思っていた。
けれども、その人狼と別れてオットーが街から村へと帰ってきた時。ヤコブの顔を見て生きていて良かったと思えたんだった。
大切な幼なじみ。素直に思いを口に出来ない自分の気持ちを汲取って大事に優しく扱ってくれる。甘えていると思うけれどもヤコブの優しさは有り難かった。
もしも、自分がした馬鹿な事を話したらどう思われるだろうか。素直に話して楽になってしまいたいようで今度こそ拒まれてしまうんじゃないかと凄く怖い。ヤコブの全てを自分は知っている訳ではない。
でも、僕はヤコブの事を。]
ヤコブ、有り難うな。
はい、気をつけます。
[声をかけてくれたニコラスとシモンに返事をする。
歩く度に、枯れ枝を踏みつけてぱきぱき音がしたり、木の根を爪先で蹴ってハッとしたりする。こんな所をヨアヒムは進んで行ったのだろうか。樹の上で眠れる彼だから十分可能なのか。
シモンが、向こうから音が聞こえると言う声を聴きながら、このままヨアヒムを見つけられないのではないだろうかという不安に駆られた。*]
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