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[ひとしきり彼を罵ると、談話室を飛び出した。
投票に参加するつもりなんてないという、子供じみた意思表示。
部屋に駆け戻ると、借りてきた本をベッドの上に放り出し、八つ当たりするように枕を床に叩きつける]
……ちきしょう!
[このままでは、ヨアヒムの未来は決まっているようなものだ。
それがわかるから、余計に談話室にいられなかった。彼の姿を、見ていられなくて]
――なんでオレ、こんなに何もできないんだよ!
[ただ、叫ぶ。
自分自身の無力さと、それからヨアヒムの最後を見届けられない、その臆病さに**]
―処刑場―
[自らの最期となるその場に連れられてくると…丈夫そうな枝から降りた1本のロープと、木箱。]
…いくらなんでも、原始的や過ぎないか…?
[軽い様子で言う、これから死にゆくにはあまりにもふさわしくないだろう。用意したのが村長であれば仕方ないのか?と悪態をつきながらもそれは人間の命を奪うには十分なもので…。]
はは……いざ目の当たりにすると、死にたくねえもんだな…。
[もうオットーの焼いたパンを食って、腕を褒める事もできない。クララに本を返すこともできない。ジムゾンさんに悪態をつきながら仕事を手伝わされることもないし、シモンさんやディーターさんと酒を呑み交わす事もない。リーザやペーターが元気に走る姿もこれから成長していく姿も。
そんな事を考えながら、木箱に上がり、ロープを首にかけた。最期に遺言を聞くと言われたので。]
そうだな…アルビンに伝えてくれ。
……パメラを宜しくな。
[いつか言われた言葉を、そのまま。そうして足が宙に浮く感覚。
こんなことにならなければ、ニコラスさんに色々話を聞けたのだろうか。村を出て行ってから少し溝を感じたアルビンと昔の様な仲に戻れただろうか。ヴァルターさんに引け目を感じないようになれただろうか。そして、パメラの笑顔を…]
(それは、半年前から無理か――)
[そこで、ヨアヒムの意識は途絶えた。]
[驚いたのか、受け入れたのか、抵抗しないニコラス。]
ふふっ、驚いたかしら?
[抱きしめる力は人間のものではない。
ぎりり、と音を立てそうなほど強く。]
女の子が夜這いしに来るとは思わなかった?
[ぺろりとニコラスの頬を舐める。]
ふふっ。
食べに来ちゃった。
[笑顔で今度は耳朶を甘咬み。]
本当はね、遺言とか聞いてあげたいんだけどね。
私、お腹が空いて空いて空いて空いてすいてすいて仕方ないの。
[恍惚の表情で彼を見つめる。
唇の端には涎が垂れる。]
だから、ごめんね。
ふふっ、いただきます。
[ニコラスの首に深く歯を食い込ませた。]
[男が絶命したことを確認すれば、食事に移る。
綺麗な赤毛の狼が一心不乱に男だったものを貪っている。
骨と破れた衣服以外はほとんど残っていない。
椅子の辺りは食い散らかした肉と血糊が飛び散っている。
食事を終えれば元の姿に戻り、口の周りの血をニコラスの衣服で拭う。]
んぅ…はぁ…。
美味しかったわよ、ニコラス。
でもね、まだ足りないの。
お腹が空くのよ。
どれだけ食べても、空いて空いてすいて…。
おかしくなりそうなの。
[それでも満たした分だけ少し落ち着く。]
さて、どうしようかしら。
[今日は空腹の衝動にかられた食事で。
その後のことを何も考えていなかった。
部屋を見渡せば置いてある似顔絵。
此れは面白そうだ、と悪戯の気分。
ニコラスの血を指につけると、ヴァルターの部分に血で丸を描く。
誰でも良かった、強いていうなら目についたから。
それをそのまま机の上にこれ見よがしにおいておく。
あからさまで、むしろ何故処理しなかった、と思われるかもしれないが。
構わない、そう思われた所でそこから私は連想されないだろう。
寧ろ、そこから他の誰かへ向いたら面白い、そう思って。]
人間同士で疑い合えばいいのよ。
[冷えた声で呟く。
少し冷静になると、仲間との連絡を取り始めた。
隠蔽を手伝ってもらおうか*]
[声、を出す。]
ごめんね、ニコラス食べちゃったわ。
[上辺だけ謝罪する。]
ジムゾンの分残してあげられなかったわ。
お腹が空いてすいて、我慢できなかったの。
[相変わらず悪びれもせず。]
オットーは後片付け手伝いなさい。
ニコラスの部屋よ。
[ロープと毛布を取りに行って戻ってきた際、談話室を飛び出すペーター>>411とは入れ違いになったため、ヨアヒムへの罵りは全く聞いていなかった。ペーターの背中を見送って、首を傾げることしかできない。
やがて投票が終わり、ヨアヒムの処刑が決まった。]
…。
[自分で歩けると言い、抵抗する様子>>402を見せずに歩き始めたヨアヒムに、かけられる言葉は何一つなかった。
その代わり、ヨアヒムの背中を見つめながら後を追う。
それがこのような事態が起きると分かっていて、罪を犯した自分に課せられた罰だと思ったから。例え幼馴染の名を投票しなくとも、直接手を下さなくても、その死に責任があることは間違いないのだ。]
[やがて、ヨアヒムの息が絶える。
そっとロープから下ろして持ってきたシーツで丁寧にヨアヒムを包み、強く抱きしめた。
ヨアヒムの体にはまだぬくもりが残っていたから。泣くかと覚悟していた気持ちに反して、目は乾いたままだった。
”お前が死んだなんて、嘘だよな?!”
”このまま待っていたら、「悪い。ちょっと寝過ごした。」って笑いながら起きてくるよな?”
冷静な自分がそんなはずはないと呟く声に反して、感情はあり得ない想像にすがる。
――けれども腕の中で、ヨアヒムからはどんどん体温が失われていくばかりだった。]
[ようやく気持ちの整理がついた頃。特別の指示がなければ自分が率先してヨアヒムの体を宿屋に運び、従業員部屋に安置するだろう。**]
― 夜・自室 ―
[泊まっている部屋に引き上げたあと、ゲルトから手に入れた本のページを開く。
なるほど、ゲルトが自慢しただけあって、能力者について詳しく書かれているだけでなく、人狼を滅ぼした村の具体例を挙げて、有効な対策とか失敗した方法とかも載っていた。]
これは確かに見せられないか。
[そうひとりごちながら、さてジムゾンになんと報告すればいいかと考えている内に、いつの間にか机に突っ伏してうつらうつらしていた。]
― 回想・自室 ―
[談話室の光景を見た後、部屋へと戻った。
ここは何かと都合がいい。
しばらくここに泊まろうか。
もう一度、あのくだらない光景を思い出す。
人間同士で何をやっているか。
いや、所詮あの程度の存在なのか。
ばかばかしい。
あの様子なら今日から処刑が始まっても。
ほうっておくだけで人間同士殺し合ってるだろう。
何か言われてもショックで落ち込んでるとか言えば。
なんとかなるだろう。
化けているのはどっちなんだ。
正体を偽ってるのはどっちなんだ。]
???
ニコラスさんの、部屋ですか。分かりました。
[クララに対して即座に了承の返事のみ返して、そっと部屋を抜け出す。
何故ニコラスを選んだのか、クララの基準が考えても考えても、クララが襲いやすさを基準に選んだとは想像できなかったけれど、自分はそれに口出す必要はないから黙っていた。]
― ニコラスの部屋 ―
クララさん、後片付け始めます。
[一応ノックをすると同時に囁きかける。
こんな夜中に襲撃目的以外でニコラスの部屋を訪問する者などいないとは思うが、万が一部屋にいた場合、誰何されたりして時間を食う可能性を考え、一応念を入れたのだった。]
…。
[本能に支配されている間は、無残な姿となったニコラスを見ても特に何も感じない。昨日と同じ手順で床の上に痕跡が残らないように綺麗に掃除を始めた。]
[そして二人で連れ立って避難部屋に入る。>>300ディーターが微妙に警戒する姿を見て、何もねぇよと思いつつ特になにも言わなかった]
いや、神父は祈りはするけど霊は見えねーよ。
霊能力者とは別モンっつーか、また分野が違うだろ。
[友人のツッコミ>>301にそんな言葉を返しつつ、話を聞く>>243。そのうちに彼が手に持った酒を示されれば>>313]
お、良いな。
って馬鹿か。チビにはもったいねぇよ。
[リーザにまで酒を薦めるディーターをそう小突き、有り難く受け取る。彼が手渡した酒をグラスに継ぎ軽く煽れば、さすがに極上酒というだけあって美味だった。
…何だか、いつか昔3人でこうして飲んだことを思い出す。懐かしい記憶に後ろ髪を引かれたからだろうか。気づけば話し出していた>>290]
[問いを投げかければ、周囲から言葉が返ってきた。
ディーターから返ってきた答え>>330は予想通りというか何というかあっさりとしていた。
思えば昔彼に戦争に行く不満を漏らした時も、軽い調子で流されたのだったっけ>>283>>287。
俺たちがいなくて寂しいのか、という揶揄に「ふっざけんな!!」と思わず反発したのを覚えている。…それもまあ図星ではあった。絶対に言わないが。
今とあの頃ではいろんなことが違っていたけれど。きっぱりと言い切られてむしろ清々しい気持ちになる]
[そして幼いリーザ>>309が紡いだ言葉]
…だな。
もうとっくに戻れねェ、…だよな。お前の言う通り、今更だ。
[自嘲するように笑う]
[クララがオットーに後片付けを支持していることも聞き。
そちらは彼に任せて問題ないだろう、と判断する。
そういえば、オットーは人狼についての本から何かを見つけただろうか。]
…なあお前ら。
霊能者、って知ってるか?
[避難部屋で聞いた話を思い返し、仲間たちに問うた]**
―夜早く、ヨアヒム処刑前―
[投票が終わった。最後に会わなくていいのか?と扉の外から問いかけられれば、もう一度部屋を出て、談話室へ向かう。
先程ナイフを振り上げてた時とは異なる、穏やかな表情。
そして、変わらぬ悲しげな眼差し。
ヨアヒムが談話室からロビーに出てきたところで、目が合う。]
ヨアヒムさん、何で―」
[「あんなことを?」と紡ごうとしたが、リーザに悲しげな微笑みを向けたヨアヒムに言葉が続かなかった。]
「…リーザ、ごめんな。――ありがとな。」
[リーザの頭をくしゃくしゃっと撫でると、ヨアヒムは宿から出ていく。]
[その後ろ姿を見送るときには再び涙を零していたかもしれない。
談話室には入らず、避難部屋に戻った。**]
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