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戦いはいよいよ現実のものとなった。
吹き上がる戦火は、人々に選択を迫る。
自ら望んで戦いに身を投じるもの。
守るもののため、武器を手にするもの。
才覚一つで、戦乱の時を乗り越えようとするもの。
戦火に紛れ、己の目的を果たそうとするもの。
戦いを見守り、あるいは止めようとするもの。
己の思惑を果たせるのは誰か。
思いの剣が交錯する先へ、歴史は進む。
どうやらこの中には、村人が1名、人狼が1名、共鳴者が3名いるようだ。
野山に混じりて竹を採りつつ、鍋やどんぶりや箸や門松などよろづのことに使いけり
名をば、したっけ屋のエルナとなむ言いける
続いて川で水を汲んでいたところ、上流の方にどんぶらこっこ、どんぶらこっことイノシシが
[しかし流れては来ない、どうやらただのしかばねのようだ]
ポーク……美味しいポークよ……
[ブタ南蛮カレー蕎麦、いいと思います]
[ 空が見えた。
また吹っ飛ばされたらしい。
突き上げられた木槌に首の骨が持っていかれたけれど、そこは人外の力が働いて、なんとかなったようだ。便利なものである。]
ウォレン──
[ 飼い主の名前を呼ぶ。]
[綺麗に木槌が入って、ヴォルフが宙を舞う。
その直前の顔で、正気に戻ったのだと気付いた。
手を緩めなかったのは、まあ成り行きである。]
やっと帰ってきたか。
毎回手ェかけさせやがって。
[名を呼ばれ、助け起こすために伸ばした手をげんこつに変える。
ごつん、と頭に一発くれてやった。]
戦初め?じゃねえよ。
おれたちの戦場は、まずはこっちだ。
[新年のいろいろで忙しい現場へと顔を向けさせる。
誰かさんが人間を追い散らしたせいで、手が足りない場所ばかりだ。]
まずは飾り付けだな。
あとは祭の手伝いして、メシ作って振る舞って、
……で、食って腹満たしたら、
新しい戦場でも探しに行くか。
[木槌を担いで、にやりと笑う。
ハルバード拾っとけよー、と声を掛けながら歩き出した。*]
[ 伸ばされた手を握ろうとしたら、頭をゴツンされた。
なになに ? なにが悪かったの ? の顔をして見上げる。
でもまた遊んでくれそうな様子だからいいとしよう。
戦場という単語に反応して起き上がったが、飼い主が視線を投げた方を見れば、女子供を含んだ一般市民ばかり働いている。]
あなたの助力は重宝されること間違いなしですね。
[ 仕事の段取りはまるっと聞き流したが、後でご褒美があるというのは了見した。
地面に突き立っているハルバードを引き抜き、それを梃子の棒にして倒木を街道からどけると、オズワルドの後を追いかける。*]
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