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仕事ない!あとは遊ぶ!
食べてイイのォ?
[ライスケーキは食べた者を死に誘なう危険な殺人食材らしいぞ、みんなくれぐれも気をつけよう。
ガレット・デ・ロワは実際、中に潜んだアタリ(小さな陶器の牛)を引き当てるおみくじ占いのようなものだし、大人数で取り分けた方が盛り上がるというもの。
銀色のナイフがパイに差し込まれるのをワクワク見守る*]
[ 半裸のジェフロイにツェーザルが抱きつくのを見守る。]
人懐こい子だと思っていましたが、そうですか、ジェフロイのようなタイプが好みですか。
なんならお二人の吉日を占って差し上げますよ。
ですが、食事が先です。
[ 切り分けてくれるらしいレトに頷く。
誰のとこに牛が出るかな、わくわく。*]
[トールが先導する道は、ここ通っていいのかと目を剥くものばかり。
店の中を突っ切って、棚を上って外に出て行くとか、さすがに自分ひとりでは気後れする。
だが店番の若者はこちらに視線一つ向けただけで、くちゃくちゃなにか噛み続けていたから、いつものことなんだろう。
見たことのない商品も、派手な意匠の寺とやらも、なにもかも目新しくて面白い。]
まさに迷宮ってか。
一晩で道が変わるって?
そいつはまた、地図師泣かせだな。
[トールに続いて斜めの屋根を滑り降りる。
着地した足元をガチョウがすり抜けようとしたので、捕まえた。
肉屋の店先から自由へ向けて羽ばたく途中だったらしく、肉屋の親父に引き渡して感謝される。
あれが兎だったら、見逃していたかも。]
窮屈な方が、か。
おれにはわからねえな。
活気があって嫌いじゃねえけど、立ち回るには狭すぎる。
[右腕だけ、長柄武器を振り回す仕草をする。]
おれの国は砂漠にあるんだ。
なんもねえだだっ広い場所を馬で駆け回る方が性に合ってるな。*
[その場に4人いるのだから、パイはきっちり4等分。
5人だったら切り分けが面倒なところだった。]
それじゃシメオンさんに乾杯!
[パイをひときれ掲げてから、がぶっとかじる。
途端に、がりっとなにか硬いものを噛み砕いた。
おっと、これはパイ生地の焦げたとこ。]
[料理を持ってきた少年だけ、そういえば名前を知らない。
匂いを嗅がれたけど、ひょっとしてあれで覚えたのかな?
犬……よりはなんか、もっとちっこい生き物っぽい。仕草が。
タオルとシーツでばーんしていた人とは知り合いらしい。
兄弟?と思ったけれど、シメオンの見解は違うっぽかった。]
そういやシメオンさんって占いするの?
ちょっと俺の探し物も占ってよ。
見た目二十代前半の、髪が黄色と黒でチンピラみたいな男なんだけど。
あ。金は持ってないよ。
[ライスケーキ入りスープの方にも勝手に手を伸ばしながら、シメオンに聞いてみた。*]
すべてが何処かしらにつながっているんだ、慣れるとわかるよ。
[ ひょいと隣の屋根に飛び移りながら言う。]
オズワルドは砂漠に住んでいるのかー
実は駱駝の扱いに慣れてたり?
あれもかなり獰猛だって聞くからさ。
[ 腕を回す動作に、くすりと笑う。]
立ち回りが好きかい。
それなら闘技場に行って、賭け試合で参加するのも手だ。
腕のいいとこ見せたら、いろんなところから声がかかるんじゃないかな。
しばらくいるなら、金意外に人脈も必要だ。
──お、ザル君が言ってた場所はここだな。
ふむ、結構、長そうな滑り台だ。
[ かすかに湿気の匂いが届くのは、下に風呂屋があるせいだ。*]
えーと、あけましておめでとうございます…?
[最初に挨拶する時はそう言うルールらしい。
フードの青年……シメオンの知り合いでもないっぽいし、何で屋上までやってきたのか不明だが、袖振り合うも多生の縁。]
ほうか。
シメオンに、レトじゃな。よろしゅう。
ここで知り合うたのも何かの縁じゃ。
[この街について教えて貰えんかのう……と言おうとしたところで、新たなる乱入者の登場]
えっ?! あっ!! チェーザル?!??!!
[相変わらず名前は間違えて覚えたまま。
飛びついてきた小柄な人物を胴体にひっつけたまま勢いでくるくる回る。]
おまんもここに来ちょったがか……?
[漫才の相方友達兼何かしでかしそうな人たちその一と思いがけぬ再会を果たして、目を白黒。
雪国でサウナ小屋に入ろうとした時には一緒に居なかった筈だが……まさかね。*]
駱駝かあ。
あいつら、砂漠で使うには良いんだが、すぐ噛むからなあ。
[屋根も窓枠も塀の上も、おおよそ足が乗るところは通路だ。
きっと、子供専用のルートもあるに違いない。]
闘技場もあるのか。
賭け試合か……見せるためってのは好きじゃねえな。
だが、そこに集まる連中には興味あるな。
使える奴がいればお知り合いになりたいもんだ。
[ついでに軽くひとしあい。
基本的には拳を交わしてわかり合うたちだ。]
人脈ってんなら、最初に会ったのがおまえってのが十分幸運だな。
面白い奴がいたら紹介しろよ。
[トール自身も十分に面白い奴のカテゴリーだ。
そこから繋がる人脈なら愉快だろう。
話すうちに、長い滑り台のスタートにたどり着いた。]
下が風呂ってんなら、脱いで滑った方が良いのか?
いや、さすがにそれはないか。
先陣を譲ってくれるってんなら、先行くぜ。
[滑り台の先は狭い通路の中に消えている。
好奇心の赴くまま、滑り台の端に手を掛けた。*]
闘技場に出る、使える奴?
オズワルドは、なにか大きなコトの胴元らしいな。
面白い奴──か。
しばらく滞在するなら、よりどりみどりだよ。
ん、オレとの遭遇を幸運だと言ってくれるのは嬉しいな。
[ 滑り台の先については、]
いきなり浴槽ってことはないだろうけど。
女湯だったら犯罪だしな。
先陣はどうぞどうぞ。
[ 尻の下に敷けそうな革の端切れを差し出した。*]
[シーツ魔人の胴体にぶらんと抱きついてるうちに、パイが綺麗に4つに分かたれる。
シメオンの言葉に少し考えて、頷いた]
ジェフのタイプ。好き
食べちゃいたいケドなめるだけにする
[ですが食事が先。乾杯ー]
[香ばしいクリームがたっぷりのパイをほおばる。
口の中に*期待感*な感じがした]
むぐむぐ
……黄色くて黒いチンピラ…
トラかなァ
[ 占いで出たものを注文したので、味の組み合わせはあまり考えていなかったが、
このライスケーキというやつ、歯にくっつく。
それがなんかエキゾチック。]
ひとさがし、れす、ね。
[ 口をモゴモゴさせながら、レトの依頼に嬉々として小亀の甲羅を取り出した。
携帯蝋燭で炙る。]
アチぃっ
[ 投げ出せば甲羅はパッキリ割れた。]
…この亀裂で占うのですよ。
えーと、4(10x1)時間後に、*バゲッド*を持って((聞こえちゃった人))に会いにいけ、と。
*きっかけは○○*がうまく行けば、道は通じるであろう!
んん? ツェーザルはその人物に心当たりがあるのですか?
ジェフロイとも知り合いだし、隅に置けませんね。このこのっ*
きっかけは◯◯
なんだろ?きっかけハ…聞こえちゃったコト?
[首をかしげた。お雑煮びょーん]
トラの出てくる本読んダことある
黄色くて黒かった、しまじろー
[心当たりと言っていいのか]
胴元か。
はは。似たようなもんかもな。
[面白い奴らを集め、相応しい場所に送り込み、全体を演出する。
そういう意味では、やってることは胴元と一緒だ。
賭けられるチップは命運とか、そういうやつ。]
おう。じゃあ遠慮なく。
[革の端切れを受け取って、滑り台に身を投じる。]
いいぃぃやっほーーーう !
[滑り台は建物の隙間を縫い、壁に空いた穴をくぐり抜け、屋根の軒下を通り、旗の群れの真ん中を突っ切って下へ下へ。
良い具合に視界を振り回されたところで空中に投げ出され、綿とマットレスを重ねたような場所に着地した。
ぼよん。]
うは。これはいい。
こいつやりたさに通う奴が出そうだ。
[機嫌良く立ち上がったところに、風呂屋の主人が手揉みしながら現れる。
なるほど商売上手だ。]
ひとっ風呂使わせてもらうぜ。
[せっかく来たのだから温泉も堪能しよう。*]
チェーザルかぁ。
[間違えは伝播する。
大きいのが小さいのを振り回している光景は、なんか迫力あるな。
食べるとか、舐めるとか、えっ?やっぱりそっち系のひと??]
トラかぁ。
トラっぽい?
いや、ドラネコくらいかも。
[そんな大層な奴じゃないよなー、と思いながら、ぱたぱた手を振る。]
[シメオンの占いは、けっこう豪快だった。
亀の甲羅投げる占い?なんて初めて見た。]
聞こえちゃったひと???
あー、目撃者的な奴がいるのかー。
きっかけ、きっかけー……?
……うーん。とりあえずバゲッド探すかぁ。
[占い方法はあれだけど、信じてみたって悪くない。
何せ、手がかりゼロだもの。*]
[ 楽しげな声を残して、オズワルドが滑り台をおりてゆく。
結構スリルがありそうだ。
さっそく続こうとしたところで、背後に近く気配に振り返る。]
え、何?
ローゼンハイムの荷物がどうしたって?
失くしたならともかく、ちゃんと届けたことに他人から文句を言われる筋合いはないと思うけど。
[ とはいえ、正論の通じる連中ではなさそうだった。]
よっ…と!
[ 大ぶりなパンチをわざわざ受けてやるほど酔狂でもなくて、
身軽に躱すと、細い路地に走り込む。
オズワルドとは、また縁があれば会えるだろう。*]
[ ライスケーキを飲み込む。
汁がうまーい。]
バゲットならツェーザルに頼めば配達してくれますよ。
聞こえちゃった…なら目撃ではなく耳撃?
それはともかく、なんか事件性があることなら、自警団に行ってください。
ジェフロイもほら、強盗にあったのですし。
[ 言いながら、レトに掌を差し出す。占いの料金請求。*]
へえ。チェーザルは調達屋なのか。
そのうちなんか頼むかも。
バゲットは、パン屋の場所教えてくれればいーや。
[間違いは訂正されないまま。
伸ばされた手に、ガレット・デ・ロワを一切れ乗せた。]
自警団かぁ。
事件性ってのはないんだけどね。
一回、顔出してみようかなぁ。
[単なる依頼の相手ってか、標的なだけ。*]
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