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[ふと見れば、向こうに誰かが来たよう。>>45]
あちらの方も、どうやら空腹なようですね。
それとも、禁断症状でしょうか。
[シルキーが声を掛けたので、改めて相手を観察する。
宴会場の前で「酒…」と呻くような声を出しているのが微かに聞こえた。]
そちらの方も一杯いかがですか?
麦茶だけでなくて、麦酒もあるようですよ。
[禁断症状を放置しておくのはいろいろと問題だろう。
といって酒を勧めるのはどうかとは思えども、シルキーと一緒になって誘ってみた。]
─ ロケットCOの間 ─
ふふーん。これが温泉水の化粧水ね。
こっちが食事のチケットと、これがお土産引換券か。
垢すりマッサージ?薔薇のアロマエステ??
なにかしら、それって。
[館内案内の冊子を眺めてひとりで呟く。]
でもまずはお風呂かな。
それとも先にヴィカにお土産買っておいたほうがいいかしら。
彼、にも。
─ 売店 ─
ええと、温泉まんじゅうに、温泉クッキーに、温泉パイに、
薔薇の石鹸、薔薇水シャンプー、薔薇水リンス?
薔薇と温泉ばっかりね。当たり前か。
薔薇の香り牛乳って、どんな味するのかしら。
[冷蔵ケースを覗きこむ。]
[通りかかった浴衣姿の男が立ち止まる。>>57
こちらを見る目が、文字通り点になっている。]
海から離れたところで会うとは珍しいな。
湯中りしたか?
[温泉ピンポン用のラケットで彼の顔を扇いでみた。]
…?
[>>58犬と言えば犬、という言葉に俺は首を捻る。
もしや狼と犬のハイブリッドだったりするのだろうか。
と、正解には至らない事を考える。
それにしても大きな犬だ。
黒い大型犬というと、シープドックにボースロン辺りだろうか。
そんな事を考えながら、耳を立てたきり、寝たままの彼を見やる。
昔、一度だけ。小さい頃に犬を飼っていた。
犬種はグレートピレニーズー。
色は白く、耳も垂れていて目の前の彼とは似ても似つかないが、懐かしくて。]
名前は何と?
…あぁ、貴方と彼の名を。
私はベネディクト・シャバンヌと言います。
[ふと我に返って、彼らの名前を聞いた。
聞いておいて名乗らないのは失礼だと気付いて自分の名を添える。]
― 宴会場の前 ―
もう温泉には入られましたか?
湯上りの麦酒も格別ですね。
[見た限りでは手も震えていないから、別にアルコール中毒ではなさそうだ。なんて感想をそっと胸の内に隠して乾杯のグラスを掲げる。
こちらの中身は麦茶だが。]
ええ。先ほどここでお会いしたばかりですよ。
そういうあなたはおひとりですか?
[問いには否定を返して、こちらからも問いひとつ。
仄かな笑み浮かべつつ、実のところ密やかに観察の視線を向けていた。
見た目と中身の乖離。そんな小さな違和感がある。]
[青薔薇の湯も気に入ったらしい相手を見る。
俺とは違い、筋肉のしっかりとついた彼は果たして何を生業とするのか。]
そうでしょう。
神経痛や筋肉痛。
慢性消化器病や運動麻痺などにも効くようですよ。
こちらには湯治で?
[そんな事を言いながら、暫く浸かっていたか。]
[首をひねった彼の目が、一瞬懐かしいものを思う色宿す。>>67
名を聞かれれば笑って黒もふの首を抱えるようにして引き寄せた。]
俺はウォレン・オズワルド。
こっちはヴォルフ。
本当は別に名もあるが、やたら長いんでヴォルフでいい。
[犬といえば犬、という黒もふを
けれどもそう呼ぶ口調には親しみと信頼がある。]
いえ、温泉には今から入ろうかと...じゃなくて、こんなところで、何やってんですか?!へ...!
[ かけられた言葉と声、何よりも纏う空気は間違えようもなく>>66思わず驚きのまま彼の身分を口にしそうになったが、すんでのところで、言葉を呑み込んだ ]
......お一人ですか?
[ どう見ても1人に見えるが、どうなんだそれ?と思いつつ、なんとなく立ち去れなくなって、そう尋ねる。こちらを仰ぐラケットをじい、と見て ]
まさか、ピンポンしたくて、こんなところに来たとか言いませんよね?
[ これを真顔で尋ねてしまうのだから、男も相当にまだ混乱している ]
効能を聞くと、ますます効くような気がするな。
[解説された湯の効果に頷いて、肩までとぷりと浸かった。]
湯治というよりは物見遊山、だな。
面白い奴に会いたいっていうのもあるが。
国の連中には見識を広げて世界の情勢を実見してくる、と言ってある。
[聞かれたことに答えつつ、ベネディクトの方を見る。]
おう。
中々良いものだな、オンセンってのも。
[掲げられたグラスへ>>68こちらのそれを合わせかちりと音鳴らし
泡立つ酒を喉に流し込む。]
ああ、生憎永遠の独り身でな。
[密やかな観察の視線に気付くのは男の永い生での経験上容易く、そして、表情一つ変えない。
金の絡まない場でヒトに愛想を振り撒く気にならないのは性格上致し方ないことだ。
何もしちゃいないのに怯む理由などあるものか。]
なんだ、茶かよ。
あっちが開いたら飲むってワケか?
[無遠慮に相手のグラスに顔を近付けた。互いの手の中の液体、似通っていてもどこか違う。
別にそこに文句をつける理由はないのだけれど。
一瞥したのは未だ開かない宴会場の扉。]
>>71
ああ、今からか。
おれは白薔薇炭酸湯というのに入ってきたぞ。
なかなかいい。 扶翼が選んだ宿だけある。
ところで、犬は平気だったか?
あと、さっき、女湯で唸っていたのはおまえの縁者かな?
[混乱しているようだから、さらに助長するような話の持っていき方をしてみる。]
[これだけ驚くのだから、まだ扶翼には会っていないのだろうと察していた。]
そっちこそ、親父殿の供ではないのか。
もう帰りたくて腰が落ち着かないなんてことは?
[声は揶揄を含むが、笑みには彼の男への好意が宿る。]
ピンポン。
やったことあるのか?
なんなら、おれにものを教えるチャンスをやるぞ。
[これもまた楽しげに誘ってみた。]
生涯永遠の独り身ですか。
――ああ、そういう教義でしたか。
[あまり宗教関係には詳しくない、という顔で頷く。
相手が顔を近づけてきても、気にしない風でグラスを相手の方へ向けてみせた。]
あまり酒には強くありませんので。
たまにシードルを嗜む程度です。
あなたはだいぶ強そうですね。
[一筋縄ではいかない相手なのか、それともただの不良神父なのか。危険な相手ならば待ち人に近づけたくはない、と思いながら相手の視線を追って宴会場を見る。
そろそろ開くだろうか。]
[>>70黒犬と飼い主の仲は良好な様子だ。
だから温泉の中にも連れてきたのだろう。
ヴォルフ――狼を表す言葉は隣国のもの。
類似する言葉が何処かにあるのか。それとも。
俺は考えながらもすらすらと言葉を口にしていた。]
ウォレンさん。ヴォルフ。
暫く逗留する予定ですが、滞在中に会う機会があれば宜しくお願いします。
[じっと黒犬を見つめてみたが、裸眼ではやはり判別がつかない。
人を襲わないようなら大丈夫――なのだろう。]
[>>72効きそう、というのには小さく笑って。]
そういった事にお悩みで?
大抵、何処かに何に効くかが書いてあると思うので、それを参考にしてみるのもいいかもしれません。
[物見遊山。面白い奴を求めて旅をしているらしい。
俺にはとてもではないが出来ない事だ。――弟ならやりかねないが。
まじまじと相手の顔を見つめてしまう。
年の頃は三十路過ぎの俺に近いと思えたが。]
学生…ではないですよね。
随分と思い切った事を。
――貴方が良いものと出会えるよう祈っておきましょう。
[そう言って仄かに笑ってみせる。]
――…あぁ、えぇと。
出張だと言われて荷物を纏めたら、部下に此処に連れて来られて。
弟の仕業らしいのですが、自分でも何が何やら。
[>>73此処に来た理由については歯切れが悪くなる。
何しろ動機が分からない。
軟禁というよりは歓待されている気分だが。]
本は好きですが、書き物はあまりしなくなりましたね。
今はデジタル媒体が多いですから。
[書き物、についてはゆるく首を振っておく。
昔は父や祖父の揃えた書籍に嬉々として手を伸ばしていたものだが。
今ではパソコンなどの電子機器と向き合う時間の方が長くなってしまった気がする。]
まだ着いたばかりですからね、ホームシックになるにも早いでしょう。
[ 隣に立つのが当然と思う絆の相手ではあるが、寸刻も離れがたいという関係でもない。必要とされる時に傍にいられればそれでいいのだと、今度浮かべる笑みは柔らかい ]
教える、というと、俺が......貴方にですか?
[ 呼び方を迷った挙げ句、無難なところに落ち着けて、誘いの言葉らしきものに、少し考えるそぶり ]
...まあ、面白いかもしれませんね。
[ やがて、ふっと肩の力を抜いた気配は伝わったか ]
それじゃ、ラケットを持って下さい。こんな感じです。で、この台の左右に分かれて、このピンポン玉を打ち合う。庭球は御存知ですか?それのテーブル版のようなものです。
[ 一度肝を据えたら、以降は動じる風は見せない。アレクトールの誘いに乗る形で、ラケット片手に説明を始めた ]
ま、習うより慣れろと言いますし、ちょっとやってみますか。
[ カツン、とピンポン玉を台上に跳ねさせて、掌で受け止め、台の片側へと移動する ]
サーブはとりあえずこちらからで。点数はつけますか?
[ 単なる練習にするか、勝負にするか?と今度は尋ね返して、にやりと笑った// ]
ああ、よろしくな、ベネディクト。
俺も何日かはいるつもりだ。
[ベネディクトがじっと黒もふを見つめるのを眺めていると、ふと、こいつ目が悪いのかと気が付いた。ものをよく見ようとするときに、少し目が細くなる。
おおかた、夜遅くまで蝋燭の灯りで書物でも読んでいるんだろう。そういう連中は何人も知っている。
…と、勝手に納得する。]
はは。別に悩んじゃいないが、効くってなら歓迎だ。
それに、あれだ。
美味い飯も、どこで獲れた食材だとか、どんなふうに料理してるだとか、何で美味いのか解説してくれる奴がいれば、より美味く食えるだろ?それと同じだな。
だからおまえみたいな奴がいてくれると嬉しい。
[屈託なく笑って、直球を投げる。
年のころは、たぶんおんなじくらいじゃないかな?]
学校と名のつくところに行ってたのは、ずいぶんと前だな。
周りはもう慣れてるから、なにも言わねぇ……いや、小言は言われるか。
――ああ。ありがとな。
おまえも十分、"良いもの"だよ。
[なるほど、タクマは休暇できているらしい。>>83]
激務だろうからな、命の洗濯もよかろう。
[自分のあれこれは棚にあげて頷く。]
[肩の力を抜いて休暇モードかつコーチモードに入った男の説明を、身体でなぞりながら聞く。>>85
教え方は上手かった。“息子”がいるせいかもしれない。]
点数? 何を賭ける。
[当然、と不敵に構えてみせた。**]
[相手の説明にはいくつか理解不能な単語もあったが、そういうものもあるだろうと適当に理解している。
ずいぶんとあちこち出かけているので、よくあることだった。]
弟とは仲良いのか?
その部下は信頼できる奴か?
なら、なにも気にせず羽を伸ばせばいいさ。
英気を養っておけよ。
いざという時の覚悟があって、気力がありゃ、どうにかなる。
[なお、この男の言ういざという時とは、弟によるクーデターだとか部下による謀殺計画だとか、そういった類のことである。]
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