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おお、似合っているぞファミル。月夜に咲く月下美人のようだ。
[白皙の美少年からドレス姿を着たファミルをそう評して、うんと自分の見立てを自画自賛する]
…何を怒っておるのだ?
[メイド服が気に入らないと思ったから変えたというのに。と詰め寄るファミル>>771に首を傾げ聞いた]
― コンラートの部屋 ―
[立っていられずに長椅子に転がって。
視界の端のテーブルに、二人分の茶器が置かれているのが見えた]
…
[自分のように、誰か他の仔もまたコンラートの元を訪れたのだとわかる。
潤んだ赤錆が瞬いた]
…試験、した?
[この吸血鬼はどうやって血兄弟を験したのだろうと、控えめな興味を覗かせる]
ありがとう――。
[申し訳ないと心の中で謝りながら、手紙を受け取り。
すっかり冷め切った紅茶をカップに注ぐ。]
……コンラート殿から、ご招待を受けるなんて光栄だね。君も一緒にと書いてる――っ、ぐ…げほげほッ!
[丁寧な文字でつづられた文字を目で追い、喜色を浮かべるが。
視線が追伸部分にたどり着けば、口内に含んだばかりの紅茶を吹き出しそうになり、堪えて切れずに噎せてしまった。]
な ぜ だ !
[当たり前といって怒りを表すようにソファーの手置きを叩くファミル>>795に驚く
驚いたようにいう、マーメイドラインのほうがよかったのだろうか。]
自分の養子には似合うものを着せるものだろう。性別など些末なことを気にするな。それに一度外に出たではないか。
[無意識に過去の恥ずかしい行いを抉る養親]
[せっかくファミルが寝ている時に早起きして縫って完成させたというのにこの言い草に不機嫌になる]
とにかくその姿で過ごせ。恥じることはない。似合っている。それでも嫌なら裸で過ごせ。
[すでに決定事項としてドレス姿で過ごすように命じた]
…すまないッ、もう…大丈夫だから――
[ハンカチを取り出して、口に宛がい。
背中を擦る手の感触に彼の優しさを感じつつも、
誰も呼ぶ必要は無いと、手で制す。]
……アレク。
[手紙には、確かに助言があった。一切、言い逃れの出来ない助言が。
諦めたように溜息をつくと、心を決めて。
まっすぐにアレクシスを見つめる。]
俺は"養親"で、君はその"子"だ…。
――だから、こう言う事を言うと…君は……
[彼の立場は弱い。
だからこそ、まるで自分の立場を利用しているようで、
今まで言葉には出さずに来た。]
― 自室 ― >>778
[扉を開けると同時、飛びつくような勢いで声が飛んでくる。
レトの後ろに大きく振られている尻尾が見えたのは、たぶん気のせいだ。]
、 戻った。
機嫌がいいな。聞こうか。
[早速とばかり、試験の報告を求める。
視線がレトの手にある包みに向いて、ごく僅かばかり首が傾いた。]
[真坂ドレスの形状が気に入らないのだと思われているなどとは露程も思わない。
更に、真坂真祖手ずから朝なべして縫ったなどと思うはずもない。
上等な生地に繊細に仕立てられた飾りといい、多趣味多芸にも程がないか真祖。]
そりゃあなたは気にならないかもしれないけどね!?
そ、それは、あなたがあんなことするからだろう!!?
[メイド服で飛び出して思いっきりディークに突っ込んで抱きとめられたのを思い出して色白の頬が羞恥に染まる。]
〜〜〜…ッ!
ああもう!!
[不機嫌になった様子に、命令が覆らないことを知る。
勝手に着替えようにも、クレステッドと自分ではサイズが違いすぎたし、諦めるよりなかった。
不貞腐れてぼふ、っとベッドに倒れ込むと、柔らかな枕に顔を埋めた。]
― 自室 ―
[どこかに寂寥を思わせる感謝の言葉に対して、
後を継ぐ言葉はなく頷くだけに留めた。>>787
先見の明がある者は、そう多くはない。]
[プレゼント誕生秘話を、実演交えて聞いた時には、>>788
『……正直、そっちじゃなくて良かったよ』という感想を
零したとか何とか。
うっかり目の前の青年がごむたいな事になりかねない]
うん、確かに伝えるよ。
これからも血の兄弟、あるいはよき友として。
彼女の事、よろしくお願いね。
― 自室 ―
ん……
[ディークの視線の先を追い、ぼんやりとテーブルの上の茶器を見遣る。]
試験は、してない
話 した だけ ……
[物憂く答え、潤んだ翠を男の上に戻した。]
[因みに、養子縁組の発表の時点で、
ステファン=リッシュの許に送られたチャイルドが
何と言う名前であるのかは知っている事だった。
仕込みに夢中で名乗りを忘れていたようだ、と、
そう思えば微笑ましいやら何やら。]
だから…、これから言うことは。
君に都合が悪ければ、何も聞かなかった事にしてくれて、かまわない。
[そう前置きした上で、やっと重い口を開く。]
我がやることは正しい。我が言うことも正しい。ゆえに我が用意したそのドレスを着るのが正しい。
[なぜ不満をいうのか。文句を連ねる聞き分けのない子>>805へと己こそが正しいのだと言って聞かせる。
派手になりすぎないように上品にしたてながら、白金の髪に、白磁の肌を持つファミル専用のドレスだというのに。もう少し露出が多いほうがよかったのだろうか。と思ったがそれは今言っても仕方ないことだ]
……まったく。聞き分けがないやつだ。
[ソファーより立ち上がり、ベッドに倒れ枕に顔をうずめうつぶせになるファミルの上に、馬乗りになるように覆いかぶさり、肩を掴んでこちらへと向かせ、じっと紫水晶の瞳を見つめた]
さて……あの子はまだ戻らないようだね。
[今の内に少し、野暮用を片付けておくとしようか。
贈られた飴細工には箱を被せ直し、使用人を呼ぶ。]
本当は…俺は――、君を養い子として見た事は無い。
[そこで一旦、言葉を区切ると。
アレクシスの瞳を見つめ、背中を擦っていた手を取り引き寄せる。]
君は俺にとって――とても…
愛しい存在だ…"アレクシス"
…何が正しいものかっ…
[拗ねたように口にするが、反抗が無駄なことももう悟っている。
だが真坂さらなるドレスの改良デザインをクレステッドが考えているとは思わず、着々とドレスが増えることになるなど今は知るべくもなかった。]
……なに。
[馬乗りになり身体を反転させられて、見上げる形になる。
憮然とした表情で、その銀と蒼の揺らめく瞳を見返した。]
あの夜…。
初めて君を見た時、なぜだかとても……惹かれた――。
あの時君は、バランに人としての命を奪われて、悲しみの底に沈んでいたと言うのに…。
月明かりに照らされ、ただ1人廊下で斃れる君の姿は
まるで夜の女神の化身のようで……、
嘆きに伏している君は、どこまでも美しかった――。
最低だろう…?
悲しんでいる君を見て、そんな事を思っていたなんて…。
[それでも引き寄せた手は離さず、彼を閉じ込めるようにアレクシスの背に腕を回す。
そして彼を逃さないために、己にも逃げ場を許さない言葉を、
そっと耳元に囁く。]
― 現在 ―
[幾許かの言葉を交わした後、王たる吸血鬼の居室を静かに辞し、
真っ直ぐ自室へと戻り]
…只今、戻りました。マスター。
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