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アヴェ先輩!
報告と爆撃中止要請をお願いします!
[ しかし、
全く動かない機体を、はたして落とさずに運べるものか?
……迷ったが、立ち止っている暇はない。
僕は背部砲門を収納すると、
動かないギアの下に、ラプターの頭部を潜り込ませるようにして、
洗濯物を干すような形で背に乗せる。
申し訳程度に、固定ベルトを射出して巻きつけた。 ]
揺れますよ……!
[ 早めの常足で、蟲の間を縫うようにして進む。
まずはバルタザールと合流だ! ]
………え?
[糸川くんを、ゆずる。ほかの誰かが操縦する。考えたこともなかった。
そのほうが、いいのかもしれないって思った。
でもそのもっと奥の方で、絶対やだ!って言ってる自分がいた。
それを言葉に出来なくて、言葉を探しているうちに、質問がおじぃのほうに投げかけられる]
《あァ?コンセプト?》
[おじぃの返事は、ぞんざいだ。孫の身ながら、お客さん相手にはもっとちゃんとしてほしいと思う]
《外宇宙だ。外宇宙目指して作った。 …てのがコンセプトっていやぁコンセプトだが、まぁお題目だな。
目標があれば、技術を磨く気も起きるだろ?
だから、ありゃあ半分が腕試しで半分が趣味みてぇなもんだ。
金稼ぎが目的じゃねぇんでな。
カネが払いたいなら余所当たってくれ》
……。
[心の内を見透かすように、その瞳をまっすぐに見据えるが
直ぐに視線は其れて彼女の祖父へと戻る。]
外宇宙……?
このご時世に、ますます面白い……。
今、外宇宙に目を向け機体を作り上げる。
金稼ぎだと思われるのも心外だな。
その趣味につきあいたい。
どこまでたどり着けるのが見てみたい。
そんな人間が財団のトップに居る。
私は、そこまで酔狂じゃないがな。
[十分に予想できた反応故に、更に言葉を重ねて説得を続ける。)
[ バルタザールとは無事合流できれば、その後は基地をひたすら目指すだけで。
上空のアヴェからの視覚を頼りに、最適ルートを取って進む。
そうして考えるのは、さっきの光のこと。 ]
……。
[ あれは何かとんでもないものじゃないだろうか。
威力から推測して、恐らく攻城兵器……。
だとしたら、一個人が持っていい兵装の領域を超えている。
艦船や、固定砲台のレベルだ。
……アンデッドとは無関係だ、という可能性も一応はある。
だが、「クイーンハント」の作戦を聞き、女王の位置を割り出した彼が、傍に到着したと推測されるタイミングと、あの光の発動がほぼ同時。
全くの無関係とも思えない。
遠隔攻撃のようだったが、巻き込まれかねないほど近くにいたのは、恐らく発動条件。
安全装置の類だろう……。 ]
[ 結論は出ず、僕は結局首をゆるく振った。
彼は軍人だ。
ならば、あれは軍の秘密兵器か何かだったのだろう。
彼は人類の味方だ。
その事実さえあれば、他のことは追及すまい……。 ]
呉についたら、一休みの時間があるといいですね。
[ バルタザールには、そんな風に話しかけた。 ]
《あぁ、そりゃ侮っちまって悪かった。けどな。糸川くんは“俺たちの夢”だ。
後から来たやつに興味本位でほいほい手出し口出しされたんじゃたまんねぇや》
ちょっとおじぃ!そんな言い方!
《うっせぇ!バカ孫は黙ってろっ!!》
…っ!
《加えて言うならな。カネが足りねぇからいい。暇がねぇからいい。
設備だってたいしたことねぇからいい。
やりがいがある。工夫のしがいがある。
ウチの連中はどいつもこいつもそんなろくでなしばっかりでよ。悪いな。頼れるとこが見当たらねぇんだ》
[…その辺はまぁ、分かる。ウチの工場の人たちも、ほかの工場の人たちも、組合のヒトたちはみんなそんな感じだ]
《まぁ、酔狂じゃねぇならいいじゃねぇか。ほっときゃ済む話だ。
そんでもどうしてもってんなら、財団のトップってヤツ連れて来な。
俺たちの糸川くんが外宇宙にたどり着くとこくらいは見せてやらぁ》
シュテルン、女王は……って。
その分じゃ無事掃討完了かな。パイロットから返答は?
ない、か。
[四足の獣の気配が近くなれば回線を開き、まずはシュテルンへ。]
……でも、親玉相手に一人でやりあったんじゃ
それも仕方ないか…軽くいえたもんじゃないけど、
今の内に言っておこう。
お疲れさまです、ってな。
[ラプターと合流した白騎士は、共に基地への帰路を辿る。
黒蟻の死骸は回収の必要があるなら、また後で手伝おうと
頭の片隅で思いながら。]
一休みなあ……色々、大変そう。
サシャも巻き込まれて気絶してたみたいだし…大丈夫かな。
巻き込まれた連中の確認もあるだろうし、しばらくは
手伝いに事欠かなさそうだ。
[シュテルンとの対話>>125はこのように続けられた。
開くもう一つの回線で、青い機体の回収と帰還を
クライナー・テラーへと入れておき、やがて見えて来た基地に
どこか安堵するような溜息を付いた。]
……ハハハ。
金に靡かない人間は見ていて心地良いな。
そこまで言われると私としては手の出しようが無い。
財団のトップにはそう伝えておく。
悲しみはするだろうが、見れるなら満足するだろう。
幸運を祈る。
[どこか嬉しげに言葉を紡ぎ、自身に腰に手を重ねれば
心底そう思っている様子で応援の言葉を返した。]
ところで、呉に留まるようには見えないが
今後の予定を尋ねても大丈夫かな?
[彼らの船に視線を向け、艦上で動く面々を眺めながめ始める]
女王は真っ二つになってました。
さすがに倒した証拠は持ってこれなかったので、
視覚映像を記録したのを、基地に渡して証拠としましょう。
ギアのパイロットからの応答はありません。
ここで無理やり開ける訳にもいかないし……、
生きてることを祈って、基地まで運ぶしかありませんね。
[ でも応答がなくて良かったかもしれない。
気絶しているか……さいあく死んでいるかわからないけれど。
もし意識があれば、普段はないような方向からの振動や、
装甲同士がぶつかりあってガチガチ鳴る不協和音に、
きっと気持ちが悪くなっていただろうから。 ]
大阪にいつ戻れるかな……。
企業説明会に間に合うといいけれど。
[ ぽつんと落としたつぶやきに、意外なところから返事があった。 ]
『 ああ、まだ連絡が行っていなかったのかね。
君は次の企業説明会には出なくてよろしい。 』
[ アヴェからの通信に、僕はびっくりする。 ]
出なくていいって……。
でも、次はファルケンとラプターの売り込みを兼ねてるんでしょ?
販売予約が入らないと、次が作れないって。
……も、もしかして。
元の仕様が見る影もないほど、ファルケンが魔改造されてるんですか?!
シュテラったら……もう。仕様変更書を出してから改造しろと、あれほど……。
[ 微妙な沈黙があった。 ]
『 とにかく、心配は要らないから。 』
……はあ。
分りました。
では、民間戦報告と、報酬分配を終えてから帰還します。
『 うむ、それでよろしい。
私は一足先に帰還しよう。 』
[ 赤い戦闘機は、空中で鮮やかに一回転すると、西を目指して飛んで行った。 ]
えっと…さっきのアリたちに最初に襲撃された広島に向かって、損傷した機体の回収と整備、それに欠損パーツの供給をして、それから襲撃のあった大阪に。
そのあと小笠原沖で襲撃を受けた艦隊の修復に向かって、そこから太平洋を北上して北海道に。
北海道までは到着に時間がかかると思うので修復整備は終わってるかもしれないですけど、戦車部隊がずいぶん手ひどくやられたって話ですから部品の供給を…そしたら大連で壊滅したっていう大隊の面倒見に行くとか、おじぃは言ってるんですけど、こっちは情報がはっきりしないとこが多くて…
途中予定変更はあるかもですけど、今のところはそんなとこですね。
この基地でも、もうちょっと仕事していくことになるかもしれませんし…
[あれだけの戦闘の後だ。いかに腕のいい整備士がいるって言っても、部品が足りなくなったらどうしようもないだろうし、もしそうなったら我ら工場組合の出番だ。
どれだけ仕事があるかは、交渉して見積もりしてみないことには分からないけれど]
……。
艦の予定航路の話を聞いている……。
[返答に対しては鼻で笑うが。嫌悪らしき気持ちは見られない。
が、続く言葉には流石に困った様子で改めて問い直す。]
随分と予定が詰まっているな。
自力で外宇宙機を作れるのだから
その技術を信頼している者が多いのは納得だが。
了解した。
忙しい所を長話に付きあわせてしまい申し訳ない。
[簡素な礼を別れの挨拶にして視線を彼の孫娘に向ける。]
戦場では、明確に向き不向きの適正が出る。
孫娘が可愛いのなら、もう戦場には出さない事だな。
次はないように見えるぞ。
[そんな言葉を残して女は砂ジンへ乗り込む。]
[空を西へと飛び行く、赤い戦闘機。>>133
あれはシュテルンのメイン機だろうか?]
シュテルン、あの赤いのって…メイン機?
[しかし、片方を置いて去ってしまったところを見ると
違うのだろうか、何か複雑な事情でもあったりするのか。
余計な事を考えながら、こちらはこちらで社長への回線を開く。]
こちら白騎士、凄いものを見たので
また後で画像を送る。
そっちでも把握出来た情報があったら送ってくれ。
俺は何も知らなさ過ぎる。
[まずは、機体とパイロットの関係などなどを知りたい。
ラプターの背に眠る青い機体の主とも、いずれは対話が
出来る機会があれば良いと、強く思う。**]
《おう、技術屋は仕事してなんぼだからな。
まー、忙しいのは間違いねぇが。そんでも孫の恩人だ。アンタが詫びるこっちゃねぇよ》
うん…、それにこっちこそ、おじぃがいろいろ失礼を言ってすみませんでした!
《…紗々てめぇ》
[おじぃがすごんでるけど、ダメだ。その件に関してはおじぃが悪い]
《…あー、まぁ、な。アンタの言うことにも一理あr》
私!糸川くんに乗るの止めませんからっ!
[おじぃがなんか言いかかってるけど。
そうだ。答えは、さっきの会話の中にあった]
糸川くんは、『私』たちの、夢ですから!
足りないとこがあったら、工夫して、がんばって…それでなんとかしますから!
《…だとよ。まぁ、後で説教だな》
[なんかこわいこと言ってるけど、決めたことは決めたことだ。おじぃごときに屈するものか。
そう心に決めて、ジンロボに乗り込むおねえさんを見送る**]
本当にありがとうございました!
…あの!上手く言えないですけど!命は大事にしてくださいねっ!
《武運くらいは祈っとくわ。達者でな》
― 帰還中 ―
[ バルタザールの質問>>138に、 ]
はい。
わが社の主力機<メイン>です。
エースパイロットですよ。
[ 僕は意味を誤認していると知らないままに答えた。
彼がそれをどう受け取ったかは彼次第である。 ]
― 呉基地 ―
[ 背に乗せた荷物は、なんとか落とさずに帰りついた。
医療設備を探し、ギアを乗せたままガシャガシャと歩いていたら、
軍属らしい一団に、向こうから話しかけられた。
僕は少し考えてから聞く。 ]
僕は、女王蟻の判別方法を知らなかったんです。
そんな僕に彼がまず言ったのは?
[ 「バカ」だろうとか、「まぬけ」じゃないかとか、「ボケ」かもしれん、
とか言う答えがあったので、僕は彼らを信頼することにした。
少なくとも、人となりを知ってることは間違いない。 ]
これが女王蟻の退治の証拠です。
[ コクピットを開き、ラプターの視界を記録したデータを焼きつけたチップを手渡す。
アンデッドの手柄だ。軍人の報酬分配がどうなってるかは知らないが、
これは彼の味方が持っているべきだろう。 ]
命を大事にはこちらの台詞だ。
民間人は無理に戦場にでなくていいものを。
……夢か。
[首輪付きには縁遠いものだ。
祖父と孫娘にジンロボが巨大な手を振り、背を向ければ
呉基地司令部へ向けて歩み始めた。]
[ ラプターを伏せさせ、手伝ってもらってギアを下した。
彼の後の処遇は彼らを信じて任せよう。 ]
グローセンハンク・メカニカルのシュテルン・ディーツゲンです。
これから大阪に戻る予定ですが、それまでに彼に面会出来ればいいのですが。
[ ギアの中の生死がどうであっても。 ]
僕は、リントナー傭兵団の、クライナー・テラーに乗っているので、何かあればそちらへお願いします。
これ、名刺です。
[ ラプター内に戻りかけ、そういえば、生身をバルタザールに見せるのは初めてだった、と気づく。
このジンロボ世代にはよくあることだけど。
せっかくなので、ヘルメットのバイザーをあげ、
白騎士へ向けて笑顔を向けて手を振ってから戻った。 ]
あとは……と。
[ 司令部へ民間戦闘報告をすませ、その駐ロボ場にラプターを置くと、
僕は急いで街へ買い出しに出た。
バルタザールも何か買い物があるならば誘って行こう。 ]**
― 呉基地:司令部 ―
ブロークンアロー発令に関して、ですか。
私としては最適手を取ったつもりですが。
臨時編成として曹長待遇で作戦参加を行いながら
権限以上の事を行い、命令系統を無視した事についての責任はあると理解しています。
は現場に留まり最後まで戦うつもりであった大佐殿の決意に泥を塗つてしまった事も……。
[そんな表面上のいやりとりの末
『財団へ厳重注意処分』といった所で話の落ちどころが纏まれば慇懃な無礼な態度と共に司令部から退出する。]
[ 初めて見る女性だったが、その声には聞き覚えがあった。>>147
あの手厳しいことを言った人と、同一人物と思えないような、
柔らかな様子にびっくりはしたけども。 ]
……いいえ、僕は何もしていません。
すべては、アンデッドさんの手柄です。
[ そう。
僕は結局いつも、大事な場面では何もしていないんだ。 ]**
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