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>>村に入ったのは夢でした<<
[ 掲示板から顔を上げると、
ふと、こちらに近づいてくる影がある ]
「 ……!? リエヴル……!? 」
[ 何が起こったのかわからずに立ち尽くす。大きな声が出てしまったので、その声は皆に聞こえただろう ]
ちょっと村の入り口でイベントやねん。このイベント終わった頃に多分村更新が入って、そっから村探索可能って感じでよろしく。
ミーネ、そしてミヒャエルとゾフィヤも、バスが過ぎたその向こう側に、2人の人影が見える。
警官風の男と、そしてその人物に手を引かれた金髪の女の子だ。
[リエヴルと名前を呼ぶ声。
どうしてそんなに驚くのか。
彼女は一体――…誰だったのか。
ミーネ。その名前しか男は思い出せない。]
「 …………ミーネ? 」
[ だから男が彼女を呼んだ声は
怪訝さをたっぷりと含んでいただろう。
大切だったことしか思い出せない*]
固まるリヴエルを引っ張ったのは、ドロシーだった。
「あ!パパ!パパー!」
と彼女は、駆け出すだろう。握っていた手は振りほどかれる。
リヴエルはその勢いに促され、1歩を踏み出す。
[ 名前を呼ばれた。怪訝さを含みながらも、その声はやっぱりリエヴルのものだったから。もしできることならば、ほんの少し、彼に近づいて。 ]
「リエヴル、あなた、生きていたの?
それとも ──。」
[ 蘇った。その言葉が脳裏に浮かぶ。 ]
「……どうして、ここに?
それと、そちらの、女の子は、……誰?」
[ 一歩迫る。更にミーネの方から一歩迫る。
男には不明瞭なことが多すぎた。だから、顔色を無くした。 ]
「 生きていた? 俺は…死にかけていた……? 」
[それすらもわからない。だが、ミーネにそれを打ち明けていいのか。
大切だということしか覚えていないがゆえに、煩悶する。]
「……気づいたら川にいたんだ。正直、ここがどこかもわからない。
その子も近くに倒れていたから。」
[保護をした、ということになるのだろうか?
警官の制服を着ていても、男は自分が警官であった記憶が無い。
どこか曖昧さを羅列した響きにミーネは気づいただろうか*]
[ 距離が近づいても、リエヴルの反応は曖昧だった ]
「・・・覚えて、ないの?」
[ 気づいたら、川に居た
女の子も、一緒に。
彼の格好は、あの日の、ままだった。
── ううん、そんなはずない。
だって、あなたは、死んでしまったんだもの。
でも。 ]
「・・・・・うれしい。逢えて、嬉しい。」
[ けれど、貴方の顔を見上げて。
ほんのすこし、違和感を、覚えるの 」
「もしかして、私のことも、覚えてない…?」
「えっ……、ドロシー?」
[キョロキョロした先には見知っていた少女。慌てて、ダーフィットを見た]
「ダーフィット……?これは」
[覚えてない不安そうに揺れる瞳になぜか胸が痛くなった。 ]
「ここがどこかも、どうしてここにいるかも覚えてないんだ。」
[ミーネの様子のおかしさに、男は気づかない。
疎遠になってたか離れ離れだったのかすらもわからない。
逢えて嬉しいという心が零れたような声はなぜか痛ましさを覚えた。]
「……俺も。」
[ きっと逢いたかった。――憶えはなくても ]
[どう言えばいいのかわからない。憶えていることはごく僅か。]
「ミーネ。俺は……自分が誰なのかもよく覚えて、ないんだ。」
[だけど彼女の
今にも泣き出しそうな瞳に正直に告げずにはいられなかった。*]
ドロシーはそのまま、ダーフィトのほうへ駆けて来る。
目の前にくると、大げさな素振りで、背を伸ばしこういうだろう。
「もう!パパ!どこ行ってたの?ドロシーをあんなところに置いてくなんて酷いよ!」
ドロシーはぶすくれる。
[ ”俺も”。その言葉にはひとつ胸が暖かくなり
だけど、その表情は、未だ不安なままで。
そして、続く、ことばを、聞いた。 ]
「……そんな。嘘……」
[ 死んでしまって記憶喪失になってしまった
そういう、ことなのだろうか。 ]
「あなたは、リエヴル……
私の、恋人だったひと。
勇敢な警察官で、正義感も強くて。
だけど ──。」
[ あなたは、死んでしまった。
それは口に出せないまま、口籠る ]
「おい!ダーフィット!!しっかり……」
[ダーフィットに声をかけ、彼に近づ少女に問いかけた。ドロシーと言っているのに信じられなかった]
「君は誰なんだ?」
「う!うああああああああああ、ひいいいいいい!!」やっとダーフィトが口に出したのは哀れな悲鳴。腰を抜かし、その場に後ずさりする。
[嘘、と紡がれる。ミーネの唇が震えている気がした。
どこか覚えがあるような口振りに怪訝そうに眉を寄せる。]
「ああ。
恋人。そうか…恋人。ミーネ。」
[どうしてそんな大事なことを忘れていたのか。
彼女が勇敢な警察官だったと口にする。そうだ、と男は思う。
偽りなく、警察官だったように思う。ひどく朧気な認識。
だが、そうだった気がする。]
「ミーネ?」
[何を隠しているのだろうか。不思議そうに問い掛けのように名を紡ぐ]
ドロシーの言葉を遮るように、ダーフィトは叫びます。
頭を抱え、もしかりに自らの頭をそのままぺちゃんこに出来るのなら、いっそのことそうしてしまいそうなくらいに必死に力を入れて。
うつむき、叫ぶでしょう。
「ちっ、、ちがう!!ドロシーは!俺のドロシーは・・・死んだんだ・・・。」
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