情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
14人目、侍女 グレートヒェン がやってきました。
この村に流れる暗い雰囲気はなんなのだろうか。
自分が暮らしていたときとは随分変わっているこの村の様子が気になったカークは、いつ行っても誰かしら人がいるであろう集会所へ向かうことにした。
集会所へ向かう途中、1人の男と目があった。
彼はカークの姿をじっと眺めて、それから手袋へと視線をやった。何かを考えているようだ。
無理もない。自分より若くみえるその男は、自分との面識はない。それになにより、小さな村というものは「よそ者」に厳しいところがあるものだ。
スタスタと集会所に向かっていく彼の様子をみながら、先に昔の家に行くことにしようと考えを改める。
人が集まる場所に行くのはもう少し後にしよう。自分がこの村の輪の中に入ることに抵抗を感じる人は少なからずいるだろうから。
昔の家に向かう中で少しずつ人と関わり、この村で今何が起こっているのか、「よそ者」を嫌がる人はどのくらいいるのか、そんなことを聞いてから集会所に向かっても遅くはないだろう。
そういえば先程の男、不思議そうに自分のことを見はしたものの、嫌悪感を表すことはなかったと思う。
少し話すことができるだろうか。
次にまた会ったときは声をかけてみよう。
そんなことを考えながら、家に向かって歩きだした。
…何見てんのよ!見世物じゃないのよ!?
そこの怪しいピエロも!お偉い騎士サマも!挙句猫まで!
みんなみんなみーーんな、私のことをバカにして!!
…あんたらなんか、あんたらみたいな奴ら、まとめて狼人間様に食われて、みんな死んじゃえばいいのよ!!
道中またもや視線を感じ、そちらへ目をやると、ピンクのうさぎのぬいぐるみをもった可愛らしい少女がこちらを見つめていた。
何か言いたげな様子ではあるが、その少女は口を開きそうにも、こちらへ駆け寄ってきそうにもない。
……もしかして、怖がられてる?
弟たちはよく、『おにーちゃん黙ってたらこわいからにこにこしてー!』と言っていたような。
あの少女はまだ小さいし、弟たちよりも自分のことを怖がっているのかもしれない。
あんな小さな少女を怖がらせてはいけない。
自分の中に眠る長男としての血、いや元々の性格か。まあなんかそんな感じのものが湧き上がり、気がつくと彼女に笑いかけていた。
久しぶりに笑った気がする。上手く笑えただろうか。
ドロシーよ、礼を言う。
山岳の覇者は、やはりこの視界が好きなのだ。
高いところから見渡すと、群れの動きが把握しやすくなる。
山岳の覇者だったがゆえに、この視界が好きなのだ。
群れが増えたようだな。
人間も群れて生きるのは、自然界に属する生き物だからだろう。
自然に属する以上、人間とて身を守らねばならない。
人狼とは?
我々と同じ狼ではなさそうだが…
人狼も自然に属す生き物ということだな。
ならば何ら恐れることはない。
〔窓の表面を伝う雨滴を目で追っていた。
勢い良くやってきてはまたすぐに去っていくものもあれば、じっと何かの機会を待つかのようにそこに留まるものもいる。
その様子は、空に浮かぶ星々を連想させると同時に、もっと他の何かを思わせる。
幼馴染の顔が思い出された。
彼女は星に詳しい。彼女の祖父の影響だろうか。
彼女は幼い頃からよく夜空を眺めては、あの星は夏に見られるんだとか、あの星を頼りに船は進むのだとか、隣にいるハンスに自慢気に語っていた。
幼いハンスはその話をふんふんと聞いていたものだが、何年も経った今ではほとんど覚えていない。
自分が外の世界へ憧れを抱くように、彼女の好奇心は夜空の星々へ向いているようだ。
ガラスの上に輝く星々を眺めながらそんなことを思った。
ふぅ、と短く息をはいた。
窓の表面が白く濁る。〕
15人目、物書き ナイジェル がやってきました。
人と入れ替わり人を喰らう悍ましき怪物――人狼
その噂に怯えた村人たちが、さながら牧羊犬に追われる羊たちのように、続々と集会所に集まってくる
もっとも、狼を追い払う牧羊犬はこの中にはいない
人狼の噂を聞いて来たんだけど……
この中に直接それを見た人は居なさそうだな
新しい小説のネタにしようと思っていたんだが、無駄足だったかな……?
なんだよ…。止まないじゃないかぁ。お店の人に頼んでなんとか本は濡れないように出来たけど、ボクの方はビショビショになっちゃうよ。
[ひとり不満を呟きながら、ツィスカは家路へと急いだ。途中、ビー玉男以外の見知らぬ男性の姿>>57が見えたような気がしたが、流石に構っている余裕などなかった]
シャム爺〜ただいまぁ!!すっごい雨だねぇ。これじゃ今日は煌星翻訳出来ないね…。あ、これ。頼まれてた本3冊ね。あとで貸してよね〜。
[ブロンド髪をタオルで乾かしながら、シャムルスへと本を手渡す。ちらりと除く祖父の横顔は心なしか普段より嬉々としている]
『あー、ご苦労ご苦労。あんまり遅いから心配したぞ…。ワシの本が届かんかったんじゃないかとな』
ん?ボクの心配はしないわけ?まぁそうだよねシャム爺は。
ところでさ、人狼進化論>>37って…何?
『ほぉ、おまいさんコッチにも興味が出て来たか…。それを知りたいならまずコルサム流星群について勉強せねばならん。まずはこっちの銀河巡礼史から読むんだな』
ははっ、教えてはくれないんだ…。うーん、今日はまだ他に読まなきゃいけない本あるし、近いうちに読ませてもらうよ。
おっ!
獲物見ーっけ!!
ありゃ、絶対お嬢様だ
他の奴らとは身なりが違うもんなぁ
伯爵令嬢か何かに違いねーや
さぁて、豪邸を拝ませて貰うとするか
心配性の弟 キアラ が見物人として参加しました。
「……。
(残念、ビー玉もらえなかったぁ…)
(あれ、いっぱいかっこいいお兄ちゃん可愛いお姉ちゃんが増えたね!)
……。
(聖堂騎士 カスパルさん)
(ドロシーしってる!)
(それって、えっと"フリ"っていうんでしょ?)
(えへへ、賢い?)
(だからドロシー聖堂に突入します♪)
……。
(あ、スノウさん)
(こんばんは…ううん、おはよう、かな?)
<スノウの擦り寄りに笑みが零れる>
(えっとえっと、いいんだよね?)
<ソワソワしながらそっとスノウの背中をなでた>
(もふもふ❤)
(ん…ちょっと毛並みが乱れてるね)
(なでなでなでなで)
(うん、これでちょっと良くなったかな♪)
(はぁん…幸せぇ)」
「……。
(旅芸人 カレルさん)
(芸人さん?)
(ツェーザルさんとお友達なのかな?)
(変わった人にはみえないけど)
(一体どんな芸をするんだろう!)
……。
(富豪の娘 タチアナさん)
(侍女 グレートヒェンさん)
(グレートヒェンさんはタチアナさんの侍女なのかな?)
(お二人とも急がしそう…)」
下町的会社戦士 ベネディクト が見物人として参加しました。
食べられて死ぬのはいやだなー
最近の業務が辛すぎるんだよぉ!
なんだよ一日5件あの距離で営業回れって…バカじゃないの…馬使ったってそれなりにキツイのに…
(RPこんなんでいいのかわかんない)
ふぅ〜危なかった。集会所の紙が切れてて一時はどうなるかと思ったが、たまたまハンスって奴が持ってたから助かったぜ。
……にしても、あんな奴、村にいたか?紙に従える、じゃねえ、神に従える聖堂騎士の俺が気配を感じ取れないとは、何者だ?タダの羊飼いじゃあなさそうだな……
まあ、悪いヤツではなさそうだし、そこまで気にする必要はないだろう。
さて、聖堂に戻らなくちゃな…
……オイオイ、なんだよこりゃあ。聖堂が滅茶苦茶じゃねえか!!紙に、いや、神に対する侮辱だぞ!!一体誰がこんなことを!!
……?これは、赤いビー玉?
(ひょっとしたら、これは聖堂を荒らした犯人の手がかりに繋がるかもしれない……)
〔雨脚が一層増す中、屋内ではさらに騒がしさを増していた。
ハンスは集会所に響く【ユーリア】の美しい歌声にしばし耳を傾けていた。
すると、建物の奥から女性の怒鳴り声が聞こえてきた。
のぞき込むように様子を伺う。
どうやら例のサドっ気女が、さっきの幼い村娘を罵倒しているようだ。
突然の怒号に集会場は騒然としている。
少女の足元に見慣れたミルクビンが転がっているのが見える。
ハンスが少女にあげたものだ。
倒れたミルクビンの口から、こげ茶色の木の床に、真っ白な羊乳が広がっている。
少女の表情はぬいぐるみに隠れてよく見えない。
止めに入ろうと思ったが、どうやらすでに動いている者がいたようだ。
【ローゼンハイム】が床にこぼれたミルクを拭きながらサドっ気女をなだめている。
頼りなさがぬぐえないものの、仲裁は彼に任せよう、とハンスは決めた。
ところで、サド女が叫んでいた【狼人間様】という言葉が引っかかる。
「様」とはいったい何のことだろうか。
「あの女も得たいが知れないな」
ハンスは少女のことを気にかけながら、集会所の出口のほうへと向かった。
外では鉛色の雲が、静かに唸り声を響かせている。〕
<>>52 カサンドラに叩かれ羊乳の瓶が床に落ち割れた>
「…っ……!
<ドロシーは赤くなった甲をさする>
(馬鹿になんてしてないよ…)
(あ、羊乳嫌いだったのかな…)
ご、…め……な………ぃ…。
(お姉さま、どうしちゃったの…)
(ドロシーは嫌だよ、みんな人狼に食べられちゃうの)
(勿論お姉さまもだよ…!)
……。
(お姉さま…泣いてるの…?)
(……)」
<一瞬ためらいながらも、カサンドラにハンカチを渡す>
「……。
(ローゼンハイムさん、床を拭いてくれてありがとう…)」
「……。
(ねぇミミ、これ…もしかして人狼のせいかな…)
(人狼のせいでお姉さまこうなっちゃったのかな)
(この噂のせいで……)」
「……。
(平和な村だったのに)
(噂のせいで、村が、人間関係が、おかしくなってきそう)
(この噂って)
(そういうのを楽しもうと思った人が流した…)
(そんなことはないかな?)
(そうしたら、一番怪しいのは誰だろう?)
(ドロシーはローゼンハイムさんから聞いた)
(……薔薇をみる眼は、常軌を逸してるけど…)
(あまりそういう事には関心なさそうだし、違うかな…)
(考えすぎかな、考えすぎだよね!)
……。
(うん、きっとそう)
(今日も早く寝なくちゃ)
(また、明日)
(天気、良いといいなぁ)
……ゃ、す………な……さ……ぃ…。」
弁護人 コンラート が見物人として参加しました。
(集会所から走り去っていくカサンドラを宿の窓から見つめ)
こりゃあまた面白い事になってる。でもそのうち思いつめて自滅しちゃうんじゃないのかねぇあの子。まぁそれはそれで一興だけどもねぇ?
(黒い箱から赤いビー玉を取り出す)
流石に自滅されちゃあまりにもお粗末だよねぇ...役者が一人減って困っちゃうし...コレ今度あの子にも渡しておくべきか...正気保つか魅入ってとち狂っちゃうかはあの子の精神力次第だけど
(赤いビー玉はどこか怪しい光を放ってるようにも見えた)
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新