情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
(>>272)
[こうして、成果を纏め上げひとつの形にしている時が一番充実感を感じる。が、同時に測られる立場である事も承知している。言葉ひとつひとつを丁寧に、押し出すように報告することに務めた。]
[中尉に関してはまずは切り上げ。が、見掛けた姿に咄嗟に声を掛けてしまったのは、僭越だったかも知れないと思ったのは後の事。(>>261)]
そうであることを望みたく思いますが、好奇心は強そうな人物と見受けました。
[記者に対する上官の懸念に、遺憾にもと口添えし。カークに対する所感には、安堵したような、臍を噛むような、そんな表情が現れる前に礼をして面を伏せた。]
[自分は知らない何かを知っていそうな彼女の言葉>>278。
忘れてはいけない気がして、その一つ一つを忘れないように頭に刻んだ。]
…ローズマリーさんもその何かを探してる人、なんでしょうかね。
何かあるようならば協力はしたいですが。
元凶…ですか。
何かを探るのは得意な方ではありますよ。
[意味深長な台詞と、何かを秘めた瞳の奥の光を見据えて思考の海に沈んでいたが、その眼が閉じられれば海の底から顔を出した様に暫し忘れていた息の仕方を思い出す。]
…もう、近くまで来たんですね。
[風が凪いできたという彼女の言葉に船が進む先を見れば島はいつの間にか大きく見えてきていた。
誰かが来るのを心待ちにしているかのようなその姿はどこか不気味で、蠱惑的ですらあった。
目の前にいる童顔の女性もそれとよく似て、笑顔で明るく話している時の姿と何かを含みを感じさせる大人びた姿、一体どちらが本当の彼女なのだろう。
その横顔を眺めて見るが、その答えは島の謎と同じように男にはまだわからなかった。]
[簡易にすぎる返事には眉を動かし、この時は疑問を脳裏に留め。>>235
依存にたいする追求には顳顬を指で叩いて]
酒に溺れて治らなきゃ、公的な賭け事に狂おうかね。
株式っつうどでかい賭場は新参歓迎らしいんで。
サイクリングで全国を回るのも悪くない。
[想像の自転車を飛ばした先にまだ見ぬ廃墟を夢見ていた。
カメラを持って動く間は、酒や煙草を忘れられるのも事実。
忍耐を解き放った結果風景を手にする時間が減るならば、
多少の苦渋は舐める所存だが、手の内の誘惑は抗い難い。
天秤に健康と享楽を乗せた結果、箱は胸ポケットに収まることとなった。*]
>>222
軍歌は勿論だ。宴の席でもよく歌う。
一人で歌うのも良いが大勢で歌うのもいい。
例えば上官を見送る時、軍は総出で泣きながら歌うものだ。
[何年か前の退官式を思い出すとやはり今でも胸が熱くなるがここでその様な感慨に浸るのはおかしいと思い直し、「海」の話に続けた。]
考えたこともない、発想がない、というのはやはり今が良い時代なのだろうね。私も国の為に死ぬ覚悟はあるが、それとこれは意味合いが違うものだ。
[戦争だの死だのを連想させる話は、民間人へみだりに言うものではないと心得ていた。が、つまらなくないと言われれば驚き、お礼を言いたいと聞けばさらに驚いた。]
ローレル=アスター。
君はあれだろう。よく変り者だと言われないか。
[驚きのまま発してしまったが、これも受け取りようだなと考え直し]
ああ、悪い意味ではない。よい意味にも聞こえないだろうが。
気を遣ってくれたのなら感謝する。
[と全くフォローにもならない付け足しをした。]
どうも、先にお邪魔してます。お嬢さん。
正確にはお嬢さん方と言った方が合ってるか。
[涙跡を残した頬に目を瞬かせ、今日は良く見るなと眉を上げた。>>281
カークに習って、ダーフィトですと名乗りを上げて手を差し出し、
そのついでで前の彼の話を小耳に挟むと珍しさにも合点が行った。>>271]
いやね、古い場所だからろくすっぽ遊ぶ場所もないんで。
リゾート予定地はあったけど、店は閉まっているし温泉は涸れている。
海で泳ぐんだったら穴場だが、まだ寒いかもなぁ。
忘れるには丁度良いかもしれませんが。
なんなら、一緒に行きますか?
[記憶ごと流すと楽になるかもしれないと、一応の提案を彼女に授け。
続く話は冗談めかして監視つきになるけどと言葉を付け加えた。
話題の転換には、務めて落ち着いた様子を作って様子見の姿勢。]
[危険物の持ち込みについて言われれば、確かに、と返事をし。それよりも、彼女が笑った>223のを見れば内心では安堵した。]
そうだ、初上陸だ。私も楽しい旅か。だが仕事だからな。
君達民間人に何事もなければそれでハッピーだ。
何か不審な物があればすぐに言うように。
[名所だとか観光に関するあれこれを質問する様から察するに、本当に何も知らないのだろう。
逆に現実はあのような巨大廃墟と知っては、怖がったりがっかりするのではないか。そう考えると、どこを名所としていいか迷う。]
(>>275)
あくまで本人の申請となりますが。
[必要であるなら、その事前の申請に対し、上層が裏付けをしているだろう。考え込む上官の傍らに立ち、静かに次の指示を待ったが、退出を許されると、一礼をし踵を返す、が]
[掛けられた言葉に咄嗟に振り向き、ただその視線を認めると、慌ててまた面を正面に戻した。礼に声を上げるのも、彼の厚情に反するだろう。下唇を噛みしめ、前方に向け、僅かながらの礼をすると、そのまま足早に歩を進めた。誰かに崩れそうなこの顔を見られる前に立ち去ろう。]
[わたしは仮配属の身でしかないけれど。少なくともこの任務を拝領している間は、必ずあの人のお役に立てるよう努めよう、と心に繰り返しながら。]
そうだな、これ位は知っているかも知れないのだが、絶海島とはかつて、所謂戦時だな。炭鉱で栄えた島だ。
ほぼそのまま残るという炭坑跡地はなかなか見応えがあると聞く。中に入る事は禁止されているが、坑道へ続く道は見て取れた筈だ。
それから、まあ絶海と呼ばれる所以だが、景色は素晴らしい。
確か展望台があったな。あれは禁止区域ではないが、整備不十分の筈だから一人で行くのは勿論駄目だ。
軍の者を伴えば現地で立ち寄りが可能か否か判断できるだろうから連れて行くといい。
女性の軍人もいるし、君に差支えなけば私でも勿論。
あとはそうだな、島民の生活そのものを見学したいなら、そんなコースが敷かれていたはずだからそちらで回るのがいいかもしれないな。
[うん、と一つ頷くと、「島の地図はその資料にも記載されている」と彼女の手元を見ながら話した。]
ふふ、協力かぁ
其れもお願いするかもね。探索者さん
探るが得意なら力を貸してもらう未来も、あるかもしれない
[暫し浮きかけた秘密は深海の底へと引きもどされる
溺れる魚、空飛ぶペンギン
さてそれらが存在する可能性は如何ばかり也や
――1つの隠し事を隠ぺいするには大なり小なり他の噂で塗り潰すのが一番
其れすら失敗したなら]
(政府が、国が。次にとる行動はどうなる?)
[暫し島を眺めていたが、横顔に当たる視線に気づけば其方の方へ若葉を見せる
カットストーンの角度によって変わる煌めきの様に
見せて魅せる表情姿はかわるもの
さて、彼はどちらを真とするだろうか
其れは少しだけ、気になる]
貴方の記事を楽しみにしてるわ
だから――死なないでね。オズさん
[自分が告げられる忠告は、きっとこれ位しかできない
今は、まだ
皆各々デッキや船内にて会話を楽しんでいるのだろう
日記帳をぎゅ、と持ちながら彼に微笑む姿は珍しく
少しだけ、年相応の儚さを併せ持っていたか
それも波の音とともに元の元気な姿へと塗り替えられる
鴎の音が途切れれば、上陸は近い]
結果、大事なカメラすら失くすハメになっても
知らないっすよ?
[こういう新参者が後を絶たないから、株式市場は潤っているのかも、とは胸の裡に留める。実際の裁量をこの場で推し量るのは難しい。]
ああ、サイクリングはいいんじゃないすか?
自分探しに年齢制限なんてないだろうし
何れにしても、あなたの提案にはどれも
"逃避"が含まれている
スタートする前からゴールは決まってんじゃないすか?
[依存というものは、何かしら弱さを抱えているものが患うものだと。
自覚しているからこそ、不思議だった。
一見芯が強そうで、写真という打ち込める趣味がありながら享楽を求めるのは何故だろうと。
面白い男だ、と俄かに興味が湧いて。>>293
本気とも冗談とも取れる仮令につい突っ込んでしまうも、核心に触れることができないのが己の弱さだ。]
[バルタザールと別れた後、気掛かりを済ませてしまおうと見渡す。ローズマリーに、濫りに民家に立ち入る事はないようにと、下船前に申し伝えようとしたのだ。親族が此方の出なら、その生家に立ち寄りたいのは人情だろうが、ひとり例外を許すわけにもいかない。]
[一際華やかな気配を探せば、見つかるだろうかと、バルタザールの来し方へ、足を進めた。]
[ゾフィヤから受け取ったファイルを眺めていると、成程これは曲者揃いだ。
女性陣は『一見』これといって目を引く物もなかった。
ユーリエ・モローは随分華奢で体調面に配慮が必要なようだが、『そういった意味』の保護監視は気持ち的にはやや楽である。
ローズマリー・グラナタスに関してはどうしたものかな。軍人である自分に腹を割る事もないだろうからな。
男性陣は。
やはり男性で応対するのがよいのだろう。まあ人なりによるか。下手に攻撃性を刺激してもいけない。案外フレデリカの様な者の方が毒気を抜かれる事もあるのだ。
考えているだけでは埒も開かぬか。早々に探してみるとしよう。
とファイルを閉じようとした時。]
…オズワルド中尉…?
[承諾書は勿論軍の物もあったし、乗船前にサインもしている。そこに自分の予想とは別の名前があったのだ。
おかしいな、確か聞いていたのは別の中尉殿だったのだが。
まあ事情がおありなのだろう。こちらも早々に任命された旨をお話しなくてはならないな。
ぼんやりと考えれば今度こそファイルを閉じるとデッキから客室へ歩き出した]**
ええ、その時は遠慮なく言ってください。
貴女には借りがたくさんできましたし。
探索者…か。
今まではどちらかと言えば観測者だった気もしますが、見ているだけではわからないことがたくさんあるってことは経験上知ってますので。
[彼女が好きだと言うムームーの記事はほとんどが出まかせ、でっちあげ。僅かな状況から想像力だけで膨らませた娯楽の記事。
それでも良いと思っていたけれど。
グレーの中のどこかに、深海の底に沈む真珠のような秘密、真実があるなら見てみたいと思うのは人の性(さが)。
それが宝石か藻屑かもわからない、たどり着くまでに酸素がなくなるかもしれないし、鮫に食われるかもしれない。
それでも思いを馳せてしまうのは愚かなことだろうか。
島を見ていた視線を追えば、こちらにそれは戻ってきて、先に見ていた深い色とはまた少し異なる色に見える若葉色が目に映った。
其れ等に偽物の色なんてないのだろうけど、どれを真とするかは見る者次第なのだろう。
出来るなら、その中から見出す色は哀しい色でなければいいと今は思う。]
――普段と違う環境、色々な人との出会い、これが旅。
時折寂しくなることもあるけど、今を楽しむために来たのだから。
楽しんで帰らなければ損よね。
[配給所から客室に戻り、再び一人になったものの、今は寂しさを感じなかった。
気分も多少晴れ、もうすぐ目的地に着くはず。
今は期待が不安を上回っていた。]
……よーしっ、たくさん遊ぶぞーっ!
[背筋を大きく伸ばし、誰にも聞こえていないだろうと腹の底から声を出した。]
その希望が、僅かな間に脆く崩れ去ることを知ることはなく。
背負っていた心の傷より、さらに大きい傷が出来ることも]**
[出しっぱなしにしていた手帳を忘れないよう鞄に詰め込み。
代わりに取り出したのは、オリエンテーションで配布された島の見取り図。]
どんだけ様変わりしてるんだか
[幾人かから聞いた島についての情報を統合すればだいたい見当はつくが、想像することを脳は拒否している。
最後に島を訪れた時は既にだいぶ人口は減っていた。
それでも、まだリゾート地としての体裁を保っていたように思うが、二十年という月日は記憶を朧に変えるには十分で。
海の絶える島、思い出を湛えた島。
――想いを断たれた島。
様々な思惑を乗せたこの船が行き着く先には何があるのか。
現実を、真実をこの目に映すことができた後。
帰りの船から、あの島はどうみえるだろう。
徐々に輪郭を露わにする影を見つめる黄水晶は普段の輝きを失くし。
今は太陽を遮る雲の如く、翳りを帯びていた。]**
あら、私貴方に借りを作ったつもりはなかったんだけどなぁ
それでもそれを借りと認識するなら
[それなら返してもらう日を楽しみにしてるわと笑う
今まで観測者だったらしい彼は、どんな気持ちで観測してきたのだろう
其れが少しだけ、気になった
そんな彼が探索者になるのであれば。見つけ出せる気もする
止められる、気もする
娯楽の海の中光る真珠、果たしてダイバーは見つけられるかしら
砂丘の中の砂金の様に、それはとても見つけるのは難しい
でもなぜか。できる気もしてくるんだから不思議である]
神様はサイコロを振らないけれど
[チャレンジしない者に成功は訪れないのもまた、心理なのだ
だからこそコロンブスもマゼランも命をかけて未開の地へと赴いた
全てはそう、好奇心の赴くままに]
[3時間あまりの航路も終わりに近づく頃、折よくローズマリーをつかまえる事ができた。義務的な内容を申し伝えると、意外にも素直な返事が戻った。そう言ってはいけないのかも知れないが。但しそれに異を唱えるもない。ご協力、感謝します、とひとまずの礼を言い、増々近くなる島へ目を向けた。]
[島中央の森が、緑より暗く見える。職務上、彼処に何があるかは知っているが、「何があったか」は知らない。さしたる興味もない。ただそれを拝命したから、其処に行くのだ。努め果たせるように。]
[島より吹いて来た様に感じた、生温い風にひとつ、身震いをした。]**
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新