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[どれくらいの時を経ただろうか。
私は何かを変えることが出来ただろうか。
大分皺だらけになった手を見やる。脳裏に浮かぶ信仰や信念、そして享楽や愉悦に興じる者。
出会った全てが学ぶものだった。
この手に実際には何も無いが、脳裏には流れた星が映る。
今は世界とか平和とか関係なく、ただ彼らに会いたいなぁ……と、そう思うのみだった。
下した腕は、もう動くことはない**]
……死んではいない、はずです。
完全に息が止まっていたら、連れて帰っては来ないですから。
きっと、魔力が枯渇して永い眠りに……だとしたら、魔力を強制的に補給させる必要が……
[ぶつぶつ言いながら、局長室に飾られている謎の道具を漁る。]
……ありました。
古代魔法文明の遺物です。これを使えば彼女は意識を取り戻すはず。
貴重な道具ですが扱い自体は難しくないので、施術はユーリエがしてあげてください。
エレオノーレの、異端審問官としての仲間ですからね。
[古い金属球をユーリエに手渡し、微笑んだ。]*
なんで…なんでやつらがまだ生きているの…!!
悪魔様、審問官どもを燃やして…燃やして…
[そのとき、キアラの願いが届いたのか背中で懐かしい声がした]
あぁ、またわたくしをイタチにしてからかいに来たのね、あなた…
本当に…本当に世話の焼ける子ですこと…
刺し違えてでも審問官どもを焼き払うと思っておりましたが、
あなたとの生活がもう一度望めるのであれば考え直してもいいかもしれないですわね
さぁ、あの森に帰りましょう…わたくしたちの愛しの黒の森へ…
きっとそのうち村の皆様もお呼びしてお茶会でもしましょうね
ドロシーのおばさまも一緒にいらしていただけるよう招待状を出しましょう
そういえば…悪魔様、先ほどの願いはフイになったことですし、改めて元の姿に…えっ、取り下げても一つは一つ?
さようでございますか…
…終わった、か。
[新しい生命の芽吹く気配。
少女の周囲を覆う、本来ならありえない速度で急速に成長する作物たち。
それらは本来育つであろう地や季節も関係なく
この短期間に流れた血を、生命を養分にしたかのようにただデタラメに狂い実っていった。
あぁ、水鏡を見るまでもない。
穀雨の呪いは収穫祭という形でサバトの行く末を知らせてくれたのだ]
偽造でもしないと、うるさい取り巻き共が中に入れてくれないでしょー!?
[局長にはさすがにバレるか(>>168)。
…と思いながら、何かぶつぶつ言いながら何か漁ってると思ったら謎の鉄を渡された>>171。]
…なんすか、これ。
[そう言いながらも、とりあえずエレオノーレを横に寝かせて、その謎の物体を、エレオノーレの体の上で捩ってみる。]
こうかな…?
[すると、エレオノーレの体が優しい光に包み込まれた。]*
[3つの人影についても見覚えはある。
水鏡を通して観た、先のサバト中に生贄として選ばれた異端審問官たちではないか。
しかし何故?と思えば答えはすぐに思い浮かんだ]
そりゃあ長が出向いてる、となれば策の1つも講じているか…
とはいえ、それは少々卑怯じゃないかね?
[逃走に必死なのだろう。
今のところ彼らがこちらに気づいている様子もない。
始まりの日に考えたように、本来なら雷のひとつでも落として妨害してやるべきだろう]
―これは約束、魔女より結ぶ黒き糸。
いつか因果を歪め再び相見えよう。
[しかし実際に落とされた…いや、彼らの腰元へこさえられたのは焼き菓子の入った小袋だった。
中身はカカオ100%のチョコレートよりも真っ黒なクッキーが一枚ずつ。
少女が本物の少女だった頃に流行った呪いだ。
自分と特定の縁を結びたい相手に決まった色の焼き菓子を贈るという小さなお遊び]
[赤が恋愛における運命の色の糸とされるように
他の色にも当然様々な意味が存在する。
青は癒しを求める対象
黄は己を高めてくれる対象
といったように。
では、黒い糸の意味は何かと聞かれれば]
[こちらからすれば罪もない魔女を解放する活動にすぎないが、彼らから見れば各地で魔女奴隷市場を燃やす自分は断罪すべき魔女なのだろう。
しかし、彼らにとって自分が悪であるように彼らもまた少女にとって悪に等しい存在という事になる。
…いつの時代も、誰かにとっての正義が別の者の正義と決して交わる事がないように。
ならばいつか決着をつけられるよう、約束の糸を結んでおくのも一興というものではないだろうか]
―いつか、あの子のような目に遭う人の出ない
平和な暮らしが魔女たちに訪れますように。
[その内容はかつて少女であり、そして母であった女を突き動かす
*たったひとつの願いであった*]
正しく権限を、なぁ…。
[ 扉の隙間から漏れる仲間と局長の話に聞き耳を立てるが
もう1人の仲間と、新たな仲間が殴り込んだのを機に扉から離れる ]
だがなぁ。
子供もいつか大人になる。
俺らが魔女の所業を許せないのと同様、魔女も俺らを許すこたぁねぇだろうよ。
どちらかを根絶やしにするまで終わらない。
違うか?
だがまぁ、あの村での71年。
悪い事ばかりでもなかった。
しばらく、休むのもいいかもなぁ。
…の、前に悪魔だな。
どうせあのハゲ無茶振りかましてきやがんだ。準備しときますかね。
[ 手の中の灰を投げ捨て、影の中へ消えていった ]*
nonghostです。
今回は魔女のサバト村にお越しいただき、ありがとうございました。
楽しく平和(?)でちょっと珍しい展開の村にしていただいたので、観戦していて有意義でした。
またどこかでお会いすることがあればよろしくお願いします。
ツイッターは>>-646。くるるちゃんのパパ(仮想)です。
[生命のマナが吹き荒れる。
魔女、文面とは似つかわしくない暖かな光が村を包み込んだ。]
我らは異端。我らは魔の者。故に…
今度から正式な入室許可を取ってくださいね?
異端審問局のユーリエ、でほぼ通りますから。あなた方の功績と私からの扱いは広く伝わっています。
[諭すようにユーリエに伝える>>174]
言った通りこれは古代の遺物で、呪具の一種です。エレオノーレを助けるための道具ですよ。
[一連の動作を見守った]
……そうです、使い方は正しいですし、遺物も正確に動作しました。
エレオノーレは、しばらくすれば意識を取り戻すはずです。
[彼女の手を握り、脈があるか調べ。その白い肌を見つめ続けていた。]
行こう。長居すると流れに飲み込まれてしまう。
外れているがゆえにないのかもしれぬ。
[青の呪文を唱える。人ひとり通れるほどの扉が開く。]
探し物はここには無かったようだ。
[新たなる時へ。何、探す時間はたっぷりあるのだ。]
[ユーリエとゾフィヤの傍で、淡々と。]
まだすることは沢山あります。
あなた方の扱いを正式なものとするための申請もしなくてはなりませんし……
ツェーザルに悪魔狩りの指令も出しましょう。あれを放ってはおけません。
後は頼みましたよ。エレオノーレを見守り、仲間と共に正しい道を歩んでください。
[エレオノーレの手をそっと離し>>18、自分の執務机で書類に向かった。]*
[……──木々の隙間からの零れ日に目を細める。
森を抜けたところには広々とした空間には湖があった。
水鏡は朧気な日暮れの空を映し出す。
見慣れた光景に目を擦る。
まるで長い夢から目が覚めたかのような心地の中で、頭はぼんやりと回想を始めた。
その回想が終わると、まるでここに居ることが納得できない言わんばかりに首を傾げ、手を開いたり、閉じたりを繰り返した。]
…「彼ら」は逃げてしまったのだろうか。
[帰ってくることの無い問いを空に投げかける。
声は静かな空間に反響して、木々に湖に吸い込まれ消えてしまった。]
……さて。
[…は中継に使ってた使い魔を呼び戻すと、村の景色を見つめた。遠くに、悪魔の姿が見えるかもしれない]
僕も、そろそろ旅に出ようかな。
みんな、また。
[気づいた時にはアトリエ兼住宅は一冊の本になっていて。それを手に取ると、…は魔女たちに手を振りながらこの村を去っていった。
いつか、またどこかで、皆に会えますように。そう願いながらも。
最後に、振り返ってちらと見た村の景色は。
今までで、1番綺麗だった。]
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