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― 第1エリア・某室 ―
[コンソールの前に座り、暗い顔つきで医務室への通信をつなげる。
誰かが残っていれば応答があるだろう。]*
―― 医務室 ――
[直ぐに身を起こすことは出来ずに、のろりと体を転がし、図らずも巻き込んでしまったその男の上から、床へと転がる。]>>166
大丈、夫、だ…
くそ、とんだ足手纏い、と、巻き込んで済まな――…
[息を整えながらその場に座り込み、ハダリーとダーフィトが駆け出して行った通路へと視線を向けるが。
既に足音も届かないほど遠く、この足ではそもそも追い付けないだろう。
悪く思うなとあの男は言ったが>>154、あの非常時に捕まる間抜けの方がどうかしているのだから、纏めて撃ち殺されでもしない限り、文句を言うのはお門違いだ。
背中へと当てられた手のひらと声に、もう一度、大丈夫、と言葉を返す。]
[ハダリーを追って廊下へ飛び出した
ダーフィトだったが、先を行く人影>>164の
人間離れした脚力に水をあけられるばかりで。
非常階段の入口まで辿り着くと、
踊り場から踊り場へと超速で飛び降りていく
相手を追い続けることは流石に不可能になり、
階段を幾らか降りて、立ち止まった。]
…っ、くそ…!
[激情を八つ当たりのように近くの壁へと叩きつける。
みすみす人狼だと確信を持てた相手を。
一度ならず二度も取り逃したのだから当たり前か。
ぐらぐらと腸の煮え返るような心地とともに、
感情が高ぶったせいか、鈍い頭痛がぶり返してきた。]
…スノウ!
[一日を跨いで白猫を呼ぶ声は常よりも大分荒かっただろう。]
ハダリーだ。
[名を告げる声に鈴の音がりぃんと音を立てる。
その余韻が消え切らないうちに、
ダーフィトは非常階段の薄明かりの中、
時計の針を確認すれば壁越しに崩れ落ちるように座り込んで。*]
承りましたにゃ。
…ダーにゃん…どうしたにゃん。
具合わるいにゃん?
[ダーフィの意見を聴いた白い猫>>175は、
座り込んだ男の傍で、心配そうに碧い瞳を揺らす]
[繋がっては切れた通信の、その相手は分からない。
人狼と“分かった”ということば。
思い詰めたダーフィトの様子。
無言の通信機、にぞくりと、どうしようもなく不吉なものを感じた矢先、トールとカークが医務室を駆け出していく
遅れてよろりと立ち上がり、足を引きずりながら医務室を出る。
全力で駆けて行った二人には、此方の様子は分からなかっただろうが。
音の聞こえる先へと集中し、その後を追おうと]
……ハダリー。
[ちりん、と。
傍らを過った鈴の音に、一言、そう告げた*]
―船内の通路―
くそ、時間か…スノウ!
『ハダリー』は人狼だ! ハダリーだ。
ダーフィを最後に見たのは何処だ!?
[ダーフィを探して通路を走りながら、白い猫を呼び出して。
ハダリーの名を告げてから、ダーフィを見た場所を尋ねた]
― 第1エリア・デッキ ―
[目当てのものはすぐに見つかった。
一人乗り用の脱出ポッド。
乗員の緊急避難用の、
本当に最後の手段として設置されているそれに、
...は近づく。
人間の乗員ならば、乗り込む際にも何らかの防護スーツを着用して
おかなければならない決まりだが、
...は着替えず、そのまま乗り込んだ。]
―船内のあちこちー
ニンゲンとシステムにより、
貴方が現時点で「人狼」の可能性が
最も高いと判断されたのは……
………【ハダリー】
[白い猫は、自らの脳に巣食う「ガルー」に
無自覚を想い、碧い瞳を伏せて告げた]
[白い猫は、「人狼」だったタイガの時と同様に、
『よって、宇宙連邦 防疫隔離規定第3771条により
貴方の身柄は……』とは、ハダリーには告げない。
白い猫は知っている。
”ハダリー”が「人狼」であることを。
ただじっと、何かを観察するかのように、
ハダリーとダーフィトの行動を見守る]
……………。
[伝え終えれば、ダーフィトの傍らに戻り。
寄り添うように、白い毛のぬくもりを寄せた。
碧い瞳から、ぽろりぽろりと涙が零れる。
ちりん、ちりん…鈴の音はあまりに無力すぎて、
ただ哀し気な囁きのように溶けていく]
― 第1エリア・脱出ポッド ―
[タブレットに表示されるマニュアルに従い、席に着く。
安全装置をかけようとして、...はふと手を止める。
自分には必要ないのではないかと思いついて。
だが、結局、マニュアルの指示通りにした。
防護服の厚みがないため、安全装置には隙間が大きい。]
[背後から、俺も行く、というカークの声が掛かったが>>180、振り返らずに走る。
ダーフィトが…ハダリーが行きそうな場所……。
Nルーム?メイン・サロン?…どこだ。
しかしその時、スノウの鈴の音が聞こえ。
無情にも時間を告げる。]
…っ、まだ分からないんですよ!!
[スノウにあたっても仕方がないが、時間ばかりを告げる様子に、苛立った声をあげてしまう。
まだ、…まだ何も確かめられていないのだ。
……あの優しい音楽の理由も、なにも。
カークを信じていないのではない。
ハダリーは人狼かもしれない。 ……でも。]
スノウ、僕は……
[名を告げる。
時間稼ぎのための、名を。]
……承りましたにゃ
トールにゃん、誰か探してるにゃん?
[トールの意見>>185を受け付け、
彼が誰かを探している様子に、首を傾げ。
もしも問われたなら、
その人物を最後に見た場所を答える。
問われなければ、そのままふわりと消える]
[...は47時が過ぎたことを認識しているが、スノウは現れなかった。
ドロイドも。
...はタブレットを操作し、音楽を再生する。
ポール・スコット‐ダンカンの組曲がダイレクトに流れ込んでくる。
...は瞑目し、何度か呼吸した。]
[私は、お前の意識を閉ざす。
その男が、船を去ろうとしていることは、“囁き”の音から伝わっただろうか。
そうか、ならば――]
スノウ。
[私は、ホログラムの名を呼び、『その方法』を問うだろう]
ー船内の色んな場所ー
きゅきゅ…スノウまたなのぜ?
ちゃんと隔離しなきゃなのぜ
皆そうして来たのぜ…!
[2度目ともなれば兎でもガーディアンが役目を果たそうとしない様子を不審には思う訳で
その理由は分からず、スノウにも問わずにそう告げる
医師と警備担当の乗員を傷付けた人狼の男、そして兎は見届けられなかった見事な刀捌きだった少女の2人を除き…名を告げられた人物は全て睡眠装置へと運ばれた
平等に扱わなければ理不尽で、眠ってる皆が可哀想だと
兎が思うのはそれだけ
しかしスノウが涙する様を見ては(>>183)ただ心配そうに見つめるだけだった*]
[ポッドの中でひとり、
スコット‐ダンカンの組曲を聴きながら、
...はバッテリーを外す。
脳は酸素の供給を断たれると、3分で不可逆的なダメージを受ける。]
[スノウに尋ねた答えを聞いて、ありがとうと走りだす。
ひとまずダーフィトは大丈夫だろう。
日頃の運動不足を呪いたい。
ぜぇはぁと切れる息もそのままに、教えられた場所へ。
「ハダリー」と、スノウが決定を告げた言葉は、聞こえていないふりをして。]
ハダリー!!
[脱出ポッドに乗り込み、逃げる準備をするハダリーに、声を張り上げる。
何故、逃げるんだと、視線で問う。
どこか覚悟を決めた顔に、嫌だと首をふる。
……あの音楽は、優しい音色は…、誰を想って弾いたのだと。]
待ってよ、ハダリー……。
貴方は人狼じゃないんでしょう?
[そうではないと、きっぱり否定して欲しいと懇願の響きをこめて。
しかしその声は届かない。
ポッドは亜空間へと……。]
[自分の脳に『ガルー』が棲みついたのだとしたら、
ずいぶんがっかりしただろうと...は思う。
「長寿と治癒力、強靭な力」のどれも、...には必要ないものだ。]
[スコット‐ダンカンの組曲のクライマックスで
酸素の供給を止められた...の脳細胞は、
27年前に迎えるはずだった死を
ようやく]**
[もう、何もかも、訳が分からなかった。
翻弄されて、踏みとどまって、また翻弄される。
邪推、深読み、探り合い。]
…もう、疲れました。
[どちらかを信じれば、どちらかが嘘で。
釣り合いを取らせてみても、最後には選ばなくてはならなくて。]
…もしかして、貴方は、死ぬ、つもりだったんですか?
……なら、貴方は人狼じゃ、ないん、でしょう?
[やはり懇願を秘めた問いを、亜空間へと続く闇に、再度ポツリとつぶやく。
勿論、返答はなかったが。]
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