人狼物語−薔薇の下国


13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B

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前哨狙撃兵 ダーフィト

[肩口に顎がくっついているおかげで、互いの耳もくっつく。
くるんと首をまわして耳に噛み付く悪戯を思いついたが、
ぎりぎりで堪えることに成功した]

 うん。……俺もお前が大事だよ。
 多分お前が思ってるより、大事に思ってるよ。

[彼は改まった顔をしつつ、軍服の胸元をぎゅうっと絞ってくる。
反射で、また彼の掴みそうになりつつ、―――……笑う]

(227) 2013/06/27(Thu) 00:29:09

公国軍大尉 ベリアン

[>>143 ぽつぽつと口にされる言葉の中身に目を閉じる。]

国の一角を占拠されるは、邪魔でしょうからね。
金で、危険物を飼うかは───

[怪しい。と、言いかけて、]


… わかりませんが、そうなるなら、いい。

[お前が。と、続く言葉に繋げる言葉を変えた。]

(228) 2013/06/27(Thu) 00:29:10

公国軍大尉 ベリアン

それには、まず、どこの国とも行き来ができるように、
友誼を結べるように状態を整えなきゃなりませんが。

それが叶った暁には。

…海の向こうへ、ご案内しますよ。

海と船、お好きだったでしょう。
海を渡る船を造れるくらいの財力はありますから、
あちらへ話し会いに渡るときには、乗っていくといい。

交渉の必要があるでしょうから。
外務大臣のご子息も、

一緒に、乗せて行きましょうか。

[白い帆を一杯に広げて、──青い海をいくそのときには、新しい技術で走る船だろうか。]

(229) 2013/06/27(Thu) 00:29:32

前哨狙撃兵 ダーフィト

 わかった、てば。苦しいって。
 お前は本当、………。
 器用そうなのに、変な時に加減がないのな。

[咄嗟に出る手の理由が――……
なんとなく最近、わかってきていた。
彼に殺されたりはしない。殺すことがあるとしても] 


 ……まるごとか。そんなにおせっかいを焼いた覚えはないぜ。
 でもまあ………。

[彼の胸元を掴んだ手を、ぐっと引き寄せて。
彼の頬に頬をくっ付ける]


 ―――……後は、頼んだ。

(230) 2013/06/27(Thu) 00:29:52

公国軍大尉 ベリアン

[そう、夢のような優しい話を言葉にし終えて、]


──…利子分ぐらいは返しておかないと、
借りまみれされそうだ。

[いいながら、堕ちたコップを拾おうと屈む*。]

(231) 2013/06/27(Thu) 00:30:00

前哨狙撃兵 ダーフィト

[離れる距離に逆らわず、するりと手を離して]

 ……引継資料はあらかたできてる。
 他の入用な書類もな。
 
 お前が一仕事終わるまでには、片は付いてると思う。

[まるで、斥候部隊の業務の事のように。
自然と口にして、笑う]

 気を付けて行って来い。
 ……また、な。

[ひらりと振られる手に、軽く手を振りかえして。
彼の背を見送った*]

(232) 2013/06/27(Thu) 00:30:08

前哨狙撃兵 ダーフィト


 ……ッ、……、過去形、かよ…ッ!!

[>>226好きだった、という言葉に、顔を顰め。
僅かに上体を落とし、宙を素早く抉る切っ先を、ナイフの刃で受ける。

風を切る音が鼓膜に刺さり、頭が鈍く痛む。
刃の煌めき、視界から消えそうなそれに意識を尖らせる]

 ――……、ぁ…ッ

[カキン……! と高い音を立てて、剣先が閃いた。
薙ぎ払われたナイフが、衝撃で、掌から逃げてゆく]

(233) 2013/06/27(Thu) 00:34:05

傭兵 クロイツ

[もう、間合いはない。
 指輪の嵌められた左腕で、彼の腕を引く。

 濡れた土に引き倒し、彼に馬乗りになろうと狙った。
 いつの間にか冷えた雨は、飛沫を上げて、ふたりの体を打ち付けている。]

(234) 2013/06/27(Thu) 00:39:18

傭兵 クロイツ

………。

[その首筋に下げられたものに気づき、ゆるりと、どこか幸福そうに瞳を細めた。]
 
 ……まだ、……持っていたんだな。
 ダーフィは、馬鹿だ。

[ホルスターから、銃を引き出した。
 最後の実包が込められた、無骨で美しい武器。
 ――この距離なら、外さない。

 彼は、自分の銃をどうしただろう。
 或いは、その手に、握られていただろうか?
 
 唇を寄せ、彼の指輪を銜える。
 ――眩めく様な虹を込めた、青灰の石を*]

(235) 2013/06/27(Thu) 00:40:51

前哨狙撃兵 ダーフィト

[ナイフが闇に消える瞬間、
左のホルスターから銃を抜き放っていた。

構えようと。距離を取ろうとする腕を、強く引かれ。
雨と泥にまみれる地面に倒れ込む。
押し当てられた彼の銃と、手以外動けない身体]

 ―――……、ッ、ンなの、あたりまえ……ッ。

[銃に装填されているのは、彼の瞳と同じ、特殊弾。
互いに交換した指輪は、互いの瞳の色のもので]

(236) 2013/06/27(Thu) 00:49:43

前哨狙撃兵 ダーフィト

[――……彼の唇が。ゆるやかにひらいて。
胸元の指輪を咥えるのを見た]


 ―――……彼の銃のトリガーが、絞られる瞬間に。
 自らも、手にした銃を、引き絞る―――――――*]

(237) 2013/06/27(Thu) 00:50:27

前哨狙撃兵 ダーフィト

[引継文章の隙間に、蜂蜜色の便箋。
――……ソマリ・イェーガー宛の、最後の手紙]

 ソマリへ

 ――……おつかれさん。
 しんどい思いさせてるかな。ごめんな。

.

(238) 2013/06/27(Thu) 00:55:08

前哨狙撃兵 ダーフィト


 この遺書を更新するのも、もう何度目かわからないが。
 今度こそお前にこれを読まれることになった、みたいだ。

 これを書いている俺はまだ生きていて、きっとお前の前の俺は死んでるってのが。
 当たり前だが、不思議に思う。

 お前に何かを言うことはたやすいようで難しくて。
 かと思えば、時に言わなくても伝わってしまったりするから。
 改めて何を書き残すか決めるのは、結構大変なんだ。
                     .

(239) 2013/06/27(Thu) 00:55:31

傭兵 クロイツ

[撃鉄の上がる音。
冷えた肌に当る銃口の感触に、男は、ほんの少し、笑ったように見えた]

(本当に、馬鹿だ)

[唇は、そう、形作られただろう。眩めくような貴石に触れたまま。]

(240) 2013/06/27(Thu) 00:55:56

前哨狙撃兵 ダーフィト


 お前が俺にしてくれたことを数えたらきりがないけど、
 どうせ何の話だかお前にはわからないだろうから、少し書いておく。

 会って話せりゃ早いんだけどな。そうもいかないし。
 だからちょっと長くなる。

 俺からの最後のお願いと思って、時間のあるときに読んでくれ。
.

(241) 2013/06/27(Thu) 00:56:14

斥候部隊長 ソマリ

―2日後・学校跡地―

大佐。先日は有難うございました。
無事――…終わりましたので、御報告をと。

[許可を貰ったミヒャエル埋葬の件>>5:132について、
学校跡地の隅に埋葬したと報告する。
目立つものは置けないから、碑の代わりに小花を植えた。
かつての学校の花壇に――こんな状況になっても
逞しく咲いていた、野生の花を]

彼の髪に似た橙の花が、目印です。

[一応、場所と目印を伝えておく。
今は敵味方に別れているとはいえ…
ミヒャエルとジェフロイも6年前の実技試験では、
アヴェイラ戦で共闘した仲だ]

(242) 2013/06/27(Thu) 00:56:41

斥候部隊長 ソマリ

そうそう。
待望の魔器、到着したと聞きました。
アイゼンシュタイン少尉も既に出発したとか。

[圧倒的な威力を備えた二種の魔兵器>>82
その片方と共に、ヴィンセントが作戦行動を開始したとの情報は
既に耳に入っている]

…――あんなに凄いものだとは、正直思っていませんでした。

[眉を下げ、人差し指で頬を掻く]

技官って凄いですねェ。
たった一発で、大勢の命を奪う代物を、…二つも。

(243) 2013/06/27(Thu) 00:57:00

前哨狙撃兵 ダーフィト


 お前が囚われているものの正体も知らず、俺は好きな事を言った。
 後悔はしてない。お前がどう思ったかはわからないけど。

 ……ひとつ、言いそびれたのは。
 もしお前がいつか、そこから出たくなって。外に出た時の事。
 引継ぎの時に、お前の気持ちを聞いた。きっと、そんなに遠くないはずだ。
.

(244) 2013/06/27(Thu) 00:57:08

斥候部隊長 ソマリ


・・・・・・・・・・・・・。


大佐。
ひとつだけ、 進言しても宜しいでしょうか。

[もしこの時、周りに兵がいるならば、全て人払いして]

(245) 2013/06/27(Thu) 00:57:18

傭兵 クロイツ


(――今だって好きに、)


(決まってる)


[彼の心臓に当てた銃の引き金を

 ゆっくりと、引いた**]

(246) 2013/06/27(Thu) 00:57:19

前哨狙撃兵 ダーフィト


 外に出ると、お前の世界は広がる。
 しがらみが消えて、きっと身体は軽い。
 
 ――……でも、その時多分お前の中は、
 空っぽになってるってこと。

(247) 2013/06/27(Thu) 00:57:19

前哨狙撃兵 ダーフィト

 本当は空っぽじゃないんだけど。
 ずっといた場所が消えた、空虚感はすさまじいものがあるだろう。

 その時に、できるだけ。あったかい人の側に居てくれ。
 俺の側に居てくれたお前みたいな。 


 ……ほんとは俺がそこに居たかった。
 あったかいかはわからんけどな。

(248) 2013/06/27(Thu) 00:57:44

前哨狙撃兵 ダーフィト

そうして少しずつやり過ごしていけば、
 何もないように見える世界に、少しずつ色が戻ってくるのを。
 驚きと悔しさと諦めと共に、眺められるんじゃないかと思う。
 俺がそうだったように。
 
 なんで悔しいかって?

 全部どうでもいい、誰が死んでも構わないと思ってんのに。
 周りの奴があったかいと、ちょっとずつそれが、……どうでもよく、なくなっていくんだぜ。

 俺はあれが悔しかった。

(249) 2013/06/27(Thu) 00:57:57

前哨狙撃兵 ダーフィト

驚いて、悔しくて、
 ……しまいには、降参するしかなかった。

 お前のしたことだよ。

 俺はかなり自棄を起こしていたから。
 お前が居なかったら、早々に軍法会議モノだったと思う。
 まあ、その前に生きてねぇだろうなぁと。一時期の薬の使い方は本当ひどかったし。
 
 感謝してる。

(250) 2013/06/27(Thu) 00:58:18

傭兵 クロイツ、メモを貼った。

2013/06/27(Thu) 00:58:25

斥候部隊長 ソマリ

今、死の淵で戦っているカサンドラ技官から、
俺はフラウ作戦の時、ひとつの言葉を貰いました。

  『多くの兵を故郷に返せるといいな』…と。


技官にはスパイ容疑が掛かっていたと、大佐はおっしゃった>>5:201
でもその容疑が、本当に容疑の範疇だったのか、
俺には分かりません。

でも技官…いえ、カサンドラ教官が、言っていたあの言葉。
あれは、本心じゃあないかと、思うんです。

[公国と帝国を行き来していたならば、尚更。と添える]

帝国兵も、公国兵も。
ひとりでも多くの兵、かつての教え子たちを、故郷に――…と。

(251) 2013/06/27(Thu) 00:58:31

前哨狙撃兵 ダーフィト

 ここからちょっと追記、な。

 ……鈍感と言われると、苦笑するしかなかったな。
 俺は阿呆だと思うが、よく考えてみると、お前も結構阿呆なんじゃないかなと思う。

 俺の側にいてくれてありがとう。感謝は本当に、しきれない。
 どうせ恩も返せんで死ぬんだろうなぁ。すまないな。

 でもそれは、俺が戦いの中で死ぬからじゃないこともわかってる。
 貰ったもんが多すぎて、俺の一生では多分無理だ。

(252) 2013/06/27(Thu) 00:58:35

斥候部隊長 ソマリ

公国は俺たちの敵です。
でも、…俺たちと同じく、血の通う人間です。

俺たちは、――…他でもない、“此処”シュヴァルベで、学びました。
だから、…知っています。知っている筈です。
単一の存在という意味においては、どちらも、違いは無いのだと。

[ジェフロイから視線を逸らさず、薄く微笑う]

魔兵器を使う。
会議の時は、それが効率のいい手段だと思いました。

でもこうして、実物が目の前にあると……俺は、今、
 …少し怖いです。

[拳をぎゅっと握り込む]

(253) 2013/06/27(Thu) 00:59:08

斥候部隊長 ソマリ

甘い、かもしれません。
でも俺は――…流れる血は、最小限であればいいと、思います。


  今更、ですけど。
  …だからこそ。


[魔兵器を使って、実際どれ程の被害が出るのか。
専門分野ではないため知識に乏しいが、
それでも、単純に兵がぶつかる以上の血が流れると予想出来るから]

(254) 2013/06/27(Thu) 00:59:17

前哨狙撃兵 ダーフィト


 ――できたら。
 俺の死がお前をあまり痛めないといい。
 無理かな、と思うくらいには自惚れてるんだけどさ。

 ……会えて良かった。
 幸せな時間を、ありがとう。 


 お前と、お前との時間を。
 たまらなく大事に思ってた。

 
          ダーフィト・カディーネ

(255) 2013/06/27(Thu) 00:59:21

斥候部隊長 ソマリ

…お伝えしたかったのは、それだけです。
まァ、余計なことだったかもしれませんけど。

お時間を取らせました。
それでは。

[目を伏せ敬礼し、踵を返した*]

(256) 2013/06/27(Thu) 00:59:24

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ソマリ
45回 残16579pt(8)
南側戦場オフ
ジェフロイ
16回 残16965pt(8)
臨時執務室オフ
レト
3回 残18977pt(8)
拠点オフ
ベリアン
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カレル(3d)
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戦場オフ
トール(4d)
3回 残17398pt(8)
中庭オフ
カサンドラ(5d)
0回 残15793pt(8)
青い学校オフ
ミヒャエル(5d)
4回 残18331pt(8)
学校跡地オフ
ヴィンセント(6d)
18回 残17585pt(8)
ダーフィト(7d)
24回 残11736pt(8)

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シロウ(3d)
0回 残18576pt(8)
もふとお酒の天国オフ
リエヴル(4d)
6回 残18536pt(8)
ノトカー(5d)
5回 残15077pt(8)
フレデリカ(6d)
9回 残16731pt(8)
停留地付近オフ
クロイツ(7d)
20回 残12790pt(8)
ウェルシュ(8d)
60回 残14892pt(8)

突然死者 (0)

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カーク(1d)
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ヴァルハラオフ
ステファン(1d)
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