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[少年は避けようともせずに。
彼女の氷槍のうち4(10x1)本に貫かれ、槍の勢いのままに後方へと飛ばされる。]
ぃぎ、 ぁ っ…… !!
[けれど氷を引き抜こうとするでもなく、ジェムで回復しようとするでもなく。
刺さった状態のまま、痛みで倒れそうになりながらも、両足で踏ん張り、少年は円月輪を床に突き立てた。]
……
[歪んだ空間から現れた影の手。
それは真っ直ぐに彼女へと向かう。
何本もの
もしかしたら、追撃は間に合ってしまうかもしれないけれど。]
[吸収しようとするものは、彼女の生命力――
[たとえこの身に厄を溜めることになっても、それでも、自分は。
槍は右肩と左上、右脚と左腿を貫き、感覚は次第に麻痺してくる。
けれど、死にさえしなければ、負に取り込まれさえしなければ、
きっと、まだチャンスは残っている。]
ぐぅっ・・・
[相手は吹き飛んだけれど、どれだけの痛手を与えたかは分からない。
対してこちらは、両足をやられ魔力の消耗もそろそろきつい。
そして、床に腰から落ちたのも地味に効いている。
一度回復しないと継戦不能と判断し、とっさにジェム五つを胴に押し当てて。
二つで負傷を、三つで魔力を。それぞれ補給して、立ち上がる。
果たして、その隙がどう出たか・・・]
[――……]
[試練に脱落してしまった者には、触れることが出来るのか。
薄れていく煙は、にんげんが触れば、その触れた部分が燃えてしまうというもの。
にんげんへの怨念に満ちた、青白い炎。
指先が触れても、足が触れても。それがにんげんのものならば、全て。
煙を吸い込んでしまえば気管さえも。]
[ それほどに 憎いというのか ]
[一瞬息が止まり、そのまま身体がずり落ちる。]
……っは。
[呼吸を取り戻し、前を見据えたまま、ジェムを鷲掴みにし、白銀へ7つ押し当てた。
肉体へのダメージ。
そして魔法を持続させたことによる魔力消費。
軽減は出来ても全快には遠く。]
はは……やる、ね。
ま、人狼に一人で立ち向かう勇気は認めるけど……。
それでも……負けるわけにはいかないんでね。
[よろり、壁を背に立ち上がり、音を聞き逃すまいと耳を澄まして大鎌を構えた。]
……あ。
[放った氷槍はいくつも彼に直撃>>250し、後ろへと吹き飛ばす。
その様子に呆けたような、間抜けな声をあげながら見つめるしか、今はできなくて。
ゆえに、繰り出された影の手には]
「ちっ、なんだ何する気だ?!」
[呆けたローレルの体では、反応することもできず。
影の手にはそのまま取りつかれてしまう。
吸収しようと思えば、存分に吸い取れる。そんな状況が作り出される>>251]
[そうして影の手を通して流れ込むのは――強烈なまでの悪意。
取り込むのは半分だろうけれど、そこから感じるのは様々な物に対する疑心。
気が遠くなりそうなその悪意には、まるで地獄へと誘い込むような髑髏のイメージが付随しているだろうか。
それはまさしく死神のように]
……あ……え?
時羽流くん?!
[その負の気を奪われ続ければ、また虚ろな表情から元の様子に戻る。
傷だらけの時羽流くんを見て、思わず駆け寄りそうになってしまうけれども]*
ぁ、…………。
[流れ込んでくる、気が遠くなりそうなほどの悪意。
そうか、やっぱりこれが。
ごほ、と逆流してくる赤いものを唇から零しながら。
四肢を貫かれ負の気を吸い込んだ少年は、その場に倒れた。]
…………、
しろえさん、 ……聞いて。
[痛みの感覚すらない。目が、見えない。
少しでも気を抜けば、意識をどこかにやってしまいそうだ。
それだけはだめだ。
それだけはだめだ。
必死に意識を繋ぎ止めながら、白枝へ呼びかける。]
僕は…………、生きて いきます。
自分の過ちで、莉紗を 死なせて、しまった こと。
全て 受け止めて、生きて……いきます。
[初めて。
“生きたい”“生きていていいのか”ではなく、
生きる、とはっきり告げて。]
[すぅ、と息を吸い込む。
言葉が途切れてしまわないように。
そうして、少しずつ吐き出すようにして、音に出す。]
白枝さん。
他の何を持ってしても、莉紗の代わりにはなれないかもしれない。
僕が言うべき言葉じゃないこともわかってる。
だけど、
どうか、僕と――
――僕達と一緒に、生きてほしいのです。
[残りの生を、莉紗の運命を歪めるためでなく、自分や家族、白枝を取り巻く人達と一緒に過ごして欲しいと、
願った。]
[立ち上がり、彼の言葉>>255に小さく首を振る
これは、勇気なんて高尚なものじゃないと思っているから。]
(・・・むしろ、私怨にヒト巻き込めないっての。)
[けれど、歩みは気を抜かない。いつ見抜かれるかわからないから。
影の手に捕まって、大鎌で斬られるか。
さっきの光の壁に巻き込まれ、全身焼かれるか。
どちらもごめんだと重いながら、抜き足差し足忍び足。]
[慎重に歩いているのか。
それとも動いていないのか。
どちらかはわからない。
うん、ごちゃごちゃ考えるのは面倒くさい。
そう闇刈人は思いながらも、再び魔法を唱える。]
――― Around The World.
[先よりも、篭める魔力量を増やせば。
天井に届くほど高く、そして早く、室内を緑の光の帯が走る。]
[何を言われても、ただ真っ直ぐに見つめて。>>240
焼けない耳と尻尾を下げて、長く息を吐く。]
……変わらないものが、あるとでも?
[形あるものは、全て…全て、壊れていく。
どれだけ大事にしても、形を変えて…色褪せて。
何もしなければ、冷やされていくだろう。>>242
どうするべき、か。
……ドウスルベキカ。*]
なっ・・・
[思わず、声が漏れた。
飛び越えるには、高すぎる。
今から下がっても、間に合わない。
それなら、いっそ・・・]
・・・南無三っ!
[身構えて、彼が居た場所目掛けて突撃する。
全身焼かれても、即死はするまい。
ならば、刺し違える気で一撃叩き込んでやろうと・・・]
……ありますよ。何百年も大切にされて、手入れされて、変わらずに存在したものは。
人の手が加わらない限りは、そこにあったのでしょうがね。
[結局、人の手が加われば変わってしまうものですが。
白い風吹かせる人形を持ったまま、傀儡は獣耳の魔女に歩み寄ります。
叶うならば、彼の右手をそっと握ってしまうと。]
にんげんの手は、作ることも壊すこともできす。
こんなもの、最初からなければ ねぇ。
[吹雪は、獣耳の魔女を氷で包んでしまわんと。
冷えてしまうだけではない、凍傷どころではすまないでしょうね。
避ける気配もないのだから、これは脱落しても良いのでしょうか。]
[生きていくという言葉>>261に、思わず目を見開く。
彼の願いを聞いたから、それが枷になっているように感じたから、そんな言葉が出てくるとは思わなくて]
……うん。
……うん。
[彼の今にも途切れてしまいそうな言葉>>262に頷くことしかできない。
もっと気の利いた言葉が出ればいいのだけれど。
今まで引きこもっていた自分には、そんな言葉の引き出しは無くって]
……分かった。
分かった、よ。
「お、おい!そうなったらお前の願いはどうする?誰がお前の妹を救う?」
[アミィの言葉に今までのような突き動かされる何かを感じず、時羽流くんの願いを承諾するように、一度大きく頷いた。
憑きものが堕ちたように、どっと脱力するようにして]*
[全身を焼かれても、足は止めずに。相手目指して突き進み・・・]
ぅぐっ!?
[突き出された鎌の峰>>268に、胴体から叩きつけられる。
・・・嗚呼。このままでは、ここで終わりだろう。
手は届かず、足は動かず。そして、相手の魔法も止まらない。
そう。このままでは。]
・・・痛いうちなら・・・死には、しないっ!
[魔法を解く。維持できないから。手を細める。引っかかってしまうから。
そして、右腕を振り上げて・・・]
届けぇぇっ!
[せめて当たれと腕を振り下ろす。
その勢いで、篭手が抜けて飛ぶように。
・・・もっとも、狙いなんてつけていない。
当たるかどうかは、運任せ・・・]
……よか、った。
[見えない視界で。
少年は、声のする方へと指先を伸ばす。
彼女は、今度こそ、てのひらの白へ、触れさせてくれただろうか。]
[触れたか触れられなかったか。
ふ、と、意識が抜け落ちる。
消えていないから、脱落はしていないけれど。
もう、何も、する力が、残って**]
……あ。
[思い出したのは、約束。
無理するなと、言われたのに。]
……すみません。
抵抗します。
[至近距離からの歌は、どうなのでしょうか?
獣は、歌います。
炎を周りに生み出しました。*]
――ごめんね、アミィ。
「……ちっ、壽命を2回も削っといてその結末か」
[舌打ちして憎まれ口をたたく相棒の契約者には苦笑を送る。
何度もつきあわせてしまって悪かったけれど、結局。試練に合格することはできそうにないけれど]
……ありがとね?
「――勝手にしろよ、白枝。俺はもう知らん」
[承諾とも取れる契約者の言葉に頷いて、倒れている時羽流くんの手を取り、自分の手の平にあるジェムへと導く。
あとは……]
――莉紗、ごめんね。ダメなお姉ちゃんで、さ。
[聞いているはずはないだろうけれど、ここで言っておいた方が良い気がして。
妹は許してくれるだろうか。
あとは時が来るのを待って、目を閉じた]**
……いまさら、
[煙で焼かれ続け、至近距離で吹雪を当てられた身体。
今更抵抗しますと言っても、無理に決まっているでしょう?
炎は傀儡の体を焼きますが、
傀儡は握った彼の右手の、甲にあるジェムに指をかけまして、]
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