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― 海の中の結界 ―
[とりあえず、シュタイフェに連絡入れたりなんだりしないとなぁ、と。
そう思うのと、肩乗り海龍が物言いたげに海面を見上げたのは、どちらが先だったか]
……どしたの?
[こてり、と首を傾げて問うと、肩乗り海龍は結界の上の方に近づいて、てしてし、尾で叩く。
その動きに伴い、結界はぽかり、と海面に浮上した]
― 海面 ―
て、これ、押せば動いたのかぁ。
[呑気な口調で呟いて、周囲を見回す。
各艦の位置を確かめて、と思考が動いた結果だったのだが。
目に入ったのは、明らかに波のそれとは異なる、色。>>194]
て、ちょ、アイリーっ!?
一体、何やってんの!
[お前が言うな、の総突っ込み必至の言葉と共に、結界をそちらの方へと押す。
折よく揺れた波の後押しもあり、そちらへ近づくのは容易いか]
殿下そのいいかたはずるいです。
[拗ねるようにいう。今までは緊張していてそんな素顔を見せはしなかったが、今は自然とできた。緊張がほどけたのは握ってしまった手の影響もあるのだろう]
…で、でもですね。
一人でなんでもできるなんて思ってないですよ。だから大丈夫です。ルーやマリーが帰ってきたらアタシの分まで働いてくれますし、ディークやヤクモが帰ってきたらシロウ様の負担も減りますからね…でも今は………
[皆、いないけれど]
−海面−
ゲルト、お主が海に沈んでいったから助けにきたんじゃないか。
[ぱしゃぱしゃっと慣れた様子で泳いでゲルトの方へと近寄り]
心配しないわけがないだろう。
― 海面 ―
[アイリが近づいてくると、肩乗り海龍がぺち、と結界の壁を尻尾で叩く。
それに応じるように、結界の一部が口を開けた]
……あー。
[沈んでいったから、という言葉>>202と、続いた突っ込み。
がじ、と軽く後ろ頭を掻いた]
どーすれば、一番きっちり力を示せるかなあ、って思ったら、あれしか思いつかなくてさー。
まあ、色々ごめんねー。
あと、わざわざありがと。
[苦み帯びた表情は一瞬、すぐに浮かぶのはいつもと変わらぬ素の表情で]
とりあえず、そのまんまだと冷えるから、こっち上がって。
[その表情のまま、ひょい、と手を差し伸べた]
むぅ、別にゲルトが悪いとは思っていない。
[謝罪の言葉には困ったようにしながら]
ゲルトがいってなければ私がいっていたかもしれないからな。
― 海面 ―
うん、そんな気はしてた。
[こちらが行かなければ、という言葉>>205に冗談めかして返しつつ、結界にアイリを引っ張り上げて]
まあ、落ち着いた、と言えば、落ち着いたかな。
……違う面倒も増えた気がするけど。
[言いながら、見やるのはちょこまかしている肩乗り海龍]
ま、とりあえず、シュタイフェに連絡入れて、拾いに来てもらおーか。
カナン殿たちにも連絡いれないとならないし、向こうの状態も確かめないとなんなんいしね。
[軽い口調で言いつつ、首の輪に手を触れて]
白狼児より、シュタイフェへー。
とりあえず、無事だよー。
海の上にいるから、拾いに来てー。
[呼びかける声はあっけらかんとしたもの。
一応、全艦レベルに広げていたので、声は八幡の統制室にも届きはするか]
― 一方その頃/シュタイフェ・ブリーゼ ―
[八幡統制室よりの問い。>>186
それに副長が何か返すより早く、届いたのは、アイリが飛び込んだ、という報せで。
……その瞬間、副長の背後にナニかが見えた者はどれだけいたか。
それが鎮まった頃に、お気楽な通信>>208が入り。
……空気が固まったのは、一瞬の事]
『シュタイフェ・ブリーゼより、八幡へ。
……艦長、お気楽にぴんぴんしているようなので、これから釣り上げてくる。』
[妙に力の入った通信は、向こうに何を思わせるか。
ともあれ、
そうか、面倒事は生きていれば常に沸いておそってくるものだ。
[そう笑いかけながら]
そうだな、連絡をいれなければ。
ところであっちの様子は、どうなんだろうか?
こっちを解決したならば、あっちも解決しているか?
[そうして通信する様子や反って来る返答とか待った]
― 海面 ―
[お気楽な通信に対し、副長から返されたのは、『そこを動くな。』という一言で。
あ、ちょっとヤバいかも、なんて思いつつ]
んー、どうだろね。
こっちが鎮まってるから、向こうにも変化が起きてるとは思うけど。
[アイリの問いかけ>>210に、意識向けるのは異空間の方]
そうか、次の問題は…
[ゲルトと目を見合わせて困ったように笑いながら]
殴って解決できそうにない人、どうやって鎮めるかだな。
― シュタイフェ・ブリーゼ 見張り台 ―
っは、あ。
……っ!
[ゲルトの姿が波間に沈み、後を追いかけてアイリが飛び込む。弾んだ息で見張り台の手摺をグッと掴むと]
『「『お前まで行くなよっ!?!?!?』」』
[甲板にいた船員達のユニゾンが響き、動きが止まった。
そうだ、アイリが行ってくれたのだから、自分は迎える側にならなければ。深呼吸で息を整え、分かったというように大きく手を振り、海面に目を凝らした]
……いたっ。
副長、十時方向、二人とも揃ってる!
[報告をするのと、ゲルトのいつも通りな声>>208が届くのはほぼ同時。分かっているが、船中で起きたのと同じように脱力して手摺に寄りかかった]
― シュタイフェ・ブリーゼ 見張り台 ―
まったく、人騒がせなんだからぁ。
回収したら、ゲルト兄の持ちでみんなで休憩しようねーっ。
[つまりは確保されてる甘味を残らず出してもらおうとか。何気に酷い相談を、本人にも聞こえる念の輪を通してしたりしつつ。
浮かぶのは、笑顔]
そっちもありがとうでしたー!
[黄土の雄龍はまだ空を舞っていただろうか。
シンシャの船団の方へ、感謝を風に乗せて大きく手を振った*]
― 海面 ―
こっちが殴られれば、わかってくれるひとも世の中にはいるよー。
[怒られるのは已む無し、と思っているから、アイリ>>216に返す声は軽かった]
……ってー。
[そこに届いたリュカ>>219の声に、笑みは僅かにひきつる]
こらそこ! 勝手いわなーい!
[まあ、恐らくは多勢に無勢で負けるだろうけれど、突っ込みだけは飛ばしておいて。
こちらに向かい海面を統べるシュタイフェ・ブリーゼの姿に、一つ、息を吐いた]
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