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……ならば、限界まで。
足掻いて、みせろ!
[唐突な旋回が何を意味するか。
逃げるようにも見えるが、そうではない、と思った。
理由はない。単なる直感。
少なくとも、ここで尻尾を撒いて逃げるような男ではあるまい、と。
そう思うが故に、影は警戒を解く事はせず]
……舞え、そして、貫け!
[生み出した影の矢を、鋼の翼へと差し向けた。*]
― 各地での戦い ―
[臨時元帥府に一度集合した軍は再編成され再び動き出す。
今度の作戦もある意味では囮作戦だったが、引き寄せるのではなく、打って出る形となっていた]
[戦闘機を始め、空戦力と地上戦力を均等に分け両戦力を一つの部隊として編成。
空戦力は集団で押し寄せてくる天使らの分断をメインに動き、地上戦力で分断された天使を狙う作戦に出る。
天使らの数が多い場所には機甲部隊も投入されることになった。
また、装備には捕縛網や捕縛銃など、分断に活用出来そうなものも配布された]
[編成された部隊の一部はマチスの指示によりダーフィトの下へと向かう。
この部隊も作戦の指示通り、天使の分断をメインに動く予定だ]
[引き際はそれぞれの指揮官に判断を委ねる。
マチスは技術関係の指示を出しながら、足の速い装甲車に乗りトラオムングを目指していた*]
− 《シャドウ・パレス》 −
[オートマタの奏でる音は、揺らぎ、移ろい、
時に、人の聴域を超えて放たれる。
それは、密やかな目的のもとに行われていた。
天使らの命令系統を狂わせる音の領域を探っているのみならず、
誰が味方かを誤認させる同士討ちの音や、
強制的に光に還元させる音を求めて。
そんなものがあれば、下級天使は数の如何に関わらず、もはや敵ではなくなる。]
[けれど、いくつもの声域を重ねた多重詠唱は、オートマタの再現能力の上をゆく。
清らかな波動が、艦を揺らすことなく、戦意を押し流した。所構わず兵員たちが頽れ始める。
物理攻撃を軽減する魔障壁も、精神攻撃には効果が薄い。]
…く、
[首に手をやり、服に隠れた新しい傷をあえて破る。
その痛みで意識を保つ。]
幽霊船にされてたまるかよ!
おまえら、隣のヤツに昔年の恨み晴らしていいぞッ
私闘を許す!
[部下たちへと乱暴な声をかけ、殴り合って目を覚ませと示唆する。
耐えられない者も多くいたが、体力のある幾人かは、術の効果から抜け出せたと思う。]
あいにくと、この艦の連中は”善き人々”じゃなくてな。
── ワァズ!
[やはり殴って目を覚まさせた子爵に艦長代行に託すと、自らは空へ飛び出す。
ワァズは、女の顔に鳥の身体をもつ魔獣に変じていた。
天使らを引きつけんと、二丁のガンソードが火を噴く。*]
う、おおおおおっっ!!
[ 吠えながら、操縦桿を引けば、機体は垂直に近い上昇を見せる。襲い来る矢が届いたのは、丁度、複葉機が胴体を天使に向けた時。
影の矢が、操縦席の床を貫いて、コンラートの手足を切り裂き、いくつもの穴を機体全体に穿つ ]
ぐうっ!
[ 歯を食いしばり、上昇した機体を背面飛行からの縦の旋回へと操り、急降下する。天使からは、真上からの突撃に見えたか ]
[ 最後に血濡れた手でポケットから取り出したのは、最初にシメオンと対峙した時、肩に受けた影の矢が赤く染まった羽根と変じて残ったもの ]
Possibile fa mie zanne!
[ 月白の芯を持つ羽根は、呪文を受けると、一振りの、血の紅と月白に輝く波紋を浮き上がらせた細く長い刃となって、コンラートの手に握られる ]
終わりに、しようぜっ!!
[ 降下する機体の速度も乗せて、闇の血を纏う刃が影の天使の身を貫かんと投げ落とされた* ]
― 繭/ローバンス上空 ―
[天の子を見送って後>>132、大天使の姿は未だ繭近くにある。
微笑ましい思いでいとし子を見送った後、
憂い含んで見下ろすのは人の子らの街。]
…… ”未だ” 天の門は閉じてはおらぬと、
教えたはずだね…?
[愚かしき人の子らは、天の警鐘>>0:33どう考えたのであろう。
裁きの刻限まで、期は切られていたというのに。
或いは静かにさえしていれば、いずれ嵐は過ぎ去るとでも考えたか。]
[玲瓏たる声が、命の響きを以て紡ぐ。
捧げ挙げた腕の動きに従って、天使らが光へと姿を変えた。
それらは幾条もの光の矢となって、中空に浮く。]
…────── 落ちなさい。
[やがて幾筋もの光が、時ならぬ流星群の如くに、
ローバンスと呼びならわされる街へと降り注いだ。]
[人に安らぎを与える天の加護は、黒き船の人々にも恩恵を与えたようだった。
火砲の轟きが一つ減り二つ減りして、船が眠りに包まれていくのが分かる。
そのまま穏やかな眠りの中で浄化を受け入れてくれればいいと願ったのだが、銃火は減りはしても無くなりはしなかった。]
……哀れな。
[憂い帯びた眼差しを投げ、次なる奇蹟を請うべく詠唱の態勢に入る。]
― ローバンス ―
[その街には、どれ程の人が残っていたであろうか。
目先の利く者はとうに逃げていたかも知れぬし、
地下に潜りじっとしていた者もあったであろう。
そうした人々は、その賢明さによって自らの命を救った。
だが愚かにも、もしくはいじらしくも街に残り、
その中にあっても外を出歩いていた者、
天使は軍以外を襲わないのだと高を括りはじめていた者、
そのような人々は愚かしさのつけを払うことになる。
天使が舞い降りて、人々を殺すことはなかった。
その点に於いては、
当初の襲撃の如き凄惨さには及ばなかったと言っていい。
────けれど。
伝統ある建物は降り注ぐ輝きにより打ち壊され、
地上に上がった炎はいくつもの悲劇を巻き起こした。]
[この時、一糸乱れず動くはずの天使たちの一部で、奇妙なことが起こっていた。
動きを止めたものがいて、見当違いな方向に光を放つものがいる。
数はごく少ないが、確かな不協和音として存在していた。**]
― 上空 ―
[放たれる影の矢に対し、防御の術が用いられる様子はなく。
それが、影の笑みを深くする]
……さて、これで堕ちはすまいよなっ!
[高く飛んだ後、回転からの急降下へと切り替えて突っ込んで来る翼。
穿たれながらも確かにこちらへと向かい来る様に笑みを浮かべつつ、影は右の手に力を集めた。
全力で来るというなら、それに応じるのみ、と。
そんな意思を滲ませて]
……っ!?
なん、だっ?
[直後、微かに感じた波動は覚えあるもの。
出会いの最後に投げた矢、それが転じた羽根。
それが放つ気配に気を取られた──それが、隙となった。
刃が投げ落とされる。
避けるべき、との判断に、翼の動きは追いつかない。
降下の勢いと、そして、揺らがぬ意志を帯びた刃は狙い違わず、影の身を貫き──月白色が、ふわりと舞った]
……ふ……は。
本当に、きみ、は。
俺を、驚かせてくれるな、コンラート・フリーデル。
[間を置いて、零れ落ちたのは楽し気に笑う声]
……そんなきみに、問おう。
きみは、なんのために俺を堕とす?
なんのために、俺の死を望む?
[問う声音は静かに響く。
その間にも、はらはら、はらはらと。
月白色が零れて落ちてゆくけれど。
問いの答えを得るまでは、そして、主命を果たすための策を打つまでは堕ちぬ、と。
影は己が存在の維持に全力を傾ける。*]
[とはいえ。破壊の先に天使らの襲撃はない。
あくまでも見せしめだと言わんばかりに、
或いは
それから先の”救済”は為されることがなかった。
代わりに。]
…───あれらが過ぎ去りしは、あちらの方か。
[人の子らの軍勢の過ぎ去りし方。
街の北西へ向け、ふわりと光が舞い上がった。*]
[問いの答えを待つ間も、右の手にはふわりゆらりと力が集う。
握られているのは、影の短刀。
それを包み込むように、月白色の光が集い始めていた。*]
― ファレーズ飛行場 ―
[山岳地帯に座すファレーズ飛行場。
引退した艦が保管されているその場所に、人の気配が増えていく。
マチスの指示により艦の整備に集まった者達だ]
[彼らは保管されている艦の一つに取り付き、急ピッチで整備を進めていく。
燃料は飛行場の片隅に保管されていたものを積み込んだ。
幾度となく点検・整備を繰り返したその艦は、やがて航行可能な状態へと持ち直した]
[主を失った艦 ─── カルカリアス号が出立の時を待つ*]
……!
[ 刃は、過たず告死天使の身を貫き、月白の翼が空に散る。全ては一瞬の揺らぎ、その刹那が分けた結果だ ]
あのなあ…
[ 降下に制動をかけ、笑う天使の周囲を旋回するコンラートの耳に、シメオンの問いが届くと、呆れたような吐息が漏れた ]
それを聞きたいのはこっちだ。
お前ら何のために、俺達の船を堕とし、無辜の民の死まで望む?
生意気だ、むかつく以上の説明を、何もされてねえぞ俺たちは。
[ それも相当、無抵抗にやられた後で、と、言ってから瞳を細める ]
知ろうとするなら、もっと早くにするべきだった。
[ 水色の瞳が、深い青の光を湛え、天の力がわずかに増したのは、感じられたか ]
お前達は知ることを拒み、人は知ることを求めた。
お前の死を望むのでは無い、シメオン・シュネーグレックヒェン…知ろうとする者を拒み続けるなら、天は人の命の生き様を認めぬということ…それを天に知らしめねば…
[ ゆらりと再び気配が変わる ]
− 川の上空 −
[飛来する光の槍をガンソードのブレードで叩き落とす。
が、続けざまに別の一本が、機械の羽根を散し、強化戦闘服を裂く。
ボロボロにされながら、深手を負っていないのは、
ダーフィトを乗せた魔獣が、乱戦の中で、すり抜けられる場所を瞬時に見極めて飛び込むからだ。
そして、女の顔をした魔獣は声なく歌い続けていた。
天使の群れのわずかな乱れ。>>179
それを見出すや、ダーフィトは弾丸を叩きこむ。]
[と、西の方から飛来する部隊があった。
マチスが寄越した援軍だ。>>165]
嬉しいね、
[決して、気を抜いたワケではないけれど、
その時、南に光輝く流星が落ちて、視界を白く染めた。*>>175]
― 上空 ―
……そうか。
[紡がれた答えに、真紅を細める]
ふ……小難しい理屈やらかたき討ちやらを理由にして来たら、『気が向く』事はなかったんだがなあ……惜しかった。
[冗談めかした口調で告げて、は、と小さく息を吐く]
命のため……『生けるもの』のために死を望むというなら、それは正しき在り様だ。
[次いで、告げる声音はごくごく静かなもの]
……ま、気が向いちまったから仕方ない。
クレメンス・デューラーからの伝言を特別に伝えてやろう。
『まだ目はある』だそうだ。
意味は自分で考えろ。
[そんな言葉をさらりと告げた後、影は天へと真紅を向けて]
……我が魂より生じし刃……主が元へ飛べ。
彼の方の影にあり、全て見届けるために……!
[直後、右手に生じた月白色の光が天へと飛び立つ。
それを見届けた後、影は己の内へと意識を向けた]
……我を構築するもの、全て影へと帰せ。
刻の果て、己が務めを果たすために!
[直後に紡がれるのは解放の呪。
それが発動した直後──月白色の光が周囲に零れて、散った。**]
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