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やあ、おはよう。
おや、おいしそうな匂い。
[自分の所で嗅ぐ匂いとも似ていて、思わず口を出る]
ああ。なんだか人が消えたりとかしたって話でね。配達のついでに、少し。
[と、言葉を濁して]
あ、これは……パンプディングを作っていまして……
[なんとなく、先日のメレディスとの会話が思い出されて、作ってみようと思ったのだった]
え……人が消える……??
[そんな、人が消えるなんて、と思ったが、そういえば警察が来ていたことを思い出して
不安げに眉を寄せた]
そんな……
……一体、何が……
[ちらりと思ったのは「彼」のこと。何か関係があるのだろうか
平和だった村に起こっていることを、彼女は知らない]
[どうやら彼>>44は目当てのものを見つけたようだ。ただ一つの指輪を見つけ、手にとった彼を見て、テオドールは胸を撫で下ろした。
値段を聞かれれば少し考えて]
1440だよ。そんなに高いものじゃないんだ。
[にっこり笑ってそう答える。本当は0が一つ足りない。しかし、彼が借金をしてまで欲しがる指輪だ。その用途も想像がついている。その指輪が幸せに使われるならば、その値段で売っても、テオドールにはなんの後悔もなかった。]
へえ、おいしそうな匂いだな。
料理、好きなのかい?
[少し意外に感じて、尋ねる]
うん。俺もよく分からないんだけどね。
はっきりといなくなったらしい人もいれば……
行方が分からないって言う話のある人も。
……どうせ、教えてくれやしないわ…
[真っ直ぐな眼差しに見つめられて、思わず目を逸らした。隣に彼が居ると解っていても、一度零れた想いは、留めることも出来ず溢れ出す]
あの人はいつも、独りで何か抱え込んでる。
…いつも、いつもよ。
シェイの事も、フィオンの事も、私が気付いた時には全て終わってる。
堕天使の力の事も、呪いの事も、大切な事は何も教えてくれなかった。
私はあの人の力になりたいのに、あの人は何もさせてくれない。
………何も……
[俯いて弱音を零す女の手は、胸元のリングを握り締めていた―――]
え?
[聞かれたことに少し驚いた
料理をすることは自分が“人間らしく”あるために必要なこと
大切な“記憶”に縋るために必要なこと
だから、好きとか嫌いとか、考えたことはなかったけれど]
……嫌いではないです、ね
…一人暮らしですから
[少し言いよどんでしまったが、そう答えて]
……そう、ですか……それは……
怖い、ですね
[不安げな顔をして呟く
「彼」のこともあったからか、少女が吐く珍しい弱音]
[祭壇の前で目を伏せて手を組み呟く言葉は我儘なもの。]
神様……私……まだ死にたくない……
…………離れたく……ないよ…………
[冷えた空気が頬を掠める。吐いた息が白くきらめいて、消える───]
ふむ。
[なんて言っていいか分からなくて思わず沈黙が流れた]
おいしそうだね。今度うちでも作ってみようかな。
[と、少し考えてから話して]
うん、怖いね。一人だと余計に。
……どうかしたの?
[それにしてもいかにも不安そうな様子に、思わず顔を覗き込んで尋ねた]
[白い息を吐きながら走って教会を訪れる
部屋を見て回ると幾人かの姿が目に入るが…]
いない……奥、かな
[早く彼女に会いたい、その一心で視界に入った人には声もかけず(声をかけれる雰囲気でもないく)まっすぐ奥にある聖堂へ足を向ける
少しでも長く、彼女といたい…走る、走る]
っ……マリー!!!
[ようやく見つけたその後ろ姿、儚く、今にも消えてしまいそうで…駆け寄り強く強く腕に閉じ込める]
──バタン
─────…………っっ!!
[後ろで扉が開く音がしたかと思えば、名前を呼ぶ声。伏せていた顔を上げると、途端に温かさを感じ、愛おしい匂いに包まれていた。]
カ……レル……?
[その顔は先程から溢れた涙でグシャグシャだっただろう、ただ後ろから強く抱き締められ、彼の顔も見えない。詰まる喉から一番好きな響きを絞り出せば、その腕に顔を埋めた。]
……会いた……か……った……よぅ……
[小さく呟く。散々涙を流した後なのに、また目頭が熱くなる。]
何のありがとうなのか、おっさんには見当もつかないなあ。
[彼>>50の言葉にそう笑って告げる。商品を渡せば彼は律儀にも深くお辞儀をするので]
早く行きなさい。急いでるんだろう?頑張れよ。
[そう言って見送ったことだろう。]
たく、、、一人で泣いてんじゃねえよ
[安堵のため息とともに言葉を吐き出す、そのまま器用に彼女の体を自分の方うへ向け涙でぬれた顔を自分の胸に押し付け隠す
そのまま泣き声がおさまったなら、優しく声をかけるだろう]
チョコありがとう。凄い上手にできてた
[するりと彼女の指に自分のそれを絡ませ、持ち上げる
その指に口付けをひとつ落とし...]
目を瞑って、マリエッタ
[後ろから抱き締められる腕が緩めば、そのままくるりと視界は暗くなる。しかし自分を包む匂いは変わらないまま、何時もと変わらない幼馴染の声を聞く。
一つ、また一つとゆっくりと吐きだせば、震える息は次第に落ち着いていっただろう。]
チョコ……
今年、作れなかった……
私、描くことしか出来ないから……
[出来合いのチョコにチョコペンで絵を描いただけのもの。それなりに時間を掛けて一生懸命は描いたけれど、それでもやっぱり手作りに憧れた。]
来年……っは………
[来るか分からない未来に言葉が詰まる。と、手を取られて、それ以上は何も紡げなくなった。その手に落とされるキスを見つめる。]
眼……?こう……?
[言われるがままに涙に濡れた睫毛をそっと伏せ、その視界を閉じた。]
大丈夫、凄く綺麗な絵だった
俺あんなに綺麗なチョコ始めて見たから…凄く、嬉しかった
[来年は……その続かない言葉にちくりと胸が痛む
その胸の痛みに目を背けないように、ぐっと目を瞑り一度だけ大きく息を吸う
そっと目を開けて、絡めた指をほどくと先ほど買ってきた指輪を通す…その指は左の薬指]
いいよ、目を開けて
[少しだけ緊張しながら、ふわりと笑って彼女へと声をかける]
[抑えた胸部には布越しに銀のリング。チェーンのネックレスで結わかれたそれは静かに、ただそこに存在していた。
膝を折ればホルダーから≪殺しの道具≫が滑り落ちて、音を立てて転がったと思えば静止した。
ベッドのすぐ横で、男は震えるばかり。]
[視界を閉じたままで、彼の声を聞く。嬉しい──その言葉にまたじわりと心が溶けるようにそこから溢れそうになる。
いつだって望んでいたのはその笑顔。彼が幸せであることが嬉しかった。一番見つめていたのだから。
するりと指に何かが通る感覚といいよ、という言葉で眼を開く。]
わぁ…………
[その約束の指には小さな空が広がる。少し照れたような彼の笑顔に思わず堪えていたものが溢れた。]
お嫁さ…んに……してほ……しいっ……て……
言……ったか……ら……?
[それは数日前に全てを打ち明けた時に言った子どものようなお願い。不安に潰されそうだった心が溶けてゆく。ありがとう、が紡げずに、泣きながらニコリと笑った。]
あ……はい
きっと“美味しい”です
[たわいもない会話だが、少しだけ笑って]
[が、その後不安げな顔をしたのをのぞき込まれれば、慌てて誤魔化そうとしたが
不安な心は揺らぎを止めない]
……私も……昨日、どこかへ連れて行かれそうになって……
[そう言って、ぎゅっと両手を握った]
[綺麗な緑色の瞳からこぼれ落ちる涙をすくい取りそのままそっと頬に手を添える]
それもあるけど…俺がしたかったから
マリーを俺の物にしたかったからだよ
[彼女と気持ちが繋がっている、そうヒシヒシとと実感して…目の奥が熱くなる、こぼれそうになるそれをなんとか耐えてそっと息を吐く
近くにあった白いテーブルクロスを少しはたき、ふわりと彼女の頭へ被せる]
俺は、いついかなる時もマリーを思い、共に生きていくことを…誓うよ
[それは簡単な、でも全ての心を込めた誓いの言葉…“いついかなる時も”……その言葉が少しでも実現できるように願いながら]
[見つめる先の彼が涙で霞む。そうしたかったから、と笑顔を歪める彼が愛おしくて──とても悲しい。そんな感情に小さな胸はもういっぱいだった。
ふわりと被せられる白い布。ベールを被ったようになれば、その布が落ちないように手で押さえる。]
私も……いついかなる時もカレルを想い、共にあることを……誓います。
[それはいつかの時のように、未熟でおままごとのような儀式だったかもしれないけれど。そこに込める想いは確かに本物で、そこに流れる時間は確かに永遠───。]
カレル………貴方を永遠に愛します。
[頬に添えられた手に、顔が熱くなるのが伝わるだろう。ぎこちなく、ただ真っ直ぐに、彼を見つめて。]
幸せって……今みたいなことをいうんだろうな…
[昔付き合わされたおままごとの結婚式
それには自分たちの親がいて、友達もいて…とても盛大な物になっていた気がする
今は…誰もいない、2人だけの結婚式
明日がどうなるのかさえもわからないような…
それでもいい、彼女が…側にいてくれるから]
俺も…愛しているよ、マリエッタ
[そっと顔を近づける、その距離はすぐに0になっただろう]
おやおや、俺の腕を信用してないな?
レシピを教えてくれたらそっくりに作るよ?
[つられたように少し笑って]
連れ去られそうに!?
それって大事じゃないか。一体どうして?
[そっくりに作る、とその言葉に思わずじーっと彼の顔を見つめる
それなら自分も人の料理で、“美味しい”と、思えるのではないかと
しばらくそうしたあと、はっと気づき、慌てて口を開く]
あ、いえ……そういうことじゃありません……!ごめんなさい
でもそっくりなんて、すごいですね
[幸せ──その言葉に微笑めば、コクリと頷く。
傍に彼が居る、それがこんなに幸せなことだなんて、いつだって気がつくのが遅いなー、と苦笑する。]
カレル…ありがとう……
[やっと伝えられる感謝の言葉。ニコリと笑えば、彼の顔が近付く。受け入れるように、目を閉じれば、その唇に温かさを感じた。
───このまま時間が止まればいいのに───
胸に浮かぶは何度も願った叶わない願い。]
[事件(?)のことを聞かれれば]
その……私もよくわからないんですけど……
……カークさんが…………
[思い出して、少し、震えて]
あ、で、でも、結局連れて行かれたのはマリエッタさんの家で……何も、なかったんですけど……
>>60
[仕事内容を読んでいたが、声が聞こえればちらりとカークを見上げ。
前とは違う。何かが違う。
彼は、何かをしたのは確か……否、もう大体思い出してはいたけれど。
あの黒い影は、目の前のこの人だったのか、と言葉を聞けばそう確信して。
あれはとても憎い影。
赤の中心は、きっと自分の両親。
自分がそう認識すれば、すんなりと記憶は入っていく。
抵抗する暇も、ない。]
ー…!!!!
[記憶に映る、両親との思い出。平凡な日々が終わった瞬間。思い出しても涙が出ないのは、先程枯らしてしまったからなのかもしれない。
ずっと気になっていた、最後に映る、黒い影は。
目の前の、男。]
カーク?
ああ。あの彼か。
[屋根裏を渡り歩いている。と言う事くらいは知っている。何故それが許されているのかまでは分からなかったが]
……マリエッタの家??
なんだかよく分からないね。振袖パーティーでもやるつもりだったとか?
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