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― そして今日、自室 ―
ふぁぁーあ……
[自室であくびをしながら目を覚ました。
なんか、どきどきしてよく眠れなかったようだ]
うぅ、なんかまだ顔赤い気がする……
[着替えていると、ノックの音があり、あけると自警団の姿があった]
[タチアナの優しい言葉に泣きそうになるが、厨房を出ようとするタチアナに]
まって!タチアナさん!
[声は聞こえただろうか。まだ、伝えたい事があった。聞こえないようなら、追うつもりだ]
嘘、だろ……!?
なんでよりによってグレが……!?
[そんなバカな、と崩れ落ちる。いや、遅かれ早かれこうなることは分かっていた筈なのだ……]
だったら、俺が代わりに、アーヴァインのところに乗り込んでやる!
[当然却下され、自警団が去った後、とぼとぼと広間のほうに向かった]
[気付いてくれた]
あの…聞きました。タチアナさんも…お見舞いに選ばれたって…
タチアナさん…その…
[回避の手段である、相手が出来たか聞こうとするが、居れば良いが、もし居ないと言う言葉が返ってくれば…。いやそれ以上にその言葉を聞くより、本人にそれを言わせなくない。だから]
オムライス、皆さんの分も作るので……
良かったら食べて下さいね!
[と言ったら、分かったと言ってくれるだろうか。ならば、嬉しそうに笑うだろう]
― 廊下→広間 ―
グレ……!
[ばん、と駆け込んでくる。幸いにも、グレートヒェンは台所でタチアナと料理を作っているところだったようだ]
[タチアナに楽しみにしてると言われれば、嬉しくて]
はい!美味しいの作りますね!!
[と彼女を見送った。女は、また料理を続ける。
人数分作る事にしたので、よーし!!と気合いを入れ直す]
― 広間→厨房 ―
グレ……!
[そのままの勢いで厨房に駆け込んだ。恐らくタチアナと一緒に料理を作っているところだろうか]
……今日のお見舞い、聞いたよ……。
[ようやくそれだけ発言した]
― → 広間 ―
[他に着替えがないか探してみたりなどしている間に、ユーリエ>>28は先に脱衣所を出て広間に行ったようで。
自分も着替えを済ませたら、すぐに広間に向かった。
途中、自警団員から、夜にまた2人移動する旨を聞かされる。
フレデリカとアルビンが病院へ向かった事は別ルートから知っていたが、その件も一応聞いておいた]
グレさんは、多分大丈夫だろうけど………タチアナさん、大丈夫かなー。
[そんな呟きを零してる間に、すぐ広間についてしまって]
こんにっちはー。
[ぴょこ、っと扉から顔を覗かせて中の様子を見た。
ほら、誰かさんたちの邪魔しちゃ悪いから、イイトコロだったらすぐ撤退しなきゃだしね!]
[ケチャップライスを作っていると、ロヴィンに声を掛けられ]
ロヴィンくん!
…うん、選ばれちゃった…
[と力無く微笑みを返せば、その後ローレルが入ってきた]
ローレルとロヴィンが入ってきた。心がドキリとする。
自分が選ばれた事を知っているようだ]
うん…
[なんと言って良いか分からなくなるが、そんなの嫌だった。大好きだと思う2人に暗い顔をして欲しくない]
ローレル!…オムライス作るから…一緒に食べよう??
[自分が連れていかれるのは、避けがたい事実。ならば、残りの時間は、大好きな人達と楽しく過ごしなかった。]
……ローレル。
えっと、おはよう……。
[同時に入ってきた少女の姿に気づく。なんだかとっても気まずい]
グレ……その、俺もフレデリカみたいに一緒に行くからな……!
[と言ってみたが、果たして二度も自警団がそれを認めるかというと、疑問である]
………ごはんの匂い、美味しそう。
[誰かが二人の世界を展開してたら即撤退するつもりだったが、そういうことはなさそうなので、ぴょこぴょこと広間に入ってきた。
自分で火を使う料理をすると、95%くらいの確率で炭の固まりにしてしまうので、自炊だとサラダや調理済みハムくらいしか食べられません。
トースターもレンジも天敵です]
[>>54とグレートヒェンに尋ねた直後>>55が聞こえてきて]
ロヴィンさんがグレさんと一緒に…
[さっき自警団からアルビンとフレデリカの事聞いていて、その意味を察した。]
そう…ですか。おめでとうございます!
あはは、私なんかが心配する必要ありませんでしたね。
グレさん、ロヴィンさん幸せになってくださいね!
私、応援してますよ!
[笑顔のままでそう言うと]
あの、私タチアナさんに挨拶してくるので少し外しますね。
オムライスが完成してもまだ戻らなかったら先に食べちゃっててください。
[最後は目尻に涙を浮かばせていたものの笑顔でまくし立てるようにそう言って厨房を飛び出した。]
[ローレルの楽しみという言葉からは、彼女の元気を感じられない。それはそうか…]
うん、食べようね!
[ロヴィンが一緒に行くという言葉は凄く嬉しい]
…ありがとう…
[でも…
自分から振ってしまったのに、それでも健気に話し掛けてくれるローレルと、一緒に居てくれるロヴィン、2人を前にして、何と言えば良いのか、どんな顔をすれば良いのか分からなかった。しかも、今のロヴィンの発言でローレルに自分の相手はロヴィンだと分かっただろう。
女は黙っていると、>>57のローレルから切り出してくれた]
>>57
Σローレ……
[しまった、と思ったが、あの発言で普通にばれた。当然だ]
[止める暇もなく出て行ってしまったローレルを呆然と見送り]
……なんか、ごめん、グレ……。
[>>57の立ち去ろうとするローレルの目にキラリと光るものが見えた]
……あっ……ローレル!
[行ってしまった。聞こえていても、きっと戻ってはこないだろう…。女は涙が溢れ、そのまましゃがみ込む]
―自室―
[そのまま自分の部屋へと駆け込んでベッドに飛び込むと]
ひっく…えぐっ…
[厨房では我慢していた感情を爆発させた。]
いつもはグ…レさんが幸…せなら私も嬉…しいのに、グレさんが好…きな人と結ば…れて幸せなは…ずなのに、グレさん…があい‥つの所に行か…なくて済んでよ‥かったはずな‥のに
[素直に祝福することなんてできなくて、そのままずっと声を上げながら泣き続けた。]
[>>59ロヴィンに呼ばれるが、応える事が出来ない程に力が入らない]
ごめ……ごめん……なさいっ……
[ロヴィンには話さねばならない]
[グレートヒェンが泣いている事に気づき]
グレが謝ることなんて、何もないよ……!
[軽く抱き寄せて頭を撫でた]
[ロヴィンに抱き寄せられ、そのまま体を預ける。頭を撫でられれば、徐々に少し落ち着いてきた。そしてポツポツと喋り出した]
…私…ローレルを…ふったの…
[口から零れた言葉は、自分の心を更に締め付けた]
…あの子を…傷つけた…
[彼女が傷付いているのに、自分はこんなにもロヴィンが好きで、側に居たいと思う]
…私…最低っ…
[と言いながらも、ロヴィンにしがみついて泣いてしまう]
!
[ローレルの告白と今の反応から予想はできていたが、改めて本人の口から聞くとショックを隠せない]
そんなことない……
……グレは、優しいよ。
[そっと背中を撫でながら慰めた]
ローレルのことをちゃんと思っているからこそ、きっぱりと自分の気持ちを伝えられたし、傷つけたことにショックを受けてるんだ……。
最低なんかじゃ、ないさ……。
[ロヴィンの言葉が心に染みる]
ううぅっ…うわーん…ありっ…がとう……
[こんな私に、こんなにも優しい言葉を掛けてくれる。女はずっと、ありがとう、ありがとう、と呟く。彼の温もりに包まれ、いつまでもこうしていたいと思ってしまうのだった。
暫くして落ち着いてくると]
オムライス…作るね…
[涙を拭いて、また料理を再開する。その間見られれば、にこにこしながら作っているだろう]
[ オムライスを人数分作り終わり、ここに居ない人の分は ヴィアの真似をして濡れ布巾を掛けた。ケチャップライスでオムライスの上に大きなハートマークを書いた]
…ふふ。…さぁ召し上がれ!
[約束のオムライス。きっとこの瞬間を忘れない。これからも、いっぱい忘れられない思い出を作るんだと、決心した]
[泣いているグレートヒェンの頭を落ち着くまで撫で、しばらくしてグレートヒェンがオムライスを作り始めると]
ああ、ありがとな、グレートヒェン……
[オムライスをグレートヒェンが作り終えれば、彼女が連行されるまでの時間、二人で味わうだろう]
[広間に人の気配がしたので、覗いてみる。そして、広間に居る人達に]
オムライス作ったので食べて下さいねー!!
[と声を掛けた]
[思い残すことを、全部済ませ。その時を待った]
ロヴィンくん……待ってるから!
絶対、絶対…また会おうね!
[女は集会所を後にした]
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