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主催者 は 主催者 に投票した
次男 ノトカー は 主催者 に投票した
玉髄公 ギィ は 主催者 に投票した
花屋 リヒャルト は 主催者 に投票した
放蕩息子 ダーフィト は 主催者 に投票した
主催者 は村人の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
咆哮が止み、輝かしい朝が訪れて村人達は知った。
――全ての人狼を退治したのだ!
村の更新日が延長されました。
村の更新日が延長されました。
→ 帰路から自宅へ
[ダーフィトの可愛さにぐらぐらしながらも、シャワーで彼の体のケアをするのは忘れない。
その際にちょっとばかりエッチなことになってしまったとしてもそれは恋人同士なのだから仕方がない。
しかし、あんなに大事だったコンテストのことはどうでもよくなってしまった気がする。
いや、ちゃんと覚えているのだけれど、それよりもっと大事な“賞品”をいただいた気がするからそれで満足してしまって。
帰ろうとして馬車がすぐにつかまったのは驚いた。
すごいなぁと純粋に感心したが、その実、馬車の馬だと思っても魔物がひいていたことには気づけない。
行きは大荷物だったけれど、今は手ぶらで。
後で片付けをしに戻ってはこなくてはいけないだろうけれど、何より大切なものを“お持ち帰り”するのだ。大事に、大事に連れていかないと]
こちらです。
……散らかっててすみません。
[鍵を取り出しドアを開くと、油絵具と花の入り混じったようなにおいがした。
元々部屋数が二つくらいしかなくて、所せましとコンテストのために準備品や、もともと育てていた植木鉢がパズルのように置かれている。
それを慌てて脇に置いてスペースを作るが、1脚しかない椅子にとりあえず彼には座っていてもらうことにした]
えっと……椅子、もう1脚買わないとですね。
[ベッドは1つのままで当分いいかな、と。
さりげなく彼の方を見ないで言ってみる。内意に彼は気づかないだろうけれど。
スペースが空いてようやくと、余っていた花材と端材で手早く花束を作り始める。
5本の白い薔薇と銀色に塗装された蔓。カスミソウを星のようにさして。
会場に展示したものとイメージが近いのは材料が同じなのと作者が同じなのもあるが、彼があれを気に入っていたようだったから、意図的に近づけた。
花束づくりの練習用にとっておいたリボンの中から、とっておきの金色のリボンを取り出せば、最後に縛って飾り付ける。それに込められたのは、彼を包んで守りたいという自分の意思。
間に合わせのものであるけれど、今の自分の精一杯。
完成するとそれを捧げ持ち、彼の前に跪いた]
どうか、私の思いを受け取ってください。
[まだ何本も薔薇は残っているのに、5本のバラを選び抜いたのは本数にも意味があるから。
貴方に出あえたことの喜び。
花に想いも気持ちも託して、彼に花を贈る。
感謝もこめて愛する人をまっすぐに見つめた]
[シャワーで体のケアまでしてくれるなんて
至れり尽くせりというか、こうしたさり気ない事が彼らしくて心を掴んで離さない。彼は無自覚だろうけど、男前だから少し心配になる。ちょっとエッチなことをしても、此方への気遣いがあるのだから、自分はどんどんのめりこむばかりで止まらなくなりそうだ。
布団の中から出れたけど
真っ赤な顔は当分治る気がしなくて。
帰る彼に喜々としてお持ち帰りされたのだ。馬車を引く魔物に気づけば、コンテストの運営の手際の良さにふと何人お持ち帰りされたのだろう。と考えた。彼はコンテストで優勝する気でいたけど。
……あまり正式なものと言えないから
後ろめたく、口を噤んだ]
[大事に大事に連れていかれる。
まるで宝物のように扱われ、鼓動が跳ねた。こんな大事にされていいのだろうか。成人男子の風貌じゃまずいのではないか。そんな風に思いながらも、ドアを開く彼に続いて、彼の家にと足を踏み入れ]
…おじゃ… 、違う
ただいま…だね、ただいま、リーくん …あ
[それは職人の家だった。
想像よりも沢山の植木鉢、コンテストの為の準備品。其れらがすべて向上心を持つ彼の為のもので、香る匂いは彼の努力の証だった。此処に自分も並ぶのだ。そう思うと少し場違いにも思えたけど。
でも嬉しくて、慌てて椅子を用意する彼に促され
その椅子に座り]
凄いね。 色んな鉢植えがあるけど、…うん?
……一脚、じゃあ、それまで
お膝の上に座るかい?
[ベッドが一つなら抱きしめて眠れるね。
と内意に気づかず、明るく笑い。それから、彼が何かを作りはじめるのを興味深く眺めていた。お花を使っているから、もしかして仕事の依頼があったのだろうか。と勘違い。白い薔薇の花はとても綺麗で、目を惹くし、銀色の蔓は珍しく、星のような霞草が可愛らしい。この花束を貰える人は幸せだろうな。と思った。
好きな色の花で構成されていた。
というのもあるけど
じっと向き合う姿勢が堪らなく恰好よくて
ずっと見ていられると思った]
[金色のリボン。
其れが白い色を目立たせて、
囲い、包むような雰囲気をかもちだす。完成するまでじっと見ていたけど飽きることはなかった。できたものをどうするのか、気になっていれば、彼が跪いて、できたばかりの花束を此方にと捧げたんだ。
え、っと最初目を丸くした。]
……リーくん。
[リーくんの思い。
その言葉を聞き、手は思わず口元にいった。息を飲む。5本の薔薇は彼の気持ち。花が好きなのだ。その事が分からないほど初心じゃなく。息を吐いた。さっきからずっと真っ赤な顔ばかりしている。頬の熱さがずっと引かなくてどうしようと思う。
けど、
まっすぐ見つめる彼におそるおそる手をのばした。]
[花を抱きしめて彼が言う。
ああ、良かった。
気に入ってもらえる自信はあったけれど、やはりその表情がご褒美で。
ダーフィトは立ち上がると使っていなかった薔薇を手にして、自分に向けた。
1本の薔薇は一目惚れとか貴方しかいない、というような情熱的な愛の意味を持つ。
薔薇を受けとり小さく口づける。
返さない。
返すはずがない。
彼からもらった初めての花でもあるのだから]
[彼から受け取った薔薇はドライフラワーにしよう、と慣れた手つきで部屋の中に吊るす。
彼へ渡した花束はどうするだろうか。
もうしばらくなら保つだろうけれど、彼は魔物だから自分の計り知れない方法をしっているかもしれない。
そう考えると、彼が魔物であることをもう自然に受け止めて、それを前提に考えている自分に気づいておかしくなった]
今日は色々あったから、疲れてないですか?
[今日は盛りだくさんの一日だった。
コンテスト。失恋。それから添い遂げたいと思う相手に出会って、それから―――。
彼の正体を知った自分は驚き、彼の方は泣いていたし、きっと疲れたと思う。
ベッドを片付け、その中に自分が入るとおいでおいでをして、一緒に寝ようと誘おうか*]
[そうして暫くしたのち
離れる彼がドライフラワーにすると部屋に薔薇を吊るすのを見て、俺のもお願いできるだろうか。と彼からもらった花を同じようにしてほしいと言っただろう。氷の魔物に頼んでとけない氷に閉じ込めるのもいいかもしれない。他の保存方法だってある。
けど、彼と同じ方法で思い出を作りたくて
やり方を教えてくれ。と付け足すのだ。]
…そう、だな?
つかれたかも、ふふふ。
[色々あったから。
この色々あった気持ちを大事に、つかれよりも大事にしまいこみたくて、ベッドに入る彼の隣へ滑り込もう。もちろん、あのときのやり取りは覚えている。から、こっそり内緒の思いを秘めたまま。
彼の手をぎゅっと繋ぎ。眠りに落ちた。
沢山の思い出をきっと夢にみた*]
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