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──── メイン・サロン付近 ────
[ それは起こるべくして起きた事態。
ご主人と話していた時
無意識に緊張から浅くなった呼吸。>>267
抱きしめられた時
息が止まりそうになった。>>273
実際、止まっていたのだ。
息をする事を忘れるほど、驚いていたから。
そして慣れない環境と人。
こんなに人と話した事はない。
奴隷とは高貴な方々と話す事など無いに等しい。
だから人と会うたびに緊張して、肩に力を入れて
優しさに触れて安心しても
どこか不安な気持ちはあったのだろう。
加えて人狼やら死神やらの登場で
私の頭は既にいっぱいいっぱいだった。
お腹が空いていたわけではない。
睡眠が足りてなかったわけでも。
ただ、普段とは違う環境がもたらすストレスと
酸欠が引き起こした、必然ともいうべき事態。
こちらに駆け寄る声と温もりも
悲痛な叫びでさえ今の私には聞こえない。 ]*
……しかし、仮に何ともないとしてもだ。
船内には危険種族が跋扈し、死人まで出ている。
心配するような事態が何もないとは、とてもではないが。
[いずれにしても、心配なことには変わりないと]
それとも――私がきみのことを心配しては、いけなかっただろうか?
[どうして彼女の心配をするのかという、そもそも論は、無意識にすっ飛ばして]
――いや……いい、正直に言おう。
[ひとつ、溜息を吐いて]
……私は科学者だ。
だから、こんなことを口にするのは、不本意なんだ。
非科学的な上に、非論理的だ。
物理的に在り得ないし、不可解だ。
だがね――……きみの声が聴こえた気がして、それで……。
[それで、どうしたって、無事かどうか気になった。そう、小さく呟いた*]
ー 回想、アデル襲撃前/メイン・サロン ー
[ケラケラと相手の誘い文句に笑っていたけれど、同じく笑っている青年から隣の席に座るよう勧められれば有難く座らせてもらって飲む事に。>>183
立ったままでも一応問題はないが、やはり座って落ち着ける体勢で飲みたいから。]
はっは、なるほど
今のこの状況じゃ気ままに船内探索も出来ないだろうしな
俺はそうだな、間に合わなかったクチだ
おかげで誰が残ってんのか全然分かんねぇのよ
セルウィンだな、少しの間よろしく
って総会?へぇ、若いのにすげぇなあんた
あー、俺はツェーザル・レジスト
色んな星をブラブラしてるしがない流れもんさ
[集合に間に合わなかった理由については触れなかったが、差し出されたおつまみを有難く頂戴して男の方からも軽く自己紹介をした。
パッと見た限り20を過ぎたばかりの歳に見えるこの青年、総会に出るという事は研究者の卵かそれに近い職種だろうか。
それが分かったところで男には何も影響しないのだけど、つい気になってしまった。
そんな事を男が考えながら酒を飲んでいる間、青年が人狼の事を考えていると知ったら呑気に考えたりしていなかったかもしれないが。
……そうでなくとも、少々唐突気味に誰が怪しいかという話を振られれば>>184]
誰が怪しい、かぁ……
俺も全然人と話せてねぇから分かんねぇんだわ
名簿とやらもまだ見てないしな
けどまぁ……怪しいっていうのとは違うけど
『人のいる場所に入るのを踏みとどまっちまうのは、大概心の中にやましい思いがあるからだ。』
って、セルウィンより少し歳いった兄ちゃんに言われたりはしたな>>2:343
さっき、ここに入る前にさ
[自分も全然他の人について知らないのだと言った後
ケラケラと、深刻さを欠いた態度でここに入る前にあった出来事の一部を伝えた。]
多分怪しく思われたんだろうけど
そう見られる理由もないのにあんま気にしても仕方ないって思ってさ
あんたも変な行動しない様に気を付けな?
色々疑われたくないならな
[ここでもサラリと嘘を混ぜ込みつつ、余計なお節介の言葉を捧げた。
笑いながら言ったら真剣味もクソもないが、そんな事は男の頭にはない。
そんな深刻に言っている訳ではないから。
その後も暫くは雑談していただろう、青年が席を立つその時までは。>>18 **]
【削除】 『ガーディアン・システム』 スノウ
―船内のあちこちー
ニンゲンとシステムにより、
現時点で「人狼」の可能性が
最も高いと判断されたのは……
………【オズワルド】
[クレメンスとオズワルドの、決着がついた後のこと。
白い猫は、虚ろな箱を覗き込んでしまった男を
想うかのように、哀し気に碧い瞳を伏せて、
システムからの答えも告げた。]
――第2エリア・通路――
[スノウに名を告げた、その直後であったか。
声が聞こえて顔を上げた。
そこに立ち止まっているのは、金髪に褐色肌の青年>>358。
恐らくリストで、顔を見たことはあっただろう。
そのとき女は、難しい顔をしていたかもしれない。
少々、考え事をしていたせいで。]
こんにちはっす。……?
[へらりとした笑みを作って応えようとしたけれど、
それは途中で、止まる。
その首元あたりに置かれた手。
その爪は、どう見ても人間のものではなく、鋭く尖っていたから。]
………っ!?
[“人狼”、その言葉が過れば、
咄嗟に身構えた。*]
[をる、うぉる、をう、をぅ、出かかって思い出せない言葉。]
名前… 名前…
[オリハルコンがギラリ煌めく。>>363
その輝きの中に――カーマインの夕日を見た。]
母さん… ベネット…
[弔いの祝詞>>364は耳に届いたであろうか。
突き立てられた煌めき>>369に手を伸ばす。
その切っ先は救いのような、贖罪のような――
美しい、
切っ先は真っ直ぐに近づいて――
あの日の夕日の中に還っていく――]
[ さて、彼女から返事はあっただろうか。
あったにしろなかったにしろ、
"獲物"が一人でいるということは
この学者にとっては大変都合のいいことで。
…なにせ一旦は、
アデルを襲った事で収まったかと思っていた
胸の裡から焦げて燻るような仄暗い欲求が
再び身体の奥底から沸き上がってくるのを
抑え抑えにここまでやってきたのだから。
返事があれば、言葉を選んで声を掛けようか。
返事がないのならばそれはそれで構わない。 ]
[ にっこりと笑みを浮かべる
金色の瞳は獣じみた光を宿して
誰かによく似た金色の髪を見つめている。 ]
幸せってさあ、どういうことだと思う?
[ 独り言のように学者は言葉を吐いた。
それもまた、返事が返ってくるか、来ないか
大して気にすることは、ないのだけれど。 ]
笑顔を守りたいと一度は願った人と、
こんな非常事態で出逢ってしまったらさ、
…もしかして殺してしまうかもしれないと思ったらさ
それが究極の愛を経て出逢ってしまった恋人でも、
…長年離れていた家族だったとしても、
……全然、嬉しくないよねえ
[ 彼女のへらりとした笑みは直ぐに消えたかもしれない。
殺してしまうかもしれない。なんて。
物騒な言葉を吐いたら身構えられてしまったから。>>377 ]
……嬉しくはないけどさ
その人だけは…襲いたくないって思ってしまうのはさ
僕のエゴだけど、仕方のないことだよね?
[ 彼女の笑みは消えても、学者の笑みは離れない。
へらっと口元だけに浮かべた笑みを深めて、言う。 ]
……僕の大切なものを守る為に死んで貰えないかな?
"アリーセ"?
[ 愛称が口を衝いて出たのは何故だろう。
記憶の端に引っかかるようなものがある気はしたけれど、
今の今は、それを取り出すことは出来なかった。* ]
やっと思い出せた…僕の名前…
[オリハルコンが胸から引き抜かれたなら、その勢いで『彼』の身体は強かに仰向けになって倒れた。
胸の傷口からは血液が吹き出し、通路を真っ赤に染めた。
顔が僅かにヴィクトリアの方へ傾き、口元からも僅かに血が溢れた。
ほぼ即死であった。
しかしその顔は、さながら悪い夢から醒めた様に安らかであった]
―滅びし星の記憶―
イェンス、ほらここだよー! 離れるなよ迷子になるぞ?
ほらこれ! でっかい貝殻だろ?
おれが見つけてきたんだ!
欲しいか? でもなー、おれも探すのに苦労したからなー。
……何だよ、そんな顔するなよ。
ほら! やるよ!
何せにいちゃんだからな! へへん!
[記憶にあるイェンスは小さい子供だった。
もっとも、当時の俺も小さい子供ではあったが。
トゥランタの人口はごく僅かな限界集落。
純血同士の血族結婚を繰り返していた為子供の数も少なかった。
此れも滅亡の一路を辿っていた要因の一つだったのだろう。]
なあイェンス、どうやら他の星では
人間と人狼は相容れないんだって。
どうしてなんだろうな?
両親の間に生まれた子供というのは何も変わらないのに。
それに、子供は生まれを選べないのにな?
人間も人狼も同じ生き物なのに。
酷い話だよな?
全ての星で、人間も人狼も仲良く未来が来るといいな!
おれたちがこんなに仲良しなように、大丈夫だって!
よーし、俺達で頑張ろうぜ!
[そんな、平穏だった過去の話。]
[互いに別の船で脱出した為、その後二人が会うことは無かった。
泣き喚いていた己は薬で眠らされ、脱出させられたのだが。]
[そして俺は星を離れ、現実を見ることになる。
幼い頃両親に口を酸っぱくするほど言われた
『この星ではいいけれど、よそに行ったら自分のこと人狼って絶対に言っちゃだめよ。
言ったら殺されちゃうから。』
「どうして殺されるの? 何も悪いことしていないのに?」
『何もしていないのに殺されちゃうのよ。
人とは違うから。化け物、ってね。
ソマリ、だからこの星にずっと居るのよ?
他の星に行けば、ソマリは人間嫌いになっちゃうかもしれないから。』
「でも……きっと皆わかってくれるはず……」]
[一人になった少年は、生きる為に動物を、
人間を喰らい続け生き延びた。
ひたすら正体を、真実を隠しながら。
周りに視方は誰もいない。
本当のことを言えば離れてしまう。
信じていた友人に、仲間に化け物と呼ばれ
逆上して喰らい殺したこともあった。]
( どうして、ずっと、こんな。
どうすれば、いいんだ。 )
[抗うことの出来ないこの身を呪ったこともあった。
――果たして、今は?
俺は、どちらを望んでいる? ]
―Nルーム→メイン・サロン―
[サロンの近くで喧騒に包まれている様子が見える。
そこにいたのはクレメンスと、倒れ伏した男と、黒髪の女性の姿。
男の周辺には、夥しい血が流れている。
まだ凝固していない。
恐らく数時間も経過していないだろう]
……っ! これは……!
いった……
[新鮮な血に視界が歪む。]
[笑顔で、幸せについて語る相手。
これが普通の状況ならば、それは普通であろうが、
相手に人狼の可能性を見れば、あきらかに異常な光景であった。
その内容も、理解することはできない。
女はそんなことを、思ったことなどなかったから。
ただ一瞬。ある人の姿が頭を掠めて。
そう考えれば、少し、その気持ちはわかるような気がしたけれど。
そんなものは、今は捨てて、目の前の男を睨み付ける。
女は身を守る術を持たない。
だから一歩ずつ、後ろにさがっていくことしか、できない。]
[大切なもののために死んでくれ、だなんて。
人に無関心でいた。その自身が言われるなんてなんという皮肉か。
動かない身体。本当は、皆のために、差し出そうという考えも、頭を掠めたことがあった。
だけど今は、死にたくない理由が、あって。
呼ばれた愛称、それに記憶の蓋が空いたような気がしたけれど、今はもう]
……っ、
嫌、って言っても、無駄っすよね…?
[クリーム色のもこもこが、肩で毛を逆立てている。
そのときまたくらりと、世界が揺れた。*]
無駄かな、
見られたものを黙っててくださいって言っても
黙ってて、くれないでしょう?
[ 後退る彼女に近付いたら>>393
その首筋に爪の先を思い切り振り下ろして――――。 ]
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