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[そう油断していたから]
・・・・・っんむ・・・・む・・・んん!!?
[唇に押し込まれる、甘い飴、あれ、デジャヴュ・・・]
["今回は"熱くないし苦しくない、心も身体も元気100倍!]
……で済むわけねえだろおおっ!!
はじめてならず二度までもっ!!!
おまえはまたっ!!おまえはっ!!
[逆効果で、結局また暫くは煩くさわぎたてていた。
奪われた大事な二番目は、心も身体もリフレッシュする花の味でした*]
うん、元気になったな。よしよし。
[ 大騒ぎする従華の様子に>>49とても満足気に頷いた花神は、案の定、ハルトの言いたい事は全然まったく理解していない ]
ふむ、回数の何が重要なのかは、私も知らぬな。重要なのか?
[ そればかりか、氷華の疑問に乗っかって、自ら問いを重ねる辺り、魔神呼ばわりも仕方ないかもしれない ]
[ やがて、氷華の視線も戦舞台の上へと移る ]
祭りは楽しむものであろ?...と、其方に言っても解らぬか。
[ 闘争の高揚を愉しむ風情の闇桜と雷華は、氷華の理解の外にあるらしい、と、花神は笑い ]
だが、私には、其方の方が解らぬ。
氷華の、其方、何の為に王華となろうとする?
[ 先に仄めかした問いを、ここで口に出した ]
全てを凍らせ氷雪に埋もれる千年を氷華のもとに、と、其方の従華は言った。
だが何故、それを望む?
命と熱とを厭うなら、其方自身が自らを氷に閉ざせば良かろうものを。
何も見ず、何も聞かず、何一つ感じず...其方が造り出した従華のように在れば良い。
何故、戦を勝ち抜いてまで、世界を変えようとするのだ?
[ 氷華に答える義務は無かろう。ただ尋ねたいから尋ねるだけ、と、柔らかな花神の声は顕している* ]
[俺はといえば氷華の淡白といえば淡白すぎる無反応に嫌な予感を覚える]
……おい氷華っ。
あんたもしかして
紺野に妙な事とかはしてないだろうな!?
[さて、俺の知らない譲葉知識第二段、他の従華はどうやって契約したの?
氷華が驚くでもない無表情を貫くものだから、それが譲葉では普通=皆してる事と普通に考える]
女の子の紺野にんなことしてたら……
[コイツ召喚して女の子の大事なそういうの奪ってたら絶対タダじゃ…]
こんっ…… ……
[そう俺が振り向いたとき、思い切り、目があってしまった。
いつの間にか目を開けてた紺野>>+19
・・・・・・何時おきたの?*]
[苦しそうだ。まだ現実感の為さそうな、置きぬけみたいな感じだ>>+20]
も・・・!?
おい氷華てめえ!
すました顔しておきながらまさか女の子の大事なの!
知的で冷静な顔しときながらムッツ・・・ うおっ。
[紺野に向けた視線、肌色面積、ぶんっ。と顔を背けた。
バサリと蓮の上着を脱いで、そのまま紺野に無言でぶんなげた]
[意識が覚醒しだしたか、氷華の奴に何か言いかける様子の紺野>>+22
その様子や言葉は、今の所、呼ばれた時に久々にみた紺野と変わりはなさそうで]
……えと。その、紺野。
久しぶり。俺のこと、わかるか?
[紺野も複雑そうだが、俺も俺でそこそこ複雑なんだよ。
後ろ手で頭を掻きながら、紺野をみて*]
[うっ… そういや俺、偽名つかってたんだ>>+27]
は、ハルトでいいから、ハルトで…
ごめん。
俺もまさか紺野がいるとは思わなくて
久しぶりだからさ。
[そもそも、あっさり偽名が神様にバレてる以上
これ以上名前隠す必要性があるのか、なかなかの審議が必要な気がする]
[紺野が氷華の外套を使うなら、適当な所でまた俺は上着を羽織るけど]
・・・・・・紺野、変な事されなかったか?
いや、記憶とか感情とかそういうのとは別枠。
どうやら、譲葉のカミサマてのは
俺達の想像から斜め上いくことを平気でやる時あるからな。
[冷静に心当たりはなさそうな顔してる氷華も胡乱気にジトジト見る。
こちとら、うちの魔神様という巨大な前例があるから、何か隠してるかも知れないし?]
ふむ...そも、正しさの基準は、皆違う故な。
[ と、知ったのは、つい最近だが。氷華の問い返しに、花神は薄く笑う ]
だが、この『譲葉』...ひいては王華の選においては...
「正しい者が強い」のではなく「強い者が正しい」と言うが正解であろうよ。
[ 続けられた話は、先の氷華の千年の冬に、どのような意図と意志が働いていたかという話 ]
成る程
[ 花神は表情変えぬまま、それを聞き、小さく吐息をつく ]
最悪を思い備える、か、いかにも冬の神の考えそうな極論だな。
[どうやって呑まされたかが気になるんだよっ!>>+30
…なんて云い掛けたが、逆にこれ以上言及すると俺自身ややこしくなりそうだから、そこで追求を諦める事にした。
氷華をギッ、と睨んで釘を刺す事は忘れないけど]
あれ、意外だな。
紺野、荒事とかは普通に嫌がりそうだと思ってたけど。
[後、従華になる時点で、一度人間と別存在と化してる事とか。
いや、これはもし知らないなら知らぬが仏ともいうか…]
……ハハッ。
結構昔と変わんないんだな、紺野。
[遠慮なく羽織るズレた外套、不満と怒りは物申してるけど、大丈夫だろう。
結局俺は、後の事は三人の様子を横目に認めながら、上着から繕う為、蓮の茎をより分けた**]
[ だが、花神が問いたかったのは先代ではなく、今ここに在る氷華の意志。
それは、先代の氷華への想いとも取れる言葉と共に語られた ]
つまり其方は、その美しさをもう一度目にしたかったと?
[ そういうことなのか?と、小首を傾げる。怒りも嫌悪の色も、その声音には無かった* ]
・・・・・
[ 暫し、間が空いた ]
なんと、まあ
[ そして、花神は呆れ果てたと言いたげな声をあげる ]
そこまで箱入り...いや、氷入りであったか、氷華。
[ これだから、冬の神は、と、また呟いて ]
其方、少しは、外を見よ。何も異界とは言わぬ...そうだな、とりあえずは、そこな闇桜の魔と、雷華の獣の戦いぶりを、最後まで、な。
四君子が一であるという意味、今一度、その目で見るがいい。
私は、闇も獣も、凍れる冬も大嫌いだが...
[ 月夜の桜は美しいと、怠惰な闇桜は語り、緋色の獣は獲物を屠る牙を持ちながら、小さき花精を見逃した、そして冬の神は ]
雪に耐え生きる命を美しいと思う心が其方にあるなら、
其方が真意を隠して戦う必要が、本当にあるか、知ることが出来ようよ。
ふふ、其方の方が主より余程賢いな。
柊の護花...いや『紺野』。
[ 少女が小さく口にした言葉に、花神は楽しげに笑み浮かべ ]
其方にも、褒美をやろう。能く戦った故な。
[ その手に、ハルトに含ませたと同じ蜜飴を手渡そうとする。
口移しでないのは、一応従華の機嫌を気遣ってのことだったか** ]
― 次戦への準備に ―
[硬化した蓮の茎繊維は良い針糸になる。
俺、縫い物だけは得意でよかったぁ。
チクチク…あ、レン。お前の服も繕…上着だけだバカ]
(・・・・・・氷華の奴・・・
さっきから話を聞いてりゃ・・・)
[俺が黙々と先程の戦いでの損傷を補填してる間。
色々と積もる話を喋っている三者に俺はこっそりと目を向ける。
レンも紺野もだけど、俺もやっぱり氷華を中心にみてた]
[きゅきゅきゅ。銃を磨いて紅蓮の花弁を貼り付ける。
蓮の葉もいい布巾代わりになるな。確か蓮の葉は顕微鏡でみるとキメ細やかな凹凸が非常に多彩だとか聞いたことある]
(・・・・・・こいつ。不器用だなぁ・・・。
ずっと聞いてたら根っこは素直そうなのに
完全に逆ベクトルむいてるっつーか・・・。 )
[まあ云いたい事わかる。怒りたい所は怒りたい。
ものの。対して人の事いえないレンの箱入り発言にこっそり同意しそうになったり>>63
凄い不機嫌そうと云うか、なんか俺が感じるにはバツが悪そうとか、そういう感じに?
戦舞台に目を固定してる感じの氷華は>>+45、そうと理解してみれば]
[うん。不器用を理解してればすげえ分かりやすい奴だと俺は思うのだ。
だから俺は少しだけ準備の手を止めて、そそそ、と氷華の隣に近づいて…]
・・・・・・ま。その内ひとことでいいから紺野に謝っときな。
それで理解は示してくれる奴だとおもうからさ。
[ぽふん。と乗せようと、氷華の肩に手を伸ばしてみた。
もしかしたら。
紺野の事とか寒いの嫌いなのを除けば、俺意外と氷華好きかも。
レンみたいに腹黒じゃないだけわかりやすいって!!*]
[そんな事をしてたら。紺野がレンの蜜飴を氷華に差し出す姿]
(基本的に、紺野もお人よしなとこあるんだよなあ・・・。
ま、人の事はいえね・・・ ・・・ ・・・ )
っおいそこの邪神! 口移しの必要性なかったのかよてめえ!?
[もっかいレンの襟首しめあげた*]
[ 手渡した蜜飴を嬉しそうに受け取る娘は、すっかり元の感情を取り戻しているようだ ]
リリ、というのが其方の名か?では、そう呼ぼう。
ふふ、
[ 護花として対した少女をも花と称した花神は、笑顔を向けられ至極ご満悦だった ]
うん?神への効果、か?
[ 続けられた問いには、軽く首を傾げつつ、ちらりと氷華へと視線を流し ]
我らは人とは力の源が違う故、直接滋養にはなるまいな。だが、蜜の甘さは心を和らげる滋養にはなるかもしれぬ。
[ そんな風に唆した ]
我は征く 数多の流れの中を
汝征くのみか 誰そか問う
我は肯く 其が役目故と
独り征くか 誰そか問う
我は否う 数多と共に在ると
我は風 どこにでも在りどこにでも征く
我は在る 常に汝が傍に
**
[ 直後、裁縫に勤しんでいたハルトが、またも花神の襟首締め上げつつ騒ぎ始めるが>>69 ]
いやいや、隷属の儀には、私の力を込める必要があったからな。不必要な真似をした覚えはないぞ?
[ 花神は顔色一つ変えず、しれっと口にする ]
他にやりようもあるにはあったが...
出来るだけ優しくしてやったつもりだが、物足りなかったか?
[ にやりと笑う顔は、まさに魔神か邪神と呼ばれるに相応しかったか* ]
[戦舞台の上では、縦横無尽に四つの姿が交差する。
戦神の本性顕し、蒼き闇桜ばかりか、流れる血潮やその薫りさえ戦装束の如くに纏って舞い躍る闇桜の魔。
その冴えた刃を受けながら、僅かも怯む様子を見せず、誇らしげに翔る雷華の従華。銀の若狼のごときその姿は、雷神と、彼の魂に添う金の獣の力を取り込み、今や、黄金の輝きを放つ]
[今一方の、緋色の獣は、愉しげに重き戦鎚を軽々と揮い、
闇桜の力受けし麗人は美しくも力強く、王者の風格持つ雷華へと立ち向かい、遂には、彼の獣の芯にまでその一撃を届かせた]
[ 蜜飴を分け合った氷華主従は、何やら新しい関係性に突入した気配が見える ]
ふむ、私の蜜飴も大したものだな。
[ 花神は、いかにも自分のおかげ、とでも言いたげに、胸を張ったが、同意する者はあったかどうか* ]
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