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[やがて木陰の根本、少し開けた場所へ出る。
1人で時間を潰すときによく利用する、人の来ないお気に入りの場所だった。
柔らかな下草の上にジムゾンを横たえると、躊躇うことなく自分の身体を重ねる。]
俺のもの…、なんだな――。
[ジムゾンの身体をカソックの上から撫でる。]
好きだ…ジムゾン―――、"愛してる"
[これからはずっと一緒だ と、耳元で囁いて。
カソックに包まれたその身を暴いていった。*]
[どこにも行かない。そう聞いて、ほうっと安心したように息を吐き。服を握りしめていた手がほどけた。
抱え上げられれば首に腕を回し、内心でディーターの腕力に感心しつつ森の奥へと──。]
……ええ。私も、愛してますよ。
誰よりも、ね。
[囁きを返し、幸せそうに微笑んだ。*]
[手紙をシモンにも手渡し、読むように勧めた。]
今生の別れとなるわけじゃないけれど、
お前も仲の良い友人達に挨拶していった方がいいね。
[エルナとディーターには挨拶はしておかねば。
エルナは仕立て屋に居るだろうとしても、
ディーターは今何処に住んでいるのだろうか。
最後に村長の家に立ち寄ってから、村を発つ事に*]
― 夜 ―
[ゲルトがいなくなったあの日、村に戻ってきた人数は一人少なかった。どうして突然、とその身を案じたが、同じ時分に森へ向かった面々が捜し出せなかったのだから既に出来る事もなく、悶々とした心を抱えて自宅に戻った]
[その日見たのは、村の出口で離れていく誰かを見送る夢。
存在が感じられなくなるまで見届けてから踵を返し、霞みゆく視界の中、比較的近くにいたヤコブの肩を叩いて「戻ろう」と声をかける。
昨夜と同じように流れ込んでくる白い光があったが、その感覚はどこか遠く]
[誰かの存在に触れる夢は、それを最後にぱたりと止んだ]
― 後日談 ―
[人狼の不在については、結社員が来る>>#0前から薄々感づいていた。
自分が夢を渡り歩いて他者の本質に触れたのは、赤い視界…即ち人狼に引き寄せられたからであり、人狼が不在になれば夢も終わる。人狼騒動にまつわる情報を集めた上で、更なる犠牲者が出なかった事、最後の夢、夢の終わりまで踏まえて考えると、それが最もしっくり来る仮説だったから]
[その事から、村を去った二人のどちらか…あるいは両方が人狼だったのではないか、なんて事も考えたが]
(オレが二人の本質に触れた訳じゃないし、所詮全部推論だからなー)
(……幸せにやってるなら、それでいいや)
[細かいことは頭の隅へ追いやり、宿へ届いた無事の便り>>28に目元を緩めた]
ああ、皆にも挨拶をしてこないと。
[皆――特にオットーには、また心配をかけてしまうだろうか。
彼だって昔より成長した。
泣いてしまうような事は無い筈だけれど。
――また村を出る。
今度は兵士としてではなく、旅人として。
見知った顔に挨拶をしてまわる男の顔は、
どこまでも、幸せそうだった**]
/*
そろそろオフになられる方もいらっしゃるので、終了までまだ少し時間がありますが、お知らせです。
村終了前に、村名と情報欄の一部を変更して、閲覧制限をR18に変更しておきます。
終了すれば村が完全に村建て人の手から離れてしまう為、念のための措置(後から閲覧される方によるR15の範囲論争などを防ぎたい)ということで、どうかご理解ください。
皆様のロールに問題は全く無いと思っておりますので、その点はご心配なきようお願いいたします。
また、匿名メモ履歴やエピでの会話などから、参加者に18歳未満の方はおられないだろうとも推測しております。万が一いらっしゃったらゴメンなさい。理由は上記の通りですので、(その方に)見るなという訳では決してありません。
そこだけ矛盾してしまいますが、村建て人のレーティング設定不備への対処としてこれが最善と判断しました。大変申し訳ありませんが、ご了承ください。
― 後日 ―
[レジーナの元へヨアヒム達からの手紙が届いたことを、知らせてくれたのは誰だったか。
1つは姉のパメラへ当てた封筒であり、もう1つの封筒の中身に目を通す。]
そっか…、元気でやってんなら何よりだ。
["一番大切な人"ゲルトと元にいるのだと分かれば、後の心配は何もない。
村から人狼が去ったと言う事実に変わりはない以上、2人のどちらかが人狼だった可能性がある。
けれど、たとえ2人のどちらが人狼だとしても。
人ではなく、会えて羊を食って行くようなヤツだ。
飢えの本能に負けて恋人を食べてしまうような事態は恐らく無いだろうと思う。
ディーターにとってゲルトもヨアヒムも、大事な村の仲間だ。]
好きな時に戻って来りゃいんだよ……。
いつでもな――。
[自分は此処で待ってるのだから。
いつも隣に存在する、"一番大切な人と共に"*]
村の設定が変更されました。
― 教会の自室 ―
[いつも首から提げていたロケットペンダントを外し、蓋を開く。
何かの樹脂で固めた、金色の遺髪がそこには収まっていて。]
……ユリウス。今まで、ありがとうございました。
今度は、間違えませんから。
幸せにする…… いえ、お互いが幸せになれるよう、頑張ります。
[蓋を閉じると、小さな机の引き出しに入れた。
──今度、ディーターが見ている所で、燃やして天に還そうと思う。自分が過去に犯した罪も、全て聞いてもらおうと思う。
ようやく、過去に囚われていた自分の心が解放される時が来たと。そんな気がしていた。*]
― それから数ヶ月・都 ―
[宮殿仕えの父親や、住処である薬屋に住む母親に、
シモンを助手として迎える事を話してから数ヶ月。
毎日塗ったお陰で薬が効いたのか、
シモンの片足は抜糸もとうに終えてすっかり良くなっていた。
左目が物を映すことはやはり叶うことなく、
黒の眼帯を着用した状態ではあるのだけれども
松葉をつかずに動けるようになって、本当に良かった。]
…あの行商人、随分薬草を安く売ってくれたな。
[作業場まで仕入れたばかりの薬草を
籠で運搬してくれたシモンを振り返り、
台に置くよう頼んでから、手招きする。]
― 後日談・ある日の夕食の風景 ―
[その日の夕食は、「初めて」だった。
──初めて食卓に、肉が並んでいる。ローストにした羊肉だ。
ごくりと喉を鳴らすと、恐る恐るといった表情で向かいに座る人に尋ねた。]
カ、カタリナから……たまには羊肉でも食べさせてあげたら?と言われまして。
言われてみれば本当にその通りで、今まで申し訳なく……思い切って肉料理に挑戦してみたのですが……。
ど、どうでしょうか?
[味見は一応したのだが、なんせ食べ慣れないから成功なのか失敗なのかサッパリ解らない。
不安げな面持ちでディーターを見たのだった。]
Sei doch immer bei mir nahe zum Greifen.
いつまでも俺の手の届くところに居てくれ。
.
[そっと正面から抱き寄せると、
相変わらずこういった事に慣れる気配の無いシモンは、
腕の中で真っ赤な果実のように赤い顔をしていたけれど。
それでも背中に伸びる手の存在を感じて、穏やかに笑った**]
― ある夜に ―
・・・コツン。
[自室の窓に軽く当たる小石の合図を耳にして、青年は明かりのついていない自室の窓から顔を覗かせた。
そこに待ち望んでいた人の姿を見つけて、嬉しそうに微笑む。]
”すぐ行きます。”
[唇の動きだけで伝えると、最低限の着替えと手持ちのお金(家にあるものには手をつけていない。)だけを入れた肩提げ鞄だけで窓から外に出た。]
― 後日談 ―
[人狼が出たと騒動になった時と比べ、村の顔ぶれは少し変わった。
ニコラスとシモンは再び旅立ち、ゲルトとヨアヒムが村を出て…ヤコブも、姿を消した>>119]
(……あの頃になんかあったんだろうがなー…何がヤコブを動かしたんだろう)
[作業棚から作りかけの作業着を取り出す。これの作成は急がないと言っていたから、あの時はまだ村を出る気はなかったのだろうが…騒ぎの最中の事、それこそ夢で見たものまでひっくるめて考えてみても、もはや何が起こったのか知る由もない。元気にやっている事を願うばかりだ。
ニコラスの出発に合わせてマントの修繕を優先していた為、渡せずじまいになってしまったこれをどうしたものか、と考える]
…あ、そうだ。ディーター着ないかな、これ。
明日辺り聞くか。
[ディーターは珍しく村に腰を落ち着けているし、長居するのなら服も入り用になるのではないだろうか。作業着を机に広げ、同じ布も出してくると、ディーターのサイズならあそこを足してどうこうと思案する]
・・・アルビンさん。
[年上の男性の胸に勢い良く飛び込む。
結局は彼に甘える形になってしまった。だけど、自分を初めて可愛いと言ってくれた人に、いつの間にか物凄く惹かれていることに気付いてしまって。どうしても離れがたくなってしまったから、今はこの方法しか考えられなかった。]
― 後日・ある日の夕食の風景 ―
お前…これ――。
[その日の食卓はいつもと違った。
基本的にジムゾンは肉類を食べないので、必然的にディーターも野菜中心の食事だったのだが。
ディーター自身すぐにそんな生活にも慣れて、全く気にしてなかった。
出された羊肉のローストに驚いて、目を丸くする。]
カタリナが…?
(あいつ余計なこと言いやがって…)
[ジムゾンに余計な気を使わせてしまった申し訳なさと、それでもカタリナへの感謝で小さく悪態をつくものの、素直にありがとうを口にする。]
ん――、んっ!
うまい!!
[一切れ口に含み、噛みしめる。
初めてと言うけれど、とてもそう思えないくらい上手いかった。]
お前、やっぱ料理のセンスあるよな。
自信もってみろよ、ちゃんとウマイから
[そう言って、ジムゾンにも肉を切り分け差し出した。]
[ヨアヒムは、人狼騒動に巻き込まれた事が無い。
狂人、と呼ばれる者が存在する事を、まだ知らない。]
ゲルト、大好きだよ
何かあったら、僕が守ってあげるからね
[ヨアヒムが狂人と呼ばれる者なのか、自身も知らない。
まだ、誰も知らない。]
愛してる。
[愛する者を守る事を、狂ってるなんて、言えるのか**]
[ふと、手を止めて]
……それにしても、なんか随分昔の話みたいだよなー……
[窓の外に目をやりながら思い出すのは、懐かしい相手を迎えて行った酒盛りの記憶]
またいつか、ああやって呑みたいもんだな。
ゲルトもヨアヒムもヤコブも、ニコラス達みたいにいつか戻ってくることもあんのかなー。
[いつか彼らが顔を見せたなら、また酒を持参し、宿屋で再会を祝って乾杯しよう。積もる話もあるだろう、夜通し語り明かしても話題は尽きないんじゃないだろうか]
[楽しい想像に口元を緩めると、再び作業に取りかかった]*
本当ですか? 良かった。
[表情を見るに、お世辞ではないように思ってホッとする。
そして差し出された羊肉と、ディーターを交互に見て。]
あ、はい……。
[ぱくりと食いついた。
じっくり味わってみると、肉の旨みが口の中に広がって確かに美味しかった。
でもきっと、美味しいと感じる一番の理由は──目の前の人の存在なのだろうなと……思った。*]
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