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ん? コマって……
――――!
[リーゼに注意していると、突然叫ぶ>>43彼女に驚いて目を瞠る。
と。
視界の隅に駒がいて、まだ、転がって……転がって?]
ね、リーゼ、あれじゃない?
え、機械仕掛け??
[リーゼの腕をつかんで、逃げようとしている駒を指さしたところで上からなぜか別の駒が降ってきて>>44。]
いたっ、いたい、痛いんだけど、何これ?
フィオンさんが落としてるの!?
でも全然痛くなかったよ――…
ん?
[>>45 ただの木張りだと言われて、訝しがっているところへ、
>>44 家そのものからの声が聞こえて驚いて天井の方をぐるりと見渡す]
(家が…喋ってる…?)
[そして気を取られていたものだから]
[奇襲に対応できず、
否できたとしても振り払えるくらいであったが]
あいたっ! いたたたたっ!
[逃げる駒と追いかける駒。
それが自律している様子を指差して…指差し…と言うか、ブンブン手をふって。]
え?!
いつまで現実逃避してるのさぁ。
勝手に動いてるんだよ!
ポルターガイストってやつ!
じゃなかったら、いたずら妖精かどっちか?
[非現実を現実であると認識させることのなんと難しいことか。
腕を掴まれながら大群の攻撃から逃れようともがく]
痛い痛い!
うわッ……
[偉そうな指示に怯む。
しかし、ゲームができなくなるとの声に]
そ、そうだ。
とにかくあいつを捕まえなくちゃ!
マリエッタ、ちょっと行ってくるよ!
[彼女がついてくるのならばもちろん二人で探すことになるが、ひとまずそう告げて]
っととと…
[一度戻って]
フィオンさーん!!
駒を探してくるから、まっててねー!
[階上の相手にそう叫んで、再び駒を追いかけ始めた*]
現実逃避?
私が?
ええ〜……
[なぜだかリーゼに怒られて>>48、抗議の声をあげようとするも、まぎれもなく駒たちは自律していて、目的をもって動いている。
と、いきなり駒に話しかけられ>>49]
え、えっ!?
私たちのこと!??
げ、ゲームぅ?
[何が何だからわからんぞ、と思いながら、声の勢いに押されて逃げている駒を追いかける。]
……いんたれすと的な?
[ひょっとして実験材料として扱われているのでは、という淡い恐怖心など抱きつつ]
おおー
雪山に銀氷。粋ですねぃ。
[散りばめられるトッピングに笑みを溢していると、
どこからか脳裏に聞こえる悲鳴……というか呻き声?]
うにゃっ
[呼応するように変な声をあげる。
先の声は執事にも聞こえているのだろうか、それとも]
そうですね。
[相手が恐怖心を感じているなど露知らず。
雪山に氷をふりかけるようすを横目で見ながら、
自分はプレーンのカップケーキを
スタンドへ並べて]
ん?
[叫び声はどうもキッチンには届かず。
突然驚いたような声を上げるシルキーへ]
どうかなさいましたか?
多勢に無勢、絶体絶命、窮鼠猫噛み出前迅速?
廊下をデタラメに逃げていくゲームの駒
追いかける駒達も一糸乱れずからは程遠い
「待て待てー!」
「はははこいつめぇ」
「おおお姫君のために!」
「早く捕まえるのだ大きいの」
「おーいそっちに逃げたぞ回り込め」
「田舎のおっ母もお嬢様も泣いているよー」
口々に囀りながら走り回る小さな兵達
[見事捕まえたなら──
すごい閃き💡か、小さな魔法を得られるかもしれない]
そうなんだ……
[言われてみればマッドな感じにも見えなくもない。
ぶんぶんと首を振ってそんなことない、失礼だ、と自分に言い聞かせ。]
え、いや。なんか、駒が……
いやなんでもない、です。
[唐突にそんなことを言っても電波な人だと思われるし]
……このお屋敷だと、結構色々ものが動く感じですか?
駒?
[小首をかしげて、きょとん。
しかし、恐る恐ると言った様子で尋ねられる返答に]
……ああ、そうですねえ…
[しばし、宙を見つめて考え込み]
――少し、お話しましょうか。
[くる、とキッチンの台に背中を預け]
この屋敷は、生きているのです。
お嬢様がいらっしゃったときから、ずうっと。
私にとってお屋敷は先輩のようなものでした。
――
[目を閉じ、寂しげに微笑む]
…お嬢様は長い長い冒険に出られたのです。
ですから、お帰りになるまでは、
お嬢様の躾どおり、お屋敷はちゃんとしていなければならない。
お客様はおもてなしし、子どもたちと遊んで…
[寂しげだった表情は、徐々にニッコリと晴れていく]
……。
[執事が話を始めれば少しだけ神妙な顔つきで。
内容ももちろんであったが、彼の語り口に影響される部分の方が大きいかもしれない。
だからか、雲から太陽が顔出すように彼から笑顔が溢れれば、次第に自身も頬を緩ませただろう]
館が、生きている……
[それが比喩表現ではないことは経験から分かっているが、なかなか受け入れがたいことでもある。
それでも。]
お嬢様に、会ってみたいな、って。
そう思います。
[お屋敷さえきっちりとしつけて、
客人をもてなす彼の人はきっと素晴らしい人なのだろうと、そう感じたから]
ええ、あれはいつだったか……
私が屋敷に来た時には、すでに。
不思議でしょう?
きっと彼の方は、いつでもここが見えているのでしょうね。
[まだ執事となるまえの、お嬢様の言葉をいつでも思い出す。
「もっと沢山、逢いにいらして下さい」…]
……そうですね。
私も、是非あって頂いて…
あなたの旅のお話など、彼女に
聞かせていただきたいものです。
[ぱちり、と軽いウインクを返した]
あ、あうあう。
[マリエッタとともに?
懸命に追いかけるも、兵隊たちは
すばしっこくてつかまりゃしない]
まったくもー!
ゴーストバスターの意地、みせてくれる!
[といって、リュックから 軟膏 などとりだして]
これで通路にとりもち風に……
って、だめだあ!
少なすぎるよ!
[逃げ出した一人を捕まえるだけなのに
他の大勢と混ざり合ってしまってるのも、ひとつ理由]
[リーゼと一緒に、というか、リーゼの後を追う形で、駒を探す。]
あれ、ゴーストなの?
[ゴーストバスターの意地を見せるという彼女>>61に、そんなことを言いながら、走る。]
なんかもう、こう一気にがーって集めたいね!
[スケッチブックを床へ押し付け、がーっと廊下を滑らせて、すべての駒を隅っこに集めるように動いてみる。*]
……シルキーさん、
少し面倒が起こっているようなので、観て参りますね。
[屋敷との会話で、おかしな鬼ごっこが起こっているらしいと]
- 階段の下 -
……やぁ。
[わちゃわちゃとしている少女たちに目を見張って、
それから階段の上の方のフィオンに声をかける]
一体どうしたことか?
……なんだか、あの頃みたいだな。
[くすくす笑う]
そうじゃない?
突然動き出す陶器の人形とかと、同じかなって。
[>>64 マリエッタにそう返す。
付喪神的な発想は、すくなくともこちらにはない]
あ、それいい!!
[ぽむ、と手をたたく。
スケッチブックがちりとりのような扱いを受けているのを見て、
少しだけ笑いそうになったが、足に駒の一体がぶつかったことで我に返り]
よーし!
私はこれでッ
[傍にあったホウキで集めだす]
「「「ぁ〜〜〜れ〜〜」」」
ホウキとかチリトリ(もどき)にかきあつめられ
駒達はこんがらがりながら隅っこに寄せられていく
もはやどれが最初に逃げ出した駒なのかわからない
ようし!
[うまいこと駒たちを集めきったようで、
ひーふーみと数えながら小箱の方へ格納していく]
いやあ、こんなのばっかりだったら
この屋敷は散らかり放題で大変だね。
[開けるまではおとなしくしてたんだけど、
そのことはおいておく]
物音がしたからなあ…
まあ。
……やっぱり、それでこんな事態に。
[>>69 待ってろと言われてそのまま大人しく待っているところが…
…なんというか、「らしい」と思って、また微笑んだ]
そうだな。
うまく集まったら、せっかくだからまたアレで遊ぼうか。
[ルールと関係なしに戦いを始めてしまう、稀有なゲームを]
…はい、最後のひとつですよ。
[足元に転がっていた一体をつまみ上げ、リーゼロッテとマリエッタの方へ持ち]
あ、ありがとうございます!
[執事さんから最後の一匹をうけとると、
マリエッタに見せつつも]
よかった、これで無事ゲームができます!
[と、素直に喜んで]
[屋敷の異議の声を聞きながら、まったくだとは心の声]
……そうだったのか、
フィオンは割りと、ボードゲームは得意な方に思っていたものだけれど。
[思い出をたどるように、視線を上方へ向けて。
ゲームができると喜んでいるリーゼロッテへ]
ではそれを持ってリビングへ行きましょうか。
おやつがちょうど焼けたところなんですよ。
フィオンも、マリエッタさんも。
どうです?
[集う面々へ声をかけて]
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