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殺す……の?
殺さなければ……なの?
(震えるユーリエに一つの言葉が脳裏に浮かぶ)
【戦わなければ生き残れない】
……私は歌うだけ、唄を紡ぐだけ
でも、生きる希望は捨てない
そう、私はまだ死ぬわけにはいかないから!
バァン
おいみんな!…なんだ?この殺伐とした空気は?
みんな黙りこくってよお…
…俺達で疑わしい奴を処刑するだって?
な、何言ってんだカサンドラ。お前、正気か?
確かに、ローゼンハイムの遺体を見て、狼の可能性は否定出来ない。それも、3匹も…
だ、だが俺は、聖堂騎士だ。自分の手で人を処刑だなんて、かみ様にどんな面すりゃあいいんだ!
キヒャヒャヒャ!
逆に殺し合う手以外に何かあるのかねぇ。あったら聞かせて欲しいなぁ。
>>27 カスパル
かみ様に何て言う?
「殺される前に殺しました」
で良いじゃないか。立派な正当防衛だよ?
そもそも君のかみ様がどんな形で絶対とされているのか知らないけどねぇ。
>>12 ツィスカ
このバラの人殺したのは僕じゃないって!僕だったらこんなつまんない人殺さないよ?もし君の面白い反応を見たいのなら...ハンス君を殺すかな?キヒャヒャヒャ!
おっとと。そんなに怖い目をしないでおくれよ
可愛い顔が台無しだよ?
キヒヒ!
[植え込みに頭を突っ込んだ状態で目を覚ます]
ここは……?
そうか、『今日』が繰り返していたから私が再び集会所に辿り着けないということも繰り返されたのか……
[体に着いた葉と土を払いながら小走りで集会所へと向かう]
私は何故か開け放たれていた扉を通り、集会所に入る。
目の前にあるのは真っ赤な薔薇。
そしてそれよりも紅く赫い、
大輪の薔薇一一一ローゼンハイムの無残な亡骸が噎せるような血の匂いを撒き散らしていた。
これは……園芸家、か……?
クソっ!
なんなんだよ!!なんで今なんだよ!!久しぶりに会ったっていうのに!!この仕打ちはなんなんだ!!
………ははっ。
殺してやる。殺してやる!!人狼を!この手で!!
絶対に!!
何が楽しいのよ?ハンスは関係ないでしょ!!その不愉快な笑い方やめてよね。
[挑発に乗る事が相手の思う壷だという事は頭では理解出来た。しかし、幼馴染みの名前を出してにやつく奇術師に対し、不快感を表さずにはいられなかった]
貴方がロンさんをどう評していたかなんてボクは知らないし興味もない。でもね、ロンさんのこんな姿を前にしてそんなヘラヘラ出来る人を、ボクはたった1mmだって信用出来ないんだから!
「さすがに誰かの独裁はマズイわ、この中に狼がいるんだもの。」
「…投票にしましょう、1人1票、殺したい人間の名前を紙に書く、最も票を集めた人間を、私たちの手で殺す。例外は…なし。」
あ、あんたら、落ち着けとは言わないが、少し理性的になったらどうだ?
感情的になればなるほど盲目になる
そうなれば、人ならざるもの共にとっては身を隠しやすくなるだろう……
[村人たちを諌めるナイジェルだが、その声は震えている]
兎に角、人狼とやらは3匹いるって噂だったろう?
なら、昨日から4人で一緒にいた人とかは居ないのか?
居たらそれだけでその全員が狼ではないと証明できる筈だ
悪いが、俺は降りる!
自分自身の手で人を処刑するなんてできねえよ
…ツィスカ。お前は信用できる。
俺はお前に任せるぜ。
それじゃあな。夜はくれぐれも気をつけろよ。
>>31カスパル
キヒヒ...かみ様に対する侮辱ねぇ...そのかみ様の正気は一体どこの誰が保証してくれるのやら...
あと聖堂を荒らしたのは僕じゃあないよ。荒らすメリットも無いしねぇ。でも確かにその赤いビー玉は僕のもってるやつと「同じ」だよ。記念に持ってればいいんじゃないかな?
>>33ツィスカ
ほぼ初対面の人が死んでいた。それを見てその場で悲しくて泣き崩れる。君はできるのかい?僕はできないねぇ。全然知らない人だもん。
随分とハンス君を信用してるんだねぇ。依存とも取れるけど。で?君のその幼なじみのハンス君が狼では無いとキッパリ否定できる証拠はあるのかい?
>>34カサンドラ
僕もそれで良いと思うよ。
でも君、そんな案を出すなんて随分と僕達に協力的じゃあないか。この前あんなにひどい事言ってたのにねぇ。どんな心境の変化だい?何か隠してる事でもあるのかなぁ?キヒャヒャ...
「……。
(え…えっ……?)
(ドロシーたちの中に……人狼が…いる…?)
……。
(スノウさん…>>28)
(嘘だ…だって、みんないい人だよ…?)
(しかも3人も…ローゼンハイムさんを殺した人がいるの…?)
(そんなの…っ)
(……)」
<スノウの背中に手を置くが、なでることはなかった>
「……。」
『ツェーザル。>>29』
『じゃあ"誰だったらこんなつまんない人殺す"んだい?』
『教えてくれよ』
「……。
(カサンドラお姉様>>34)
(…投票……)
(…決まった人は…どうやって殺されるんだろう…)
(っ……やだ…怖い……)
……。
(こ、殺したい人って…人狼だと思う人、だよね…)
(この噂にまぎれて、人狼とは関係ない殺人なんて…起こらないよね…?)」
〔居間に戻ると、玄関の方から青ざめた母が帰ってきた。〕
「今憲兵さんがきて…ローゼンハイムさんが殺されたって…」
〔事態が呑み込めない。母は震える両手で顔を隠している。母にかけるべき言葉が見つからない。どうしていいかわからなかった。〕
「…集会所に行ってくる」
〔ハンスは大急ぎで支度をすると慌ただしく飛び出していった。
途中、何者かとすれ違いざまにぶつかった。
物が落ちた気がしたが構っている余裕はなかった。
短く謝罪をすると再び道を急いだ。
集会所の扉を乱暴に開けた。
そこには瞳の奥に疑心を灯した住人たちの顔があった。
庭の薔薇が美しい花を広げている。〕
「……。
(どうしよう…)
(誰に投票すればいいの…)
(ねぇ、ミミ…どうすればいい…?)
……。
(ハンスお兄様も、ツィスカお姉様も優しい人だし、今までずっと一緒にいたんだよ…?)
(カサンドラお姉様も今日優しく声をかけてくれた)
(あんなにキレイな歌を歌うユーリエさんが人狼だなんて思えないよ…)
(カスパルさんは…トイレの騎士様…)
(人狼ってお腹弱いの…?)
(かみ様って……噛み様…?噛み跡を気にしてたけど…)
……。
(カレルさんは魔法みたいな事をみせてくれた…)
(ツェーザルさんは…よくわかんない)
(なんであんなに笑っているんだろう)
(…カークさんが、人狼だなんて、そんなわけ…ないよね?)
(……でも、今日全然みてないよ…)
(カークさんどこいったんだろう…)
……。
(グレートヒェンさんやナイジェルさんはよく知らない…)」
「……。
(そういえば、人狼っていうけど、スノウさんやラヴィさんもそうなの?)
(……ううん、あんなに可愛い子たちが人狼なわけないじゃない!!)
(だってだって、ドロシーにこんなに癒しをくれるんだもの…!)
<膝の上に乗っているスノウをなでた>
……。
(スノウさんはどう思っているんだろう…)」
「……。
(…もうこんな時間…決めなくちゃ)
……。
……。
(……、決めた、決めたよミミ…)」
「……。
(この投票箱に入れればいいのかな?)
……。
(ドロシーはもう寝るから誰になるか分かんないけど…)
……。
(…ドロシーだったらどうしよう…)
(……やだ、死にたくないよ…)
……。
(………)
……。
(投票したからには…、もう……)
(……)」
「……。
(カサンドラお姉様のお家にいっていいのかな…?)
(スノウさんも一緒にいいかな?)」
〔ツィスカと目が合う。
しかし彼女はハンスから目をそらした。
彼女のいつも通りでない様子と、悲しみと怒りに満ちた表情から、集会所におきている事態を察する。
おおかた犯人探しといったところか。右の頬を汗が伝う。〕
「みんな遅れてすまない。話は聞いた。」
〔はあはあと荒い呼吸を抑えながら口を開く。〕
「殺人は【第一発見者】が怪しいと聞く、、、ローゼンハイムの死体を最初に見たのは、誰だ。」
「……。
(もし、ドロシーになったら…)
(苦しくない…方法で、……優しく……して、ね…)」
「……。
(スノウさん、カサンドラお姉様、先に寝てるね)
お…や………、み………さ……。」
>>37ツェーザル
きっと孤独しか知らない人に説明しても理解出来ないと思うわ。『証拠』がないと信頼が出来ないなんて哀しい人ね。
>>44ハンス
恐らく、ボクだと思う。ボクがロンさんに会いに来た時は、まだ誰もいなかったと思うから。
[集会所から立ち去るドロシーに目を向ける]
あんな小さな子まで人狼の恐怖に怯えないといけないのか……?
いや、私たちが人狼を吊り上げ、この村から消しさればいいだけだ
静かな村を取り戻すためにはそうするしかないんだ……
誰に投票する?誰に投票すればいい?
私の一票で狼ではない人が死ぬかもしれない
それでも……生きるためには、誰かを殺すしかない
そのためには、話し合うしか無い……
災いの運命に翻弄され
血も涙も流しきれば
私の声も歌も意味を持たず
ただの戯言と等しくなる
ラヴィは違う……絶対
私と共に夜を過ごしたから、ラヴィだけは違うよ……それに、今までだってずっと一緒にいたじゃない
私は歌うだけしか出来ないから……
こんな時あの人が居てくれれば、私の道標となるのに
(涙を流すユーリエの隣には誰もいない、何もない)
空虚なココロ、満たされることなく
色も形もない世界で音だけが響く
唄を紡ぐことしか出来ないのならば
明日へと紡いで未来を待とう
(夜風にあたり、家に戻るとベッドが膨らんでいた。
子供だから仕方ないかもしれないけれど、無防備にも程がある。私が人狼だったらどうするつもりなのだろうか…)
「…私も寝よう、願わくば、明日をドロシーと迎えられますように…」
(生まれて初めて神に祈りを捧げ、布団に潜り込む。)
「ドロシーちゃん、おやすみ…」
(確かカサンドラの家に行くと言っていたな私も家に入れてもらうかカサンドラの家に行くと二人とも寝ていた。私もそろそろ寝るか)
私はドロシーが生きていればそれでいい
おやすみドロシー
>>46 ツィスカ
キヒャヒャヒャ!孤独?信頼?この状況の中でそんな事を言うなんて君もなかなか狂ってるじゃあないか!せいぜいその信頼とやらで狼を見つけて退治して欲しいものだねぇ。
>>38 ドロシー
それを僕に聞くのかい?
さぁねぇ。恨みがあったのかそれとも適当に殺したのか...もしかして一番美味しそうにでも見えたんじゃないかな?アハハハ☆
>>41 カサンドラ
なるほど、「自分が助かれば良い」そういう考え方大好きだよ。実に人間らしいねぇ。でもこれはチャンスだよね?自分が嫌いな人間も正当防衛っていう大義名分を得て殺せる可能性があるんだから。さぁて、君はどうするのかなぁ?
「う、うぅん…」
(寝付いてすぐ、彼女の夢には、得体の知れない奇術師(たしかツェーザルといったか…)が出てきていた。)
「なんで、わかったの…?」
…カサンドラの目論見を、彼はズバリ言い当てた。
(気味が悪い、言いふらされても適わないし、彼はなるべく早く処理した方がいいかもしれないわね…)
そんなことを思っている間に、彼女の意識は再び闇の中へと沈んでいった。
〔ハンスの問いに対し、ツィスカが口を開いた。〕
「多分僕だと思う。」
〔ハンスが最も望まない答え>>46が返って来てしまった。
殺人事件は第一発見者が怪しい…
複雑な感情が渦巻く。
しかし彼の転換は速かった。〕
「でも、おそらく第一発見者のツィスカは犯人じゃないよ。
だって君が凶悪な犯人なら、ツェーザルのようないわゆるよそ者を殺すだろう?
ローゼンハイムに深い恨みがあったとは考えられないし、ツィスカが彼を真っ先に殺害する理由はないよ。」
[悩んだ末、ナイジェルは投票箱へ処刑先の票を投じた]
私は……私は、議論に積極的に参加しない人に投票していくつもりだ
人狼を消し去る為には、誰かを殺さなきゃいけない
そのためには、話し合いが必要だ
私たちに出来るのは話し合うことだけなのだから……
私は、私に明日が来ることを願ってもう寝るよ
[静かに集会所を立ち去った]
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