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― 屋根の上 ―
[場が変わったのは、踵を返す前か後か。
先よりも随分身体が軽く感じる。
けども、先に見た風景を思えば、また寒気がぶり返す。]
……あの人、何?
なんで、眠ってる女の子に、あんな……。
『さぁて?
本人に聞かなきゃ理由なんてわからんさ。
もしあの女の子が人狼なら、あの兄ちゃんは人狼ではなかろう。
逆も然り、とは言えんが。
……まぁでも、つい最近まで普通の人間だったヤツなら、あんなことは流石に出来ねぇだろうなぁ。
元から、異常者か、もしくは女の子への個人的恨みを持ってたなら別だが。
ま、警戒するに越したことはねぇ。
あの兄ちゃんの属性、君には相性の悪い火だしな。
今はまだ場が味方してくれてるとはいえ、それでも。
もし人狼なら、よほどのことがない限り、君に勝ち目はねぇよ。』
……了解。
何だかんだ言っても、戦い続けるしかないわね!
[残る5羽のディアボロスがこちらに向かってくるのを見て、隣の建物めがけてジャンプする。
5羽のうち2羽が滑空し、私を嘴で突き飛ばそうとする。
そのタイミングに合わせ、ディアボロスに拳を浴びせる。
右手を奴らのうち1羽に、左手をもう1羽に。
隣の建物に移ると同時に、拳を食らったディアボロスが、屋根の上に沈んだ。
そして最後まで残っていた3羽も、雷の魔法で1羽ずつとらえ、消滅させた]
[何とか全て倒せたようだが、疲労もかなり溜まっている。]
全てが終わるまでの、辛抱と言いたいところだけど。
この状態で戦い続けるのも、辛いものがあるわ。
[持っていたミニジェムを5個ほど使って疲労を和らげてから、ジェムを回収する。
まずは建物の屋根の上2か所分。そして屋根から飛び降りて、通りに落ちている分。]
これでミニジェムはしばらく持つかしら。
『戦闘が長期化すると、ジェムも大量に消費しちゃうから、気をつけなさいね。』
[重々しく返事を返し、ため息を吐けば。
どこかでまた騒々しい気配。
視線を向ける。
誰かが屋根の上で戦っている様>>233だ。]
……鬼が出るか蛇が出るか?
『少年、それはどっちも駄目だろ。』
けど、ね……逃げててどうにかなるもんじゃないだろし。
それに……万に一つだけどさ、もしかしたら共闘してくれるかも、だし?
あー、はいはい。油断禁物ってのは重々承知だから、安心して?
[メスをぎゅ、と右手に握り締めて、少年は屋根を伝い、南通りのほうへと。]
[行った先は、もうすでに戦いが終わったあと。
アヴェと戦った時にもいた女性>>234が、ジェムを拾っていた。]
おねーさーん?大丈夫ですー?
お怪我はないですかー?
[医者は、患者を警戒させないためにも人当たりの良さも大事と常日頃教えられているからこその、人受けしそうな愛想笑いを浮かべ、ジェムを拾っているユーリエに声をかけた。]
[ふと、白薔薇の根本に何かが落ちているのに気づいた
近寄り、手に取ってみると、それはビーズでできた指輪のようなもの
そういえば小さい頃は母とビーズのアクセサリを作ることにハマっていたっけ
そんなことを思い出し、懐かしそうに目を細めた
拾ったアクセサリを懐にしまうと、立ち上がる
喧騒はいつの間にか止んでいるように聞こえる
セルウィンにこれからどうするかを聞こうとしたところで、またある事を思い出す
それは小さい頃のふしぎなできごと――*]
そっか……だから、あのとき……。
[賢者の星鏡で感じた感情の奔流を
あのとき見た哀しげな白い星の光を思い出していた。
あの想いに触れてなかったなら、
今のシェイの話をどう捉えていただろうか。
少なくとも、今の自分には、
涙が零れ落ちるのを止めることができずにいた。]
シェイ……。ううん、永未。
つらかった、ね……。
つらい話、なのに、話、してくれて、ありがとう。
[しばらく泣き続けていた**]
[英美の口から零れ落ちる衝撃の数々。
"普通なら"あり得ないことだ。
それでも彼女>>228へ涙一つ見せず、見せたのは微笑み。]
――永未。
[ぽす、ぽす。挟んだ机から乗り出して、頭を撫でる。
左手の薬指に嵌まる指輪を付ける前なら、
違う反応を返していたかもしれない。]
お前が生きてて良かったよ。
[それでも今の俺は。
母が死んだ日の記憶を持ち合わせる俺は、
父が死んだ日の記憶を持ち合わせる俺は、
優しく接して、包み込んでやることが、出来た。]
あー、なるほど。
うんうん、その手のって面倒ですねー。
上からいきなり襲ってくるし、こちらが殴ろうにも簡単に逃げられちゃうし。
僕もこの前、そんなのに遭遇しちゃって大変でした。
うん、ご無事で何よりです。
[そういえば、アヴェを相手にしていたときも、ひたすら殴りかかっていた。
なら、距離をとるのが得策か、と笑顔の裏で計算を。]
ユーリエさんかぁ……素敵なお名前、おねーさんにとっても似合ってますね。
僕はイェンス、よろしくお願いしまーす。
[相変わらずの愛想笑いでお辞儀を一つ。
距離を保つためにも、今しばらくは屋根の上から*降りる気はない。*]
試練に合格すれば、人くらい簡単に殺せる。
その脅してきた奴を殺すことだって、出来る。
――――でも、
魔女になれた日には、誰も殺すな。
俺は、お前が魔女になることを応援する。
ただこれだけは、頼むから守ってほしい。
先生との約束。
[それは経験談。]
[セルウィンが「ご無事ですか」と声を掛けたのと、シグルドの「お疲れ様」はほぼ同時。
けれど、タイミングの被りに目を丸くしたのは束の間の事だ。
シグルドは、セルウィン自身が倒した蝶の分だけじゃなく、彼が倒した蜂の分までジェムを握らせてきた。
確かに切り傷は血が流れる分、見た目派手に負傷しているように見えるけれど、と驚きを通り越して、半ば困惑気味に彼を見上げる]
あの、いいのですか?
そんなにひどい怪我ではありませんよ。
[魔力不足がそろそろ深刻になりつつあるのは事実だけれど、彼の方だって万全な風には見えない。
問う声には、お人好しすぎる彼を呆れる色と、この先大丈夫なのだろうかと案じる色が半分ずつ混じった]
もし大丈夫なら、有難く頂きますが……。
[とはいえ、怪我はともかく、魔力不足の方は問題だ。
彼が快諾するようなら、蝶の五つ分に合わせて、彼の倒した蜂の分も、傷の治療と魔力の回復に充てる]
[これからどうするのかと彼に問われて、一瞬浮かべるのは迷うような表情。
素性がバレることを懸念するのなら、セルウィンは彼と同行するべきではないだろう。
でも、ここですんなり別れてしまうよりかは、彼と共に行動して情報を増やした方がいい。
そんな判断を下したのは、知人である彼への情もあったのかもしれない。
そう思えば、全てを捨てるつもりでこの試練に挑んだのに、と自分自身への呆れを覚える。
僅かに目を伏せてから、意を決して彼の方へと向き直った]
契約者から、第二の試練の内容は聞きましたか?
『人狼』を全て倒すか、『人狼』と同数まで見習い魔女が減るまで、生き残らなければ試練に合格する事はできないそうです。
[それは、自分たちの置かれた状況の確認だ。
試練を勝ち抜くためには、行動しなければならない。
その事実を前提に、言葉を続ける]
きっと、人狼は見習い魔女を倒そうと動く事でしょう。
一人で太刀打ちするのが難しい相手だそうですから、私はなるべく信頼できる人間と共に行動するべきだと思います。
……私は、貴方の事は信頼できると考えています。
だから、もしよろしければご一緒させて下さい。
[その申し出は、言葉のままに受け取るのなら、彼に対する信頼の表れだ。
けれど、実際の所は人狼が誰か、知っているゆえの油断である。
――シグルドが人狼である可能性を、初めから切り捨てて考えている、という。
察しのよいものなら、その違和感に気付くだろう。
人の良い彼の場合は、はたしてどうであるのか]
真理も泣いとけ泣いとけ。
目、溶けちゃうくらいにな。
[傍に居るもう一人の生徒>>238も、一緒に慰める。
涙を無理に止めようとはしなかった。
寧ろ本当に合格する気ならば、
ここで枯らすくらいが、丁度いい気がして。*]
そういえば、申し遅れました。
私はセルウィンです。
[遅れて足した名乗りは、彼に素性がバレませんようにと念じる緊張が混じって若干上ずったものである。
僅かに強張った笑みを浮かべて、握手を求めるように彼に手を差し出した]
あーたのしいわー次から次にきてたのしいわー。
[鉈を振りながら棒読みで倒していく
あれから一気にディアボロスがきた
しかも全部動物系で正気またなくなりそう
16体中の15(15x1)はなんとか倒せた
彼は手伝ってくれただろうか]
[魔法を使わなくてもすごく疲れる
人狼であるのもだが精神的に
どうしてあんな風にしてしまったのか
どうして少女を襲撃したのか。今は分からない**]
『そういやさ。
あのねーちゃんって、アヴェと戦ってる時になんか啖呵切ってたなぁ>>1:410。
快楽とか体たらく、だったかな?
……聞いてたか?』
(ううん、そんな余裕なかった。)
『もしかしたら、ただの魔女見習いが知らない何か、あのねーちゃんは知ってるのかもな?』
[小さく頷いて、少年はユーリエを見下ろす。]
……ううん。
今まで、誰にも話したことなかった……
話せなかったから。
私も、話したかったんだ、と思う。
こんな話、聞かせちゃってごめん。
……ありがとう、ローズマリー。
[>>238彼女が自分のために泣いてくれることが、申し訳なくも、嬉しかった。]
[目頭が熱くなる。]
…………っ……
[生きてて良かった――
耳にした瞬間、耐え切れずぼろぼろと涙が零れた。]
……せんせぇ……
あり、がと……
ありが、とう……
[誰も言ってくれなかった、
一番欲しかった、
言葉だった。]
[「ご無事ですか」と「お疲れ様」
2つの言葉が重なり合えば目を丸くし、しかしすぐにジェムを握らせる
いいのですか、と聞かれると、ふわりと微笑み >>243]
先程貰ったので、お返しと言っては何ですが………
[受け取って、回復にあてたのを見ればほっと息を吐く
そして、意を決して問うた答え >>244 を聞けば首を縦に振り、頷く
顔が元の高さに戻って数秒、続く言葉 >>245 を理解して目を見開く]
ぼ、僕でいいのなら……是非
よろしくお願いします
[ぺこりとお辞儀をした後、照れながらも、嬉しそうに笑顔を零す
この勇者、素直に言葉を受け取りすぎる所がある
確かに人狼は危険な存在だ それはシュライからも聞いた
1人で行動するよりはずっと安全だろう
―――それは、セルウィンが人狼ではないだろうと判断しての事でもある]
そそ、おねーさ・・・・・・じゃなく、ユーリエさんってさ。
さっきの、アヴェの事、何か知ってたんです?
なんか、体たらくとか、快楽とかおっしゃってるのが聞こえたんですけど、戦うのに手一杯でちゃんと聞けなかったんですよねー。
[問いかける作り笑顔の裏側、警戒だけでなく*僅かに興味が混じった。*]
うん、……うん。
やく、そくする。
誰も、ころしたり、しなせたりしない、よ。
[ひっくひっくと何度もしゃくり上げながら、>>242先生の言葉に頷いた。
経験談からくるものだとは、わからなかったけれど。]
『…………。』
[紅苑だけが、何かを察している様子だった。]
[一通り落ち着いた後で、彼が名乗る >>247
差し出された手を、そっと握り返し、名乗る]
僕はシグルド、です
よろしく………セルウィン
[緊張しているのか、セルウィンの笑みは少しぎこちない
その表情も、記憶の中の少年と少し重なったが、彼の緊張を少しでも解そうと、微笑み返した]
(……ねえ、シュライ)
『ナーニ?』
(そろそろ教えてよ 全然教えてくれないじゃないか)
『ダッテ、イマはセルウィンくんがイルでしょ?』
(………)
[やはり、はぐらかされてしまう
とはいえ、折角行動する仲間ができたのだ
自分より、相手だろう
再び詮索することを諦めるシグルドであった**]
[ふと、先程まで見守っていた彼の方を振り返ると1体残っていた。傍目から見ても疲れていそうだった(>>248)ので、手伝う事にした。]
お手伝いします。
[左胸のマギカジェムに指輪をあてて変身した。そのまま駆け寄り、ディアボロスをトンファーで殴り付け続けた。]
やっぱり、ディアボロスを倒すのは楽しいな、やめられないぜ。
[変身を解き、マギカジェムを拾うと彼に差し出す。]
貴方の獲物でしたし、いりますか?
[彼が受け取るなら、素直に渡すだろう。]
……あの、…………
[会澤先生もローズマリーも、やはりそれぞれの事情で試練を受けることにしたのだろうかと。
問おうとして、やめた。]
[別に、自分が話したからといって、二人が話す必要なんてどこにもない。
言いたくないならそれで構わない。
話してくれるというなら、全力で聞くつもりだけれど。]
……ほんとに、ありがとう。
[自分の話を聞いても、引いたり責めたりしなかった。
それどころか、かかるものは優しい言葉で。
少女にとっては、それだけで充分に救われたのだから。]
(あのさ。
……私、わからなくなったよ。
今までは、願いを叶えないと、私、もうここで生きていけないって思ってた。
でも……もしかしたら、忘れさせたりしなくても。
私は、ここにいられるんじゃないか、って。)
『うんうん。
そう思えるようになったのは大きな成長やな。
で、どないする。
あんさん、試練降りんのか?』
(それは……
そうしたい、とは思わないかな。
合格したら、願いを叶える力が手に入る、ってだけで。
強制的に叶う、わけじゃないなら。
何か、願いを別の事に使えないかな……って思ったりしてる。)
『……さよか。
あんさんの後悔のないように、な。』
[シェイの心変わりに、紅苑は安心したような、けれど複雑そうな表情を浮かべた。]
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