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[杖をその扉、
月光石を押し当てる。]
僕らは帰るんだ。
どうか開けておくれ。
[その願いに月光石は光輝く。
扉は、どれほど、動くだろうか。]
[魔力と同じ性質を持つ闇の力だけでは、
鍵を壊すことなど叶わなかっただろう。
されど、相乗された閃光が闇を変え、己を変えた。>>536
力の在り方さえ、彼女の純白と混濁し、新たなる色彩へ。
双璧成す精霊力が鍵穴に潜り込み、迷わぬ意志が帰還を選択。
独りで開くのは無く、無理に攫うのではない。
ただ、共に歩み出す一歩は誰も止められないだけ。
彼女が言葉にする以上に、己は護られているのだと知る。
融合する力が、心の接近を促し、そしてまた、強く結びついた。]
[傍らで計上される力は、温度を感じないのに何処か暖かい。
彼女が捧げるのは陽の加護、深淵に対抗しうる浄化の力。
愛妻の中から回収される力は、視界を埋め尽くすほど真っ白で、
眩いと、瞳を眇めたが、眼は逸らせなかった。>>550
柔らかな陽射し色に染まった彼女に、
掛け値なく見惚れてしまったが為。
光の中の彼女を見つめ、音もなく唇を撓めれば、
夥しい白銀色に包まれながら、彼女を引き寄せ、頬に口付ける。]
[>>552 しんとした静けさをもって、
はかなくもやわらかに月の結晶が輝く。
それは夜を照らす月灯りの色。
彼から離れざるを得なかった母の想い]
……綺麗だね、
ちゃんと覚えておこう。
リエちゃんのママの愛だものね。
[絡めた指先に少し力をこめて、
異界をつなぐ扉をじっと見つめていた]
[彼に告げずに、自身の一部を捧げたこと。
この身の全ては、彼のものだと自覚はある。
咎められるかと隣を窺えば、熱っぽい眼差しと真っ向からぶつかり>>554]
――…ルー、……
[柔らかな唇を贈られ、彼を見つめる刹那。
堅く鎖した鍵が砕け散り、門が開く音を確かに聞いた>>533]
― 浮遊する群島 ―
[アデルを腕に抱え洞窟を出て、錠前の外れた扉の前に立つ]
どこ繋がってんだろな…。
ま、とにかく行けば分かるだろ。
………悪ぃアデル、開けてくれっか?
[両手が塞がっているために扉を開けるには少し不便。
扉を押すくらいならまだ本調子ではないアデルでも大丈夫だろうと考え、そう願いを口にした*]
……大丈夫かな、
ちゃんと開いてくれるかな。
[重く硬く閉ざされた扉が、
押し当てられた柔らかな月灯りに照らされる。
ただ見つめているだけ、だけれど。
捧げるものと、捧げる先は、
もう決めていた、きっとどうにかなる、と。
もう一度絡めた指先に力をこめて――17(20x1)]
――あ、開いたよ!リエちゃん!
[相変わらずの勢いで飛びついて、
それからリエヴルを扉にひっぱろうとする。
もうすぐ帰れる、と思えばそれは浮き足だったけれど]
――……、
[少し心配なこと、ちらと彼の脚を見やる]
― 魔王城付近 ―
知ってはいるが…むぅ、だからわたしが…。
[>>540と言い返すと先ほどの話に戻り堂々巡りだろう。
納得いかないように不満げな顔をするが、強引さにかけては覚えがあるので追加の文句は出なかった。代わりに頬を撫でる。
>>541馬を薦められると、瞬きゼノを見上げた。]
え…いや、いいのか?
それは嬉しいけど…。
[逢瀬の度にゼノと顔を合わせる機会は多く、その聡明さと優しさに主のツヴィンガーを羨ましく思った事もある。
いいのと馬を見れば、馬の方が鼻をこちらに寄せて来た。許すと言っているようで、自然と笑みがのぼる。
それも自身の事を顧みるまでだったが。]
開いたな
[フレデリクには、やっぱり、
思うよりすごい力があると思った。
そう、素直に開いた扉に思わず、素直にほころんだのだ。]
シュテルンが処刑……わたしがここにいるのに?
ああ、でも、そうか、
わたしが居なくなっても、処刑自体行えば、
その後でわたしが出て来たとしても、意味が無いのか…。
[ひょっとしてその代わりに誰かが犠牲になったのかもしれないと思うと眉が下がったが。
そして、自分が死んだと聞かされた後の男の胸中を思うと胸が痛み、堪らず手を取り指を絡め、強く握った。]
……よくわからないけど、わたしはもう死んだことになったんだな…。
[互いの時間のズレは、よく解らない事で片づけ。
懸念が拍子抜けした事に、はぁと息を吐いて視線を下げる。
あまりに急な為、ほっとした、というほどスッキリはしていないが、当面、死ぬ事は無くなったのだ。
そう頭では理解しつつも、感情はなかなか追いつかず。]
(……この地に呼び込まれたのが、偶然なのか、誰かの意図によるものなのかは、わからない、けれど)
[伸ばした手が、扉に触れる]
(……ここに来て得られたものは……絶対、手放さない)
(……もう、逃げませんから、御師様)
[そんな呟きを心の中に、落としてから]
連れて行って。わたしの帰る場所へ。
[離す事のないように、重ねたままの手に指を絡め、
二度と離れる事のないよう、力強く握りしめた*]
フィー、手を貸してくれ。
[その右脚は、魔界の地から離れようとはしない。
きっと、それは、執着だ。
けれど…]
大丈夫、行ける。
[きっと、魔界から超えた時、
その脚は、もう二度と動かなくなるだろう。
魔界に踏み入れなければ、もう、うごかない脚だけど、
でも、それで、悲観することはない。]
お前がこれから支えてくれればいい。
そうだろう?
[フレデリクにそう問いかけた]
[扉は開かれた。
光の渦としか見えぬ先へ踏み出す時、脳裏に再び声が響く。]
そなたの力と意思、確かに伝わった。
そなたは魔界に繋ぎ止めえぬ魂。
断ちえぬ絆持つもの。
強き心に敬意をあらわし、
これより広がる未来を嘉して、
余より祝いの品を送る。
使うも使わぬも好きにするがいい。
[声が消え、扉からの光が一層力を増す。
ここをくぐれば、望む場所へと移動するだろう。]
……リエちゃん、
だいじょうぶだよね?
ちゃんと一緒に帰ろうね?
[>>572 杖は無くなってしまった、
けれど彼の脚はやはり動かないまま。
もしかして願いが叶う、というのなら、
その脚を治すということも出来たのではないだろうか。]
……うん、行こう。
[だからやっぱり自分が捧げるものは、
きっとこれで正しいのだと思って、
再び指を絡めるようにして手を繋いだ。
これからも彼と一緒に歩いていけるように、願いをこめて]
そんなの当然じゃない。
[>>573 問いかけへの答えは単純明快、
だって頭もよろしくないし、語彙も豊富でない。
自分に足りないところを補ってくれるのは、
いつだって彼なのだから]
……今までだって、そうしてたけどね!
[ほんの少しだけ、訂正を求めて笑った]
― 浮遊する群島 ―
てことは、遺跡内か、その外か…かな。
とにかく出られりゃそれでいーや。
…クソジジイんとこ出たらそれはそれで色々楽なんだが。
[主に安全と言う意味で。
警戒する必要も無いし、直ぐに報告出来るしと、レトの中では楽と言う認識らしい。
アデルを連れ込むことに若干の問題があると言うのは気にしていないようだ]
……おはようございます
[目を覚ましたらしい愛し子に>>525目覚めの挨拶をし、続く言葉を待ってみる]
……?
[だが、所在なさげに迷う瞳に、ただ事ではない気がしてしまい、身を寄せ髪を漉きながら、リヒャルトの言動に注視した。
何をするにもありあまる神力に頼ってきた弊害だろうか?今の金貨が紡がれた心の声をきちんと拾うためには、少し時間がかかりそうだ。
だが、唇が開かれるのは見留めていたため、言いそびれたのだろう、今度は聞き逃さないようにしようと、顔を近づけ「どうしました?」と、聞き返した。]
もう、魔界とはおさらばだ。
戻らないから、お前も攫われるなよ。
[そんな保証はないけれど、
花嫁は、つまりは逃げたのだと。
そして、フィーに救けてもらい、その扉をくぐることになる。**]
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