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幼馴染……?
私の過去を、知ってる、人。
[槍を向けられたことに応じて曲刀を構え直すものの、怯えたように肩が震えていた。>>447
そこに見えたのは大きな隙。>>450
戦うのであれば踏み込まなければいけないその時に]
トルメンタ、反転!
[選んだのは逃亡の手。
もっとも、相手が逃がす気なければ風竜を巻くことなんか出来るものではないのだけれど。
今はとにかくここから離れたいと、その一心で染まってしまって。心からの命に氷竜も従い、翼を大きく打って背を向けた]
……騎竜師と接敵して、なんもしないで帰るってワケにもいかねぇしな……。
って、わけで!
閃影、推して参るっ!
[宣に重なる、竜の咆哮。
同時、褐色は一気に加速し、緋色との距離を詰め。
あえて真っ向から、横薙ぎの一撃を放った。*]
…軍を裏切る真似してるから、敵かもね。
[金の傭兵の問い>>443に答えを返しながらも、
幼馴染の治療を続けようとしていたが。]
……ひゃっ!?
[ジーク>>445の突き飛ばしに、少女はぺたんと後方に尻餅をついた。]
……でも!!
ジークはジークだ!
[続いた青年の言葉>>448に少女の顔はゆがむ。
声は震えていたかもしれない。]
― 陸戦場 ―
ならば今私に向けているその感情はなんだ。
[憎しみは抱いていないとでも言うようなアリーセ>>446に返す、静かな声。
ここで鼻で笑う仕草をすれば、兄らしいものとなるのだろうが。
問いかける内容には一度瞳を閉じて]
…………あぁ。
[ただ一言だけ、肯定の言葉を向ける。
表向き病床にあるとされているが、そうは言わなかった。
来ないのか?
ならばこちらから行くぞ……”アリーセ”
[兄は決して呼ばぬ名を紡いで、私は愛馬の腹を蹴った。
レイピアを横に払い、切先を下方へ下げると、アリーセの横を過ぎ去り際に切り上げようと。
けれど、その行動は不意に齎された報>>411と前進の勢いの削げた隣の隊の動きにより中断される]
───ッ ジーク殿!!
[構えたレイピアはアリーセを襲うことは無く。
手綱を引いてしまったためにアリーセへと向いていた馬首は一転、隣の隊の方へ]
勝負はお預けだ!
[一方的に言い、私は愛馬で隣の隊へと駆ける。
妨害があるならば背でそれを受けることになろう。
それがあったとしても、私はジーク殿の下へ駆けつけるのを止めなかった]
― 戦場 ―
お前は俺の、敵だ、ウェルシュ…
[ 少女の声が、受けた傷以上に痛い>>456けれど、それでも言葉の刃を止めない ]
敵に助けられるほど、俺は落ちぶれたくねえんだよ。
お前みたいな奴は、ここに居る必要は、ねえ…
[ 言葉が途切れがちになるのは、痛みと貧血のせいだけだったか? ]
とっとと……帰れ!!
― 交戦当日・ティユル河岸→ ―
……、いる。
それも一人や二人って人数じゃない。
[河の周囲を守護している部隊だろうか]
でもこっちには気付いてないみたい。
じゃあさっき来たばっかりの指示通りに、まずはあの部隊に仕掛ける!
一番近いからな。
[短剣で霧の向こうを指し示せば、
副官や血気盛んな面々を先頭集団に、
小隊が船から降り、戦場へと突入していく。
少年はしかし、前に出ない。
後方支援に回るのが主な面々のさらに後ろで、
ふいに、周囲を漂う霧のごとく重苦しいため息をついた]
素直すぎるな。
[通信を終えたところで呆れたようにウェルシュ>>456を見る]
ウェルシュ。話すのは構わん。だがその変わりに、お前にはその後、砦に戻ってもらう。
飲めない、あるいは抵抗するならば、殺す。…いいな?
[濁してはいたが結局はそういう結論だ。
最も、戻ったところで軍法会議がどのように転ぶかさえわからぬ。戦場の嫌な面が如実に表れる結果とて十二分にある以上それを由としていいのかはしらないが、それも彼女が選んだ結果。己はことをなす以外ない。]
思ってた以上にきっついな……。
[自分の船を持たずとも、他の人の船を動かしたことのある少年だが。
――霧の中で船を動かしたのは初めてだ。
それも周囲を警戒しつつ、など。
そのことが常以上の消耗をもたらすのを感じつつも、]
……進むしかないか。
[暢気そうに呟いて前を見る。
懐かしい気配は今はどこか、遠く**]
過去……知る……?
[曲刀を構える姿にぴくり、と腕は反応しかけるが漏れ出た言葉(>>452)と震える肩が目に入り。
そしてロー・シェンからの通信(>>450)
対峙していた少女が逃げ出して、追いかけないといけないはずなのに。
どうしてもそれが出来ず。]
――――…くそっ、何やってんだ。
[きつく目を閉じて舌打ちをする。
その頃にはもう幼馴染たる少女の姿はなかった。]
― 陸戦場―
[歯軋りとともに内心にたぎるものは収まらない]
侮蔑だ、最大限のね。
[なんとか言葉にそう出す様子は、本来の心にあるものが何であるかを明確にしており。
仕草のかすかな違和には気付けなかったが]
そうかい……
[返された返答は素直に受け取り、表向きのその話すらも知らない自分はその違いにも気付かない]
[ただひとつ…]
なぜ……
[呼ばれたその名にはすぐに違和を感じた。
迫る馬上のその姿とレイピアは見えていたが、ただそれをみるだけに。
馬首を返し、立ち去る時も姿を追うことはできず]
[ただその背にかけるのは妨害でも悪意でもなく]
君は…本当にファミルか……?
[言葉を投げかけ、返答はあったかどうか、どちらにせよその姿を見送ることになるだろう]
………っ。
ジークのバカ!!!
ジークなんて嫌いだ!!
[ジークから向けられる言葉の刃>>460が痛い。
子供じみた怒りを口にして。
…彼の真意を理解するには、少女はまだ幼すぎた。]
……ん。分かってる。
抵抗なんてしない。
[ローの言葉>>462に頷く。
通信は聞こえていたけれど、やらかした本人が通信を行うのはおかしな気がして。]
― 陸戦場:上空 ―
……そう、か。それは、何よりだ。
[>>453護りたい場所。
それは、自分に取っては、かつて少年と出会ったあの空。
しかし。護ると言えぬ今の立場に、また一つ。少年との差異を噛みしめて。
……>>454キリが無い。
引き延ばすように声を掛けた所で、何もキリは無い。
ただ、その言葉に一瞬、視線を下げて。]
[暫くその場で動けずにいたが、なんとか通信を返し。
キアラが去っていった方をじっと見つめる。
過去を知っている人、その言葉の意味を素直に受け取るのなら。
キアラは自分を忘れたのではなく、自分と共に過ごした記憶ごと忘れているという事だろうか。]
――――…。
[だからと言って、何が変わるというのだろう。
むしろ有難い事ではないか、感傷に訴えかけられて油断を誘われる心配はないのだから。]
――――……私としても。
部隊長が戦果無し、は、恰好が付かないのでな。
……来やれ、閃影。
暁紅の名の元、受けて立つ!
[>>455咆哮に、口元を吊り上げる。
横薙ぎの一撃は、短剣とレイピアとで受け流しを狙うが。
……受け流しで揺れた上体。
首元の鎖は揺れて、飾りの水晶翼もまた、空を舞う*]
……俺は、
[敵は敵だ、割り切れようとも割り切れずとも。
武器を向けて屠るべき相手。
そしてもう一つ胸に巣食う想い。
護るべき相手、護るべき約束が脳裏を掠めた。]
―――…アリーセ。
[護るべき相手の為に幼馴染である少女をこの手にかけよう。
そう決意すると共に、全てをアリーセへと被せてしまう罪悪感に表情は暗く沈む。]
ならばいい。
[素直な返答>>468にこれ以上無駄か。と槍を収める]
ああ、それとジークは捕虜として連れ帰る。めんどくさいからお前がエリザにのっけて連れていけ。
[殺す気もなかったが、興も冷めた。
それと、彼女がジークを最後に連れていけば、彼女の罪も軽くなるだろう。そういう思いもあったが口にはしない]
[表情は暗く、気持ちも沈んではいるがここは戦場だ。
河の方から氷竜軍の別部隊が攻めて来ている様子を知らせねばならないだろう。
通信具を手に取りその様子を伝える。
しかし騎竜師を逃がした事は伝える事が出来なかった**]
……ん。
エリザ、ジークを背中に乗せてくれる?
[言葉少なにローの言葉>>473に頷く。
エリザはただ静かに、少女とジークを見つめて。
少女の意を汲むようにそ、と背に乗せるためにその場にしゃがみこむ。
…彼がエリザの背に乗ってくれるかはわからないが。]
[後はどれぐらいウェルシュが会話をするのか。戦況をみながらしていたところで、コンラートからの通信が入る。]
…河からな。了解。備えさせておく。それが済んだら引いて手伝ってくれるとありがたい。
[しかし他の面はジークを撃破したことにより浮足だった兵を容赦なく叩き、追い立てることで、しばらく立て直しがきかないだろうと予測する。とはいえいつまでもそうとは限らない。河にだけ兵を向ければ、今度はそちらから側面をつかれる。
要するに全部に応対できるだけの兵がいない。だからこそ助力を頼み、傭兵に指示をだす。
その配置転換が…ジークムントをいち早く助けに来ようとしているもの>>459の突破をするのを容易にするか]
― 戦場 ―
[ 嫌いという言葉に>>468彼は僅かに目を伏せ、そのままゆらりと地面に倒れ込む。既に目を開ける力も残らず。
けれど最初にウェルシュがかけた治癒術のおかげで、血だけは止まっていた ]
― 陸戦場・上空 ―
なんで、こんな時にっ。
よりによってこんな所で!
[発作的な逃亡だったけれど、風竜は追って来なかった。>>464
霧の中に逃げ込んで距離を稼ぎ、下からも弓や槍が届いてこない高さまで来ると、トルメンタは旋回しながらその場に留まった]
少しだけ。もう少しだけ時間をちょうだい。
ちゃんと、細氷の騎竜師に、戻るから。
お願いだから少しだけ……。
[両手で顔を覆ってガタガタと震える。
敵前逃亡してきたことも、今更のように後悔はしているが。すぐに舞い戻ることは出来そうになく。
氷竜は困ったように、乗り手が落ち着くのを待っていた。**]
……え?
[風に揺れるその形──水晶の片翼は、見慣れたもの]
なん、で……!?
[戸惑い帯びた声が零れ落ち。
その瞬間、動きが止まった。*]
………あ。
ジーク!?
[地面へと倒れ込んだ幼馴染>>477に、少女は慌て。
非力な少女なりに頑張って幼馴染を、
もう一人の幼馴染であるエリザの背に乗せた*]
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